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非合法員
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非合法員の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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船戸節ではあるのだが、どうもこう、いわゆる、船戸作品の基本的な構成である、社会には認めらない存在、行為であっても自分の中での正義を徹して死んでいくという、そういう節回しが最後の最後でなんでそうなんねん!と突っ込みたくなるような終わり方だったので、少し評価を下げます。 決して悪くは無いですが、優先度は低い。 | ||||
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中古本は、あれば、いつも期待道理の本をおくってくれるんですが、今回は、少し日焼あけがありました。 | ||||
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わたしはハードボイルド系で筆力も世界観もしっかりしている作家が現れたら、記憶にだけ留めおいて十五年から二十年ぐらはその期待の新人は一切読まないようにしている。そしてその作家の著作が相当量蓄積し衰弱の兆しが現れた頃、年代順に一気に夜を日に継いで読み通すのである。疲れるがこれほど興奮することはない。 最近これをやったのが船戸与一氏である。氏は期待通りにわたくしをめちゃくちゃズタズタにしてくれた。感謝したい。 「非合法員」は氏の処女作であり、すでにこの時点で独自性を獲得しており、かつコンパクトのそれらを凝縮させていて見事である。 だがこの読み方は賭けでもある。隆慶一郎氏のように途中で死んでしまう場合もあるし、案外と甘っちょろい人間観が次第に露呈する作家もいる。ひとつの判断基準は顔写真である。口髭をはやして短髪、薄笑いを浮かべて写真を撮られる作家ならまずだいじょうぶである。すなわち船戸氏のような外見が大切なのである。 | ||||
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