きみはポラリス
評判
きみはポラリスの評価:
3.33/5点 レビュー 67件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 81〜100 5/7ページ
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きみはポラリスの評価:
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
内容は真面目な恋愛短編小説群で筆者の年齢(1976年生まれで現在36歳)相応の話になっている。しかも不倫であるとか殺人事件の加害者であるとか秘密を持った男女の主人公たちの話である。あまり従来の三浦作品にあったようなコミカルなテイストは殆どなく、心を紡ぐような内容になってる。
しかし、うんともすんともなかった。
何故なのだろうと色々と考えてみたけれど、つまり1つは格闘する者に○やまほろ駅前多田便利軒で感じたような「トゲのある日常だけどどこかほろっと笑って泣けるような」テイストを期待し裏切られた事なんだろう。
もう1つは30代の女性が持つアクの強さのようなものを感じたのかもしれない。
筆者がそうである以上、そういう思想を持つのは至極当然で、そうやって1作家としてどこかの地点で鬼子を産む動作は必要になる。
しかしながら、と言う事なんだろうか。
高層タワーマンションに住む主婦が不倫をするような、子育てを手伝わないような夫に対しストレスを溜めて、不倫をしてる夫へのあてつけに夫の後輩と不倫をする、
それってとても自由だし願望だし、事実そうなのかもしれないけれど。
職業を持った女性がどこかペットじみている定職の無い恋人との行為に悩んだり楽しんだりして結果、結婚するチャンチャンとか。
だけど
誰だって50代の中年親父が若い女子高生と不倫して変態行為をする願望を直視したくはないように(それが仮に30代の女性の自然な感情だと置いておいても)やっぱり僕らは直視したくないのだろうな、と思う。そういうモヤモヤがあるから共感できなかったのじゃないかと僕は思った。
不倫女性は贖罪の気持ちの消去に、自分の子どもを反映させる。「彼を許そう。私と共に」と言うのは彼女の中では必要な作業なのだと思う。ただそこでアテにされる子どもなり、単なるこの女にとってのホテルランチであるとかタワマンの家賃マシーンとしての旦那を想うととてもじゃないが共感はできないのだ。
とは言っても現実はねぇ・・・なんて態度が飛んでくると「だったら男も現実的に動くんだろうね」なんて冷淡に感じてしまうのだ。それって最悪じゃない?
三浦作品はたいがい好きで、今回もすっごく期待してたせいだろうか。
きっとこれは1読者の思い上がりなのだろうけれど、筆者は主人公とどこか適度な距離感があった方がいい。 置き換えてみればいいんじゃないかな。僕は、50代の中年親父が若い女子高生と不倫して変態行為をする小説を読みたくは無いし、不倫や殺人を正当化する30代女性の小説も読みたくない。