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影法師
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影法師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全336件 81~100 5/17ページ
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親友の勘一と彦四朗が様々な課題を乗り越えて友情を育む 単純な話でもないです。また、純粋なラブストーリーでもあります。 内容を書くとネタバレになりますが、主人公の勘一が下士の身分から 出世していく話ですが、物語は、そう単純なものでもありません。 児童の頃から勉強が出来て、剣術も強い彦四朗という友人との関係性が ポイントになります。 文庫化の袋とじ部分を読めば、壮大なラブストーリーだということが 分かります。 3回ほど、読み返しましたが、内容を把握する中で非常に素晴らしい作品だと 分かります。 いやー、さすが、百田さんですね。映画化されないのでしょうか? | ||||
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巨人の原監督が最近読んで感動した本だと聞いて本書を読みました。 読後は面白かったなあというよりすごかったなあという感じです。 読者の想像のはるか上を行く作家百田尚樹氏の凄さに圧倒されました。最新作の夏の騎士もすごくよかったですし 作家業引退するなんて我々からしたら残念でしかありません。 | ||||
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百田尚樹さんの数ある小説の中で、初めて読んだ作品です。 驚きました。めちゃくちゃ面白い。 読んでいてしんどくなったり、話の内容が分からなくなって、またちょっと戻って読み直すみたいなことが、全くありませんでした。 この作者は本当に凄いなと感動しました。 皆さん、一度読んでください! | ||||
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良き友と切磋琢磨する青春時代の清々しい日々、命を懸けて国を思う志、侍としての潔さ、全てが心に刺さり、気持ちが一新された。自分もこのような親友に出逢いたいと思う一方、自分が親友のためにここまで出来るか考えさせられる。 | ||||
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ナルトのうちはイタチに重なります。 本当にかっこいい生き様。 いい本に出会えました。ありがとう | ||||
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寝る前にちょっと読んでから寝ようと思っていたら。。。物語にどんどん引き込まれて結局一晩かけて読破してしまいました。 最初から最後まで涙涙の物語でした。 誰かとこの想いを共有したい位、読破後の余韻が凄いです | ||||
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多くは語らない。 ただただ素晴らしい作品。 | ||||
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武士道と友情を絡み合わせた感動的なストーリーです。影法師という意味が小説の最後になって分かりました。涙が止まりませんでした。こんな感動を覚えたのは近年になかったことです。なお、袋とじになった部分を開くと更に感激が広がりました。 | ||||
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OK THEN | ||||
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大変面白く、あっという間に読み終えました。どんでん返しには驚きましたが、永遠の0的なお話かな。 | ||||
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本屋では置いていなくて、Amazonで検索一発ヒット、即購入。大変助かったと共に、期待に背かずとっても良い作品でした。 | ||||
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友人に勧められたが、それ以上に感動した。今の時代に忘れられてるような一本気が感じられた。 物語の展開に吸い込まれ、一気に読めた。 | ||||
