校庭に、虹は落ちる
評判
校庭に、虹は落ちるの評価:
4.14/5点 レビュー 7件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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校庭に、虹は落ちるの評価:
4.14/5点 レビュー 7件。 B ランク
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昔から赤川次郎はコミカルなものより、ちょっとワントーン落とした作品の方が好きだったので、この作品も手にとったんですが、ちょっと物足りなかったです。
主人公のさつきは学校で起こることを忘れてしまう少女、どうしても走ることができない、そして記憶にも穴がある不思議な子。そして中学時代、教師にひどく傷つけられたことのある少年。この設定はおもしろかったのですが、後半にすすむに従って、なんだかちょっと説教ぽい部分が目についたというか、中学生日記みたいになってしまったというか。物語の筋やカラクリ的な部分も、特に斬新な部分や工夫があったわけじゃなく、あまり引き込まれなかったので、余計にそこが気になってしまったのかもしれません。
あと、さつきと、さつきの恋敵由布、二人の少女の性格描写もいまいち納得いきませんでした。さつきは純情でけなげな子かと思えば、あっさり他に恋人がいる少年を誘惑してしまうし、由布は後半までキツい性格の悪役で描かれてるのに、あっさり最後にはいい娘になっちゃうし。
無理やりすべてをハッピーエンドにしようとしてご都合主義になっちゃった気がします。「本当にそんなんでいいのか?」と思ってしまうラストでした。