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最後に愛を見たのは



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最後に愛を見たのはの評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

事件そのものより背景が興味深い

週刊文春1984年 国内8位

資産家 青山の別荘で、愛人の加代子がガス中毒死した。警察は、当初事件性がないと判断としていたが、胃の残留物や目撃情報から、違う場所で死亡した可能性を見出すのだった。 ・・・

事件そのものよりも、背景としている、離婚や単身家族という社会現象が興味深い。登場人物たちの、それぞれの離婚や別離にまつわる過去と現在、子に対する特別なおもいが交差して、事件をややこしくするのだが、その組み立てかたが良い。ストーリーは先読みしやすいので、ああ、やっぱりねというの随所にあるのだけれど。

男性にはかなり分が悪く描かれている(女性目線では、確かにむかつく)んだが、なかなか複雑な感情をもたらす作品ではある。ラストの青山の決意が救いだったりするのかも。

TV向けに映像化されているが、こちらは未見。
最後に愛を見たのは (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:最後に愛を見たのは (講談社文庫)より
4061840223

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