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いつもの朝に



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いつもの朝にの評価: 4.12/5点 レビュー 34件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 1~20 1/2ページ
12>>
No.34:
(4pt)

終わり方が秀逸

とても読みやすい文章を書かれる作家さん。
内容は良くても何となく文体か肌に合わないというか言い回しがすんなり入ってこないと読み進む気が失せてしまうのですが、そういう点では非常にストレスが少なかったです。
上巻の終わり方が秀逸。絶対に先を読みたくなること間違い無しです。淡々と進んでいくのですが、日常の違和感や静かな不気味さを孕むストーリーを書くのが抜群に上手い方だと思います。
いつもの朝に (上) (いつもの朝に) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:いつもの朝に (上) (いつもの朝に) (集英社文庫)より
408746413X
No.33:
(5pt)

涙がとまりませんでした

長編ですが一気読み。
涙が止まらず・・・感動しました。
個人的に大好きです。
いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)より
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No.32:
(5pt)

最後はラブラブでよかったです。著者の作品の中でもトップレベルの最高傑作と言っていい出来でした。

最後はラブラブでよかったです。著者の作品の中でもトップレベルの最高傑作と言っていい出来でした。あまり書くとネタバレになるので止めますが良い作品です。
いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)より
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No.31:
(3pt)

家族の物語

白いテーブルクロスに赤いトマトソース。 なんでもないのに怖い絵を心に浮かべて読み進めます。 下巻へ。
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No.30:
(3pt)

母は強いです

複雑な過去の事件が明らかになって、ちょっとどんでん返しは見えてしまいつつも、母の愛情はやはりじんときました。
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No.29:
(4pt)

後日談は余計

一頁二段で400pにもなる長編ですが、サクサク読めました。
読むのは決して速くない私ですが、半日もかからず読めてしまったくらいです。

このお話はホラー性はほぼ皆無です。
容姿端麗で頭も良くてスポーツも出来て、性格もよくみんなから好かれている兄、
ニキビ顔でチビで勉強もスポーツもパッとせず、兄といつも比較されてイジた性格になった弟。

そんな対照的な兄弟であるが、兄はいつも弟を思い、弟は兄を慕い
前半は、美しい兄弟愛がしばし展開される。

しかし、二人の出生の秘密が明らかになるにつれて、
そんな兄弟関係が醜く壊れていく。
人間の嫌な部分があらわになっていく様は若干怖くもありホラー・・・・かなとはおもう。

先の展開は容易に予測ができて、ストーリーに意外性はありませんでした。

最後のほうで母が語る初恋の人との思い出に涙するシーンはうるっと来ました。
彼女が彼を引き受けた本当の理由が理解できた気がしました。

ここで終わってくれれば、私的にはとても爽やな結末で良かったのですが。

その後に続く、二十年後という後日談は物凄く必要ありませんでした。
子供が、どんな職業について誰と結婚してなんて・・・いらないです。
子供の将来や恋の結末が分かってしまうのは、読後の余韻が削がれる感じで、自分的には余計な情報でした。
いつもの朝にAmazon書評・レビュー:いつもの朝により
4087753565
No.28:
(1pt)

ミステリーとしても人間劇としても稚拙

話の筋立てがやけにドラマチックで、著者の求める話の流れを無理矢理作ろうとするあまり、唐突で強引な展開が多い。駄目な主人公が覚醒して、闇堕ちした優等生を救うなんて、ただでさえ出来の悪いアニメのプロットみたいな話なのに、それを自然に見せるだけの描写ができていない。
いくら大人びた子供という設定だとしても、とても子供には似つかわしくない語彙や発想が子供のセリフとして発せられ、著者の言葉を登場人物の子供達が無理矢理語らされている印象をところどころ与える。とにかく作りが雑で、基本的に第三者視点で語られる小説でありながら、時に必然性もなく登場人物による一人称の語りが混ぜ込まれる。
著者の自己満足で書き上げた「美談」風味の低俗な小説という感じです。
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4087464148
No.27:
(5pt)

