孤高の人

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評判

孤高の人の評価:

4.40/5点 レビュー 144件。 B ランク

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平均点4.40pt

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全127件 121〜127 7/7ページ
No.7
(5pt)

ヒマラヤがゴールだったのに…

主人公:加藤文太郎の人生を描いたこの著作は、山岳小説の域を遙かに超え、愛と命と勇気を描いた作品である。作中、そうありたい自分・そうあってはならない自分の狭間で、選択すべきを折々に悩む。しかし、遠く大きく輝いた目標を定め、決して自己を見失わない。目的達成を目論んだストイックな思考と行動は、見事である。
 しかし、悪い奴もいる、文太郎の生き血を吸うやつらが…。金を無心する同級生。彼の知性を我が物としよう忍び寄り、さらには自分の失態を押し付ける影村。しかし、こうした存在もまた、いっそう小説にリアルさを補完する。
 終盤、彼なりの、「命」「愛」「人間」の証明を目指し、後輩との登山を目論んだ。彼は遭難、そして死。危険な雪山を避け、安全にヒマラヤ登山に成功して欲しかった。そう考えるのは私だけではないはずです。恩師や家族や多くの登山家、そしてこの読者も同様の筈です。
孤高の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤高の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101122032
No.6
(5pt)

登山者は読んでみて

実在の登山家,加藤の生涯を物語にした小説。
登山家としての加藤の生き方がすばらしい。
孤高の人〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤高の人〈下〉 (新潮文庫)より
4101122040
No.5
(4pt)

新田次郎作品を読むきっかけに

読後、孤独とは、いいものだなぁという感想をもった。孤独のイメージが自分の中で変化した。そして、爽やかな感覚にもなった。新田次郎作品の中で初めて読んだものだが、別の作品を読んで見たいという思いに誘われる。久々に、いい作品に出会ったと思う。
孤高の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤高の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101122032
No.4
(5pt)

「孤高」とは

孤独とはいかに強く、そして脆いものか。物語を通じて、主人公の次々と達成する「単独行」という偉業を追いながら、彼の心に落とす影が見事に描かれている。「人は所詮ひとり」と、「人はひとりでは生きられない」。どちらかを選ぶ必要はないけれども、うまく折り合いをつけられず悩む主人公の姿が忘れがたい。「銀嶺の人」「栄光の岩壁」と読み比べるのもおもしろい。
孤高の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤高の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101122032
No.3
(5pt)

最初に読んで、一番好きな作品

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孤高の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤高の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101122032
No.2
(5pt)

加藤文太郎の魅力が引き出せています

新田次郎の文章力は大したものである。登山をやっていないものであっても、おそらく、文中に引き込まれてしまうであろう。加藤文太郎は登山界において大変に有名な人であるが、それは彼の精神力によるところが大きいのではないだろうか。それ故、他人に合せず、「孤高」と言われるまでの存在になったのではないだろうか。そんな彼が、20代後半に結婚する事によって、意識的にか無意識的にか、孤高の世界から和の世界に移り始めた。その変化を楽しんでいるときに起きた悲劇は、他人とのスタンスをいかに取るべきかという点までを考えさせる好著である。
孤高の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤高の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101122032
No.1
(5pt)

何度も繰り返して読んでいる本です。

学生時代に初めて読んでから、いままで一番繰り返し読んだ本だろうと思う。実際の人物を描いた山岳小説であるが、山にまったく興味がなかったのに無性に山に登りたくなった。そして主人公の魅力に取り付かれてしまった。 何度読んでも味わい深い内容である。山について語りながらも、仕事について、恋愛について、そして人生について語っている。先日再び高取山に登ってみた。小説の中で主人公の加藤文太郎がこの山に何度も登るシーンがあるが、いまも当時とかわらない神戸の美しい街が広がっていた。この本との出会いは、自分にとっては限りなくかけがいのない「出会い」とでもいうべきものだったと思う。
孤高の人〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 孤高の人〈上〉 (新潮文庫)より
4101122032