友罪

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友罪の評価:

3.99/5点 レビュー 112件。 A ランク

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Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全158件 121〜140 7/8ページ
No.38
(4pt)

読んでよかった

考えさせられる内容で、先が気になり、一気に読んでしまいました。
14歳の時、残酷な殺し方で子どもたちの命を奪って、少年院に入り、ようやく出てきた鈴木。
保護している人たちの手から逃れ、普通の生活をしようとする。

生きる喜びを知らなければ、命を奪われた悲しみもわからない。
だから、鈴木が子どもたちの命を奪った自分の罪の深さを本当に知るためには、
楽しいことをたくさん経験して、生きる喜びを知らなければならない。
だけど、子どもたちの命を奪った鈴木に、人生を楽しむ資格があるのだろうか。

とても難しいテーマですが、鈴木の生い立ちや犯行に至るまでの心理などはいっさい
書かないまま、今の鈴木だけを見せてくれることで、困惑するまわりの人たちの心情がわかりやすく伝わってきました。
登場人物が裏表のない人たちというか、ちょっとステレオタイプというか、
あんまりリアルに伝わってくるものがなかったので、小説の出来としてはどうだろうというところはありますが、
読んでよかったと思いました。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.37
(5pt)

涙が垂れた

許す許さないではなく、ただただ生きていて欲しい。
それだけは紛れもない本心でありたい。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.36
(5pt)

涙が垂れた

許す許さないではなく、ただただ生きていて欲しい。 それだけは紛れもない本心でありたい。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.35
(5pt)

心が揺さぶられる、重い問いを投げかける作品

ステンレス工場で働き始めた益田純一は、同じ日に入社した鈴木秀人という男とあることが
きっかけで親しくなる。鈴木は無口で暗い男だったが、しだいにほかの者たちとも打ち解けて
行く。だが、鈴木には重大な秘密があった。そのことに気づいた益田は・・・。

14年前に益田の郷里で起きた殺人事件。それは、14歳の少年による残虐な事件だった。
「黒蛇神事件」と呼ばれ、いまだに人々の記憶の中にある事件・・・。その犯人が鈴木では
ないのか?もし、犯人だったとしたら、今までどおりに付き合えるのか?鈴木が益田を慕えば
慕うほど、益田は苦悩する。
奪われてしまった命はもとには戻らない。死んでしまった者は生き返ることはない。被害者の
家族にしてみれば、鈴木は一生許すことのできない相手だ。だが、作者は読み手に対し、重い
問いを投げかける。「罪を犯した者は、いつまでもその罪から逃れられないのか?どんなに後悔
しても、どんなにまじめに生きていこうとしても、社会から受け入れられることはないのか?
罪の意識にさいなまれながらひっそりと日の当たらない場所で生きていくしかないのか?」と・・・。
けれど、付き合っている者が残虐な殺人者だったと知ってしまったら、今までと同じ関係を
けていけるだろうか?いつもと同じような顔をして相手と向き合えるだろうか?たぶん、私には
できない。きっと相手から遠ざかってしまうだろう。そうすることがいいとは思えなくても。
相手を傷つけてしまうとわかっていても。
「人と深く接しようと思わなければ、誰も傷つけることはなかった」
この鈴木の言葉が、たまらなく切ない。鈴木のしたことは絶対に許せることではない。けれど・・・。
心が複雑に揺れ動いた。
益田の悲痛な叫びが、鈴木に届くのだろうか?ラストでは思わず涙がこぼれた。鈴木はどんな
ことがあっても生きていかなければならない。それが彼の義務だと思う。
重い内容だけれど、心を強く揺さぶる感動的な作品だった。オススメです。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.34
(5pt)

心が揺さぶられる、重い問いを投げかける作品

ステンレス工場で働き始めた益田純一は、同じ日に入社した鈴木秀人という男とあることが
きっかけで親しくなる。鈴木は無口で暗い男だったが、しだいにほかの者たちとも打ち解けて
行く。だが、鈴木には重大な秘密があった。そのことに気づいた益田は・・・。

