コインロッカー・ベイビーズ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

コインロッカー・ベイビーズの評価:

4.13/5点 レビュー 178件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全235件 41〜60 3/12ページ
No.195
(5pt)

One of my favourite books

A surreal tale with superb storytelling and intriguing character development. Made me crave rice omelettes
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.194
(5pt)

上下巻一気に読みました。

とても面白かったです。この値段で十分楽しめました。また利用したいと思います。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.193
(5pt)

見応えのある作品でした。

当然ながら使用感たっぷりでしたが、この値段で楽しめました。重いテーマでしたが、あっという間に読み終わりました。ありがとうございました。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.192
(5pt)

上下巻一気に読みました。

とても面白かったです。この値段で十分楽しめました。また利用したいと思います。
コインロッカー・ベイビーズ 下 Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ 下より
4061168681
No.191
(5pt)

見応えのある作品でした。

当然ながら使用感たっぷりでしたが、この値段で楽しめました。重いテーマでしたが、あっという間に読み終わりました。ありがとうございました。
コインロッカー・ベイビーズ(上) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上)より
4061168649
No.190
(4pt)

内容は素晴らしいです

説明をよく読まず買ったのですが解説は別の人が良かったです。内容は圧巻です。
コインロッカー・ベイビーズ (1980年) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (1980年)より
B000J83S5W
No.189
(4pt)

内容は素晴らしいです

説明をよく読まず買ったのですが解説は別の人が良かったです。内容は圧巻です。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.188
(5pt)

Five Stars

Brilliant.
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.187
(5pt)

自分が最も欲しいものは何か分かっていない奴は、欲しいものを手に入れることが絶対にできない

村上龍の本をどれか一冊選べと言われたら、やはり本書を選ぶだろう。
 もう何度読み返したか分からない本書、それでも読むたびに本書に込められた密度の高い熱の塊に興奮させられる。
 そんな凝縮された猛烈な熱を持ちつつも、本書における村上龍のネーミング力は非常にクールだ。
 巨大な鰐を飼う「アネモネ」、廃坑の廃墟に住む「ガゼル」、ハシのスタイリスト「ニヴァ」、そして東京を真っ白にする薬「ダチュラ」。 実家で飼っている犬は本書の影響を受けて「ミルク」と名づけた。
 また、村上龍の優しさ(特に、キクとハシを養親として引き取る和代の描かれ方)も感じられる。

 コインロッカーに捨てられた二人の赤児、本書の主人公キクとハシは肉体と病気の関係だ。
 肉体は解決不可能な危機に見舞われたとき病気の中に退避する。
 運動神経抜群で棒高跳びの選手となるキクは言う。
「自分が最も欲しいものは何か分かっていない奴は、欲しいものを手に入れることが絶対にできない」
 そんなキクに廃坑に住むバイク乗りのガゼルは言う。
「破壊の衝動がものを作らせる。壊すのは選ばれた奴だ、お前なんかそうだぞ、キク、権利がある。」
 一方身体が弱くホモセクシャルのハシは、その天才的な歌声を見出され歌手となる。そんなハシは
「一万匹に一匹の割合で人間の顔をした蠅がいるのだそうだ。口を開けて寝ているとその人間蠅は人間の声帯の匂いにつられて口の中に入ってしまうことがある。声帯の肉は人間の体の中で最も甘い味がするらしい。人間蠅を食べてしまうと人間は発狂する。頭の中で蠅がブンブン飛び回るからだ。その人間は蠅の言いなりになってしまう」と聞き、自ら愛するものを殺すしか自身を開放するすべがないと思い込む。 

「東京がキクに呼び掛けている。壊してくれ、すべてを破壊してくれ。町を廃墟に戻せ」
 村上龍は、本書の後「愛と幻想のファシズム」「昭和歌謡大全集」「五分後の世界」「半島を出よ」といった本書に通ずるニュアンスを持った傑作群を発表しますが、それでもやはり作者の気合の入り方というか熱量の高さと疾走感、文学性と物語性の両立といった意味で、本書に勝るものはないと思う。
 村上龍の最高傑作というにとどまらず日本文学の最高傑作といっても過言ではない。
コインロッカー・ベイビーズ (1980年) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (1980年)より
B000J83S5W
No.186
(5pt)

自分が最も欲しいものは何か分かっていない奴は、欲しいものを手に入れることが絶対にできない

村上龍の本をどれか一冊選べと言われたら、やはり本書を選ぶだろう。
 もう何度読み返したか分からない本書、それでも読むたびに本書に込められた密度の高い熱の塊に興奮させられる。
 そんな凝縮された猛烈な熱を持ちつつも、本書における村上龍のネーミング力は非常にクールだ。
 巨大な鰐を飼う「アネモネ」、廃坑の廃墟に住む「ガゼル」、ハシのスタイリスト「ニヴァ」、そして東京を真っ白にする薬「ダチュラ」。 実家で飼っている犬は本書の影響を受けて「ミルク」と名づけた。
 また、村上龍の優しさ(特に、キクとハシを養親として引き取る和代の描かれ方)も感じられる。

