孤独の発明

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孤独の発明の評価:

4.33/5点 レビュー 21件。 A ランク

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平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 1〜20 1/2ページ
No.32
(4pt)

ありがとうございます

綺麗に包まれて送られてきました。
ありがとうございます
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.31
(4pt)

ありがとうございます

綺麗に包まれて送られてきました。
ありがとうございます
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.30
(5pt)

「前」「後」「左」「右」から一人の人生を立体的に見て再構成できる?

本書『孤独の発明』の冒頭には、白黒写真があります。
五人の紳士が円座して見つめ合っているように見えます。

実は、一人の男を五方向から撮影し、一枚の写真に合成したもの、とのこと。
この写真は一種の「発明」です。

一人の人間を四つの別方向から見つめる、なんてことは?
自分の後ろ姿なんて、鏡を使っても見ることはできません。
見えない人間です。

横顔(プロファイル)だって、難しい。
右側から見る横顔と左側から見る横顔では、
同じようでいて、まったく正反対にも見えます。

右側にはあっても、左側の横顔にはまったく無かったりする傷などもありそうです。

一人の人間の人生を、「前後左右」という四つの側面から表現し、
一冊の本にまとめる、というのは アイデアとしては可能です。
しかし、それで、一人の人生を立体的に再構成できるものでしょうか?

前方向からだけは、鏡の自画像のように見ることはできそうです。
しかし、後ろから、左から、右から切り取って見るのは、 無理では・・・
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.29
(5pt)

「前」「後」「左」「右」から一人の人生を立体的に見て再構成できる?

本書『孤独の発明』の冒頭には、白黒写真があります。
五人の紳士が円座して見つめ合っているように見えます。

実は、一人の男を五方向から撮影し、一枚の写真に合成したもの、とのこと。
この写真は一種の「発明」です。

一人の人間を四つの別方向から見つめる、なんてことは?
自分の後ろ姿なんて、鏡を使っても見ることはできません。
見えない人間です。

横顔(プロファイル)だって、難しい。
右側から見る横顔と左側から見る横顔では、
同じようでいて、まったく正反対にも見えます。

右側にはあっても、左側の横顔にはまったく無かったりする傷などもありそうです。

一人の人間の人生を、「前後左右」という四つの側面から表現し、
一冊の本にまとめる、というのは アイデアとしては可能です。
しかし、それで、一人の人生を立体的に再構成できるものでしょうか?

前方向からだけは、鏡の自画像のように見ることはできそうです。
しかし、後ろから、左から、右から切り取って見るのは、 無理では・・・
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.28
(4pt)

孤独を生きる

ここに描かれる父親は自ら望んで孤独に浸り、それを当然のこととして生き、そして生涯を終えた。お見事です。
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.27
(4pt)

孤独を生きる

ここに描かれる父親は自ら望んで孤独に浸り、それを当然のこととして生き、そして生涯を終えた。お見事です。
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.26
(5pt)

オースターのベスト作

オースターの作品の中でも、何度も読み返してしまう大好きな作品。
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.25
(5pt)

オースターのベスト作

オースターの作品の中でも、何度も読み返してしまう大好きな作品。
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.24
(5pt)

記憶の中の存在

一瞬一瞬人は存在し次の瞬間その出来事は記憶の中での出来事に代わる。父、祖父の死とその記憶。言葉に残すことで生き続ける。自分の体験した記憶。それらを言葉でつづる言葉の力。自分の死と自分を記憶してくれる子供の存在。読語こんなことを考えてました。
 自分の記憶を言葉で書き記しておきたい感じにとらわれたような、その行為を哲学的に考察しているような本かなあと感じました。
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.23
(5pt)

記憶の中の存在

一瞬一瞬人は存在し次の瞬間その出来事は記憶の中での出来事に代わる。父、祖父の死とその記憶。言葉に残すことで生き続ける。自分の体験した記憶。それらを言葉でつづる言葉の力。自分の死と自分を記憶してくれる子供の存在。読語こんなことを考えてました。
 自分の記憶を言葉で書き記しておきたい感じにとらわれたような、その行為を哲学的に考察しているような本かなあと感じました。
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.22
(5pt)

無感情、無感覚な人間

著者は亡父の無感情さ、無感覚さを次々に発見して戸惑い続ける。
 こういう、感覚や感情のない人間というのは、実際に少なくない。
 たとえばA・カミュ「異邦人」の主人公ムルソーが、まさしくそうであった。
 そして、実をいうと若い頃の自分もこうであったから、自分はこの本の著者であるP・オースターにとても感謝している。よくぞこのタイプの人間をわかりやすく描写してくれたと。
 ちなみに今の自分は幸いにしてそうではないので、この小説を読むことは若かった頃の自分を弔う感覚があり、それで、かけがえのない小説に出会ったという思いがとても強い。
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.21
(5pt)

