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優しい死神の飼い方
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優しい死神の飼い方の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 41~60 3/4ページ
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死神があの世に魂を案内しやすいように現世に犬として現れる! とは言え普通には会話できないから、夢を通して魂に語りかけてこの世の未練を探っていく。色んな人生があり、悔いがある。悔いを解決できるのはやはり人ならざる者の力なのか、でも死神とは言え犬の体で出来ることは限られ… あとは読んで確かめてください。 | ||||
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こころ温まる「崩れる脳を抱きしめて」を読んでから、知念さんの本にはまってます。 「死神」という黒のローブをまとい草刈鎌を持ったダークなイメージの装い。 まるで中世から引き続き、時が流れつつも感じる。 「ごおるでんれとりばあ」の犬となって世に登場し問題解決に奮闘する。 とっても天然です。 「死神」の特徴や「犬」の仕草を臨場感たっぷりに描いていて、コミカル。 ホスピスを舞台としてミステリーが展開していく。 とはいっても、爽やかな、清涼とした、純真なこころのなかをさまよっている感じがする。 この世でもっとも大切なものを求め、一日一日の貴重な時間を充足させる。 ひとのきもちをよく理解し、同じ目線で寄り添っていくことの大切さを大いに感じる。 | ||||
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始終、死神さん目線で語られ独特な感じはありますが わたしには読みやすかったです。一気に読みました。 何気に大切かもと感じる言葉がさらっと書いてあり 納得したり考えさせられたり、個人的には素敵な作品でした。 | ||||
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優しい作品ですね。内容は面白かったです。ほろっとなったり、ハラハラしたり。 | ||||
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『ごおるでんれとりばあ』の姿を借り、地上のホスピスに派遣された死神のレオ。 戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため奔走するレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた―。 事件解決に頑張るレオが可愛い、ほっこり優しくて泣けるミステリー。 三人それぞれの患者の未練を解決する内に、明らかになる真実。ストーリー展開が非常に良くできている。 終盤のレオの言葉に、自分もこれからは未練が生まれないような生き方をしたいと強く感じた。 | ||||
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知念さんの作品をいくつか手に取って読んできました。どのシリーズも素晴らしい作品ですが、これがNo1です。辻村深月さんのツナグを思い出しました。 | ||||
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感動以外の言葉が出ない泣 小説でここまで感動したのは初めてでした! | ||||
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犬の姿を借りて地上に派遣された死神が、死に直面する患者の未練を解決して地縛霊化することを食い止めていく死生観をめぐる物語。 最初はただ任務をこなすだけで人間の感情にまるで興味がなかったレオが、菜穂や死を目前とした患者に触れることによって少しずつ感情を理解し、共感していく展開は心が温かくなった。 自らの使命を全うしていく中で大切な何かを選択しなければいけない場面でレオが選んだ行動は、自らを犠牲にしてでも大切な人に恩を返すというもので、胸が熱くなった。 犬の姿をしたレオが熱く語る言葉も心に響いた。以下に私が好きな言葉を抜粋。 「人間は死ぬまでにこの世になにかを遺そうとする。ある者は子孫を遺す。ある者は想いを遺す。ある者は自らの名を遺す。そして、ある者は金を貯め込むことに執着し、なにも遺すことなく、死とともに全てを失う。なにかを遺そうとする行動、それこそが人間がこの世に存在する意義で、その過程で魂は磨かれ、美しく輝きだす」 「死を意識せず、ただ漫然と与えられた時間を消費し続けてきた者たちは、終わりが近づいてきたとき、自分の人生が有限だったことに初めて気付き、無為に過ごしてきた自らの人生を激しく後悔し、そこに未練が生まれる。ただ、そのことに気付くのに遅いということはない。いくら死の間際になっても、人間は自らの存在意義を知り、残されたわずかな命を輝かせることができる」 | ||||
