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(短編集)

探偵・日暮旅人の壊れ物



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【この小説が収録されている参考書籍】
探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)

探偵・日暮旅人の壊れ物の評価: 4.40/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

日暮旅人の壊れ物

単行本より文庫本の方が持ち安く、ちょうどいいサイズです。
早く届くので子供も喜んでいます。
探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)より
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No.4:
(4pt)

ちょっと今までとは・・・

今までの5巻とは違ってて、他の人たちとの絡みが少なくさみしい感じはしましたが、
旅人さんの昔がみえて、それはそれで良かったかなと。
ただ肝心な事件のことは今までの巻で出てきているので、順番通りに読んだ方が良いかなと思います。
探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)より
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No.3:
(5pt)

透明感

主人公を取り巻く環境がどんどん暗く、黒くなっています。
しかし、彼の傍にいる陽子先生、雪路君、そして、灯衣ちゃん。

信頼し、信頼される関係が心地よい。
それだけに本作では救われない魂の叫びが哀しく感じられます。

続編に期待しています。
探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)より
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No.2:
(3pt)

6作目

セカンドシーズンの2作目となります。
前巻のラストエピソードに、おそらくセカンドシーズンのキーパーソーンになるであろう人物が登場しましたが、
今回もエピローグで一瞬登場するだけで、今回は旅人の過去にスポットを当てています。
つまり、メインストーリーは何も前進していないという事になります。
よって、前巻同様、読み飛ばしてしまってもセカンドシーズンのメインストーリーを追うという意味では問題ないです。
2冊を使って、だらだらサブエピソードを重ねただけという感じです。
これはこれで面白いんですが、やっぱり本編も着実に進めて欲しいです。
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No.1:
(5pt)

日暮旅人の「これまで」と「これから」

幼き日の誘拐と人体実験、両親の謀殺と過酷な人生を歩み、残された唯一の目的である「復讐」も狙い続けてきた
「刺し違え」に至らないまま一段落を迎えてしまった探偵・日暮旅人の物語・新章が幕を開ける一冊です

自らの五感のうち視覚を除く全ての感覚を奪った人体実験やその核心に在ったドラッグを巡る謀略劇を「中途半端」としか
言いようが無い形で終止符を打たざるを得なかったことで今後の人背の目標を失い「空っぽ」になった旅人の「これまで」と
「これから」をテーマにした物語が描かれています

短編五本で構成されていますが、あとがきで作者が語っている様にこれまでも悪辣な依頼者や復讐に絡む相手に見せていた
「ブラック旅人」とでも言うべき日暮旅人の酷薄で冷徹な部分が強調されていますのでシリーズ序盤の名も無い人々の人生に
込められた想いを巡る心温まる物語を望むファンにはちょっと辛いかもしれません。えぐ味の強い話が主体です
(一本だけ本作のダークさを緩和する様な「ほっこり」系の話も挟まれていますが短いです)

今回の目玉は短編の一本目と五本目で語られる中学生時代の旅人の物語でしょう。日暮旅人という寂しさを湛えた眼と人当たりの優しさ
それと相反する誰をも寄せ付けない深い孤独と冷酷さを併せ持った特異なキャラクターがいかにして生まれたのかが語られます

復讐に必要な「強さ」を失わない為に人の温かさを拒絶して歪みきった中学時代の旅人と正面から向き合おうとした恩師や同級生によって
復讐が中途半端に終わってしまった結果「空っぽ」になり、これからの人生をどう歩めば良いのか分からなくなってしまった旅人が「帰るべき場所」を
「これからの自分が生きて行く場所」を身近な人々の存在に、灯衣や雪路、そして陽子先生の存在に気付かされるまでが描かれます

ダークな話が多いので読んでいると途中で気が滅入る方もいるかもしれませんが、日暮旅人という人間の人生の転機を描いたお話でした

前作である「」の引きで描かれた危ない人物は今回は動きません
しかし今回もエピローグで陽子の周りに不審な人影が登場。旅人と良い関係になりそうな陽子に何か一波乱起きそうです
探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:探偵・日暮旅人の壊れ物 (メディアワークス文庫)より
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