14年前に益田の郷里で起きた殺人事件。それは、14歳の少年による残虐な事件だった。
「黒蛇神事件」と呼ばれ、いまだに人々の記憶の中にある事件・・・。その犯人が鈴木では
ないのか?もし、犯人だったとしたら、今までどおりに付き合えるのか?鈴木が益田を慕えば
慕うほど、益田は苦悩する。
奪われてしまった命はもとには戻らない。死んでしまった者は生き返ることはない。被害者の
家族にしてみれば、鈴木は一生許すことのできない相手だ。だが、作者は読み手に対し、重い
問いを投げかける。「罪を犯した者は、いつまでもその罪から逃れられないのか?どんなに後悔
しても、どんなにまじめに生きていこうとしても、社会から受け入れられることはないのか?
罪の意識にさいなまれながらひっそりと日の当たらない場所で生きていくしかないのか?」と・・・。
けれど、付き合っている者が残虐な殺人者だったと知ってしまったら、今までと同じ関係を
けていけるだろうか?いつもと同じような顔をして相手と向き合えるだろうか?たぶん、私には
できない。きっと相手から遠ざかってしまうだろう。そうすることがいいとは思えなくても。
相手を傷つけてしまうとわかっていても。
「人と深く接しようと思わなければ、誰も傷つけることはなかった」
この鈴木の言葉が、たまらなく切ない。鈴木のしたことは絶対に許せることではない。けれど・・・。
心が複雑に揺れ動いた。
益田の悲痛な叫びが、鈴木に届くのだろうか?ラストでは思わず涙がこぼれた。鈴木はどんな
ことがあっても生きていかなければならない。それが彼の義務だと思う。
重い内容だけれど、心を強く揺さぶる感動的な作品だった。オススメです。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.33
(5pt)

登場人物それぞれの罪と罰・・・

主な登場人物は4名。
過去に幼い子供2名を殺害した鈴木秀人(本名は青柳)。
鈴木と同一日に会社に入社した益田純一。
鈴木に異性として惹かれる藤沢美代子。
鈴木の少年院時代の担当精神科医であり、母親代わりの白石弥生。

鈴木は、過去に自分が犯した罪に、現在も苛まれている。
しかし、必死にもがいている。
完全に改善した訳ではないかもしれないが、彼なりに生きようとしている。
自分が殺した被害者に対し、贖罪の意識を持とうとしている。
そんな中で、益田と言う友人の存在は大きなものであった。

益田はジャーナリストを志望している。
そのこともあって、鈴木の正体に気付くこととなる。
彼なりに葛藤はあったが、結果として鈴木のことが週刊誌に出てしまう。

結果、鈴木は姿を消す。
何処かで生きているのか?自殺しているのか?
最後に益田が見せた鈴木への想いとは?

子供を殺した加害者の、その後を描く非常に重いテーマである。
鈴木以外にも、主な登場人物の各々が罪と罰を背負っている。

人はそんなに強くはない。
故に、迷うことがある。間違うこともある。
だから、誰かと一緒に居たいと思うのだろう。
誰かと悩みを共有したいのだと思う。

文章は非常に読みやすく、一気に読んでしまった。
ラストは非常に切ない。
しかし、希望を見出せるものであった。
鈴木と益田の今後が良い意味で気になる・・。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.32
(5pt)

登場人物それぞれの罪と罰・・・

主な登場人物は4名。
過去に幼い子供2名を殺害した鈴木秀人(本名は青柳)。
鈴木と同一日に会社に入社した益田純一。
鈴木に異性として惹かれる藤沢美代子。
鈴木の少年院時代の担当精神科医であり、母親代わりの白石弥生。

鈴木は、過去に自分が犯した罪に、現在も苛まれている。
しかし、必死にもがいている。
完全に改善した訳ではないかもしれないが、彼なりに生きようとしている。
自分が殺した被害者に対し、贖罪の意識を持とうとしている。
そんな中で、益田と言う友人の存在は大きなものであった。

益田はジャーナリストを志望している。
そのこともあって、鈴木の正体に気付くこととなる。
彼なりに葛藤はあったが、結果として鈴木のことが週刊誌に出てしまう。

結果、鈴木は姿を消す。
何処かで生きているのか?自殺しているのか?
最後に益田が見せた鈴木への想いとは?

