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海賊とよばれた男
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海賊とよばれた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 61~80 4/5ページ
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ページを進めていく中、「こんな凄い人間が本当に日本に存在したのが?」と疑いたくなる程、鐵造という名の主人公の潔癖さ、清さ、愛国心、経営哲学に驚かされてばかりだった。 そして、鐵造をとりまく人物は鐵造と同じくらい、またはそれ以上に凄い人格者ばかり。 持ち家を2度も売却して鐵造の会社運営に協力する友人。 献身的に支える妻。 高い士気を持ち、常に会社のため、日本のために!と邁進する社員たち。 出てくる人物があまりにも出来すぎの人格者ばかりなので、小説としては深みと面白みに欠ける部分があったが、出光興産の創業者の“半ば”伝記を読んだと思えばそれはなかなか楽しい読書タイムだったように思う。 またこの本は、「エネルギー問題(石油)からみた近代史」として読む事もできる。 日本では学校で近代史をほとんど教えていないに等しいので、日本がどういった問題からアメリカと戦争するに至ったのか? 何故負けたのが? が石油を軸で描かれているので大変興味深い。 | ||||
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話題の本屋大賞受賞作 半ばミーハー気分で買いましたが、「まぁーわるくはないかな?」といった感想を得ました。 この作品の売りはとにかく「熱い」一面を強調していることのように感じました 戦後の不況期、敗戦の虚脱感と明日への絶望感に負けることなく仕事に打ち込む従業員 GHQ統治下においても影響力を保ち続けている派閥・官僚組織 国益を第一にその派閥体制と奮闘し続ける主人公 この三者が入り乱れる物語は事実熱さを感じさせるものに仕上がっていると思う しかし、そこ以外には何も感じられなかったのもまた事実 NHKの戦後ドキュメンタリーを一度でも拝見したことのある人ならばご存知だと思うが、(現代においても)裏舞台は表舞台よりも複雑なのが人であったり、社会だと思う 大戦後の社会をどうするかで既に連合国側では米ソの陣取り合戦は始まっていたとも言われているし その中で日本を非軍事化しつつも、完全に骨抜きにはしたくない(という思惑がアメリカにはあったと言われている) 従業員にしても一人の人間である以上、その中ではもっと複雑な心理が展開されてもいいはずに思えてしまう そういう要素はこの作品では一切描かれておらず、とにかく体制と戦い困難な事業を成し遂げて行く姿が描かれているのみである 就職活動をしたことのある人ならば、一度は企業紹介のVTR(営業課の社員が「顧客のために」をスローガンに仕事をして行く姿)であったり、企業パンフレットを目にしたことがあると思う この作品はいい意味でも悪い意味でもあのノリに近いものがあると思う。徹底した熱意アピールの文と呼べる ただ、それ以上のものは何もない 料理で言えば最初から最後までずっと味の濃いものばかりが続くコースに近い 最初は面白くとも、上巻の四分の一を過ぎた辺りから展開が読める、またそもそも文体に飽きる などか原因で面白みが急激になくなって行くのを感じた 皆さんが読むとして、自分がその場にいたら 「まぁー中古でならいいんじゃない?名作ではないと思うけど...」と感想を述べている姿がイメージできるので、中間の三つ星評価をさせてもらった | ||||
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資本主義的生産システムから距離をおいた社長さんで特別(特殊)な愛すべき御仁である。 | ||||
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人の歴史物語でスピードのある展開の面白さはありました。いまいちと思ったのは、鐵造の人物像をもっときめ細かく書いて欲しかったと思いました。それと、出光の素晴らしい文字の 表記がなかったことが寂しかったです。私は、12歳の時あの文字に出会って感動しました。 | ||||
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頼まれて購入した本なので読んでいません。 本の状態はよかったです。 | ||||
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頼まれて購入した本なので読んでいません。 本の状態はとてもよかったです。 | ||||