 コインロッカーに捨てられた二人の赤児、本書の主人公キクとハシは肉体と病気の関係だ。
 肉体は解決不可能な危機に見舞われたとき病気の中に退避する。
 運動神経抜群で棒高跳びの選手となるキクは言う。
「自分が最も欲しいものは何か分かっていない奴は、欲しいものを手に入れることが絶対にできない」
 そんなキクに廃坑に住むバイク乗りのガゼルは言う。
「破壊の衝動がものを作らせる。壊すのは選ばれた奴だ、お前なんかそうだぞ、キク、権利がある。」
 一方身体が弱くホモセクシャルのハシは、その天才的な歌声を見出され歌手となる。そんなハシは
「一万匹に一匹の割合で人間の顔をした蠅がいるのだそうだ。口を開けて寝ているとその人間蠅は人間の声帯の匂いにつられて口の中に入ってしまうことがある。声帯の肉は人間の体の中で最も甘い味がするらしい。人間蠅を食べてしまうと人間は発狂する。頭の中で蠅がブンブン飛び回るからだ。その人間は蠅の言いなりになってしまう」と聞き、自ら愛するものを殺すしか自身を開放するすべがないと思い込む。 

「東京がキクに呼び掛けている。壊してくれ、すべてを破壊してくれ。町を廃墟に戻せ」
 村上龍は、本書の後「愛と幻想のファシズム」「昭和歌謡大全集」「五分後の世界」「半島を出よ」といった本書に通ずるニュアンスを持った傑作群を発表しますが、それでもやはり作者の気合の入り方というか熱量の高さと疾走感、文学性と物語性の両立といった意味で、本書に勝るものはないと思う。
 村上龍の最高傑作というにとどまらず日本文学の最高傑作といっても過言ではない。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.185
(5pt)

今まで読んだ中で1番熱量を持った小説

青春と暴力、破壊衝動、とテーマはわりと好みだしストーリーも微妙に非現実的で面白い
コインロッカー・ベイビーズ (1980年) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (1980年)より
B000J83S5W
No.184
(5pt)

今まで読んだ中で1番熱量を持った小説

青春と暴力、破壊衝動、とテーマはわりと好みだしストーリーも微妙に非現実的で面白い
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.183
(5pt)

エネルギーの塊のような作品

キクとハシは別々のコインロッカーに閉じ込められ、対照的な発見のされ方をしますが、それがそのままキクとハシの対照性を表しているようです。二人の子供の頃の遊び場は軍艦島を思わせる退廃的な島ですが、それが二人の心に刻まれた原風景となっているようです。

二人が持つ破壊のエネルギーは、記憶はないものの生後間もなくコインロッカーに閉じ込められ捨てられたことによる圧倒的な恐怖と救いがたいほどの欠落感からくる衝動的なものです。精神科医に自閉症と診断された二人はその治療として「音」によって制御できないエネルギーを一時的に閉じ込められますが、年齢が進むにつれ徐々にそのエネルギーが姿を表し、何によって封じ込められていたかを思い出すようになります。しかしそれは二人のエネルギーを閉じ込めていたものであると同時に破壊を促す信号でもあり、意味としては二重の意味があります。
キク、ハシ、アネモネの3人は孤独を抱えて社会を憎んでますが、キクは強靭な肉体性が、ハシは病的なまでに複雑な精神性が前面に出ていて、アネモネにとってキクは自分の夢を具現化してくれる男です。キクとハシはお互いが鏡のような存在なのですが、そのそれぞれの特性が自縄自縛として作用し、自身を極限まで追い詰めていく過程には著者のテンションの高さがうかがえます。
コインロッカーという特殊な場所は、現在自分達を閉じ込めている社会的で常識的な概念そのものと置き換え可能だと思います。この作品における最終的なに東京の風景は、あの二人の原風景と重なることになるのだろうと想像します。
登場する他の人物もそれぞれ社会における何かを象徴していて無駄がなく、小説全体の印象は非常にタイトです。
コインロッカー・ベイビーズ (1980年) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (1980年)より
B000J83S5W
No.182
(5pt)

エネルギーの塊のような作品

キクとハシは別々のコインロッカーに閉じ込められ、対照的な発見のされ方をしますが、それがそのままキクとハシの対照性を表しているようです。二人の子供の頃の遊び場は軍艦島を思わせる退廃的な島ですが、それが二人の心に刻まれた原風景となっているようです。