子供を殺した加害者の、その後を描く非常に重いテーマである。
鈴木以外にも、主な登場人物の各々が罪と罰を背負っている。

人はそんなに強くはない。
故に、迷うことがある。間違うこともある。
だから、誰かと一緒に居たいと思うのだろう。
誰かと悩みを共有したいのだと思う。

文章は非常に読みやすく、一気に読んでしまった。
ラストは非常に切ない。
しかし、希望を見出せるものであった。
鈴木と益田の今後が良い意味で気になる・・。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.31
(4pt)

考えさせられながら読む

重くて答えの出ないテーマを取り上げた作品です。 どんな結末でも正しい回答なんてないし、それには同調も異論もあるかと思います。 それぞれ重い過去を背負った男女3人を中心に周囲の人々を巻き込んでストーリーは読者を引き込みます。 実際に起きた事件をモチーフにその犯人のその後が描かれていますが、深く関われば関わるほどいろいろと考えさせられます。 私にとってはラストは釈然としないものでしたが、テーマからは明るい感じで終わるなんてことはないのですが、これも一つの答えという事でしょう。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.30
(4pt)

考えさせられながら読む

重くて答えの出ないテーマを取り上げた作品です。どんな結末でも正しい回答なんてないし、それには同調も異論もあるかと思います。

それぞれ重い過去を背負った男女3人を中心に周囲の人々を巻き込んでストーリーは読者を引き込みます。

実際に起きた事件をモチーフにその犯人のその後が描かれていますが、深く関われば関わるほどいろいろと考えさせられます。

私にとってはラストは釈然としないものでしたが、テーマからは明るい感じで終わるなんてことはないのですが、これも一つの答えという事でしょう。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.29
(4pt)

うん、まぁあれだね。

読みながら、誰に感情移入をするかだね。
誰に感情移入しても心は痛いけども……。

ちくちくと心を啄まれる本。

読後感は残る。故に読み終えた人と語り合うと面白い。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.28
(5pt)

素晴らしい。

考えさせられました。
私だったらどうするだろう。
犯罪者にはどうやって生きていって欲しいって思うだろう。
どうすることが正しいのか私にはわからない。
じゃ、犯罪を犯した者はどうしたらいいんだろう。
多分、死ぬのが一番楽だと思う。
サポートチームとかって、あれはなんだろう?
読んでいて何より無責任だと思った。
こんな悲しい人生が待っていること、
子供にはわからないんだと思う。
だから、教育として、なぜ犯罪を犯してはいけないかを、
もっともっとしていくべきなのではないかと、
根本的なところに結論を持ってきてしまった。
14歳で背負うには重すぎる罪と罰だと思った。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.27
(4pt)

うん、まぁあれだね。

読みながら、誰に感情移入をするかだね。 誰に感情移入しても心は痛いけども……。 ちくちくと心を啄まれる本。 読後感は残る。 故に読み終えた人と語り合うと面白い。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.26
(5pt)

素晴らしい。

考えさせられました。 私だったらどうするだろう。 犯罪者にはどうやって生きていって欲しいって思うだろう。 どうすることが正しいのか私にはわからない。 じゃ、犯罪を犯した者はどうしたらいいんだろう。 多分、死ぬのが一番楽だと思う。 サポートチームとかって、あれはなんだろう? 読んでいて何より無責任だと思った。 こんな悲しい人生が待っていること、 子供にはわからないんだと思う。 だから、教育として、なぜ犯罪を犯してはいけないかを、 もっともっとしていくべきなのではないかと、 根本的なところに結論を持ってきてしまった。 14歳で背負うには重すぎる罪と罰だと思った。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.25
(4pt)

