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(短編集)

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を



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珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲をの評価: 2.75/5点 レビュー 223件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全81件 61~80 4/5ページ
No.21:
(5pt)

皆さんの評価低いですが…

私はこの作品大好きです。
京都の方言に精通しているわけでは無いので、台詞のダメ出しについては詳しく語れませんが、特徴的な言い回しは新鮮な感じで良かったです。

正直、喧嘩別れのような状況で終わるのかと思ったときは押し入れの奥底に沈めようと思いましたが最終章で綺麗にハッピーエンドとなったので(読んでない方すみません)、後味も悪くありませんでした。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.20:
(4pt)

良作

「単純に可愛いヒロインとの恋愛モノが読みたい」という方には不向き。
あくまでもメインは安楽椅子探偵の活躍、ヒロインを縛る過去の事件との決着です。

きちんと読みこめなければミステリ特有の「作品全体に散りばめられた違和感、手掛かり」に気づかない為、「珈琲店である意味がない」「会話が苦痛」となってしまうのでしょう。
ただしあまりに読み慣れしすぎていると「一流ミステリに比べたら不満」と感じるかもしれませんね。

私はキャラも立っていて、メインストーリーにも惹きこまれる良作であると感じます。
「ビブリア古書堂」とよく比較されているのを見ますが、短編ごとの完成度とキャラクターの親しみやすさはビブリア。ただし一冊通して読んだ時の完成度はタレーランです。

繰り返しますが単なるキャラもの、恋愛ものを期待されるのであれば別の作品を探された方が良いでしょう。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.19:
(4pt)

ロマンの展開を楽しく読みました。

甘く切なく、苦みと酸味のミックスされた、新鮮な作品として充分楽しむ事が出来ました。祇園や寺社の季節の移ろいも、盛り込まれていたならば、依り深みの有る。京都ミステリ-に華やかさを、描写出来たように感じます。
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No.18:
(4pt)

会話が楽しい

日常ミステリのノベルスとしては少し人物や事象の描写に物足りなさがあるかな。
その代わり、会話の中から十分登場人物の人となりが伺える。
それくらい会話のキャッチボールが面白い。テンポよく小気味が良い。
そのかわりキャラに一癖、すこし突飛なところあるのでラノベ読者には多分好かれる作品。
そして美星に萌えられれば勝ち。
おそらく1巻完結なので少しもったいないと思った。

そしてほかの方も言及しているが、読後の珈琲が美味しく感じる(笑)
ビブリア古書店でもそうだがモノにストーリーが宿るってこういう事。これが素晴らしい。
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No.17:
(4pt)

今後の作品に期待

ビブリア書房や 万能鑑定士 といった 作品と比較すると 超能力のようにものごとの真相がわかっているみたいなところに違和感がありました。 大筋として流れはいいのですが ねじれのような微妙な矛盾のようなものを感じ 細かいことには気にせず読み進む必要がありました。  名前があり得ない当て字の珈琲豆の名前なのも苦笑・・ 
でも全体的に好感をかんじました お勧めです
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No.16:
(4pt)

謎解きは△、キャラ設定は◎

珈琲好きの私としてはこの小説はそれなりでした。

たしかに章ごとの謎解きには少し難がありましたが、一番最後は「なるほど!!」となりました。
なによりキャラがよく出来ていて面白かったです。

最初と最後が繋がっているので、最初の方で見切りを付けた人は残念というか可哀想です。

会話は少し難しい日本語を使っているので、「現実にこんな人いる訳ないじゃん!!」とか思う人がいるでしょうが、そこは小説なんだからご愛嬌です。 そもそも現実と比べることがおかしい。

デビュー作なので、岡崎さんのこれからを期待しての☆4にします。
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No.15:
(4pt)

上手く挽けました

起承転結に乗っ取った綺麗な構成でした。 バリスタは表示の絵より少し幼いイメージを受けました。ですが頭の回転には気持ちいいほどの切れがあり、物語の中盤では苦みがあり、繊細さがあり、そして少し冷めつつも、喉ごしすっきり、後に漂う甘い香りって感じです。腹八分目満足しながらも、続きが発売される事を期待してしまいました。
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No.14:
(4pt)

ラノベリスナーにとっては良作だと思います!

