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振り向いた悪魔



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【この小説が収録されている参考書籍】
振り向いた悪魔 (光文社文庫)

振り向いた悪魔の評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

高校生3人組が活躍するライト・サスペンス・・・

著者・赤川次郎氏の「悪魔シリーズ」としての作品である。今回
の舞台はTV局の報道マスコミ関係者の実態に迫っているライト
サスペンスである。

事件性の高いニュースほど、連日の過熱気味の報道により、容疑
者は意図しない窮地に追い込まれるケースがある。プライバシー
どころか、人間性を否定される様な、行き過ぎた今日のマスコミ
の実態が存在するのだ。ある一面を捉えて、誤った犯人像を追い
かける報道陣とはを、赤川氏の痛快なストーリー展開が、問題提
議とともに批判している様に思えるのだ。

混沌とする犯人探しが続く中、由利子,旭子,香子の高校生三人組
が、事件に巻き込まれながらも、ユニークな個性を出しながら、
事件の核心へと迫って行く。赤川氏らしい演出に、思わず納得して
しまう。

楽しく読み終えることができる一冊なのである。
振り向いた悪魔 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:振り向いた悪魔 (光文社文庫)より
4334763928
No.2:
(5pt)

報道でのやらせの実態。

殺人事件の報道での行き過ぎ。
報道でのやらせの実態。

報道をいかに悪く書いても,批判が来ないのは赤川次郎の力だろうか。
主人公たちの純粋さだろうか。
お金持ちには逆らえないという世俗の悪弊だろうか。
人を騙す悪人は悪人に騙されるという教訓かもしれない。

由利子,旭子,香子の三人組の行動が鮮やか。
振り向いた悪魔 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:振り向いた悪魔 (光文社文庫)より
4334763928
No.1:
(4pt)

TV局やマスコミの横暴

「悪魔シリーズ」第10弾。
TV局やマスコミの横暴をついた問題意識は流石で、誇張しながらも上手く浮き彫りにされている。
最終的な犯人の動機については、ご都合主義的なにおいが強いが、それでもそこに辿り着くまでのストリー展開は、作者ならではの「読ませる」ものになっています。
なかなか楽しい読み物になっていると思います。
振り向いた悪魔 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:振り向いた悪魔 (光文社文庫)より
4334763928

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