■スポンサードリンク


陽だまりの彼女



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
陽だまりの彼女
陽だまりの彼女 (新潮文庫)

陽だまりの彼女の評価: 3.47/5点 レビュー 326件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.47pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 41~60 3/5ページ
No.50:
(1pt)

猫好きだからこそイラッときました

((ネタバレ))

猫が鶴の恩返しみたいにニンゲンの姿で戻ってくる話、
っていうのはいいんですけど、かいらしい女の子、しかも初キスした同級生が
成長した美女、、、になって戻ってきて、しばらくエロいこととかして、
最後は猫でした、って、、、
つまり鶴の恩返しの「機織をして恩を返した」の代わりにエロ返ししましたって感じで、、。
私は無類の猫好きですが、猫はそんな下卑た動物ではありません。
猫耳みて萌える男が書いた妄想でしょうか。
猫という崇高な動物に対しての冒涜。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.49:
(1pt)

期待値が高すぎました

平積みされてるのをよく見かけ、その横で映画のトレーラーも流れているほど推されているので、とても期待しながら読み始めました。

途中で、真緒が何者なのかうすうす気づいてくるのですが、、そうでないことを祈りながらクライマックスへ・・・
恋人同士の日常・生活の描写にリアリティを感じていたのに、結末の夢落ち感が、、、ついていけませんでした。

ファンタジーだと最初から分かっていれば、感触違っていたのかな??
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.48:
(1pt)

がっかりです…

裏表紙のあらすじや、「女子が男子に読んでほしい本第1位」という帯に惹かれて読みました。
結末ががっかりというだけでなく、その過程もつまらないです。

このストーリーのネタからして、彼女はありえないほど自分勝手だと思います。
結末の後、彼がどういう人生を送るか考えられなかったのか?
本当に彼のことが好きなら…と思います。ネタバレになるので詳しくは書けませんが…。

わたしは女ですが、「男子に読んでほしい」なんて1ミリも思いません。読んでほしくないです。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.47:
(1pt)

いや、なんつーか…

すごいマジックをテレビで見てて、タネ公開します!
って言われてワクワクしてたら「CGでした」って言われたみたいな…
そういう話。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.46:
(1pt)

個人的にはオススメしない作品

この作品を読んでいる中で「彼女」の秘密は割りと早い段階で想像ができ、人気の理由が後半にあるのかと思っていたら、理由もなくそういうものだとおわらせた感のある最後に期待した分がっかりしました
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.45:
(1pt)

コピーが押し付けがましい。

男子にも読んで欲しい…。全く大きなお世話だ、と言いたいですね。これが、売れてしまった、映画化にまでなってしまった、と言うのが、恐ろしい。本は内容より、売り方次第ですね。中年男女も、この内容に飛びついたのでしょうか。記憶がない、と言う設定にしているが、それじたいには、全く、何の意味もないと思います。 途中から、意味不明過ぎる、ファンタジー(もどき)になっており、訳のわからない読後感になりました。 ファンタジーにもなりきれてないし、中途半端な内容。知っているコが、映画の試写会に行っているが、本は読んでないとの事だ、どうなる事やら。越谷さん独身だってよ!越谷さんの夢なのかなぁ、かなり男にとって、ご都合主義的。
記憶が途中から無いと言う事にした事も、ご都合主義と言えますね。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.44:
(1pt)

残念です。

読み終わった後にイライラしたのは初めてです。最初は温かい気持ちで読んでいましたが、後半いきなりのファンタジー。後半の違和感が異常です。他の方も書かれてましたが伏線があからさま。これだけあからさまだと、こちらの気持ちも全く乗りません。恋愛小説としても、ミステリー?にしても…中途半端な作品です。
こんなラストで泣けるなんて、、、笑ってしまいそうです。残念でした。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.43:
(1pt)

理解不明

まったくもって理解不能で人智を超えた作品です。
ドグラマグラ以来の迷作でしょう。
一瞬なにが起きたのかわからなくなり、交通事故にでも合ったかのようです。
これで泣ける人はヤギの出産とかでも泣けるんじゃないですか?
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.42:
(2pt)

恋愛ファンタジー初心者向けの王道展開満載の凡作 [→以下ネタバレ感想]

『女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1』と言う謳い文句に「女子が"読んでほしい"とか図々しい!絶対読むか畜生!」と思っていたのだが、読まず嫌いのままで非難するのは癪なので図書館で借りて読むことに。