二人が持つ破壊のエネルギーは、記憶はないものの生後間もなくコインロッカーに閉じ込められ捨てられたことによる圧倒的な恐怖と救いがたいほどの欠落感からくる衝動的なものです。精神科医に自閉症と診断された二人はその治療として「音」によって制御できないエネルギーを一時的に閉じ込められますが、年齢が進むにつれ徐々にそのエネルギーが姿を表し、何によって封じ込められていたかを思い出すようになります。しかしそれは二人のエネルギーを閉じ込めていたものであると同時に破壊を促す信号でもあり、意味としては二重の意味があります。
キク、ハシ、アネモネの3人は孤独を抱えて社会を憎んでますが、キクは強靭な肉体性が、ハシは病的なまでに複雑な精神性が前面に出ていて、アネモネにとってキクは自分の夢を具現化してくれる男です。キクとハシはお互いが鏡のような存在なのですが、そのそれぞれの特性が自縄自縛として作用し、自身を極限まで追い詰めていく過程には著者のテンションの高さがうかがえます。
コインロッカーという特殊な場所は、現在自分達を閉じ込めている社会的で常識的な概念そのものと置き換え可能だと思います。この作品における最終的なに東京の風景は、あの二人の原風景と重なることになるのだろうと想像します。
登場する他の人物もそれぞれ社会における何かを象徴していて無駄がなく、小説全体の印象は非常にタイトです。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.181
(5pt)

Five Stars

Twisted!
コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (JAPAN’S MODERN WRITERS)より
4770023081
No.180
(5pt)

傑作!

鎖をひきちぎれ。村上龍は一見謎めいた身振りでごく単純な真理を叫んでいる。美に架けられた鎖がお前を縛るのだと。その鎖を引きちぎり、荒々しい命を取り戻せと。生命を腐らせる『愛』はただの嘘、幻想。この徹底した偶像破壊が作品に力を入れみなぎらせている。

細部が特に良い。一つ一つの断片がまた素晴らしい。(「気は優しくて人殺し」など笑)

村上龍はエッセイでこの作品と心臓が刻むビートについての深い関わりを述べている。あたまが混乱して死を受け入れたり望むようになったとしても、心臓は諦めずにビートを刻み全身に血を送り込んでくるのだと。だから村上に言わせると、より信頼すべきは頭の判断ではなくて心臓の諦めの悪さなのだ。

ゆえにこの作品では心臓の音が重要なモチーフとなっている。読みながら徐々に、読者は自分固有の心臓の音に気づくようになっていくかもしれない。

生命は心臓をドラムにビートを刻み続けてきた。これは果たして永遠の営みなのか?それとも悠久の時の中の一瞬の光芒でしかないのか?問われているのは、意志だ、心だ。あなたとわたしの意志なのだ(プラスある種の助けや偶然、なんてね)。
コインロッカー・ベイビーズ (1980年) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (1980年)より
B000J83S5W
No.179
(5pt)

傑作!

鎖をひきちぎれ。村上龍は一見謎めいた身振りでごく単純な真理を叫んでいる。美に架けられた鎖がお前を縛るのだと。その鎖を引きちぎり、荒々しい命を取り戻せと。生命を腐らせる『愛』はただの嘘、幻想。この徹底した偶像破壊が作品に力を入れみなぎらせている。

細部が特に良い。一つ一つの断片がまた素晴らしい。(「気は優しくて人殺し」など笑)

村上龍はエッセイでこの作品と心臓が刻むビートについての深い関わりを述べている。あたまが混乱して死を受け入れたり望むようになったとしても、心臓は諦めずにビートを刻み全身に血を送り込んでくるのだと。だから村上に言わせると、より信頼すべきは頭の判断ではなくて心臓の諦めの悪さなのだ。

ゆえにこの作品では心臓の音が重要なモチーフとなっている。読みながら徐々に、読者は自分固有の心臓の音に気づくようになっていくかもしれない。

生命は心臓をドラムにビートを刻み続けてきた。これは果たして永遠の営みなのか?それとも悠久の時の中の一瞬の光芒でしかないのか?問われているのは、意志だ、心だ。あなたとわたしの意志なのだ(プラスある種の助けや偶然、なんてね)。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.178
(5pt)

傑作である

鎖をひきちぎれ。村上龍は一見謎めいた身振りでごく単純な真理を叫んでいる。美に架けられた鎖がお前を縛るのだと。その鎖を引きちぎり、荒々しい命を取り戻せと。生命を腐らせる『愛』はただの嘘、幻想。この徹底した偶像破壊が作品に力を入れみなぎらせている。

細部が特に良い。一つ一つの断片がまた素晴らしい。(「気は優しくて人殺し」など笑)
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.177
(5pt)

すげー面白い!

とにかく面白い!
自分にエネルギーを与えてくれる!!
俺は絶対生きるぞ!!ってなる!
コインロッカー・ベイビーズ (1980年) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ (1980年)より
B000J83S5W
No.176
(5pt)

すげー面白い!

とにかく面白い!
自分にエネルギーを与えてくれる!!
俺は絶対生きるぞ!!ってなる!
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164