夜の国のクーパー

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評判

夜の国のクーパーの評価:

3.67/5点 レビュー 86件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全93件 41〜60 3/5ページ
No.53
(5pt)

童話的でひどく面白い!

私の第一印象は「夜の国のクーパー」とは一体なんのことだろうか。ということだった。本書はある動物の視点で進んでいく。それにより、物語にテンポが生まれ、又人間とは全く違う生活による考え方の違いがユーモラスで興味深いものだった。

あともう一人の主人公を挙げるならば、一人の男性だ。彼は妻に浮気をされた冴えない一般男性である。私たちの世界と同じような世界に住んでいた人物。彼の考え方は一般的で共感がしやすく、物語にさらに引き込まれる要因となっているように思う。
本書は多くの視点変換がある。最初は謎が増えるばかりであったが、自然にだんだんと謎が解けていくのが快感だった。
そしてタイトル回収もされているように思う。

本書は童話的だがひどく現実的でもある。
人間の感情や主人公が動物であるがゆえにむき出しな感情。
情景までが思い浮かぶような、ラストまで疾走感溢れる物語である。
現代社会で疲れ、大事なことを忘れている大人たちにぜひ読んで考えてみて欲しい。
自分にとって大切なものはなんであるのか。
                                                                               くれよん。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.52
(5pt)

童話的でひどく面白い!

私の第一印象は「夜の国のクーパー」とは一体なんのことだろうか。ということだった。本書はある動物の視点で進んでいく。それにより、物語にテンポが生まれ、又人間とは全く違う生活による考え方の違いがユーモラスで興味深いものだった。

あともう一人の主人公を挙げるならば、一人の男性だ。彼は妻に浮気をされた冴えない一般男性である。私たちの世界と同じような世界に住んでいた人物。彼の考え方は一般的で共感がしやすく、物語にさらに引き込まれる要因となっているように思う。
本書は多くの視点変換がある。最初は謎が増えるばかりであったが、自然にだんだんと謎が解けていくのが快感だった。
そしてタイトル回収もされているように思う。

本書は童話的だがひどく現実的でもある。
人間の感情や主人公が動物であるがゆえにむき出しな感情。
情景までが思い浮かぶような、ラストまで疾走感溢れる物語である。
現代社会で疲れ、大事なことを忘れている大人たちにぜひ読んで考えてみて欲しい。
自分にとって大切なものはなんであるのか。
                                                                               くれよん。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.51
(5pt)

やられた

著者の作品は平行して進むいくつかの(この作品では3つ)話が最後に一つにまとまり、読了するといつも「やられた」と感じます。この本でも然り。しかも猫と鼠の世界と、人間の世界の相似など、本編にところどころ仕掛けられた伏線が「なるほど」と解せます。
いずれにしてもよくできた作品だと思います。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.50
(5pt)

やられた

著者の作品は平行して進むいくつかの(この作品では3つ)話が最後に一つにまとまり、読了するといつも「やられた」と感じます。この本でも然り。しかも猫と鼠の世界と、人間の世界の相似など、本編にところどころ仕掛けられた伏線が「なるほど」と解せます。
いずれにしてもよくできた作品だと思います。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.49
(5pt)

個人的には、猫と鼠の話がよく考えられていたと思う

猫の視点、クーパーの兵士の視点、ある男の視点、それぞれの視点から、ある国の過去と現在が描かれながら物語が展開されていく。

おもしろくて一気に引き込まれた。鉄国との戦争の話し、クーパーの兵士の真実、透明になる話の真相、猫と鼠の駆け引きなど、様々な伏線が見事に収束していく様子が心地よく、最後まで楽しめた。

特に、猫と鼠の話は、鉄国とある国との関係を象徴していて、よく考えられていた。太古からの指令や、鼠からみた猫は災いでと雷や豪雨、病気などと同様に話ができるとは思わなかったいった話は言い得て妙だと思う。酸人の残忍さ、身勝手さも際立っていてよかった。

鉄国の兵士に支配されている状況は大変な状況なのだが、猫が語り手になっていて、人間世界の様子をおもしろおかしく説明していたので、全体的におおらかな雰囲気に包まれていたと思う。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.48
(5pt)

個人的には、猫と鼠の話がよく考えられていたと思う

猫の視点、クーパーの兵士の視点、ある男の視点、それぞれの視点から、ある国の過去と現在が描かれながら物語が展開されていく。

おもしろくて一気に引き込まれた。鉄国との戦争の話し、クーパーの兵士の真実、透明になる話の真相、猫と鼠の駆け引きなど、様々な伏線が見事に収束していく様子が心地よく、最後まで楽しめた。

特に、猫と鼠の話は、鉄国とある国との関係を象徴していて、よく考えられていた。太古からの指令や、鼠からみた猫は災いでと雷や豪雨、病気などと同様に話ができるとは思わなかったいった話は言い得て妙だと思う。酸人の残忍さ、身勝手さも際立っていてよかった。

