(短編集)

春、バーニーズで

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春、バーニーズでの評価:

3.91/5点 レビュー 34件。 C ランク

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平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

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全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(3pt)

日常生活のあやうさを描く

東京郊外の妻の実家で日常生活を送るサラリーマンを主人公とした連作短編。
 吉田修一は日常のスケッチが上手い。通勤風景ひとつを取っても、売店でスポーツ紙を買う若い女、口元から矯正器の覗く女子高生、下品な花柄の大きなバッグを抱えたおばさん...と、存在はしているのにこれまでの文学が見過ごしている風俗を活写している。
 この小説は日常生活、自分という存在、他者との関係、そういったもののあやうさを描いている。場所を聞いていたわけじゃなくても駐輪場ですぐに妻の自転車を見つけられたり、唇の動きだけでお互いの言いたい事が伝わったり、少なくとも主人公夫婦はそういう関係にある。それでも、この主人公は、会社に車で向かう途中で、“衝動的に”ハンドルを左に切り、日常からの逃避行を図るのだ。そして、行き先として、高校の修学旅行で時計を置き忘れた日光東照宮を思いつく。それは置き忘れてきた時間、あったかもしれないもう一人の自分の人生に思いを馳せる小旅行だ。
 日常生活の危うさは「狼少年ごっこ」と名づけられた夫婦の遊びにも象徴されている。お互いに嘘を付き合って、衝撃的な嘘を言ったほうが勝ち、という他愛の無い遊びだが、絶対に嘘に限るというルールなのに、主人公は「昔、オカマと同棲していた」と事実を語る。妻は「昔、オジサンに体を売ったことがある」と話す...みんな嘘のような過去を抱えながら、今は今の関係の中で生きているのだろう。
 この連作短編は吉田修一のエッセンスは感じられるが、この作品から入ることはあまりお勧めできない。他の作品で吉田修一の魅力を感じてから、この作品を手に取ったほうがより味わえる、そんな小品である。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.9
(3pt)

30代、40代のひとに共感か?読みやすい恋愛小説。

若い頃には、確実な道が安楽な道に見えることがある。しかし若くなくなると、
その安楽な道に必死に引き返そうとしている自分に気づく。

なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.8
(3pt)

30代、40代のひとに共感か?読みやすい恋愛小説。

若い頃には、確実な道が安楽な道に見えることがある。しかし若くなくなると、
その安楽な道に必死に引き返そうとしている自分に気づく。

なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.7
(3pt)

30代、40代のひとに共感か?読みやすい恋愛小説。

若い頃には、確実な道が安楽な道に見えることがある。しかし若くなくなると、
その安楽な道に必死に引き返そうとしている自分に気づく。

なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.6
(3pt)

かる〜く読めちゃう

小説にも、主食 副食 橋休め デザート ジャンクフード

と、色々タイプがありますが、

これは、ワインにあう軽食といった感じ。

短編集で、気軽に読めます。

ほんと、お風呂上りにお酒を飲みながら、ゆっくりかる〜く

読むのにお勧め。後読感も悪くない感じ。

20代後半〜30代にお勧めの一冊です。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.5
(3pt)

かる〜く読めちゃう

小説にも、主食 副食 橋休め デザート ジャンクフード

と、色々タイプがありますが、

これは、ワインにあう軽食といった感じ。

短編集で、気軽に読めます。

ほんと、お風呂上りにお酒を飲みながら、ゆっくりかる〜く

読むのにお勧め。後読感も悪くない感じ。

20代後半〜30代にお勧めの一冊です。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.4
(3pt)

かる〜く読めちゃう

小説にも、主食 副食 橋休め デザート ジャンクフード

と、色々タイプがありますが、

これは、ワインにあう軽食といった感じ。

短編集で、気軽に読めます。

ほんと、お風呂上りにお酒を飲みながら、ゆっくりかる〜く

読むのにお勧め。後読感も悪くない感じ。

20代後半〜30代にお勧めの一冊です。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042
No.3
(3pt)