まず、売れるとは思います。レビューの評価は良くないですが、ラノベ読者に受け付け安い作品だと思います。むしろピブリアの古書堂と同じラノベに近い電撃文庫で出すのが一番良かった思います。

確かに男がうざいのと女の子に対しての態度がとかヒロインに関してもこんなに明瞭で頭良いのに短大はないとかありますがラノベ読者は好きな設定だと思います。

この作品はラノベとして出したほうが良かった。多分作者も結構ラノベ読んでその感じで書いてると思います。

ラノベが好きな人は読んで損はないと思います。

ていうか、レビューの酷評は多分、一般文芸として出されてるのでその人達が評価してるので当てにはならないと思います。ラノベとして読んだらかなり良いはずです。私はどちらも読むみほうなのでこの評価が妥当だと思います。

ただ、視点変換が多くてそこは下手くそ。切り替えが読みずらいのがマイナスです。
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No.13:
(4pt)

無性にコーヒーが飲みたくなる上品で丁寧なラノベ

近ごろ巷で流行っているらしい「〜の事件簿」というタイトルと、目を引く表紙に惹かれて購入。
芳醇で読み心地のいい文体にくわえて、非常にテンポよい話運びであるため、
気がつけば、一気に読まされてしまってました。

総じておもしろかったです。
コーヒーの薀蓄は、くどすぎず浅すぎない、絶妙な加減だったなという印象。
後味の悪くないオチも好印象だし、なにより『バリスタが可愛い』。
さらに、特筆すべきは、なんと言っても『バリスタが可愛かった』ことでしょう!(大事なことなので以下略)

難を挙げるとすれば、
1.謎が弱い。そこはかとなく弱い
2.京都に土地勘のない人にとっては、状況把握がやや苦痛になりうる
3.決めゼリフがちょっと狙いすぎで、なんというか、うーんんんん
といったところでしょうか。

決して「ミステリー」ではありません。
いわゆる日常系なんちゃらというヤツなのでしょうが、「このミス」の隠し玉という肩書きから、
あっと驚くトリックなんぞを期待して読み始めてしまうと、腹が立って投擲することになりかねないでしょう。
(私はすこし投げかけた)
ミステリーとして売りだされてなければ、星5つでした。

Qやらビブリアやらの●番煎じだ、という指摘も少なからずあるようですが、
それを考慮しても、エンタメとしては素晴らしい出来だと思います。
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No.12:
(4pt)

作者に会いたくなる一冊。

ライトノベルのような可愛らしい表紙ではありますが、
端正な文章と、その豊富な語彙に、若い世代だけでなく中高年にも人気があるというのも頷ける一冊です。
人によっては、やや冗長な文章と感じさせるかも知れませんが。

人気ドラマ「相棒」の右京と薫のコンビは「シャーロック・ホームズ」のホームズとワトソンの関係をなぞったものでしょうが、
この作品の男女、理想のコーヒーに出会ってしまった青年と、その味を堪能させてくれる女性バリスタとの関係も、それを感じさせるコンビです。
賢く美しい女性・美星と、ちょっと気弱で穏やかな好青年・「僕」の、京都の街を舞台にしたやわらかなミステリー。

碁盤の目のような街の作りを活かした謎解きや、日常の京都での暮らしを感じさせる描写は、京都大学卒業という経歴の作者ならではで、
従来の観光ガイドのような旅情ミステリーと違う京都の時間が作中に流れています。
このあたりは好みが分かれるところでしょうが、私には興味深いものでした。

ことさら殺人のような事件がなくても、人の日常には数々の「謎」が存在し、
その謎解きをすることは、時に人の心の琴線に触れてしまいかねない。
しかし、誰かが玄関の扉を開いてくれたからといって、土足で座敷まで踏み込んではならない。
そんなことをわきまえた女性・美星は、実は京都出身ではないのですが、
彼女のその佇まいこそが、大人文化の京都の街であると、作者は伝えたかったのではないか。

そして、そんな美星と、「僕」との、もどかしくなるほど節度をわきまえた恋の行方は、
謎解きとともに同時進行していき、切ないひとつの結末が出た時ー。
正直言って、私はここでラストにした方がよかったのではないかと思いました。
私の個人的な好みなのでしょうが、人生の苦さや己の愚かしさを知ることは「暗い」ことでも何でもありません。
そこから始まるのだー、と思ってますので。
しかし、作者はそこで終わらせませんでした。

