きみの友だち

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評判

きみの友だちの評価:

4.46/5点 レビュー 209件。 S ランク

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平均点4.46pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全422件 341〜360 18/22ページ
No.82
(2pt)

突き放すのも友情

読み始めてすぐに、一人称の視点が複数なのにイラっ…。
各章ごとに小さな波乱があるものの、お話の作為性が高く、なんだか変に安っぽい。

妙に達観した、上から目線的な物言いの主人公格・恵美が常に最適解カードというのも
いやらしいですし。ナニサマですか。あなたは。
そして問題の最終章。結婚・イコール・ハッピーエンドというのも、ちょっと安直に
すぎませんか?
「いろいろあったけど最後は大団円ですよ♪」とか、あざとすぎます…。

学園友情ドラマなどがお好きな層には興味深く読めるのかな。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.81
(4pt)

友だちの本当の意味

小中学校特有の友だち関係が非常によく描かれています。

友だちがある子を嫌いだと言ったら、味方につかなくては自分がハブられる…
誰とでも仲良くしようとすると、八方美人だと言われハブられる…
いい子ぶろうとすると嫌われる…

でも、周りのご機嫌伺いながら過ごす日々にどこか疑問を持つ様々な『友だち』たち。

思春期の頃ってほんとに難しいですよね…。周りに合わせながら生きていかなくちゃいけないし、誰にでもそうゆう時期ってあるはず。そうゆう複雑な心境を乗り越えさせてくれるような小説でもあり、それを乗り越えた人々に懐かしい気持ちを与えるような作品だと思いました。

短編ですが、それぞれの主人公たちは、最後には勢ぞろいします。
『友だち』の意味を考えさせられる作品です
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.80
(5pt)

もっと早く出会いたかった本

誰しも一度は人間関係について悩んだことがあると思う。この小説は、それが当たり前であるとわからせてくれる暖かい物語。僕は小学生の頃は人間関係に何の疑問も持たなかった。当たり前のように好きな友達と長い時間を一緒に過ごし、嫌いな友達とはドロドロの関係(もちろんいじめとかの類いではない)を築いていった。しかし、中学校の頃からやたら相手の反応を伺うようになった。こいつ本当は俺のこと嫌いなんじゃないかな、とか。そして、それを自分特有の悩みだと思っていた。けど、そんなことなかったんだなと今更思い知らされた。僕だって周りからは何の悩みもないように見えていたかもしれない。皆、同じ。少しだけ、人間関係の煩わしさの中に楽しさを見出だすことができるようになった気がする。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.79
(5pt)

中学生の娘に

娘のお誕生日プレゼントに買ってやりました。

何度も何度も、表紙がすりきれるまで読んでいます。

本当に、重松先生は
どうしてこんなにも大人も子供も
心をつかむんだろう。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.78
(4pt)

友だちってなんだろうかと考えさせられる

「恵美」という少女の周りの人々「きみ」が主人公の連絡短編。小学校から中学校時代のものすごく繊細で傷つきやすいあの時代、「友だち」とは自分の世界のうちのどれくらいを占めていただのだろうか。あるときは世界のほとんどだしあるときはゼロかマイナスだった。ちょっとしたことで仲良くなったり険悪になったり不思議だった。
読んだ後、あの時代の友だちの顔を思い返した。ほとんどが没交渉だが、確かにあの時代、ぼくらは友だちだった。読んだ後少し泣いた。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.77
(4pt)

負けてもいいと思える相手だからこそ、負けたくない。

わたしは男なので、ブンとモトのライバル関係がうらやましく思えます。

ちょっとデキすぎなふたりだけど、あるシーンでモトがつぶやく「負けて悔いのないない相手で、こいつなら負けてもいいか、と思える相手―だからこそ、誰よりも負けたくなかった」というフレーズは秀逸。こういうふうに語れる間柄って、いいよね。

ただし、多くの書評にあるように最終章が余計。たびたび登場する「僕」と各章の主人公である「きみ」の関係は、登場人物と作者がコマの中で会話するギャグマンガみたい。せっかくの普遍的な話が、作者の私小説に落ちた気がします。

重松作品全体に言えることですが、子どもの登場人物が大人からの目線で物分り良く書かれているからと思います。そろそろ優等生路線から脱却して、ソーシャルスキルに問題のある人物を描くなどの新境地を拝見したいものです。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.76
(3pt)

分かりやすいけど

内容は皆さんが書いてるので省かせてもらって、自分の感想だけ書きます。

語り手が前面に出てきてる感があって、説教臭さはいなめません。
「こういう風に感じるのが正解」と示されているようで、押し付けがましさがあります。
ある意味で、昔あった道徳の教科書とよく似ています。
色々なエピソードが書かれてますが、煮詰めればどの話も、白と黒・善と悪のように二分化されており、
答えはひとつ、そう、恵美が正しい、ってことになります。

あー、やだやだ、学校の先生みたいな話、まさに「教えてあげよう」てきな態度。
いい話なんだよ、結構面白いんだよ、けど、本当説教臭いの。
想像の余地がないくらい、作者の考え押し付けてくるの。
もう少し、自分の考え後ろに隠したら?