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これまで百田氏の他の著書を読み、粗削りな面有れど、世の注目に値する筆力を持つと感じ、期待を持ってこの上下巻を手にした。 決して悪くは無い。 他の著書と同じく著者は課題の為に真摯に取材・情報収集を行ったのが伝わって来る。 この本の主人公のモデルである出光興産の創業者、出光佐三氏は傑物であったし、石油業界のみならず、国家に対しても大きな貢献が有った事は紛れもない事実である。 ただ、ある程度以上の世代の人間から見ると、最近まで存命であった人物をあくまでも英雄化する描写が徹頭徹尾続いてしまうと、やや平坦な印象は禁じ得ず、敢えて悪い言葉で言うなら、「御用社史」の様に感じてしまう面も有る。 どんな傑物の人生・人格にも、光が有れば影が有るのが普通で、この著書においては光の面ばかりが強調され描写されるている感は禁じ得ない。 また、幾人かの他のレビュアーの方々が指摘されている通り、この上下巻の長さが、その平坦な印象を強くしているのも事実であるように思う。 もし内容を厳しく取捨選択したら、1冊に収まり、更に良い物になったのではないだろうか。 この著はある意味、記録書の様であり、それが強みであると共に当方にとっては残念な面でもあった。 一人の傑物の様々な功績、そしてその功績達が生まれた背景を詳しく知るには秀逸な著書であるが、「永遠の0」の様に、理屈では無い感情の塊が押し寄せてくる事も無い。 ともあれ、著者の次作にもう一度期待したい。 | ||||
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これまで百田氏の他の著書を読み、粗削りな面有れど、世の注目に値する筆力を持つと感じ、期待を持ってこの上下巻を手にした。 決して悪くは無い。 他の著書と同じく著者は課題の為に真摯に取材・情報収集を行ったのが伝わって来る。 この本の主人公のモデルである出光興産の創業者、出光佐三氏は傑物であったし、石油業界のみならず、国家に対しても大きな貢献が有った事は紛れもない事実である。 ただ、ある程度以上の世代の人間から見ると、最近まで存命であった人物をあくまでも英雄化する描写が徹頭徹尾続いてしまうと、やや平坦な印象は禁じ得ず、敢えて悪い言葉で言うなら、「御用社史」の様に感じてしまう面も有る。 どんな傑物の人生・人格にも、光が有れば影が有るのが普通で、この著書においては光の面ばかりが強調され描写されるている感は禁じ得ない。 また、幾人かの他のレビュアーの方々が指摘されている通り、この上下巻の長さが、その平坦な印象を強くしているのも事実であるように思う。 もし内容を厳しく取捨選択したら、1冊に収まり、更に良い物になったのではないだろうか。 この著はある意味、記録書の様であり、それが強みであると共に当方にとっては残念な面でもあった。 一人の傑物の様々な功績、そしてその功績達が生まれた背景を詳しく知るには秀逸な著書であるが、「永遠の0」の様に、理屈では無い感情の塊が押し寄せてくる事も無い。 ともあれ、著者の次作にもう一度期待したい。 | ||||
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図書館予約が漸く回って来たので一気読み。 上巻はぐいぐい引き込まれて一気に読んだが、下巻はどうも尻すぼみ感があって流し読み状態・・・ 帯にあるような「ホルムズ海峡突破!敵は英国海軍!」とかとあるけど、英国海軍と対決することもなく、すんなりホルムズ海峡通ってしまうので、「あら・・・」と、ちょっと拍子抜け。 出光佐三の凄さは分かったけども、どうも超人過ぎて親近感がもう一つ沸かなかった。 「永遠の0」の宮部航空兵の登場は粋な演出であったが。 ちなみに小生、旧出光姫路製油所(現在はPanasonic)の近所が実家であり、飾磨区妻鹿日田町が日田重太郎から命名されたものであるのは、驚きとともに感動を覚えた。 このあたりの調査はさすがに凄いなと筆者のリサーチ力に改めて驚かされた。 個人的には「永遠の0」には及ばないまでも、企業人は必読の書かと。 ただ、出光はあまりに大企業のエリート集団であり、親近感は沸かなかったが(苦笑)。 | ||||
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本書のような日本人が存在したという事実を知ることができよかった。 ただ、内容にはそれほど引き込まれなかった。 下巻に期待したい。 | ||||
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出光興産のタンカーの話は中学校の社会科の授業で聞いたことがありました。 この本を読んでその詳細が分かりましたが、文章は情景描写に乏しく、歴史書を読んでいる感覚でした。 ゆっくり味わいながら読む本ではありません。 出光左三の凄さを伝える本です。 | ||||
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読み物としてはそこそこ面白かったですが、上下巻に分けて800頁程にしたために、かなり中だるみ感を感じました。 500頁ぐらいで一冊にまとめた方が良かったのではと思います。 これは好き嫌いでしょうが、初めは主人公の国岡鐵造の言葉に今はない日本人の心のようなものや不屈の精神などを感じましたが、 描き方が国岡商店=不屈の心、有能、人間味ある人達、金より人。その他の官僚、政治家、外国人など=姑息、守銭奴、保身主義みたいに勧善懲悪になってしまっているため、読み進めていくうちに鐵造の言葉に重みが薄れていくのが残念でした。 歴史物なので、ほとんどがフィクションと割りきって読めば面白い作品だと思います。 | ||||
