オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【ホセ・カルロス・ソモサ】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
イデアの洞窟の評価:
3.43/5点 レビュー 7件。 E ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.43pt
絞込み:
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
中途半端:メタ小説の失敗例
期待はずれ('Д`lli)ゞ
古代ギリシャを舞台にした、「アポロンの世界vsディオニソスの世界」という対決構図をベースとした本筋の方も、対立構図が明確なため割と容易に展開の予想が付いたのもいただけない。古代哲学をネタにして読者の知的興味を喚起するには、余りにもベース・モチーフになるこの対立構図が当たり前というか、邦訳者(風間賢二)の指摘するとおり「高校の教科書」的な浅い知識なのだ。もうちょっと衒学的な面白さがあれば読み心地も違っただろう。(本筋に絡む肝心の「五つの知の要素」を巡るプラトンの説が全然有機的にストーリーに絡んでないので、最後のオチのインパクトがとても弱くなってしまっている。)
邦訳者の後書きもメタ小説の試みに乗っかった悪ノリで、情報としては興味深いのにあんまり面白くなかった。でも、この後書きで紹介されたほかの注釈小説はいつか読んでみようと思います。