感動しないわけじゃないけど、いちいち鼻について、思わず反抗を覚えた。
もったいないと思う。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.75
(5pt)

「きみの友達」は私の宝物

私は小さい頃引っ越しばっかりしていて、いわゆる「転勤族」でした。
結構内気な子だったので新しい学校にいくたびにびくびくして、あまり周りの人に自分の意見を言えない子になっていました。
でも私が小学生高学年のときにこの本に出会って友達のつくり方を変えました。
自分も恵美ちゃんみたいに親友がほしいと思ったのです。
今では、なんでも話せる親友が2人もいます。
私に親友ができたのはこの本のおかげであると私は思っているのでこの本は私の宝物です。
ぜひ、たくさんの小中学生の子に読んでほしいです。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.74
(3pt)

ネタばらしは良くない

自分が中学生だったころの多感な気持ちを思い出すことができた。
イジメに向かう気持ち、追い抜かれるものの嫉妬と焦り、友達との衝突で感じる遠慮や痛み
人はそういった瑞々しい感情を忘れていくものだと改めて気づかされた。

一方で最終章はまさしく蛇足。
「きみ」と語りかける語り手が誰だったのかここで明らかになるのだが、
小説として一気に破綻したと言わざるをえない。
主人公であるはずの少女が見てない筈の場面まで彼が語れるはずもない。
まさか後日、登場人物にひとりづつ聞いて回ったというのか??
この点は説明がつかないと思う。

また、今まで語られた様々な人物描写はただ自分の結婚相手を
輝かせるためだけの「自慢話」だったのか、と気づいた時に
一気に興ざめしてしまう。
単なる自己満足の延長でないか?と。
そんな不満を拭えないので★3つ。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.73
(5pt)

全ての世代に読んでもらいたい傑作

重松清さんの作品は何冊も読みましたが、私の中での最高傑作が
この「きみの友だち」です。
 
恵美と由香、そして恵美の弟であるブンとモトという4人を軸に、
ある一時、4人と時間を共有した子にもスポットを当てた短編連作です。
 
同じ時期の出来事を主人公を変えて描くことで、「誰もが悩みながら
生きている」という当たり前のことに気付かされます。
また、全編を通して「人と人の繋がりの温かさ」が伝わってきます。
 
「この本は、十代の時に読みたかったな〜」とも思いますが、
いくつになって読んでも共感し、考えさせられ、そして感動する
作品だと思います。また、世代によって得られるものが異なる作品
とも思えるため、数年に一度は読み続けていきたいです。
 
最後に作者による「文庫版のためのあとがき」があり、最終章の
ことが書かれています。
作品同様、この”あとがき”も素晴らしいので、「普段はあとがきは
読まない」という主義の方にも、ぜひ読んでみていただきたいです。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.72
(5pt)

いい年こいて号泣しちゃいました

浪人が決まって卒業までの間に本を読もうと思って、以前から気になっていた本書を手にとったんですが

小説を読んでこんなに感動したのは本当に初めてで、そんな本に出会えて本当に幸せだと思いました

この本には確かに“ともだち”についての答えはどこにも書いてありません

が、読者一人一人の心を揺さぶる何かしらの真実があることもまた確かだと思います

この本に出会えたことは一生の宝物です
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.71
(4pt)

中高生に読んで欲しい1冊です。

短編連作の構成で描かれる長編ものです。主人公(キミ)は1話毎に替わっていくが、長編小説を形づくっています。大変面白い構成で魅了されます。
 ストーリーの大半は、小学から高校までの多感な時期を描いています。主にいじめ、人間関係に主軸が擱かれていますが、近年の学校の様子、子供たちの姿を見ているかのようなリアルさがあります。中高生に読んで欲しい1冊です。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.70
(5pt)

素晴しい作品です。

素晴しい作品でした。
普段小説をあまり読みませんが
作り事でない臨場感がありました。
図書館で読んでいて涙が止まらず
困りました。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.69
(5pt)

