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ナモナキラクエン
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ナモナキラクエンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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読了しての終わった感、未だ読 みたかった… まだ話していたかった。 | ||||
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主人公の自己陶酔たっぷりの描写が長くて、しかし話はダラダラと進むためそれにどっぷりと付き合わされる事になり、読んでて控えめに言ってかなり辛かったです。 しかし独特のふわふわとした浮遊感が得られる(好きかどうかは全くの別として)のも事実ですので、近しい精神を持った方ならばこの精神性に共感できて良いかもしれません。漠然と青春に憧れてる自己愛の強い中高生とか。 | ||||
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そこそこモテる大学生の主人公は、複雑な家庭に育った影響で、「大事な人を失うのが怖いから」と、恋人は作らないポリシーを貫く。 去年告白してきた娘を振ったら、相手が病んで自殺騒ぎを起こすが、俺はポリシーに従っただけで悪くないし知らんよと突き放す。 まぁそれ自体は確かに責任は無いんだが、ある日出会った、フィーリングが合う彼女とはアッサリ恋に落ちる。。。ポリシー何処行ったの?ニコチン中毒で都合の悪い事は抜け落ちる脳なの? その彼女は彼女で、両親が亡くなった後を何不自由なく育ててくれた叔父夫婦を、良い人達なんだけど、私は彼らとは違う人種、一緒には暮らせないから遠く離れた大学で一人暮らしと、そこはかとない選民思想。 他に狙った大人は絶対に落とす自信に溢れた妹など、どうも私のモラルとは相容れない、鼻につくキャラが多く、感情移入が難しい作品でした。 | ||||
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小路さんは大好きな作家さんではありますが、たまに外す事もありますし、 僕自身、高校時代に父親をアル中で亡くした後に母親が壊れて、まぁ無惨な生活を送った経験があったり、 その数年後に、全身全霊で支えていた婚約者を亡くして、命日の後追い自殺から奇跡的に生き延びるものの、廃人と化して過ごした経験があるので、 父親を亡くした後を描いた作品というのは、正直苦手な設定てした。 それでも小路さんは、誰かを亡くした後の神作品として『空へ向かう花』『21 twenty one』『ホームタウン』があるので、今年の締めの読書に選んでみました。 結果としては、極上の感動的な神作品であり、 今作品の肝の愛が、僕自身が絶望の果てに見出だして歩んでいた過去の活動の想いと同じ方向性だったので、魂が共鳴する位の感動の光に満ち溢れました……。 身近な人を亡くしたり、準ずるような痛みを経験した者は、心に空白や虚ろを抱える事があり、そのスペースはマイナスばかりではなく、人と接したり会話する際の適切なクッションと成り得る場合もあります。 小路さんと市川拓司さんは、そのような痛みを乗り越えた上での適切なクッションのような透明感が文体から感じられるのが大好きだなと、改めて感じましたし、 同じような適切な透明感は森博嗣さんにも感じます。 ともあれ、魂が共鳴感動した神作品であり、是非オススメです(^^) | ||||
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小路さんらしい、優しい人と、その気持ちとが溢れた話です。 この話の中で一番のキーマンはサーサン(長兄)の彼女なのでしょうね。 ラストは全部を語らずほんのりしすぎかなー。 物足りなさも少しあったので☆-1です。 あ、でもとても優しくて誰も傷つかず疲れない素敵なお話でした。 | ||||
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出だしが非常に面白かったので良作の予感がしたのだが、本編の展開の遅さ、内容の薄さが酷い。 主人公とその腹違いの妹弟たちが自分の母親に会いに行くストーリーなのだが、それにいたるプロセスが遅すぎ。 会いに行ったは行ったで、特別な展開も起こらない。 伏線を張っているので結末にどんでん返しがありそうだが、ここまで魅力が無いと、それも気にならない。 130Pほど読んで、そこでストップ。 最初が面白かっただけに、とてもガッカリ。(いつか気が向いたら読み直し、再投稿する可能性あり) | ||||
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「楽園の話を、聞いてくれないか」。 このお話のなかで語られている「楽園」をつくることは容易ではないけれど、必要だと思うし、こんな「楽園」をつくりたいと思う。 | ||||
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不意に父親に死なれたそれぞれ母親違いの四人の兄弟姉妹の物語。四人の母親はそれぞれ生きており、何故、彼女達が子供達を父親に残して去って行ったのか、長男である主人公はその辺りを知ろうとするのだが・・・ ラストで明かされる真実に想わず唸らされた。 娯楽小説と云うよりは一般文芸。 | ||||
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4人合わせて「山紫水明」という名を持つ異母兄弟の父が突然死。それぞれの母親とは1年程度ですべて離婚していた父が伝えたかった「楽園」の意味を求めて、それぞれの母親に会いに行きます。憎み合うこともなく分かれた4人の母は、時を経て会いに来た子供たちに真摯に向き合いますが、なぜ父親と別れたかについては口を濁し話そうとはしません。ラスト近くにいとおしくも悲しい真実が明らかになりますが、読後感はわるくありません。 | ||||
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