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死者におくる入院案内



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死者におくる入院案内の評価: 4.57/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

非常に良いです。

短編集です。非常に良いです。7話収録されています。
以下のとおりです。
「霧の夜の忘れ物」
「スターのゆりかご」
「美しい闇」
「殺人狂団地」
「見知らぬ我が子」
「残された日々」
「明日殺された男」
死者におくる入院案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死者におくる入院案内 (新潮文庫)より
4101327092
No.6:
(4pt)

サクサク読みやすい!

展開のスピードがちょうど良くて読みやすかったです。 最後にどんでん返しがあったりと、とても面白く読ませて頂きました。 1度にいろんな殺人事件を読むと、疑い深い性格になりそうです。 笑
死者におくる入院案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死者におくる入院案内 (新潮文庫)より
4101327092
No.5:
(4pt)

赤川次郎作品初めて読書

赤川次郎は初めて読んで短編集だがおもしろい。次回は長編を読もう 。
死者におくる入院案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死者におくる入院案内 (新潮文庫)より
4101327092
No.4:
(5pt)

赤川作品らしい魅力たっぷりの短編集です。

作品毎に違った診療科をテーマにしているのも面白いし、短編なので、気楽に読める上に、読み応えがあって、とても面白かったです。
死者におくる入院案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死者におくる入院案内 (新潮文庫)より
4101327092
No.3:
(4pt)

心地良い作品です。

赤川さんらしい大変読みやすい作品でした。
短編集ならではの展開の速さが、心地良かったです。
死者におくる入院案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死者におくる入院案内 (新潮文庫)より
4101327092
No.2:
(5pt)

宮部みゆき

登場人物に宮部という男性がいる。
それだからではないだろうが、解説が宮部みゆき。

赤川次郎の小説の鍵が「孤独」とのこと。
なるほど、透明感のある登場人物は、孤独な人間には受け入れやすい。
さすが作家の視点はするどいと思いました。

本編は、どたばた喜劇(殺人などがあるとしても)として楽しめる。
あかちゃんのおしっこで爆弾が爆発しないというのは、いかにもわざとらしいが、それも喜劇だから愛嬌なのだろう。
死者におくる入院案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死者におくる入院案内 (新潮文庫)より
4101327092
No.1:
(5pt)

奇妙な総合病院へようこそ

軽快で読みやすい文体と読者を驚かせる意外性が特に傑出しており、加えて物語の着想アイデアも秀逸であると解説では述べられています。
総合病院を想わす各科の表題にも技法の卓抜さが見られることを高く評価しています。「<外科>霧の夜の忘れ物」『霧の夜などというものは、ロンドンにこそふさわしいのであって、この郊外の近代的な高層マンション群には全く似つかわしくない衣装であった。
それでもTPOにお構いなく、気象条件さえ整えば当然霧は発生するのである。』
この最初の文章から、霧の立ち込めた夜の団地という情景が読者を誘い込みます。団地に突然現れた<切り裂きジャック>の不可解な目的から目が離せません。「<小児科>スターのゆりかご」
ほんの小さなきっかけからやっと五歳になる娘がスターになり、生活が一変してしまったサラリーマンのやりきれない日常を描きます。
スターの周囲とは大変なもののようです。「<眼科>美しい闇」この本の中で私が最もおもしろいと思った作品です。
殺人事件の目撃者は目が見えない少女でした。優秀な若い医師によって長い間失われた光を得た少女は、三人の容疑者と会って見ることになります。
読者を飽きさせない展開の物語です。切ない印象のラストに惹かれました。「<精神科>殺人狂団地」新たに開発された団地に次々と住人が入居してきます。引っ越しを祝う会で住人の一人がふと感じた違和感は、後に大きな脅威となります。
この人怪しいと読者は気づくが住人たちは全く気づいていないという、テレビのサスペンスドラマを見ているような気にさせられる物語です。「<産婦人科>見知らぬ我が子」単調で平和な生活を送る作家のもとへ見知らぬ女が子どもを連れて静かに押しかけて来ます。『あなたの子どもです』と。あまりにありふれた作り話を続ける女に興味を誘われ、作家は女の嘘に付き合います。
そして気弱でお人好しな作家は、女に奇妙な憐れみを覚えます。
個人的には最も嫌いな作品です。「<放射線科>残された日々」あと三ヶ月の命と宣告されている少女が、残された時間を好きなように使いたいと旅に出ます。少女は海辺の町で中年の男と知り合い、同行することになります。男は変わってしまった自分にいや気がさし、変わらないもの、昔の通りのものを見たくなってこの町に来たのでした。
海だけはずっと同じで変わらなかったのです。静かな温かさが漂う物語です。「<法医学教室>明日殺された男」
法医学の権威の教授へ珍しい死体がやって来ます。
『死体は語る』とか比喩的に言うことはありますが、実際に口をきき、自分自身の検死を依頼されるのは教授も初めてでした。
足はついていて、幽霊ではありませんでした。
出だしから意表をつく作品です。
死者におくる入院案内 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:死者におくる入院案内 (新潮文庫)より
4101327092

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