作品全体に言えることですが、ミステリーの王道である、
「ひねって、ひねって、最後にまたもうひとひねり」という術を多用しているこの作品には、
覇道でなく王道を行く、という志があるのか、ラストに更なる「エピローグ」が用意されています。
たとえ傷つき、また傷つけることがあったとしても、人生は後悔の連続だとしても、
それでも人生は生きるに値する。
だから臆病なままでいないでほしいー。
そう思わせてくれるラストです。

26歳という作者は、きっとこの「僕」のように、繊細で誠実で控えめな青年でしょうか。
しかし、このラストは「最後にもうひとひねり」することで、ミズテリーの王道と、エンタメの大団円を完成させており、
人間を、人生を信じようという意思を感じさせます。
デビュー作には、その作家の全てが詰め込まれている、といわれます。
優しさと清潔さを漂わせる、この作品を読み終わった時、この作者に会ってみたいと思う読者は私だけではないのではないでしょうか。
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No.11:
(5pt)

珈琲が飲みたくなってきた・・・・。

いい話です。
僕は、コーヒーが好きなので一気に読んでしまいました。
でも、これはミステリーなのか?このミス大賞なのか?とも、思いました。
隠し玉ということですが、話的には普通にイイです!
他の隠し玉も読んでみたいです!
この作家さんに今期待しています!!
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No.10:
(4pt)

かなりのコーヒー好きじゃないと楽しめない作品

実際のコーヒー好きでないと文中にあるコーヒー知識に飽きてしまうとおもいます。
自分はコーヒーが好きで、且つコーヒーに関してそれなりに知識があったからこそ読み切れたのだと思いますが、あまりコーヒーに興味ない人からしてみれば無理やり雑学を聞かされているように感じてしまうかもしれません。
キャラクターの魅力の感じ方も、結局のところ読者がコーヒー好きかどうかで変わってくると思います。コーヒー好きであれば、この作中で登場するバリスタは魅力的な女性ではありますが、そうでない人からしてみればただの「コーヒー薀蓄を話してくる推理好きな女性」として捉えてしまうところでしょう。
これから読もうとしている方は、自分がコーヒー好きかどうか考えてからのほうがいいかもしれません。
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No.9:
(4pt)

ほのぼのミステリー

インスタントじゃなく、ちゃんとしたコーヒーが飲みたくなる本です。話としては、ほのぼのミステリーなので、複雑な謎解きはありません。そこが評価の別れるところでしょうね。なんちゃってビブリアって感じですけど、私は楽しめたので☆4つ。
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No.8:
(4pt)

今流行りのミステリ風ラノベ

先きにレビューされている方のご指摘の通り、一部に地元の人しか分からないような京都の地名が推理のキーになっていて、読んでいてもイメージしづらいのは残念でした。
作中の回りくどい言い回しは、作家の個性だと思いますし、好みは分かれるとは思いますが読みづらいわけではありませんでした。
細かいところに突っ込まなければキャラが立っていて、感情移入しやすく、読後の清涼感もあるので休日の午後にカフェでサラッと読むのに適した一冊です。
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No.7:
(4pt)

面白かった。

他の方がいろいろ書いていますが、私は面白く読むことが出来ました。
ライトノベル的ミステリ作品の日常の謎って感じです。

突っ込みどころもありますが、それでも私はいいと思いました。
デビュー作なのでいろいろ詰め込みすぎた感じはしますが、好感の持てる仕上がりです。
続編もありそうな…、個人的には続きを読んでみたいです。

とにかく、気になった方はまずは読んでみて下さい。
今後の期待も込めて☆4つ。
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No.6:
(4pt)

レビュー初めてなのでご容赦を....