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武家社会の下層階級にあたる下士。その身分から立身出世して、家老にまでなった壮年の主人公が、竹馬の友が不遇の死迎えたことを知る。 その友は、文武双方の才に恵まれ将来を嘱望されていたにも関わらず、数十年前に武士としての不名誉の謗りを受けた後に不埒な罪を犯して出奔していたのだった。 主人公は幼い頃からの友との付き合いを思い起こし、友人の謎に迫っていくという話。 終盤、怒涛の勢いで話が展開し、二人の絆や友の心遣いに切なさを味わい、思わず涙してしまった。 当時の武士の習わしや考え方もよく分かる点も面白かった。 大志を抱き大事を成し遂げる人生と、敢えて勇気を持って何も成さない道を選ぶ人生のどちらが良いのか?いずれであったとしても、その人にとっての充実感があるならそれでいいのかも知れない、と思った。 | ||||
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作中で、主人公・戸田勘一とその無二の友・磯貝彦四郎が「刎頸(ふんけい)の契り」を交わす場面があります。 「刎頸」とは「互いのためには、頸(首)を刎(は)ねられたとしても後悔しない」程の覚悟を持った仲を意味する言葉だそうですね。 漢文から取られてはいますが、これは私たち日本人にこそ当てはまるものではないかと個人的に考えています。 昨年、百田尚樹さんの「日本国紀」を拝読させて頂く機会がありました。 その「国紀」の中で、時として「家族」や「友」を己よりも上位に置く価値観、そして「大義」のためには己を顧みない人生観が、祖国の歴史の随所に描かれていると感じました。 七世紀の「白村江の戦い」で捕虜となった大伴部博麻は、自らを奴隷として売った金で同じく捕虜となっていた遣唐使を帰国させ、日本に侵略の脅威を与えていた唐の情勢を朝廷に報告させたそうです。 その祖国を思う心に感謝した持統天皇から贈られた勅語の中に、初めて「愛国」という言葉が記されていたと伝えられています。 十三世紀に起こった「文永の役」「弘安の役」という二度に渡る蒙古襲来を撃退した鎌倉幕府の執権・北条時宗は日本史に残る英雄の一人だと思いますが、その勝利は、父祖から受け継いだ土地は命を懸けて守り抜くという「一所懸命」の志を持った数多くの武士たちの勇戦無くしては決して得られないものでした。 先の大戦の最中、一部の人々が「捨て石にした」と言う沖縄において、約二千機もの特攻機や大和を含む最後の連合艦隊が出撃し、県内出身の二万八千人以上の兵士と共に約六万六千人の県外出身の兵士がその尊い命を沖縄防衛に捧げられています。 日本人は「決して沖縄を捨て石にはしていない」、私もそう思います。 後世では知ることの出来ない無名の、無数の方々の尽力があったればこそ、今日の私たちの繁栄があるのだと思います。 その意味で、「国紀」を読んだ後でこの物語に接する事が出来たのは大変幸運でした。 主人公を陰ながら支える無二の友一人にそうした日本人の生き様が集約されているが故に、この物語に不自然さを感じる部分が無いとは言えません。 しかしながら、作中で描かれている磯貝彦四郎の「大義」を通じて、日本人総体に係わる、より大きな物語を読み取らせて頂くことが出来る、その事が感動を更に深めていると感じます。 そして、この国が数多くの彦四郎、即ち「影法師」によって支えられてきた事に、改めて感謝したい。 未読の方には是非読んで頂きたい名作です! | ||||
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とても同じ作家が書いたとは思えないような様々なジャンルの作品を発表される百田さん。 そうした一連の作品群の中でも、本作は「永遠の0」のテーマにも通底するような、人間の心が持つ究極的なまでに美しい部分を描き出した素晴らしい著作であると思いました。 主要登場人物たちの自己犠牲の精神・・・この極めて日本人的な美徳には、本当に感性を刺激され、心を揺さぶられます。 物語は、冒頭近くからいきなりクライマックスを迎えます。 幼子を残して理不尽なる非業の死を遂げる愛多き父の姿に、何とも言いようのない悲しみや怒りで胸がえぐられるような気持ちにさせられます。 そしてその後は矢継ぎ早に物語は展開していき、感動のラストシーンを迎えるまで、全篇一気に読み切らせてしまいます。 この、人の心を感動させつつも面白いストーリーを紡ぎ出していくという手法は、まさしく著者ならではの持ち味であり、あらためて氏が生み出す物語の真骨頂を見た思いがしました。 