月の影 影の海 十二国記

評判

月の影 影の海 十二国記の評価:

4.57/5点 レビュー 221件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全604件 101〜120 6/31ページ
No.504
(5pt)

王になる

少女が王になった。いろいろな王がいるがこの王の物語は応援した。
十二国記のスタート。この世界観好きな人は他もおすすめ。
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240531
No.503
(5pt)

王になる

少女が王になった。いろいろな王がいるがこの王の物語は応援した。
十二国記のスタート。この世界観好きな人は他もおすすめ。
月の影 影の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) (講談社文庫)より
4062647745
No.502
(5pt)

王になる

少女が王になった。いろいろな王がいるがこの王の物語は応援した。
十二国記のスタート。この世界観好きな人は他もおすすめ。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.501
(5pt)

これが陽子にとっての物語のはじまり……

どうしてこんなに十二国記に魅せられたのかと考えてみた。
私は、やはりこの分かりやすい世界観、そして陽子という主人公にとても感情移入しやすいところだと思う。
やはり、この「月の影 影の海」が柱となって十二国記シリーズを支えている。

下巻ではテンポよく物語の展開が進んでいく、ちょっと展開が早すぎはしないかいとは思いもした。
それと感じたのが少し難しい漢字の単語が多いかなと辞書を引いても分からん。(ニュアンスでなんとはなくわかるが)

しかし、それらを差し引いても満点です!!
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240531
No.500
(5pt)

これが陽子にとっての物語のはじまり……

どうしてこんなに十二国記に魅せられたのかと考えてみた。
私は、やはりこの分かりやすい世界観、そして陽子という主人公にとても感情移入しやすいところだと思う。
やはり、この「月の影 影の海」が柱となって十二国記シリーズを支えている。

下巻ではテンポよく物語の展開が進んでいく、ちょっと展開が早すぎはしないかいとは思いもした。
それと感じたのが少し難しい漢字の単語が多いかなと辞書を引いても分からん。(ニュアンスでなんとはなくわかるが)

しかし、それらを差し引いても満点です!!
月の影 影の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) (講談社文庫)より
4062647745
No.499
(5pt)

これが陽子にとっての物語のはじまり……

どうしてこんなに十二国記に魅せられたのかと考えてみた。
私は、やはりこの分かりやすい世界観、そして陽子という主人公にとても感情移入しやすいところだと思う。
やはり、この「月の影 影の海」が柱となって十二国記シリーズを支えている。

下巻ではテンポよく物語の展開が進んでいく、ちょっと展開が早すぎはしないかいとは思いもした。
それと感じたのが少し難しい漢字の単語が多いかなと辞書を引いても分からん。(ニュアンスでなんとはなくわかるが)

しかし、それらを差し引いても満点です!!
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.498
(5pt)

何年経っても色褪せない!!

10年前に一気読みした作品で詳細などを忘れたので久しぶりに再読。
やっぱし、抜群の面白さ!!間違いなく異世界ファンタジーの代表作だ。

まず、小野不由美のドSっぷりが半端ない!
どこにでもいそうな臆病で優等生の女子高生の陽子をまるでボロ布のように叩きまくる。
読んでいて、そろそろ助けようよと思うけど叩き潰す。
陽子が立ち上げっても叩く。
そして、あらゆる角度から陽子の希望を根こそぎ奪っていき絶望だけが残される。

果たして陽子はこの絶望から立ち上がれるのか!?
何度も陽子はもうダメだ、死んじゃうと思わされてしまう。
主人公なんだけど(笑)

息をつく暇もない展開で手に汗を握ってしまうストーリー。
速く下巻も読まなきゃ!!
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.497
(5pt)

何年経っても色褪せない!!

10年前に一気読みした作品で詳細などを忘れたので久しぶりに再読。
やっぱし、抜群の面白さ!!間違いなく異世界ファンタジーの代表作だ。

まず、小野不由美のドSっぷりが半端ない!
どこにでもいそうな臆病で優等生の女子高生の陽子をまるでボロ布のように叩きまくる。
読んでいて、そろそろ助けようよと思うけど叩き潰す。
陽子が立ち上げっても叩く。
そして、あらゆる角度から陽子の希望を根こそぎ奪っていき絶望だけが残される。

果たして陽子はこの絶望から立ち上がれるのか!?
何度も陽子はもうダメだ、死んじゃうと思わされてしまう。
主人公なんだけど(笑)

息をつく暇もない展開で手に汗を握ってしまうストーリー。
速く下巻も読まなきゃ!!
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.496
(5pt)

何年経っても色褪せない!!