著者渾身の感動巨編完結

今邑氏の最後の長編作品となったいつもの朝にの後半編。
前半が謎を解明するミステリー趣向を取り入れて引き付けたが、この後半は主人公が兄に転換し、兄弟の絆と愛憎が描きこまれている。ミステリー的趣向がなくなっても全くダレることなく物語は進行する。
最終章直前までは、まあよく出来た作品だなという印象であったが、上巻の序章と対応させた最終章の処理は実に見事であり、この作品を非常に印象深い作品に昇華させている。ラストの一行がこの壮大な物語を実にうまく表現しており、読後感は感動と言うしかない。
惜しくも著者の遺作となってしまったが、もしかすると著者は執筆時に本作が最後となることを意識していたのかもしれない。最終章の展開は著者とシンクロするものが多い。
これ以前の長編は最後でバッドエンディングになるものが多かったが、本作は以前の今邑作品にはなかったある種のハッピーエンドに挑みながら紛れもなく今邑作品のイメージに忠実である。
一番知名度のあるルームメイトなどとは全く毛色の異なる非ミステリー作品であるが、著者を語る上で外すことはできない傑作である。最高傑作と評しても良いだろう。
本作での新たな側面の開花に成功しながらその後の急逝により新たな作品が読めなくなったのは非常に残念である。
いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)より
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No.26:
(5pt)

今邑氏の最後の長編力作前篇

もともと単行本では1冊で出た作品を文庫化にあたり、分冊化されている。今邑氏の作品では最長ボリュームの作品だが、ページにあまり文が詰まっていないため、それほど時間はかからずに読み切ることができる。
惜しくも今邑氏の最後の長編となってしまったが、長い活動休止を経ての復活第1作である。
90年代の本格ミステリー趣向はなく、90年代後半から2000年代前半に書かれたホラーの蛇神を継承したような、主人公の出生の謎を巡る因縁が描かれている。
今邑氏の作品と言えば日本古来の伝承がモチーフになるのが定番であったが、本作はその要素が全くなく、聖書をモチーフにしており、長い活動休止後の作風の変化が顕著である。
次々と謎を小出しにしながら繊細な情景描写で相変わらず読者をグイグイ引き込む今邑作品の魅力が堪能できる。
この前篇では弟をメインに話が進行していき、最後で鮮やかな転換があり、そこで後半に続くとなる。
後半もすぐ手に取らざるを得ないのは確実である。
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408746413X
No.25:
(5pt)

著者の最高傑作

著者の最高傑作どころか今まで読んだすべての本の中でも上位に入るほど面白い本でした。長い作品ですが、一気に読んでしまいました。
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No.24:
(5pt)

読み応えあり!!

分厚い小説でしたが、大変面白く、一気に読んでしまいました。ストーリーの展開が早く、次々ページをめくりたい衝動に駆られます。
いつもの朝にAmazon書評・レビュー:いつもの朝により
4087753565
No.23:
(3pt)

読みやすさは

すらすらすらーと読めてしまう小説でした。
でも・・・うーん、ラストにもっと大きなものを期待しながら読んでしまったので、ちょっとラストには・・・・って感じです。
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No.22:
(1pt)

長すぎる

殺人犯の息子を引き取り育てる、それも自分の両親、姉を・・動機もあまりに無理がありすぎ、氷点に似せてるんだろうけど説得力なし。下巻は大したどんでん返しもないし、ここまでだらだら話を引っ張る意味がない。
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No.21:
(5pt)

おもしろい!

読みやすく、一気に読み終わりました。
人と人とのつながりに、ジンとして、電車の中なのに思わず涙を溢してしまった作品です。途中どうなってしまうのかハラハラしましたが、本当に良い作品です。
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4087464148
No.20:
(4pt)

一気!

一気に読んじゃいました!特に廃墟に入ってからの2人のやりとりからノンストップです★ずっと涙と鼻水が止まらなくて顔がくちゃくちゃでした。最近、出産したばかりだったので、憎むべき相手の未熟児を見た時のお母さんの気持ちがすごくよく分かったし、最期を看取った時のお母さんの腕の中にいる幸せそうな顔と情景が目に浮かびました。ほんとにいい話です!
この作者さんの話はよく読ませて頂きますが、こういう結末は珍しい気がします。
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No.19:
(5pt)

人との繋がりを感じれる、暖かい作品

全てにおいて完璧な兄「桐人」と、何をやっても駄目な弟「優太」。誰からも好かれ、キリストの様に皆に慕われていた桐人は、もしかしたら殺人者の血を引く者かもしれない…。もしかしたら自分は、今まで育ててくれた親にとって、仇となる男の息子なのかもしれない…。これまで常に人の上に立ってきた桐人は全てを知り、絶望し、生きる希望を失う。これまで幾度も兄に助けられた優太は、今度は自分が兄を助ける番だと奮闘する。血の繋がりだけではない、兄弟の強い絆が感動を呼ぶ作品。
 
