■スポンサードリンク
死神の追跡者
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
死神の追跡者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
対象年齢は小学校中学年程度と思われます。 同著者の「怖い話」シリーズよりも対象年齢が低めに感じられました。 話の展開が非常に早く、分かりやすいので、子供でも抵抗なく読めると思います。 少年と博士が殺人事件の犯人を探す、という内容ですが、 次々手掛かりが出てきて犯人まで一直線のような感じです。 最後まで読んで思ったのは、良くも悪くも子供向けだな、ということです。 そこを「子供が読後感が悪くなくていい」と思うか、「ご都合主義で甘い」と思うかは、 人それぞれだと思いますが。 私は、自分が子供の時に読んだらもっと楽しめたと思いますが、 大人が読むには少々きついかなと思いました。 しかし元々子供向けに書かれているので、それが本書の欠点というわけではありません。 ストーリーは面白いですし、歴史がかった物語が好きな人にはお勧めです。 ただ、訳がイマイチで、読んでいて何度も溜息をつきたくなりました。 例えば、18世紀初頭を舞台にした物語なのに、 「ものすごく」「しょぼい」のような現代的でくだけた表現が多数出てきます。 「非常に」「安物の」で良いと思うのですが。 また「ペイントを施した」のようなカタカナ表現がやけに目に付きます。 現代を舞台にした小説なら構わないのですが、時代に合っていないように思われました。 さらに、ミスター誰々、ミセス誰々、ドクター誰々という表現には閉口するしかありませんでした。 特に呼びかけに「ミスター誰々」なんて表現を使うとは。 誰々さん、誰々夫人、誰々先生または医師、で充分です。 訳者はやたらカタカナ表現が好きなようですが、訳が作品から浮いています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!