10年前に一気読みした作品で詳細などを忘れたので久しぶりに再読。
やっぱし、抜群の面白さ!!間違いなく異世界ファンタジーの代表作だ。

まず、小野不由美のドSっぷりが半端ない!
どこにでもいそうな臆病で優等生の女子高生の陽子をまるでボロ布のように叩きまくる。
読んでいて、そろそろ助けようよと思うけど叩き潰す。
陽子が立ち上げっても叩く。
そして、あらゆる角度から陽子の希望を根こそぎ奪っていき絶望だけが残される。

果たして陽子はこの絶望から立ち上がれるのか!?
何度も陽子はもうダメだ、死んじゃうと思わされてしまう。
主人公なんだけど(笑)

息をつく暇もない展開で手に汗を握ってしまうストーリー。
速く下巻も読まなきゃ!!
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.495
(4pt)

下巻で急展開して本当に良かった

上巻、ひたすら妖魔を殺す話を読み続け、ちょっとゲンナリしていたが、下巻に入っていいネズミに拾われ、やっと人間らしさを取り戻していく主人公。上巻で投げ出さずに読み続けて良かった。
感想を書こうとして、初めてアニメも作られていたことを知る。見たことがないなぁ。妖魔との戦いは、結構グロい場面もあったのだが、どんな絵になっていたんだろう。Youtubeあたりで見られるものなのだろうか? 機会があれば、見てみようと思う。
上巻比べ、あまりに急展開過ぎて、ちょっと急ぎ過ぎの感もある。だがシリーズが続くようなので、後ろの話を期待してみようと思う。
上巻だけだと、とてもお薦めとは言えなかったのだが、ファンタジー好きの人は読んでみてもいいのでは。
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240531
No.494
(4pt)

下巻で急展開して本当に良かった

上巻、ひたすら妖魔を殺す話を読み続け、ちょっとゲンナリしていたが、下巻に入っていいネズミに拾われ、やっと人間らしさを取り戻していく主人公。上巻で投げ出さずに読み続けて良かった。
感想を書こうとして、初めてアニメも作られていたことを知る。見たことがないなぁ。妖魔との戦いは、結構グロい場面もあったのだが、どんな絵になっていたんだろう。Youtubeあたりで見られるものなのだろうか? 機会があれば、見てみようと思う。
上巻比べ、あまりに急展開過ぎて、ちょっと急ぎ過ぎの感もある。だがシリーズが続くようなので、後ろの話を期待してみようと思う。
上巻だけだと、とてもお薦めとは言えなかったのだが、ファンタジー好きの人は読んでみてもいいのでは。
月の影 影の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) (講談社文庫)より
4062647745
No.493
(4pt)

下巻で急展開して本当に良かった

上巻、ひたすら妖魔を殺す話を読み続け、ちょっとゲンナリしていたが、下巻に入っていいネズミに拾われ、やっと人間らしさを取り戻していく主人公。上巻で投げ出さずに読み続けて良かった。
感想を書こうとして、初めてアニメも作られていたことを知る。見たことがないなぁ。妖魔との戦いは、結構グロい場面もあったのだが、どんな絵になっていたんだろう。Youtubeあたりで見られるものなのだろうか? 機会があれば、見てみようと思う。
上巻比べ、あまりに急展開過ぎて、ちょっと急ぎ過ぎの感もある。だがシリーズが続くようなので、後ろの話を期待してみようと思う。
上巻だけだと、とてもお薦めとは言えなかったのだが、ファンタジー好きの人は読んでみてもいいのでは。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.492
(4pt)

単純な勧善懲悪では語らせない作者の強い意志

壮大なファンタジー世界の序章と思われるストーリーの下巻。ヒロイン陽子の視点で、理不尽な異世界がわずかずつ見えて来る。上巻で過酷なサバイバルを強いられて、誰も信じてはいけない、頼りになるのは自分のみと言う心境に陥った彼女が、初めて信頼出来る仲間と出会ったのが半獣の楽俊。しかも彼女は自分を襲撃した妖魔に倒された楽俊を見捨てて逃亡したばかりか、自己保身のため彼にトドメを刺してしまおうかと言う心の揺れを見せる。そんな自分を見抜きながら許してくれた楽俊にようやく陽子も心を開くのだが、彼女の味わわされて来た艱難辛苦の深さをうかがわせるエピソードである。
 その後は目を見張る急展開で、自分がこの世界の「王」に選ばれた存在であると知った陽子が、迷った末に「王」を詐称した勢力を征伐して、監禁されていた自分の臣下と再会を果たすと言うラスト。これまで理不尽で残虐な妖魔とのバトルシーンを克明に描写して来たのに、恐らく読者がカタルシスを覚えるはずの「正義の」戦いを大胆にカットしたところに、この物語を単純な勧善懲悪では語らせないと言う作者の強い意志を感じた。
 それはこのファンタジーに複雑な現実世界と同様のリアリテイーを与える卓見である。
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240531
No.491
(4pt)