とてもとてもとても・・・

よかった。
「みんな」は信じない。その言葉が印象的だった。

もっと早く、自分が中学生だった時、あるいは小学校高学年だったとき、読みたかった、と思った。でも、いくつになって読んでも、重なる想いがあると思った。
読みながら、もっともっとこころのつよい人間になれるよう、励まされている気がした。

電車の中で読んでいるのを後悔するくらい、涙があふれてしかたなかった。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.68
(5pt)

一人でも多くの人に読んで欲しい

個人的にはこれまで読んできた重松作品の中では、一番好きです。

どうしてもいつも自分の事を中心に考えてしまうけれど、自分の周りにいる人も
それぞれ自分の「物語」を生きているんだな、と改めて思いました。

同じ事を感じた人は多かったと思うのですが、どうして由香ちゃんが主人公の話が
ないのだろう、と思ってましたが、最終章でその謎が解けました。

何度でも読み返したい。そう思う本ってそうそう無いですよね。個人的には文句なし
のお勧めです。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.67
(5pt)

泣いてはないけど。

私はどっちかっていうと、この本に出て来るようなタイプの人間でした。丸ごと同意ではないけれど、何となくこんな経験あるな〜と思いながら読みました。他の本もそうだけど重松さんは、友達関係の"微妙"な所を表現するのがすごく上手い。
この本に出て来る子供達は、現実の子供達の感情にも一番近いのではないでしょうか。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.66
(3pt)

繊細な感情の描写は実に巧み

家族モノを書かせたら右に出る作家は少ない「達人」による
ティーンエイジャーを主人公とした連作長編。
あの時期特有の、繊細な感情/気分の描写は実に巧み。

しかし作者が作品に介入して、小説世界の向こうから
読者に語りかける形式を採るのだとしたら
もう少しテクニックを効かせる必要があるのでは?
語り手の独白が、実にありきたりで薄い。

人間関係の描き方が、読んで痛いと感じるほど
リアルで、切実で、だからこそ語り手の部分だけが残念。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.65
(5pt)

いろいろなカタチすべてに共感

恵美ちゃんと歳の離れた弟ブンのふたりを取り巻くさまざまな人間関係を、
時間と視点を変えて綴られた作品。

いろいろな「友だち」のかたちが描かれていますが、
どのかたちも「正解」として描かれているわけではありません。
でも、どの子の想いも《それ、わかる!!》***って共感できます。
それだけ自分自身を取り巻いてきた「友だち」環境にもいろんなスタイルがあって、
うち自身も限りなくこの登場人物たちに近い体験をしてきていているんやろうなぁ***

今、「友だち」というカテゴリーは決してひとつではないってこと、 理解できます。
でも、「友だちって・・・?」と思い悩むことは、
もう【オトナ】になったにも関わらず、あります。

「いなくなっても一生忘れない友達が1人いればいい。」
恵美ちゃんのこの言葉がとっても印象に残りました。
思春期にこの本と出会っていたら、
私の中の「友だち」という概念が変わっていたかな!?
もう少しラクに過ごせたかな!?

ほんのわずかな時間だけでも、
うちは誰かの「もこもこ雲」みたいな存在であれたことがあるのかな!?
読後に思わず考えてしまいました。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.64
(4pt)

失ったものの後に

「きみの友だち」というタイトルに惹かれて読みました。
「きみが」でも「きみは」でもなく。
姉弟をとりまく人間模様がオムニバスで描かれている。
人は何かを失ったときに、はじめて惨めな「たった一人の自分」に向き合ったときに、本当に大切なものはなにかを見つけられるのだろうか。
普段の人間関係が滞りなく円滑であり、苦しいことが一つもない、浅い友情は楽ではあるが、深くはない。「いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい」そういいきって、それを貫いた恵美にはダイヤモンドを研ぎ澄ましたなににも代えがたい友情が育まれている。
「友だち」っていいなあ。
いろんな思いがあって、いいんだよ。当たり前なんだよ。
重松さんの温かい目線に包まれて読後感がさわやかな作品だ。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223
No.63
(5pt)

自分や友達を大切にしようと感じさせる本

この本は図書室で借りて読んだのですが、買っていつでも読めるようにしたくなるくらい良い本でした。
この本にでてくる少年少女たちは、沢山悩みながらも、自分の中にあるよくわからない感情と向き合いながら、成長していきます。そんな登場人物の姿を見てると、全然違うタイプの人であっても親近感が湧いて、一緒に悩みを解決していく気持ちになり、自分の悩みもマイナスからプラスな考え方に変わってきました。
あたりまえにいる友達の大切さにも気づかされ、これからはもっと感謝の気持ちを持って接しようと、気持ちをあらたにさせられました。
きみの友だち (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223