黒死館殺人事件

評判

黒死館殺人事件の評価:

3.89/5点 レビュー 150件。 D ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全131件 121〜131 7/7ページ
No.11
(3pt)

事件の謎やら結論はどうでもよい?

虫太郎のあまりにも有名な密室殺人もの長編。虫太郎作品は「完全犯罪」に続き2作目。

神奈川県北部の田舎に建つ、なにやらすごい構造の屋敷で起こるあやしげな事件。屋敷で起きた過去の事件も絡みつつ、次々に連続殺人事件が起き、名探偵・法水麟太郎が広範な知識をもとに独自の理論をひたすら展開するのだ。

・・・のですが・・・、なんともすごい話になってます。作中で議論している話があっちこっちに飛ぶ上に、トンデモ系のように思える怪しい論理が、何の異議もなく登場人物の間で展開されるのだ。麟太郎のディスカッションにずっと参加している検事と刑事もさることながら、他のマイナな登場人物であっても話している内容がものすごい。というより、読者はほとんどついていけないのでは。ついていけない話にしているのが作品のポイントなのか。読み進みながら、なかなか腹をくくるのが難しい。

これでもかーと濁流のように書き込まれる大量のルビ付きの妙な単語。ドグマだの、ゼーレだの、エヴァンゲリオンか、的な単語もちらほら。

最後のほうまでくると、もう事件の謎やら結論はどうでもよくなってきたりしますね。さすが超有名作品というだけあってスゴい。でも再読はたぶんしないですかね。
黒死館殺人事件 (1969年) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (1969年)より
B000J95PKM
No.10
(3pt)

事件の謎やら結論はどうでもよい?

虫太郎のあまりにも有名な密室殺人もの長編。虫太郎作品は「完全犯罪」に続き2作目。

神奈川県北部の田舎に建つ、なにやらすごい構造の屋敷で起こるあやしげな事件。屋敷で起きた過去の事件も絡みつつ、次々に連続殺人事件が起き、名探偵・法水麟太郎が広範な知識をもとに独自の理論をひたすら展開するのだ。

・・・のですが・・・、なんともすごい話になってます。作中で議論している話があっちこっちに飛ぶ上に、トンデモ系のように思える怪しい論理が、何の異議もなく登場人物の間で展開されるのだ。麟太郎のディスカッションにずっと参加している検事と刑事もさることながら、他のマイナな登場人物であっても話している内容がものすごい。というより、読者はほとんどついていけないのでは。ついていけない話にしているのが作品のポイントなのか。読み進みながら、なかなか腹をくくるのが難しい。

これでもかーと濁流のように書き込まれる大量のルビ付きの妙な単語。ドグマだの、ゼーレだの、エヴァンゲリオンか、的な単語もちらほら。

最後のほうまでくると、もう事件の謎やら結論はどうでもよくなってきたりしますね。さすが超有名作品というだけあってスゴい。でも再読はたぶんしないですかね。
黒死館殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 240) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 240)より
4150002401
No.9
(3pt)

事件の謎やら結論はどうでもよい?

虫太郎のあまりにも有名な密室殺人もの長編。虫太郎作品は「完全犯罪」に続き2作目。

神奈川県北部の田舎に建つ、なにやらすごい構造の屋敷で起こるあやしげな事件。屋敷で起きた過去の事件も絡みつつ、次々に連続殺人事件が起き、名探偵・法水麟太郎が広範な知識をもとに独自の理論をひたすら展開するのだ。

・・・のですが・・・、なんともすごい話になってます。作中で議論している話があっちこっちに飛ぶ上に、トンデモ系のように思える怪しい論理が、何の異議もなく登場人物の間で展開されるのだ。麟太郎のディスカッションにずっと参加している検事と刑事もさることながら、他のマイナな登場人物であっても話している内容がものすごい。というより、読者はほとんどついていけないのでは。ついていけない話にしているのが作品のポイントなのか。読み進みながら、なかなか腹をくくるのが難しい。

これでもかーと濁流のように書き込まれる大量のルビ付きの妙な単語。ドグマだの、ゼーレだの、エヴァンゲリオンか、的な単語もちらほら。

最後のほうまでくると、もう事件の謎やら結論はどうでもよくなってきたりしますね。さすが超有名作品というだけあってスゴい。でも再読はたぶんしないですかね。
黒死館殺人事件 Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件より
480602063X
No.8
(3pt)

事件の謎やら結論はどうでもよい?