単純な勧善懲悪では語らせない作者の強い意志

壮大なファンタジー世界の序章と思われるストーリーの下巻。ヒロイン陽子の視点で、理不尽な異世界がわずかずつ見えて来る。上巻で過酷なサバイバルを強いられて、誰も信じてはいけない、頼りになるのは自分のみと言う心境に陥った彼女が、初めて信頼出来る仲間と出会ったのが半獣の楽俊。しかも彼女は自分を襲撃した妖魔に倒された楽俊を見捨てて逃亡したばかりか、自己保身のため彼にトドメを刺してしまおうかと言う心の揺れを見せる。そんな自分を見抜きながら許してくれた楽俊にようやく陽子も心を開くのだが、彼女の味わわされて来た艱難辛苦の深さをうかがわせるエピソードである。
 その後は目を見張る急展開で、自分がこの世界の「王」に選ばれた存在であると知った陽子が、迷った末に「王」を詐称した勢力を征伐して、監禁されていた自分の臣下と再会を果たすと言うラスト。これまで理不尽で残虐な妖魔とのバトルシーンを克明に描写して来たのに、恐らく読者がカタルシスを覚えるはずの「正義の」戦いを大胆にカットしたところに、この物語を単純な勧善懲悪では語らせないと言う作者の強い意志を感じた。
 それはこのファンタジーに複雑な現実世界と同様のリアリテイーを与える卓見である。
月の影 影の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) (講談社文庫)より
4062647745
No.490
(4pt)

単純な勧善懲悪では語らせない作者の強い意志

壮大なファンタジー世界の序章と思われるストーリーの下巻。ヒロイン陽子の視点で、理不尽な異世界がわずかずつ見えて来る。上巻で過酷なサバイバルを強いられて、誰も信じてはいけない、頼りになるのは自分のみと言う心境に陥った彼女が、初めて信頼出来る仲間と出会ったのが半獣の楽俊。しかも彼女は自分を襲撃した妖魔に倒された楽俊を見捨てて逃亡したばかりか、自己保身のため彼にトドメを刺してしまおうかと言う心の揺れを見せる。そんな自分を見抜きながら許してくれた楽俊にようやく陽子も心を開くのだが、彼女の味わわされて来た艱難辛苦の深さをうかがわせるエピソードである。
 その後は目を見張る急展開で、自分がこの世界の「王」に選ばれた存在であると知った陽子が、迷った末に「王」を詐称した勢力を征伐して、監禁されていた自分の臣下と再会を果たすと言うラスト。これまで理不尽で残虐な妖魔とのバトルシーンを克明に描写して来たのに、恐らく読者がカタルシスを覚えるはずの「正義の」戦いを大胆にカットしたところに、この物語を単純な勧善懲悪では語らせないと言う作者の強い意志を感じた。
 それはこのファンタジーに複雑な現実世界と同様のリアリテイーを与える卓見である。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.489
(4pt)

全てを奪われて生存本能が剥きだしになっていく人間の業の深さを一切妥協なく描き切ったホラーファンタジー

上巻だけの感想だと、ごく普通の優等生女子高生が異世界にさらわれて、何もわからないのに女剣士として過酷なサバイバルに挑まされる理不尽さに恐怖を覚えるホラーファンタジ-。なぜか学校まで自分を主と仰ぐ変な金髪男にかどわかされたのに、異世界に放り出されると一人ぼっちでその男を捜す旅に出るよりない。
 だが、この世界にやって来た人間とわかると捕まって投獄されるし、その後近付いて親切にしてくれる人にことごとく騙されてさんざんな目に遭い、誰の助けも借りずに野宿して飢えに耐えながら、襲って来る異形の化け物と命を賭けて戦わねばならない。何の希望も救いも徹底した過酷な運命だが、なぜ自分がこんな目に合わねばならぬのかと言う説明が一切与えられないのが怖い。おまけに事ある毎に自分が元いた世界の様子を見せつける猿の存在がさらに彼女の絶望を増幅する。この世界から元に戻る事は出来ないと断言されるし、元いた世界でも両親を含めて関わっていた人達の悪意を見せ付けられ、仮に戻ったところで自分には居場所がないと思い知らされる。だから早く死ね、とそそのかす猿に対して主人公は絶対に生き延びて元の世界に戻ってやると言う決意を逆に固めるのだ。全てを奪われて生存本能が剥きだしになっていく人間の業の深さを見せ付けられるような読後感で、この後何らかの新たな展開が待っていると思わなければとても耐えられない。
 こんな気分の悪くなるような状況を一切妥協せず描き切った作者には脱帽である。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.488
(4pt)