人は過去に縛られて生きるものなのか

誰だって多かれ少なかれ後悔している過去があるはず。あのときウソをつかなければよかった。あのときノーといえる勇気があれば。本書には、とびきり重い過去をもった人物が4人出てくる。かつて二人の子供を猟奇的に殺した男。いじめに積極的ではないにせよ加わって友人を自殺に追い込んだ男。悪い男にひっかかってAVに出ていた女。そして脇役だけれど、小学生3人を居眠り運転で殺してしまった息子をもつ男。それぞれが過去に悩み、どう生きていけばいいのか苦闘する物語。自分ならどうするかって考えるとなかなか重いテーマだ。個人的には、AVに出ていたなんてどうでもいいことだし、子供を殺した過去があっても問題ないとは思う。何よりも今が大事だから。頭ではそう思えるはず。しかし、他人がそれを非難するとき、耐えられるかどうか。そこが一番の問題だろう。重い過去をもつ友人や彼女を守ってあげられるかどうか。一読の価値がある本です。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.24
(5pt)

夢中で読みました.

こんなにのめりこんだ本は久しぶりです.
とてもおもしろく,かつ,考えさせられました.
最後はどんな終わり方をするんだろうと,心配しながら読みましたが,結末もあっぱれ!
じーんとする心地よい読後感に満足です.
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.23
(4pt)

首切り魔のその後

題材がユニークで、面白かったが、結末に少しひねりがほしかった。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.22
(4pt)

首切り魔のその後

題材がユニークで、面白かったが、結末に少しひねりがほしかった。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934
No.21
(4pt)

人は過去に縛られて生きるものなのか

誰だって多かれ少なかれ後悔している過去があるはず。あのときウソをつかなければよかった。あのときノーといえる勇気があれば。本書には、とびきり重い過去をもった人物が4人出てくる。かつて二人の子供を猟奇的に殺した男。いじめに積極的ではないにせよ加わって友人を自殺に追い込んだ男。悪い男にひっかかってAVに出ていた女。そして脇役だけれど、小学生3人を居眠り運転で殺してしまった息子をもつ男。それぞれが過去に悩み、どう生きていけばいいのか苦闘する物語。自分ならどうするかって考えるとなかなか重いテーマだ。個人的には、AVに出ていたなんてどうでもいいことだし、子供を殺した過去があっても問題ないとは思う。何よりも今が大事だから。頭ではそう思えるはず。しかし、他人がそれを非難するとき、耐えられるかどうか。そこが一番の問題だろう。重い過去をもつ友人や彼女を守ってあげられるかどうか。一読の価値がある本です。
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.20
(5pt)

夢中で読みました.

こんなにのめりこんだ本は久しぶりです. とてもおもしろく,かつ,考えさせられました. 最後はどんな終わり方をするんだろうと,心配しながら読みましたが,結末もあっぱれ! じーんとする心地よい読後感に満足です.
友罪 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 友罪 (集英社文庫)より
4087453790
No.19
(5pt)

昏い「あるある」感

これは現時点での薬丸岳の最高傑作と言って良いと思う。
とはいえ本作は実話世界を背景にしたフィクションとの見方もでき、ミステリ色はあまりない。
ただしその分、もしもの世界で描かれたリアリティ・緊迫感は半端なく、最後まで読者を惹きつけて離さないものがある。

普通ならどう考えてもありえないようなエピソードの数々を嘘臭さを微塵も感じさせず、「こういう感じって確かにあるだろうな」と読者の共感に訴える筆致はさすがとしか言い様がない。

実際に「どこかにいる筈」のあの人物に出会ったとき、どのような想いにかられるのだろうか。
また人として我々はどう対応すべきだろうか。そんなことを含めいろいろ考えさせられた一冊である。
友罪 Amazon書評・レビュー: 友罪より
4087714934