具体的な内容について少し言及させて頂くと(この辺りからの文章にはネタバレが含まれてきますので、本書未読の方は読まれない方が良いと思います)、この物語の圧倒的キーパーソンはやはりみねの存在だと思いました。 その意味でも、補足的に付けられた巻末の「袋とじ」は極めて有意義なものであったと、個人的には思っています。 勘一の夢、それに心動かされた彦四朗、そんな二人に心の底から愛されていたみね。・・・ この時に生じた何とも言えぬ微妙な心の動きが、本当に切なくて、胸が張り裂けそうな気持にさせられます。 恐らく彦四朗は、理不尽な身分制度の存在や百姓一揆後の後始末なんかを体験した上で、自分とは全く異なる視点での世直しを考え出した勘一との絆の中に、友情以上の価値を見出したのでしょう。 この時、彼は一生をこの男のために捧げることを決意したのだと思います。 そしてみねは・・・ 自分のところでしがない下女として一生を終えるよりも、心から尊崇する男の下で、彼のことを支えつつ女としての幸せを掴み取って欲しい。 自身の彼女に対する愛をその身に噛みしめつつも、彦四朗は二人のことを思い、自らを犠牲にしたのです。 そんな彦四朗の思いを知っていたのかどうなのか。・・・ みね自身は愛する男の心の底から出た言葉と、自身の置かれた避けられぬ環境の故に、勘一の妻となったのでした。 彼女にとってこの婚儀は、彦四朗への愛ゆえのものであったとも言えるでしょう。 そしてまた、結婚後にかいがいしくも勘一のことを一途に愛し続けたこと自体も、ひょっとすると彦四朗への思いの強さ故でのことであったのかもしれません、。 そうした諸々事情があったが為に、彦四朗は再三に渡って、勘一を決死の思いで助けたのです。 本書のタイトル通りの、まさしく「影法師」となって。・・・ みねの不幸に直結する彼の死は、彦四朗にとっては絶対にあってはならない事態。 何故なら彼は彼女に対し、「どんなことがあっても護る」と誓ったのだから。・・・ ・・・その深すぎる愛ゆえに自分を犠牲にし、他者の幸せを願う。 日常自分の欲望に対して直情的に漫然と生きている自分のような人間には、とても真似できない生き様であると思い、深く感動させられました。 彼らの様な凄まじい生き方はできなくても、その精神の一部でも見倣えたなら・・・、などと感じながら本書を読み終えた次第です。 | ||||
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私的には百田さんの小説ベスト3は永遠の0、海賊と・・、そしてこの作品です。自己犠牲の愛情、友情。素晴らしい日本人の物語です。百田さんの作品はいつもですが、時代背景など非常に深く研究されており読みごたえがあります。おすすめです! | ||||
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百田尚樹さんが描く小説のファンになり、本書も吸い込まれるように完読しました。 勘一が父が亡くなったのを機に、下土ながら武士としての生き様を見せ、親友 彦四郎との交えたストーリーには感銘を受けました。 特に、隣家の娘を守るために命を張った勘一や、またや恋をする勘一、仕事を全うする勘一、新田作りに命を懸けた勘一、そして驚愕の終章。 期待越えの作品でした。 また読み返すと思います笑 | ||||
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なんかちょっと問題があってから、百田さんに対してあまりいいイメージがなく、百田さんの本から遠ざかってもいたが、図書館で借りたんですが、この本は良かったです。 百田さんの悪いイメージもちょっと払拭されました。 最後というか、続き?みたいなのが気になりますが。 最後は各自の想像、っていう本が多いですが、私は最後どうなるんやろ?っえ思うことが多いので、この本の続きも気になりました。 でも、続きを書いてほしいぐらいいい内容でした。 好きです。 | ||||
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百田先生の話は、いつも泣かされてしまいます。 当時の時代背景が勉強になり、その時代に生きた先人たちに、想いが馳せます。 | ||||
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ラストの干拓地の堤防に佇む彦四郎の姿が彼の表情と供に脳裏に浮かび上がった時、鳥肌がたった。 百田尚樹さんの術中にはまったのを自覚しながらも嗚咽せずにはいられなかった。 本当の自分の人生を生き抜くとはこんなにも覚悟がいるものなのか、、、。 | ||||
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