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悪くはないが、それほど良いとも思えない。期待感が大きかったからだろうか。 まず、2冊に分けるほどの内容ではない。1冊にまとめれば良かったと思う。 今の時代の価値観(戦後レジームからの脱却)にあった内容だとは思うが、少しまとめ過ぎたように思う。 また、フィクションもかなり入っているのだろうな。 よく言えば、読みやすくて単純明快。 悪く言えば、深みがなく、物語をまとめ過ぎている。 そういえば「竜馬がゆく」を思い出しました。 あの本もほとんど創作でしたっけ。 | ||||
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文章は稚拙でやっつけ仕事という感じ、なぜ本屋大賞? まるでNHKのプロジェクトXを読んでるみたいで、頭の中であのテーマ曲が駆け巡ってた。 主人公をあまりに都合よく良く描きすぎ、正当化しすぎだけど ただ、自信を失って心が折れてる人には一時の良い薬になるかもね。 | ||||
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この作品は読みやすく、作者の百田さんは出光佐三のドラマチックな人生を題材に魅力的な物語を構成していると思います。 今の世に不安と不満を感じている多くの日本人の琴線に触れる作品であり、興味があるのでしたら読むことをお勧めいたします。 しかし、物語を彩る筆者の筆力も確かなものであるとは思いますが、この小説の面白さを支えているのが、主人公国岡鉄蔵のモデル、出光佐三が実在した人であるという事実と、 戦後の数々の積み重ねられた歴史それ自体だけだと感じてしまいました。これは百田さんという小説家が描く出光佐三の物語ではなく、出光佐三という波乱万丈の人生にすこし筆を入れ、 人が感動してくれるように、心に届くような物語を良くも悪くも作為的に構成しているだけの読み物のように感じました。時代背景が古いので説明が多くなってしまうのは仕方がありませんが、いかんせん読み物としては面白いですが物足りません。なぜ出光佐三の自伝ではなく、物語として描いたのかが少しわかりませんでした。 もちろん一気に読めるということはそれだけ百田さんの文章を構成するお力がなせる業であることは異論ありません。 あくまで私個人の感想なので気にならない人はならないと思います。 ですがこの本が本屋大賞の1位として宣伝するだけの優れた作品であるかと問われると書店店員の方々は何を評価しておられるのかよくわからなくなりますし、 歴史に名を遺すほどの小説ではないと僭越ながら思いました。 文学作品ではなく、ドキュメンタリー的なお話を小説という名目で売り出しました、というだけです。 素晴らしい作品ですが世間の評価が作品の身の丈を超えている印象を受けます。 感動はできますが、手元に残しておきたい作品ではないです。 | ||||
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この作者、百田尚樹さんの小説は面白くて、読みやすくて一気に読めてしまいます。 主人公のモデルである出光興産創業者出光佐三の人間的魅力が読者を引き込みますね。 でも、それはあくまでも出光佐三が魅力ある人物だからでしょう。例えば、白洲次郎の魅力的な人間性があればこそ、彼の評伝が人気を博すように。 残念ながら、この小説の人間描写は一面的すぎます。人間ってのはもっと複雑で多面的なのではないのでしょうか。また、女性の描き方があまりにもお粗末。まるで、女性は子を産む機械であるかのよう。 旺盛な執筆力、商業ベースに乗った宣伝など、注目の作者ではあるけれど、「文学作品」としては物足りない。出光佐三の魅力、人間性がすべての作品ですね。 | ||||
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上巻の読後感は、百田さんに失礼とは思いつつ星二つ、未だに勇んで下巻入りする気分になってません。ノデ、どちらとも言えないとの意味合いで星三つにさせていただきました。 | ||||
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戦前の創設初期から戦中、戦後の混乱期までは、痛快でいっきに読めてしまいます。あの難しい時代に、体制におもねることなく自らの信念に沿って戦う姿はまさに英雄です。 ただ、戦後、講和条約も締結し、日本が形の上では「独立」した後については、少々「勧善懲悪」の物語を読んでいるようで、素直に入り込めませんでした。 現在、化石燃料は枯渇し、原子力エネルギーの危険性が声高に叫ばれ、新たなエネルギーをどう創出するのかが世界の課題になっています。もし、主人公が今の時代に生きて たら、東北震災後のエネルギー問題について、どう考え、どう行動したのか。気になるところです。 | ||||
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はやく続編が読みたくてしょうがなかった。 いい作品です。 よかった。 | ||||
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どの商品もよかった。納期がかかったものがあって不満だった。デンキヒーターの納期が長かった。 | ||||
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