 人は完璧よりも、弱い部分があっていい。程々が良いな。と、はじめに思いました。完璧になろうとしたら、疲れちゃうし、いったん綻びが出るとそこから全てが駄目になる気がします。自分にとって大切な事に、全力を出せればいいんだと思いました。桐人は最後に母親にも弱い自分を出せて、甘えることが出来るようになって良かったです。優太も大人になる頃には背も伸びて、ニキビも消えて、千夏ちゃんと結ばれて本当に良かったです。
 人と人は、一緒に時間を過ごして、会話をして、喧嘩をして、笑って、そういう日常を一緒に過ごす事で、何よりも強い絆で繋がれるんだなと思いました。私自信の家庭環境は、信頼できる両親がいて、何かあると話を聞いてくれる兄弟がいて、とても恵まれていて、幸せなことなんだと、改めて感じれる作品でした。周りの人との繋がりを大切にしたいです。
 沙羅が描いた作品を見てみたいな。

いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:いつもの朝に (下) (いつもの朝に) (集英社文庫)より
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No.18:
(4pt)

続きが気になる

容姿も勉強もスポーツの何でも完璧な兄「桐人」と、容姿も勉強もスポーツの何でも駄目な弟「優太」。正反対ながらも、面倒見の良い優しい兄と、兄にコンプレックスを持ちながらも、そんな兄が自慢の弟は仲が良かった。しかしこの二人の関係が、ある1枚の手紙がきっかけで、おかしくなって行くというストーリー。
 
 この作品を読んだとき、登場人物がとても身近にいそうな人物像で、物語にすっと入っていけました。お母さんの沙羅はとても「お母さん」を感じる人で、子供を大人と対等に見ていて、素敵な人だなと感じました。桐人は、完璧すぎてちょっと胡散臭いな、とういうのが最初の感想でした。優太は、だらしない子でちょっと困るなと思うところも沢山あるけれど、芯のある性格もチラホラ見えているので、根は優しい男らしい子なんだろうなと思いました。幼馴染の千夏ちゃんとも、お互い好きなんだろうけど、素直になれなくていつも喧嘩をしてしまうところも可愛かったです。何より二人ともお母さんが大好きというのがすごく伝わってきます。素敵なことです。
 上巻を読んで一番考えたのは、私が川嶋優のあのノートを呼んでしまったらどう思うかでした。自分は殺人者の子供かもしれない。自分を今まで育ててくれた両親は本当の親ではないかもしれない。それだけでなく、自分は両親にとっては仇の男の子供かもしれない。私だったら、親に全て話して、全て教えてほしいと思いました。でも知ったときの衝撃は大きいだろうと思います。中学生はとてもアンバランスな年頃でもあるし。
 これから桐人と優太がどのように真実に近づいていくのか、とても気になります。
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408746413X
No.17:
(2pt)

読者を信用してください

面白かったですよ
でも、説明が長すぎて・・止めようかと・・・
そんなに詳しく書き込まなくても、読んでたら分かりますって。

半分の量でいいのでは?
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408746413X
No.16:
(5pt)

良かった!

初めて中古本を注文したのですが、こんなに良い本だとは期待してませんでした。中古専門の本屋に行くより良いと思いました。
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4087464148
No.15:
(5pt)

ごめんなさい!

まず初めに謝ります。この作者の本を読むのは2冊目でこの前に読んだ「ルームメート」のレビューでかなりの酷評をしました。この作者は自分の中でハズレだなと。☆1つと。しかし!この作品を読んで考えを改めてました。作者さん、作者のファンの皆様、すみませんでした…
素晴らしい!面白かったです。ミステリーの形式でありながら、親子愛、兄弟愛がしっかりと書かれていて、読み応えがあり、感動しました。
この作品を読んで僕が感じた一つが「人間の可能性」ということ。どんな人間にも良い部分があり悪い部分がある。そこに自分自身が気が付いてどう生きていくか、そんなメッセージを受け取りました。読後感も良く、明日からも上を向いて生きていこうと思える本です。今の日本の状況だからこそ多くの人に読んでほしい一冊です。
いつもの朝にAmazon書評・レビュー:いつもの朝により
4087753565

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