読了後は…良いとも悪いとも言えない、なんとも形容しがたい微妙な印象を受けた。
私は恋愛ファンタジーやSF恋愛モノがかなり好きなので色々知っているが、これは今までの作品の中で断トツにレベルの低い作品だ。
まあ、ファンタジー好きとしては大して楽しめなかった。
他の方も書かれているが、終盤にファンタジー展開に切り替わるの唐突すぎww
そして今後の浩介の社会的地位の将来に不安ww
私は読んでる最中、単純な真相ではないだろうと思いながら読んでいた。
しかし、安直な真緒の正体に愕然とし拍子抜け…それだけのコトですかww
要は擬人化したネコだったと…ww
そして擬人化しても発情期には逆らえなかったとwwww
てか単行本の方の表紙、あからさまにネタバレじゃねぇかwwww
文庫版にしといて正解だったわ…。
本作の帯の謳い文句や映画化決定の際の宣伝文句などで、よっぽどスゴイ真相なんだろうなと若干期待していたのだが…。

徐々に浩介以外の人々から真緒が忘れ去られていく展開はどっかで見たなという平凡さ。
しかも結婚してからの二人がイチャラブ度が半端ないとか言ってる方がいるが、あの程度でイチャラブ?バカップル?笑わせんな。
イチャラブってのは、読んでるコッチも恥ずかしくなるくらいのラブラブ描写じゃないとイチャラブとは言わない。
小学生のガキがじゃれ合う程度の描写で胸キュンするなら、将来セックスレス夫婦になるよ、きっとww
それか胸キュンしてんのは女だけであると信じたい。
男でニヤニヤしながら読んでたら変態以外の何者でもない。
そしてもう一つ、可笑しい箇所がある。
真緒の両親に浩介が度々会いに行く場面があるが、その中で「真緒は無くした記憶以前に酷い虐待などを受けていたんなら不安だ」とこぼす両親に、浩介がそうではなかったことを両親に告げる所があるが、そこがなんとも稚拙で有り得ない現実離れした返答だと感じざるを得ない。

「彼女が虐待とかを受けたかどうかは確認のしようがないですが、最後の一線と言うか、そこは無事でした」
「僕がそのー、デビュー戦の相手と言いますか…そういう次第でして」

お前アホかwwwww
仮に思っていても彼氏・旦那になった人間で、こんな珍妙なことを口走る馬鹿はいないだろ。
私だったら絶対こんなことは言わない。
いくら血の繋がりがないとは言え、数年かけて育ててきて本当の娘のように愛情を注いで来た彼らに、こんな無礼極まりない発言するとか言語道断だ。
こんな報告する馬鹿どこにいんだよww
ここで「ないわーww」とか思って若干萎えてしまった。

そして大きく疑問なのが、何故浩介にも真緒の記憶が消え忘れてしまう描写がないのか。
都合よく浩介だけ覚えてるとかファンタジー物としても見境なさすぎww
浩介にも愛する人が頭から記憶から忘れていく描写を描いて欲しかった。
時が経つにつれて薄れていく、真緒との幸せな日々の記憶。
それに必死に抗う浩介。
それでも悲しいかな、忘れていく愛しい彼女との思い出…。
そういう展開にすれば、切ない感じで泣けたかも知れないが…。
結局は猫に戻っただけで死んだワケじゃないしなあ。
しかもあと7回もチャンスがあるしww

しかも、こんな感じの恋愛モノって以前から数多くあるし。
どうりで「なんかどっかで聞いたような話だな」と思ったわww
他の方も「数年前の某18禁ゲームのシナリオのパクリ」というようなことを書かれているが、正しくソレに尽きる。
てか、その作品やったことあるしww
なにが「彼女には"不思議な秘密"があった」
「その秘密を知った時、結末は前代未聞のハッピーエンドへ」だよww
そういえば、これを読んでいる時、無性にある恋愛作品が頭に浮かんだ。
恋人の記憶が人々から忘れ去られていくと言う、似たような展開の作品を過去に読んだことがある。

その作品では、序盤はヒロインと主人公を含めたクラスメイトたちが、普段と変わらず学園でワイワイガヤガヤやっているのだが、ヒロインと主人公が結ばれてからのある日を境に、一緒にいた同級生たちから彼女の記憶が無くなって来ていることに気付く。
彼女を憶えている残り少ない友達となんとか事態を把握しようとするのだが、彼らもまた次の日から「そんな娘は知らない」と言い出す。