虫太郎のあまりにも有名な密室殺人もの長編。虫太郎作品は「完全犯罪」に続き2作目。

神奈川県北部の田舎に建つ、なにやらすごい構造の屋敷で起こるあやしげな事件。屋敷で起きた過去の事件も絡みつつ、次々に連続殺人事件が起き、名探偵・法水麟太郎が広範な知識をもとに独自の理論をひたすら展開するのだ。

・・・のですが・・・、なんともすごい話になってます。作中で議論している話があっちこっちに飛ぶ上に、トンデモ系のように思える怪しい論理が、何の異議もなく登場人物の間で展開されるのだ。麟太郎のディスカッションにずっと参加している検事と刑事もさることながら、他のマイナな登場人物であっても話している内容がものすごい。というより、読者はほとんどついていけないのでは。ついていけない話にしているのが作品のポイントなのか。読み進みながら、なかなか腹をくくるのが難しい。

これでもかーと濁流のように書き込まれる大量のルビ付きの妙な単語。ドグマだの、ゼーレだの、エヴァンゲリオンか、的な単語もちらほら。

最後のほうまでくると、もう事件の謎やら結論はどうでもよくなってきたりしますね。さすが超有名作品というだけあってスゴい。でも再読はたぶんしないですかね。
黒死館殺人事件 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (河出文庫)より
4309409059
No.7
(3pt)

「すごさ」と「面白さ」の隔たり

夢野久作の『ドグラ・マグラ』、中井英夫の『虚無への供物』と並んで、日本ミステリー界の三大奇書として数えられている本書であるが、上の二冊と較べるとその評価というか知名度は若干下がるように思われる。その理由は分からないでもない。大部という点では他の二冊も変わらないが、本書が読むのに疲れるのは量的な問題以上におそらくは質的な問題である。
 小栗の博識ぶりには確かに舌を巻くほかない。化学、物理学、医学、歴史学、文献学、博物学、文学、語学、哲学、等々、その守備範囲は多岐に渡っておりしかも相当に深い。著者の持っている知識を詰め込めるだけ詰め込んだという観さえある。しかしその結果出来上がった作品が、必ずしも面白いということにはならない。
 作者が書きたいことと読者が読みたいこととは違う。作品の価値を決めるのは作者ではなく読者である。だれでも書ける作品ではない。しかし小栗は自分の知識に酔っているのではないだろうか。殺人事件のさなかになされるにはあまりにも不自然な会話の数々。雑学の洪水に埋もれ議論の声にかき消されて、肝心の殺人事件はほとんど見えず真実の声はほとんど聞こえなくなってしまっている。
 書いている小栗はさぞかし楽しかったろう。自己顕示欲を大いに満足させられたに違いない。しかしそれは読者の喜び、読者の満足とは全く関係がない。映画化でもされればまた見直されるのかも知れないが、今後の再評価は難しいといわざるを得ない作品である。
黒死館殺人事件 (1956年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (1956年) (世界探偵小説全集)より
B000JB23AU
No.6
(3pt)

「すごさ」と「面白さ」の隔たり

夢野久作の『ドグラ・マグラ』、中井英夫の『虚無への供物』と並んで、日本ミステリー界の三大奇書として数えられている本書であるが、上の二冊と較べるとその評価というか知名度は若干下がるように思われる。その理由は分からないでもない。大部という点では他の二冊も変わらないが、本書が読むのに疲れるのは量的な問題以上におそらくは質的な問題である。
 小栗の博識ぶりには確かに舌を巻くほかない。化学、物理学、医学、歴史学、文献学、博物学、文学、語学、哲学、等々、その守備範囲は多岐に渡っておりしかも相当に深い。著者の持っている知識を詰め込めるだけ詰め込んだという観さえある。しかしその結果出来上がった作品が、必ずしも面白いということにはならない。
 作者が書きたいことと読者が読みたいこととは違う。作品の価値を決めるのは作者ではなく読者である。だれでも書ける作品ではない。しかし小栗は自分の知識に酔っているのではないだろうか。殺人事件のさなかになされるにはあまりにも不自然な会話の数々。雑学の洪水に埋もれ議論の声にかき消されて、肝心の殺人事件はほとんど見えず真実の声はほとんど聞こえなくなってしまっている。
 書いている小栗はさぞかし楽しかったろう。自己顕示欲を大いに満足させられたに違いない。しかしそれは読者の喜び、読者の満足とは全く関係がない。映画化でもされればまた見直されるのかも知れないが、今後の再評価は難しいといわざるを得ない作品である。
黒死館殺人事件 (1969年) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (1969年)より
B000J95PKM
No.5
(3pt)

「すごさ」と「面白さ」の隔たり

 夢野久作の『ドグラ・マグラ』、中井英夫の『虚無への供物』と並んで、日本ミステリー界の三大奇書として数えられている本書であるが、上の二冊と較べるとその評価というか知名度は若干下がるように思われる。その理由は分からないでもない。大部という点では他の二冊も変わらないが、本書が読むのに疲れるのは量的な問題以上におそらくは質的な問題である。
 小栗の博識ぶりには確かに舌を巻くほかない。化学、物理学、医学、歴史学、文献学、博物学、文学、語学、哲学、等々、その守備範囲は多岐に渡っておりしかも相当に深い。著者の持っている知識を詰め込めるだけ詰め込んだという観さえある。しかしその結果出来上がった作品が、必ずしも面白いということにはならない。
 作者が書きたいことと読者が読みたいこととは違う。作品の価値を決めるのは作者ではなく読者である。だれでも書ける作品ではない。しかし小栗は自分の知識に酔っているのではないだろうか。殺人事件のさなかになされるにはあまりにも不自然な会話の数々。雑学の洪水に埋もれ議論の声にかき消されて、肝心の殺人事件はほとんど見えず真実の声はほとんど聞こえなくなってしまっている。
 書いている小栗はさぞかし楽しかったろう。自己顕示欲を大いに満足させられたに違いない。しかしそれは読者の喜び、読者の満足とは全く関係がない。映画化でもされればまた見直されるのかも知れないが、今後の再評価は難しいといわざるを得ない作品である。
黒死館殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 240) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 240)より
4150002401
No.4
(3pt)