鉄国の兵士に支配されている状況は大変な状況なのだが、猫が語り手になっていて、人間世界の様子をおもしろおかしく説明していたので、全体的におおらかな雰囲気に包まれていたと思う。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.47
(5pt)

目を反らしてはいけないこと

めちゃくちゃ面白い、というのではなかったです。ファンタジーというスタイルを取っているため、他の作品と比べると、会話のテンポや筋の展開に少し物足りなさを感じました。でも、作者が日々考えていることがストレートに伝わって来ました。読みながら、読み終わってからも、いろいろと考えています。とても誠実な小説だと思いました。読んで良かったと思いました。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.46
(5pt)

目を反らしてはいけないこと

めちゃくちゃ面白い、というのではなかったです。ファンタジーというスタイルを取っているため、他の作品と比べると、会話のテンポや筋の展開に少し物足りなさを感じました。でも、作者が日々考えていることがストレートに伝わって来ました。読みながら、読み終わってからも、いろいろと考えています。とても誠実な小説だと思いました。読んで良かったと思いました。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.45
(5pt)

伊坂幸太郎ワールド

全体のストーリーと様々な示唆が期待通りのストーリーでした。大江健三郎の本は読んでませんでしたが、すぐに購入しました。伊坂ファンにはお勧めかと思います。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.44
(5pt)

長編大好き

やっぱり伊坂さんの長編が好きです。

二年半かけて大切に育て上げた感が、しっかりと伝わってきます。

読み終わったあとは、切なさと、感動と、爽快感の入り交じった複雑な

気持ちです。

想像して、予想したことが少しずつ外れていき、また、そこが読んでいて

楽しくて仕方ありませんでした。
 
作者のデビュー作を思わせる事もあり、初めて読まれる方にもお薦めできる  

最高の小説です。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.43
(5pt)

伊坂幸太郎ワールド

全体のストーリーと様々な示唆が期待通りのストーリーでした。大江健三郎の本は読んでませんでしたが、すぐに購入しました。伊坂ファンにはお勧めかと思います。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.42
(5pt)

長編大好き

やっぱり伊坂さんの長編が好きです。

二年半かけて大切に育て上げた感が、しっかりと伝わってきます。

読み終わったあとは、切なさと、感動と、爽快感の入り交じった複雑な

気持ちです。

想像して、予想したことが少しずつ外れていき、また、そこが読んでいて

楽しくて仕方ありませんでした。
 
作者のデビュー作を思わせる事もあり、初めて読まれる方にもお薦めできる  

最高の小説です。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.41
(5pt)

あらすじは他の方が書いているので

あらすじには触れませんが、個人的に好きな類の話です。
他の伊坂作品と同様、気持ちよく読者を騙してくれます。
今回は2つの点で「そう来たか!」と唸らされました。

ストーリーとは別に、猫の描写が素晴らしいですね。
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「きょうの猫村さん」を超える
猫描写はもう出ないと思っていましたが、これは完璧。
猫が身近にいる人なら、猫描写でも唸らされること間違いなし。

他作品とリンクがないなど、伊坂ファンにとってはそのあたりが
物足りないのかもしれませんが、コアなファン以外でも楽しめる小説です。

猫や馬は何かの隠喩なのか?登場人物の名前は変わっているが
何かのメッセージが隠されているのか?
などと、考えながら読む小説も好きだけど、おそらく、この小説には
そういったメッセージ性はないと思われます。
純粋に面白かったな。と思える話。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.40
(5pt)

あらすじは他の方が書いているので

あらすじには触れませんが、個人的に好きな類の話です。
他の伊坂作品と同様、気持ちよく読者を騙してくれます。
今回は2つの点で「そう来たか!」と唸らされました。

ストーリーとは別に、猫の描写が素晴らしいですね。
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「きょうの猫村さん」を超える
猫描写はもう出ないと思っていましたが、これは完璧。
猫が身近にいる人なら、猫描写でも唸らされること間違いなし。

他作品とリンクがないなど、伊坂ファンにとってはそのあたりが
物足りないのかもしれませんが、コアなファン以外でも楽しめる小説です。

猫や馬は何かの隠喩なのか?登場人物の名前は変わっているが
何かのメッセージが隠されているのか?
などと、考えながら読む小説も好きだけど、おそらく、この小説には
そういったメッセージ性はないと思われます。
純粋に面白かったな。と思える話。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.39
(4pt)

猫と戦争と、そして世界の秘密のおはなし。

妻に浮気をされた男が憂さ晴らしに出かけた海釣りで遭難し
漂着した謎の島で人間の言葉を話す猫「トム」に出会う
猫の口から語られた島の人間界での戦争の物語

壁に囲まれた猫の国とその国に侵攻してきた「鉄の国」の兵士たち
国家の危機に対する人々の反応を猫の視点と人間の視点、それを聞く
主人公の男の視点と多角的に語られる事によって起こっている出来事の
違った側面が見えてくる