無感情、無感覚な人間

著者は亡父の無感情さ、無感覚さを次々に発見して戸惑い続ける。
 こういう、感覚や感情のない人間というのは、実際に少なくない。
 たとえばA・カミュ「異邦人」の主人公ムルソーが、まさしくそうであった。
 そして、実をいうと若い頃の自分もこうであったから、自分はこの本の著者であるP・オースターにとても感謝している。よくぞこのタイプの人間をわかりやすく描写してくれたと。
 ちなみに今の自分は幸いにしてそうではないので、この小説を読むことは若かった頃の自分を弔う感覚があり、それで、かけがえのない小説に出会ったという思いがとても強い。
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.20
(5pt)

書く事に意味はなく、言葉にも真理はない

第一話の『見えない人間の肖像』では見えない父への渇望。本当の父親が見えなくて自分が見えるはずもない。父の遺産を調べるうち、父の過去が次々と明らかになる。オースター自身もまた自分が何者であるかに目覚めていく。父子愛とはこれほどまでに崇高なのか。殆ど自伝そのままに思えなくもないが、オースターは"自伝ではなく、僕自身をモデルにした事故の成り立ち方について探った作品"とある。彼にとって、父が見えない肖像であると同時に、父の父も見えない人間だったのだ。見えない父親を見て育った二人の男。その父の死をきっかけに父の生を垣間見ることが出来たのだ。そして、再びその肖像に幕を下ろす。しかし、誰であれ、誰かについて何かを言おうとする事の虚しさだけが残るのだ。
 第二話の『記憶の書』は、今度は全く見えない物語、見えない人間の物語。主人公のAは『記憶の書』という本を書いてる。自分の頭の中に浮かんでくる様々な思いに基づく記憶について。Aは世界から引き籠る事で無数の世界の声を豊かに受信する。他人の精神を知ろうとして、他人の精神の中に潜り込み、その中に潜む孤独を探り出す。それこそが孤独の発明という事になろうか。
 あらすじとしては、1979年クリスマスイブのNY。主人公Aは旧約聖書のヨナとピノキオが類似してるのに気付き、思索を始める。彼は過去、パリやアムステルダム、ロンドンを旅行したのを思い出す。様々な事象を思い出し、言葉、記憶、虚無、死について、オースター自身の見解が述べられてる。
 特に、"書く事には意味はないし、言葉は真理ではない。それは我々が世界において存在するその在り方である。言葉のお遊びは単に心の働きを調べる事、心が見た世界の一部を映し出すに過ぎない。同様に、世界もまた無限に錯綜した結び付きの網の総体に他ならない"との彼の言葉はこの作品の全てを物語ってる。
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.19
(5pt)

書く事に意味はなく、言葉にも真理はない

第一話の『見えない人間の肖像』では見えない父への渇望。本当の父親が見えなくて自分が見えるはずもない。父の遺産を調べるうち、父の過去が次々と明らかになる。オースター自身もまた自分が何者であるかに目覚めていく。父子愛とはこれほどまでに崇高なのか。殆ど自伝そのままに思えなくもないが、オースターは"自伝ではなく、僕自身をモデルにした事故の成り立ち方について探った作品"とある。彼にとって、父が見えない肖像であると同時に、父の父も見えない人間だったのだ。見えない父親を見て育った二人の男。その父の死をきっかけに父の生を垣間見ることが出来たのだ。そして、再びその肖像に幕を下ろす。しかし、誰であれ、誰かについて何かを言おうとする事の虚しさだけが残るのだ。
 第二話の『記憶の書』は、今度は全く見えない物語、見えない人間の物語。主人公のAは『記憶の書』という本を書いてる。自分の頭の中に浮かんでくる様々な思いに基づく記憶について。Aは世界から引き籠る事で無数の世界の声を豊かに受信する。他人の精神を知ろうとして、他人の精神の中に潜り込み、その中に潜む孤独を探り出す。それこそが孤独の発明という事になろうか。
 あらすじとしては、1979年クリスマスイブのNY。主人公Aは旧約聖書のヨナとピノキオが類似してるのに気付き、思索を始める。彼は過去、パリやアムステルダム、ロンドンを旅行したのを思い出す。様々な事象を思い出し、言葉、記憶、虚無、死について、オースター自身の見解が述べられてる。
 特に、"書く事には意味はないし、言葉は真理ではない。それは我々が世界において存在するその在り方である。言葉のお遊びは単に心の働きを調べる事、心が見た世界の一部を映し出すに過ぎない。同様に、世界もまた無限に錯綜した結び付きの網の総体に他ならない"との彼の言葉はこの作品の全てを物語ってる。
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.18
(4pt)

