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(短編集)
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を
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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全81件 81~81 5/5ページ
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短編連作の形式を取った日常の謎を解決していく、 美少女バリスタと、理想のコーヒーを探求する「僕」 の物語。 登場人物の名前の付け方がコーヒーにちなんでいたり、 セリフや地の文が洒脱だったりして、とても心地よく 読めた。 前半の方が、シンプルで好み。 後半は、ミステリー度を高めていくためか やや複雑化していて、頭の良い人なら明確に わかるのだろうけど、読み終えてた後もぼんやりと 「多分、こういう解決になったんだろうな……」 と解釈できる程度になった、私は。 きっとミステリー大好きの人には、 すっごく頷ける謎とその解決だったのではないかな、 と想像する。 喫茶店の経営・立ち上げに関わったことがある身としては、 実際、この珈琲店はどうやって採算を取っているのか、 もしかしたら、別の方法で収入を得ているのか……と いったところも謎だった。 とはいえ、一番素敵だったのは、美少女バリスタと「僕」 の関係の始まりから顛末。 あまり言うとネタバレになってしまうけれども、 副題が珈琲に入れるミルクのようなものかな……と 思っていたら、実は珈琲そのものだった…… というような感じが、すっごく素敵で好きだった。 そして、「その謎、とてもよく挽けました」という 美少女バリスタの決め台詞。 かわいく、そして、鋭く決まっていた。 いつか、私も誰かに言われてみたい。 | ||||
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