「すごさ」と「面白さ」の隔たり

 夢野久作の『ドグラ・マグラ』、中井英夫の『虚無への供物』と並んで、日本ミステリー界の三大奇書として数えられている本書であるが、上の二冊と較べるとその評価というか知名度は若干下がるように思われる。その理由は分からないでもない。大部という点では他の二冊も変わらないが、本書が読むのに疲れるのは量的な問題以上におそらくは質的な問題である。
 小栗の博識ぶりには確かに舌を巻くほかない。化学、物理学、医学、歴史学、文献学、博物学、文学、語学、哲学、等々、その守備範囲は多岐に渡っておりしかも相当に深い。著者の持っている知識を詰め込めるだけ詰め込んだという観さえある。しかしその結果出来上がった作品が、必ずしも面白いということにはならない。
 作者が書きたいことと読者が読みたいこととは違う。作品の価値を決めるのは作者ではなく読者である。だれでも書ける作品ではない。しかし小栗は自分の知識に酔っているのではないだろうか。殺人事件のさなかになされるにはあまりにも不自然な会話の数々。雑学の洪水に埋もれ議論の声にかき消されて、肝心の殺人事件はほとんど見えず真実の声はほとんど聞こえなくなってしまっている。
 書いている小栗はさぞかし楽しかったろう。自己顕示欲を大いに満足させられたに違いない。しかしそれは読者の喜び、読者の満足とは全く関係がない。映画化でもされればまた見直されるのかも知れないが、今後の再評価は難しいといわざるを得ない作品である。
黒死館殺人事件 Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件より
480602063X
No.3
(3pt)

「すごさ」と「面白さ」の隔たり

 夢野久作の『ドグラ・マグラ』、中井英夫の『虚無への供物』と並んで、日本ミステリー界の三大奇書として数えられている本書であるが、上の二冊と較べるとその評価というか知名度は若干下がるように思われる。その理由は分からないでもない。大部という点では他の二冊も変わらないが、本書が読むのに疲れるのは量的な問題以上におそらくは質的な問題である。
 小栗の博識ぶりには確かに舌を巻くほかない。化学、物理学、医学、歴史学、文献学、博物学、文学、語学、哲学、等々、その守備範囲は多岐に渡っておりしかも相当に深い。著者の持っている知識を詰め込めるだけ詰め込んだという観さえある。しかしその結果出来上がった作品が、必ずしも面白いということにはならない。
 作者が書きたいことと読者が読みたいこととは違う。作品の価値を決めるのは作者ではなく読者である。だれでも書ける作品ではない。しかし小栗は自分の知識に酔っているのではないだろうか。殺人事件のさなかになされるにはあまりにも不自然な会話の数々。雑学の洪水に埋もれ議論の声にかき消されて、肝心の殺人事件はほとんど見えず真実の声はほとんど聞こえなくなってしまっている。
 書いている小栗はさぞかし楽しかったろう。自己顕示欲を大いに満足させられたに違いない。しかしそれは読者の喜び、読者の満足とは全く関係がない。映画化でもされればまた見直されるのかも知れないが、今後の再評価は難しいといわざるを得ない作品である。
黒死館殺人事件 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (河出文庫)より
4309409059
No.2
(3pt)

驚くべき作品だが・・・。

一読すればわかるように超人的なペダントリー小説である。そして知識の一つ一つが有機的に絡み合い底知れないミステリーを形成している。作家は言語で虚無な実体に過剰な装飾をさせたかったらしく、その理想の集積である。文学作品としてテーマは序文にもあるとおり「ファウスト」と同一である。だから最低限ファウストを読んでから、この本に挑戦してほしい。
黒死館殺人事件 (1956年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (1956年) (世界探偵小説全集)より
B000JB23AU
No.1
(3pt)

驚くべき作品だが・・・。

一読すればわかるように超人的なペダントリー小説である。そして知識の一つ一つが有機的に絡み合い底知れないミステリーを形成している。作家は言語で虚無な実体に過剰な装飾をさせたかったらしく、その理想の集積である。文学作品としてテーマは序文にもあるとおり「ファウスト」と同一である。だから最低限ファウストを読んでから、この本に挑戦してほしい。
黒死館殺人事件 (1969年) Amazon書評・レビュー: 黒死館殺人事件 (1969年)より
B000J95PKM