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未練や恨みなどを残したまま死ぬと地縛霊となってしまう。そんな患者たちをを死ぬ前に救わなければならないお話。 主人公の「死神」の考えや発言は面白い口調で作中に書かれており、それが話をスムーズに進めています。内容も面白いながら文章も分かりやすいので、結構すらすら読めます。ほのぼのする場面やハラハラドキドキする場面もあり、ラストの方では涙も出てしまうかも。 死というものについては人それぞれの考えがあって当たり前。だが便利な現代に生きている私たちは命すらコントロールできるもの、と傲慢になってしまっているのではないだろうか。自分の死についても考えさせてくれる作品だと思いました。 | ||||
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本を読んで涙が出たのは久しぶりです(笑) 最期の4行は素晴らしく、印象に残りました。 是非友人達にも薦めたい一冊です。 | ||||
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とても面白く感動する話を聞いです!! この本がもっと人気になって欲しいと 思っています(^o^) 続編も期待どおりでした! | ||||
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読み進めるうちにとても惹きつけられる内容に、中々就寝できません(笑) 期待の作家さん、とてもわかる気がします! | ||||
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リアルな医療現場を表現され、その中で患者一人一人の人生観が描かれており涙無しでは読破できませんでした。 動物の姿をした神という点で少し似ている本が他にもありますが、死について触れている分、先日読んだ「夢をかなえるゾウ」よりも深い感じの本です。 地縛霊を全うな道に沿わせようと死神が奮闘する話ですが、誠実に生きるための理想的な思想のイメージです。実際はやはり欲にかられ、思うように進めず、後悔の連続です。 豊かになりすぎた社会の折り返し地点の今、読むべき本だと思います。重くならないよう、ちょうどいいタイミングで笑いも入ってますので安心して読めます。 いずれ私達もみんな何かしらの患者になる未来が待ってます。その時に後悔をしないようにと願いのこもった本だと思います。 | ||||
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「感情」をテーマに、人間を見下していた死神レオが、菜穂をはじめいろんな人たちと出会うことで人間の素晴しさを知るハートフルストーリーでした。 ストーリーはもちろんですが、個人的には文章とは思えないほど表現力がすごく上手く、「こういう言い回しをしてくるか!」と驚くことがたくさん。特にレオの犬の体ならではの感情表現が面白かったです。 レオが、死神の「規則」とレオが抱く「感情」に葛藤するシーンは感動しました。(T_T) 読み終えたときには心暖かくなる小説です! | ||||
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とっても面白いです。(funnyでしかも感動もあります) 内容も面白いのですが主人公の犬が面白すぎてwwwww いたって真面目なところがとても面白い。 まぁ読んでみてください。 | ||||
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「私は三時間ほど前より犬の肉体に宿り、 この地上に降り立った 高貴な霊的存在である」 ゴールデンリトリバーの姿をした死神が ホスピスに住み、末期がん患者たちと触れあい、 夢の中に入って「未練」をひとつひとつ消していく…。 人の悩みや苦しみはすべて 執着、未練からきている。 それが強いと死を受けいれることも難しく、 安らかに旅立てない。 末期がんでなくても、人はいつ死ぬかわからないのだから こまめに未練を消して、 毎日、すがすがしくすごしたい。 自分の中に「優しい死神」を住まわせようと思った。 | ||||
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読んでいてページをめくる手が止まらず、一気に読んでしまいました。 なんの未練もなくこの世から去っていける人ってどれくらいいるのでしょうか… レオのような死神が本当にいたらいいのに。 続編も続けて読みました! どちらもお勧めです!! | ||||
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凄く良かった。死神レオとウチで飼ってた犬が重なり…。始まりから終わりまでハラハラドキドキしながら?読みました。さいごのシーンが涙がでそうになり本当に心が温まる作品でした。 | ||||
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序盤から最後まで飽きることが無く、流れるように読めた。 話に出てくる登場人物の過去が悲しく自分自身がその場に居て「話を聞いている」様な状態に陥る程、ストーリーが凝っていて面白かった | ||||
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未練を残す、結果自縛霊となる。。 それを解き放つ死神さんを”ごーるでんれとりばー”という優しい子に姿を変えさせた作者のアイデアの素晴らしさ。医療従事者でしか考え付かない視点からのストーリー。読めば読むほど引き込まれる作品です。エピローグでの作者のこの国の”死”に対する想いにも賛同させられました。もっと沢山の人に読んでもらいたいです。 | ||||
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