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米中開戦



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【この小説が収録されている参考書籍】
米中開戦1 (新潮文庫)
米中開戦2 (新潮文庫)

米中開戦の評価: 4.05/5点 レビュー 42件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

逆転。

アメリカ大統領の個人的な諜報機関たる「ザ・キャンパス」は、中国側の「センター」という諜報機関と暗闘している。
一方、アメリカ軍の無人偵察機がハックされる事件が発生。
どうやら中国の関与が予測されるのだが、それは「センター」という、中国共産党とは一見するところ無関係の諜報機関がおこなっていることなので、中国は公的には「無関係だよーん」と言い逃れできる。
しかし、「センター」は、中国の意を汲んだ組織で、中国のために働く組織。ただし、香港ギャングなどを隠れ蓑にしているため、私的な犯罪者集団としか見られていない。
「センター」の走狗となってアメリカの無人偵察機をハックした査殊海というハッカーが、CIAの工作員ヤオの網にかかる。しかし、ヤオはCIAのネットワークがハッキングされており、ザルであることをよく知っているため、一人で捜査している。
そのヤオとコンタクトを取ったザ・キャンパス。ヤオとの共同戦線をはることに。
一方で、中国は軍を動かし、フィリピンのスカボロー礁に戦闘部隊を上陸させる…。
というような流れですね。

なんか、かなりざっくりしているし、全般的にアバウトといいますか、
「えぇ~?」みたいな感じの雑さがあるような気がしないでもないのですが、
スピード感だけはあるので、さらっと読めて、面白いですね。

また、ザ・キャンパスにもハッキングが仕掛けられてて、結構、味方が危機になったりしていまして、なかなか面白いですね。
米中開戦2 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:米中開戦2 (新潮文庫)より
4102472541
No.1:
(3pt)

開戦前。

「レッドオクトーバーを追え」のトム・クランシーさんの本です。ただ、表紙を見ると、トム・クランシーの下に、マーク・グリーニーと書かれているので、合作のようですね。訳者は田村源二さんです。

なんか、シリーズ物のようですが、そこいらへんは、よくわかりません。ただ、独立した話としても楽しめるのでは、と思いました。

アメリカ大統領ライアンの息子の、ライアンジュニアが、「ザ・キャンパス」という、表向きは投資会社、しかし裏では諜報や暗殺などの工作機関に所属していて、
父親のライアンを支えている。
そんなザ・キャンパスが、どうやら中国の諜報機関に監視されていて、しばらく雌伏の時。
そんな中で、中国ではクーデターで、軍が中国主席を操り人形としていて、ひそかに対米戦の準備をすすめる。
その対米戦のために、アメリカの主要なところに、コンピューターウイルスを潜入させんと、ロシアで左遷されたスパイを救い出し、司令をだす。
一方で、ライアンジュニアは、FBIの捜査官(美女)と恋仲になっている。
しかし、その美人捜査官ダレン・リプトンは、FBIから、ザ・キャンパスの実態を探るべく送り込まれたスパイだった…。

というような感じで、「開戦前」の話ですな。
とりあえず、パソコンの話といいますか、ウイルスの話がでているのですが、そんなに簡単にウイルスになんか感染するんかいな、とか、
ちょっと疑問なしとはしないのですが、話が次から次へと展開していきますので、飽きることはありません。
次が楽しみですね。
米中開戦1 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:米中開戦1 (新潮文庫)より
4102472533

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