人生とは

人間の孤独と繋がりを浮き彫りにした作品でした。国や状況下は違っても誰にも当てはまる部分がこの作品には一行は出てきます。少し気分が暗くなってしまうのが、いいような悪いような
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.17
(4pt)

人生とは

人間の孤独と繋がりを浮き彫りにした作品でした。国や状況下は違っても誰にも当てはまる部分がこの作品には一行は出てきます。少し気分が暗くなってしまうのが、いいような悪いような
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.16
(5pt)

「孤独の発明」というタイトルの意味

この小説は2部構成からなりますが、前半は特に圧巻の出来栄えと言っていいかと思います。
オースターの父親の生涯が、彼の遺品を整理する中でオースター本人によって明らかにされていくといった話です。
なんといいますか読者を鷲掴みにして離さない凄まじいまでの心理描写を伴いながら、オースターは、父親が「発明した孤独」を徐々に発見していくのです。より正確には「発明しててしまった、されてしまった孤独」でしょうか。
ページをめくる手が止まらなくなり、読後は何ともいえない気持ちになる一冊ですが、ご一読をお勧めします。
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.15
(5pt)

「孤独の発明」というタイトルの意味

この小説は2部構成からなりますが、前半は特に圧巻の出来栄えと言っていいかと思います。
オースターの父親の生涯が、彼の遺品を整理する中でオースター本人によって明らかにされていくといった話です。
なんといいますか読者を鷲掴みにして離さない凄まじいまでの心理描写を伴いながら、オースターは、父親が「発明した孤独」を徐々に発見していくのです。より正確には「発明しててしまった、されてしまった孤独」でしょうか。
ページをめくる手が止まらなくなり、読後は何ともいえない気持ちになる一冊ですが、ご一読をお勧めします。
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X
No.14
(5pt)

腹の中から

『孤独の発明』です。
アメリカのポストモダン作家ポール・オースターのデビュー作ということになると思います。
小説、ではなく、自伝というか回想録っぽいものです。どこか散文詩っぽい感傷もあるように思うのですが、それは題材が亡くなった父親を回顧するものだからというのもあるのでしょう。小説と呼んで良いとも思えず後半だけなら評論か哲学っぽくもあり、どうともジャンル分けできそうにない作品ですが、読み応えはありました。
大きく分けて、父への想いを綴った前半と、『記憶の書』と題した後半部分の思索っぽいパートに分けられると思います。
とにかく一つ一つの文章が、どうしてもじっくり熟読玩味してしまうような含みを持っていて、噛めば噛むほどにせつないほどの痛みと悲しさが滲みでてくるような感じです。

後半の、ピノキオに関する考察が個人的には興味深かったです。
巨大な魚に飲み込まれて腹の中で、という部分が旧約聖書のヨナと類似していることから始まり、コローディの原作とディズニー映画版ピノキオを比較して、モンストロの腹から脱出するために知恵だけでなく知恵と勇気を試されている、などと分析しているところは興味深かったです。
タイトルが孤独の発明というくらいですから、作品全体を通じて常に孤独というテーマを貫いていたようですが、私の読解力ではそこまで深くは理解できなかったようにも思います。
上っ面をなぞっただけかもしれませんが、興味深く読めたので★5です。
孤独の発明 Amazon書評・レビュー: 孤独の発明より
410521702X
No.13
(5pt)

腹の中から

『孤独の発明』です。
アメリカのポストモダン作家ポール・オースターのデビュー作ということになると思います。
小説、ではなく、自伝というか回想録っぽいものです。どこか散文詩っぽい感傷もあるように思うのですが、それは題材が亡くなった父親を回顧するものだからというのもあるのでしょう。小説と呼んで良いとも思えず後半だけなら評論か哲学っぽくもあり、どうともジャンル分けできそうにない作品ですが、読み応えはありました。
大きく分けて、父への想いを綴った前半と、『記憶の書』と題した後半部分の思索っぽいパートに分けられると思います。
とにかく一つ一つの文章が、どうしてもじっくり熟読玩味してしまうような含みを持っていて、噛めば噛むほどにせつないほどの痛みと悲しさが滲みでてくるような感じです。

後半の、ピノキオに関する考察が個人的には興味深かったです。
巨大な魚に飲み込まれて腹の中で、という部分が旧約聖書のヨナと類似していることから始まり、コローディの原作とディズニー映画版ピノキオを比較して、モンストロの腹から脱出するために知恵だけでなく知恵と勇気を試されている、などと分析しているところは興味深かったです。
タイトルが孤独の発明というくらいですから、作品全体を通じて常に孤独というテーマを貫いていたようですが、私の読解力ではそこまで深くは理解できなかったようにも思います。
上っ面をなぞっただけかもしれませんが、興味深く読めたので★5です。
孤独の発明 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤独の発明 (新潮文庫)より
410245103X