コーヒー、謎、私はどちらも好きなので面白かったです。
しかし、ちょっと強引すぎる解釈があったように思います
他サイトのレビューでは、誰が話しているのか分りづらいと書いてありました
確かに少し分りづらい所もありましたが、私は作者さんが敢えてそう書いたように思います、
読者を騙すみたいな感じです←(個人的にこういうの好きです)

しかしQ、α、ビブリアと比べると内容的には少し落ちます。
次作に期待して星4です
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No.5:
(4pt)

今後に期待♪

読み終わって、再読してを繰り返してやっとコメントを!!^^

友井羊さんの「僕はお父さんを訴えます」を読み終え、情報収集をしている際に
あらすじを見てこの本を知り数カ月。。。

amazonで予約販売されると発表されるとすぐさま予約しました。笑
それほどちょっと期待してた本です。

では、評価をば……

まず、読後感が非常にいいですね。キャラクター造形は好感がもてました。
また、登場人物たちの掛け合いも、面白く微笑んでしまうような
ほんわかした空気がこちらにも伝わる場面が多かったです♪

ミステリーに関しては同じような方法をとられる場面が目に着きますねー。
たぶんちょっとミステリーかじってる人なら……「あぁーこれは。。。」
と思っちゃうかも知れません。あと日常の謎が本当に小粒。笑
まぁ新人さん特有の御愛嬌ですか。笑

それよりもなによりも気になったのが聴きなれない語彙の多さ。
たしかに作家さんって語彙が豊富なのは良いことだと思います。
だけど、ここまで聴きなれない言葉のオンパレードでは読むのを
邪魔をしているのかと思うほどです;

内包されるテーマが重いからこのような描き方なのか……
でもこれよりも重いテーマでも結構すんなり読める小説の方が多いから
やっぱりこの著者の癖なんですかね。。。
作品のうま味になるのか、苦みになるのかは読者次第でしょうか^^;

あとこれは主観ですが、なんか各章が微妙に波うってる気がしてならない。
うまくなんと表現すればいいのか、先にあげた聴きなれない語彙がふんだんに
ある章もあれば、すんなり読み進められる章もある。さっきまで小難しいこと
言ってた20代前半の女の子が次の章では結構丸くなってる。笑
ムラッ気が結構気になりました。笑

とまー、辛口のようですが星は4つです♪期待度の方が大きい采配ですが。笑

まだまだお若いようですので、これからたくさんの事を吸収して大きく成長される
ことを切に願います♪読者ちょっと置いてけぼりは勘弁してください。笑

余談ですが、この作品なんで地図がないんでしょう??無理でしょ。京都になんの
縁もないひとが「○○通りを過ぎて○○駅に向かって」を理解できっこない。その
せいで丸々一章流し読み。えぇーって感じでした。
これは宝島社さんのミスでは??

このミスがすごい!!ってか!!……

……失礼しました。笑
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No.4:
(4pt)

意外と骨太な作品でした

表紙カバーのイラストが、美少女漫画風だったので、中身を見くびっていました。

「お盆休みの旅行中のお供にはこういう軽めの物もいいか…」と思って買ったのですが、爽やかな読後感こそ想像通りだったものの、全体として予想以上に‘密度の濃い'内容だったという印象です。

'謎解き'に関しては、 文章によって旨くミスリードされ、心地よく、非常にスムーズに騙されました。

登場キャラクターもなかなかミステリアスな魅力があり、「(この人がぴったりという俳優さんが思い付かないので)安易に映像化とかしてほしくないな」という気持ちに、珍しくなりました。
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No.3:
(4pt)

「このミス大賞」シリーズとしては不適格

なぜ珈琲店のバリスタ?なんの関係があるの?と感じた本作でしたが思いのほか読めました。
本作は女性バリスタが謎を解くという特徴がありますがその特徴を上手く生かし切れていないです。
別に女性バリスタが解決しなくても良いのでは?と思います。

本書の謎といっても些細なものです。少なくても世間を騒がせるような壮大な謎というわけでもありません。
推理小説として読むと期待ハズレです。
本書は珈琲店の若き女性バリスタと主人公が交流してお互いに恋をする物語であり謎解きはスパイスでしかありません。ほのぼのとした交流を描いた日常系の物語です。

作者は26歳でデビュー作らしいですがなかなかよく書けているとは思いますが「このミス大賞」シリーズとしては刊行するような内容ではないような気がします。
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No.2:
(4pt)

登場人物が魅力的

謎解きに多少の強引さがあること、たまに回りくどすぎて読み辛い表現があるのは否めないため☆ひとつ減らしました。
しかしそれを差し引いても光るのは登場人物の魅力的な描写と物語の構成です。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、最初から張られていた伏線の回収やミステリならではの仕掛け、
表題の本当の意味などは巧いなぁと感心させられ、今後に期待が持てる作家だと思いました。
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