■スポンサードリンク
光る指先
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
光る指先の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ペリー・メイスン・シリーズの1951年の第37作。看護婦のネリーは、雇い主の実業家から、ある薬を病床の妻に飲ませるよう金で依頼されたが、毒薬に違いない…とメイスンに相談する。メイスンはネリーの話を眉唾だと思うが、念のために彼女が持参した問題の薬を検査に出す。だが、事態は思わぬ方向に展開し…。 メイスン物を読むのは久しぶり。久々に読むと、そのキビキビとした展開に、改めて驚かされる。最近のミステリーには、こんなテンポの良い話はまずないからだ。メイスンは今回、とりわけ危ない橋を渡る。『依頼人のために冒険をおかそうとしないような弁護士や探偵は、ものの役に立たないだろう』というメイスンのセリフが印象的。ブツブツ言いながらも、メイスンを助けて共に危ない橋を渡る、探偵のポール・ドレイクにも拍手。ただし、メイスンが今回用いた手段は、現在では違法である。最近のミステリーが、メイスン物のようにテンポ良く行かない一因には、こうした事情もあるのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!