全てを奪われて生存本能が剥きだしになっていく人間の業の深さを一切妥協なく描き切ったホラーファンタジー

上巻だけの感想だと、ごく普通の優等生女子高生が異世界にさらわれて、何もわからないのに女剣士として過酷なサバイバルに挑まされる理不尽さに恐怖を覚えるホラーファンタジ-。なぜか学校まで自分を主と仰ぐ変な金髪男にかどわかされたのに、異世界に放り出されると一人ぼっちでその男を捜す旅に出るよりない。
 だが、この世界にやって来た人間とわかると捕まって投獄されるし、その後近付いて親切にしてくれる人にことごとく騙されてさんざんな目に遭い、誰の助けも借りずに野宿して飢えに耐えながら、襲って来る異形の化け物と命を賭けて戦わねばならない。何の希望も救いも徹底した過酷な運命だが、なぜ自分がこんな目に合わねばならぬのかと言う説明が一切与えられないのが怖い。おまけに事ある毎に自分が元いた世界の様子を見せつける猿の存在がさらに彼女の絶望を増幅する。この世界から元に戻る事は出来ないと断言されるし、元いた世界でも両親を含めて関わっていた人達の悪意を見せ付けられ、仮に戻ったところで自分には居場所がないと思い知らされる。だから早く死ね、とそそのかす猿に対して主人公は絶対に生き延びて元の世界に戻ってやると言う決意を逆に固めるのだ。全てを奪われて生存本能が剥きだしになっていく人間の業の深さを見せ付けられるような読後感で、この後何らかの新たな展開が待っていると思わなければとても耐えられない。
 こんな気分の悪くなるような状況を一切妥協せず描き切った作者には脱帽である。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.487
(4pt)

全てを奪われて生存本能が剥きだしになっていく人間の業の深さを一切妥協なく描き切ったホラーファンタジー

上巻だけの感想だと、ごく普通の優等生女子高生が異世界にさらわれて、何もわからないのに女剣士として過酷なサバイバルに挑まされる理不尽さに恐怖を覚えるホラーファンタジ-。なぜか学校まで自分を主と仰ぐ変な金髪男にかどわかされたのに、異世界に放り出されると一人ぼっちでその男を捜す旅に出るよりない。
 だが、この世界にやって来た人間とわかると捕まって投獄されるし、その後近付いて親切にしてくれる人にことごとく騙されてさんざんな目に遭い、誰の助けも借りずに野宿して飢えに耐えながら、襲って来る異形の化け物と命を賭けて戦わねばならない。何の希望も救いも徹底した過酷な運命だが、なぜ自分がこんな目に合わねばならぬのかと言う説明が一切与えられないのが怖い。おまけに事ある毎に自分が元いた世界の様子を見せつける猿の存在がさらに彼女の絶望を増幅する。この世界から元に戻る事は出来ないと断言されるし、元いた世界でも両親を含めて関わっていた人達の悪意を見せ付けられ、仮に戻ったところで自分には居場所がないと思い知らされる。だから早く死ね、とそそのかす猿に対して主人公は絶対に生き延びて元の世界に戻ってやると言う決意を逆に固めるのだ。全てを奪われて生存本能が剥きだしになっていく人間の業の深さを見せ付けられるような読後感で、この後何らかの新たな展開が待っていると思わなければとても耐えられない。
 こんな気分の悪くなるような状況を一切妥協せず描き切った作者には脱帽である。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.486
(5pt)

おもしろい

上は重く暗く読むのがしんどかったですが、下になると一気におもしろくなりスラスラと読めました!凄くおもしろかったです!!
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.485
(5pt)

おもしろい

上は重く暗く読むのがしんどかったですが、下になると一気におもしろくなりスラスラと読めました!凄くおもしろかったです!!
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240531