日常生活のあやうさを描く

東京郊外の妻の実家で日常生活を送るサラリーマンを主人公とした連作短編。
 吉田修一は日常のスケッチが上手い。通勤風景ひとつを取っても、売店でスポーツ紙を買う若い女、口元から矯正器の覗く女子高生、下品な花柄の大きなバッグを抱えたおばさん...と、存在はしているのにこれまでの文学が見過ごしている風俗を活写している。
 この小説は日常生活、自分という存在、他者との関係、そういったもののあやうさを描いている。場所を聞いていたわけじゃなくても駐輪場ですぐに妻の自転車を見つけられたり、唇の動きだけでお互いの言いたい事が伝わったり、少なくとも主人公夫婦はそういう関係にある。それでも、この主人公は、会社に車で向かう途中で、“衝動的に”ハンドルを左に切り、日常からの逃避行を図るのだ。そして、行き先として、高校の修学旅行で時計を置き忘れた日光東照宮を思いつく。それは置き忘れてきた時間、あったかもしれないもう一人の自分の人生に思いを馳せる小旅行だ。
 日常生活の危うさは「狼少年ごっこ」と名づけられた夫婦の遊びにも象徴されている。お互いに嘘を付き合って、衝撃的な嘘を言ったほうが勝ち、という他愛の無い遊びだが、絶対に嘘に限るというルールなのに、主人公は「昔、オカマと同棲していた」と事実を語る。妻は「昔、オジサンに体を売ったことがある」と話す...みんな嘘のような過去を抱えながら、今は今の関係の中で生きているのだろう。
 この連作短編は吉田修一のエッセンスは感じられるが、この作品から入ることはあまりお勧めできない。他の作品で吉田修一の魅力を感じてから、この作品を手に取ったほうがより味わえる、そんな小品である。
春、バーニーズで Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズでより
4163234802
No.2
(3pt)

日常生活のあやうさを描く

東京郊外の妻の実家で日常生活を送るサラリーマンを主人公とした連作短編。
 吉田修一は日常のスケッチが上手い。通勤風景ひとつを取っても、売店でスポーツ紙を買う若い女、口元から矯正器の覗く女子高生、下品な花柄の大きなバッグを抱えたおばさん...と、存在はしているのにこれまでの文学が見過ごしている風俗を活写している。
 この小説は日常生活、自分という存在、他者との関係、そういったもののあやうさを描いている。場所を聞いていたわけじゃなくても駐輪場ですぐに妻の自転車を見つけられたり、唇の動きだけでお互いの言いたい事が伝わったり、少なくとも主人公夫婦はそういう関係にある。それでも、この主人公は、会社に車で向かう途中で、“衝動的に”ハンドルを左に切り、日常からの逃避行を図るのだ。そして、行き先として、高校の修学旅行で時計を置き忘れた日光東照宮を思いつく。それは置き忘れてきた時間、あったかもしれないもう一人の自分の人生に思いを馳せる小旅行だ。
 日常生活の危うさは「狼少年ごっこ」と名づけられた夫婦の遊びにも象徴されている。お互いに嘘を付き合って、衝撃的な嘘を言ったほうが勝ち、という他愛の無い遊びだが、絶対に嘘に限るというルールなのに、主人公は「昔、オカマと同棲していた」と事実を語る。妻は「昔、オジサンに体を売ったことがある」と話す...みんな嘘のような過去を抱えながら、今は今の関係の中で生きているのだろう。
 この連作短編は吉田修一のエッセンスは感じられるが、この作品から入ることはあまりお勧めできない。他の作品で吉田修一の魅力を感じてから、この作品を手に取ったほうがより味わえる、そんな小品である。
春、バーニーズで: 2 (最後の息子) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで: 2 (最後の息子)より
B009DEDGZU
No.1
(3pt)

日常生活のあやうさを描く

東京郊外の妻の実家で日常生活を送るサラリーマンを主人公とした連作短編。
 吉田修一は日常のスケッチが上手い。通勤風景ひとつを取っても、売店でスポーツ紙を買う若い女、口元から矯正器の覗く女子高生、下品な花柄の大きなバッグを抱えたおばさん...と、存在はしているのにこれまでの文学が見過ごしている風俗を活写している。
 この小説は日常生活、自分という存在、他者との関係、そういったもののあやうさを描いている。場所を聞いていたわけじゃなくても駐輪場ですぐに妻の自転車を見つけられたり、唇の動きだけでお互いの言いたい事が伝わったり、少なくとも主人公夫婦はそういう関係にある。それでも、この主人公は、会社に車で向かう途中で、“衝動的に”ハンドルを左に切り、日常からの逃避行を図るのだ。そして、行き先として、高校の修学旅行で時計を置き忘れた日光東照宮を思いつく。それは置き忘れてきた時間、あったかもしれないもう一人の自分の人生に思いを馳せる小旅行だ。
 日常生活の危うさは「狼少年ごっこ」と名づけられた夫婦の遊びにも象徴されている。お互いに嘘を付き合って、衝撃的な嘘を言ったほうが勝ち、という他愛の無い遊びだが、絶対に嘘に限るというルールなのに、主人公は「昔、オカマと同棲していた」と事実を語る。妻は「昔、オジサンに体を売ったことがある」と話す...みんな嘘のような過去を抱えながら、今は今の関係の中で生きているのだろう。
 この連作短編は吉田修一のエッセンスは感じられるが、この作品から入ることはあまりお勧めできない。他の作品で吉田修一の魅力を感じてから、この作品を手に取ったほうがより味わえる、そんな小品である。
春、バーニーズで (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 春、バーニーズで (文春文庫)より
4167665042