「自分が真実だと思い込んでいるかもしれない事を疑え」という作者からのメッセージが
くり返し流れてくるように何度も覆る「真実(だと思っていたもの)」は
最後には読者さえも巻き込んでいく

伊坂幸太郎のデビュー作「オーデュボンの祈り」を彷彿させるような
寓話的異世界ファンタジー奇譚
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.38
(4pt)

猫と戦争と、そして世界の秘密のおはなし。

妻に浮気をされた男が憂さ晴らしに出かけた海釣りで遭難し
漂着した謎の島で人間の言葉を話す猫「トム」に出会う
猫の口から語られた島の人間界での戦争の物語

壁に囲まれた猫の国とその国に侵攻してきた「鉄の国」の兵士たち
国家の危機に対する人々の反応を猫の視点と人間の視点、それを聞く
主人公の男の視点と多角的に語られる事によって起こっている出来事の
違った側面が見えてくる

「自分が真実だと思い込んでいるかもしれない事を疑え」という作者からのメッセージが
くり返し流れてくるように何度も覆る「真実(だと思っていたもの)」は
最後には読者さえも巻き込んでいく

伊坂幸太郎のデビュー作「オーデュボンの祈り」を彷彿させるような
寓話的異世界ファンタジー奇譚
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.37
(5pt)

騙されて、とっても心地いい気分にさせてくれます

物語の主人公「トム」は猫であり、この国で起こった戦争と世界の秘密について猫の視点から語られます。

まるでその場の様子を見たまま描写しているように見せておきながら、あえて大切な実態を描かない。説明不足かな? 少し誇張しているのかな? とさして気にせず読み進めて行くと、勝手に自分で作り込んだ想像とはまったく別の新事実が表れてくるのが、読んでいてすごく面白かったです。振り返れば、確かに そんなことは言ってなかったなぁ と騙されて、とっても心地いい気分にさせてくれます。

主人公が人間社会に溶け込む猫だからこそ、仲間内の猫ネットワークも含めて、人間では知り得ないような俯瞰的な情報が入ったり、逆に猫ならではの余計な視点が入って本筋から脱線していきます。途中、猫と会話のできる人間が登場したり、クーパーという怪物を想像したりと、自分の混乱した頭を整理している間にも、たくさんの謎が生まれ、その謎を利用するかのように物語に上手く仕掛を作っていきます。

辛口のファンからすれば、ちょっと待ってくれと言いたい部分もあるのでしょうが、僕はこの物語同様、伊坂幸太郎の小説はほとんど面白いと思っているので単純に大満足しています。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.36
(5pt)

騙されて、とっても心地いい気分にさせてくれます

物語の主人公「トム」は猫であり、この国で起こった戦争と世界の秘密について猫の視点から語られます。

言い伝えによると八年前、 敵対する「鉄国」との争いに敗戦したものの、トムが暮らす国の国王「冠人」によって平和条約が結ばれ、国民たちは穏やかな日々を過ごしていた。しかし、今になって突然「鉄国」の兵士が自国に攻め込んで来て、国の信頼を集める国王が、国民の目の前で銃で射殺された。そこから物語は始まります。

まるでその場の様子を見たまま描写しているように見せておきながら、あえて大切な実態を描かない。説明不足かな? 少し誇張しているのかな? とさして気にせず読み進めて行くと、勝手に自分で作り込んだ想像とはまったく別の新事実が表れてくるのが、読んでいてすごく面白かったです。振り返れば、確かに そんなことは言ってなかったなぁ と騙されて、とっても心地いい気分にさせてくれます。

主人公が人間社会に溶け込む猫だからこそ、仲間内の猫ネットワークも含めて、人間では知り得ないような俯瞰的な情報が入ったり、逆に猫ならではの余計な視点が入って本筋から脱線していきます。途中、猫と会話のできる人間が登場したり、クーパーという怪物を想像したりと、自分の混乱した頭を整理している間にも、たさくさんの謎が生まれ、その謎を利用するかのように物語に上手く仕掛を作っていきます。

辛口のファンからすれば、ちょっと待ってくれと言いたい部分もあるのでしょうが、僕はこの物語同様、伊坂幸太郎の小説はほとんど面白いと思っているので単純に大満足しています。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.35
(5pt)

ファンタジー好きとして

伊坂幸太郎のファンであり、ファンタジー好きであり、猫好きである自分としては非常に満足しています。 少し不思議な世界観、ストーリー、テーマ、細かな伏線、読後感、全て良かった。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.34
(5pt)

ファンタジー好きとして

伊坂幸太郎のファンであり、ファンタジー好きであり、猫好きである自分としては非常に満足しています。 少し不思議な世界観、ストーリー、テーマ、細かな伏線、読後感、全て良かった。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947