ある時当の本人に尋ねると、自分はここの学校の土地の精霊・土地神であり、生徒たちに混じって自分も学園生活を長年送ってきたが、数か月後に控える校舎取り壊しの影響でチカラが弱くなり、最後にはいなくなることを知らされる。
実は主人公の学園は第一・第二と学園が二つあり、主人公たちの通う第一は敷地の広い第二に生徒・教師も統合され、今のこの校舎は無くなるのだ。
自分と仲の良かった過去の同級生たちも、そのうち自分のことは忘れることになるだろうと語る彼女。
主人公はなんとか校舎取り壊し・学園併合を考え直してもらうよう、学校側に訴えるが生徒一人の反対意見を真面目に聞き入れてもらえる筈もなく、校舎は取り壊し、学園の併合が決まってしまう。

彼女の消える日の早朝、昇る朝日に照らされ消え薄れてゆく彼女は、
「私を愛してくれた貴方だけど、そのうち私のことなんて忘れることになる。時の流れがそうする。」と言う彼女に主人公は、
「絶対忘れない。また会える日まで憶えてるから。」と告げ、彼女は消えていった。

それから数年後。
主人公は教育実習生として母校に帰ってくる。
全ては彼女のため。
そう、彼は彼女のことを忘れていなかったのだ。
しかし、彼がこれまで彼女のことを忘れずにいなかったのは、人一倍記憶力に長けていたという訳ではない。
ある日、教育実習から帰った彼は、寝床に入る前にいつもすることがある。
いや、しなければならないことが出来たのだ、"あの日"から――。
それは、ノートに彼女の名前を書き連ねること。
見開きいっぱいに彼女の名前を書き尽した彼は、今日も彼女を忘れなかったと安堵する。
そうして彼は今日まで彼女を忘れずにいたのだ。
しかし、この方法には大きな弱点があった。
次の日、彼がノートの前に向かうと、昨日書き連ねた筈の彼女の名前がない。
彼はいつもノートの前で彼女の名前を思い出し、今日もページいっぱいに書き記していく。
しかし、ある日、どうしても彼女の名前が思い出せなくなってしまう。
昨日確かにノートに何か書いた。それは憶えている。
しかし思い出せない。何か自分にとって"大切なコト"をしていた筈なのだが…。
悩んで悩んで、思い出そうとする。
途中何故だか涙が出てくる。
あれ?なんでこんな悲しいんだ?切ないんだ?
すると突如、走馬灯のごとく"彼女との思い出"が脳裏を駆け巡る。
気付くと、大切な愛する彼女の名を書き連ねていた。
大粒の涙を流しながら。
彼の彼女に愛する人への想いが大きいからこそ、もう自分しか憶えていない彼女だからこそ、彼女を、彼女への想いを、憶えていたい。
自分が憶えていないと、彼女が現れた時に誰が「おはよう」の朝の登校の挨拶を返してあげるのか。
自分が憶えていないと、誰が彼女の名を呼んで出席を取ってあげるのか。
彼女を一番に愛し想い続けた自分こそ忘れてはいけない。
果たして彼女への愛を想い続けた彼は、彼女との再会できるのか――。

まあ結果的には感動の再会をすることになるのだがww
個人的には上記の話の方が感動できたし、号泣した。
ちなみに、この作品は本作やどこかの作品のパクリなどではない。
この作品自体は、本作「陽だまりの彼女」が初刊行される一年以上前に世に出たものだ。
私から言わせれば、この話こそ『女子に読んでほしい恋愛小説No.1』だと言いたい。
まあ小説ではなく、別の媒体なのだが。
ともかく、このような話を知っている私としては、感動も何もなかったし、全く泣けなかった。
私はかなり涙脆い方だと思うのだが…。
まあ男に読んでほしいとか謳ってるが、結果的には何故読んでほしいのか理解できなかったということだ。
ただ、女の選び推奨する恋愛小説としては幾分かマシな方だったように思う。
極論的には、男と女は見た目は同じでも思考もなにも別の生き物ってことだなwwww
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.41:
(1pt)

最初はリアルものかと思ったら最後はファンタジー、何を言っているのか(ry

なんというのか……作者の手抜きっぷりが伝わってくる一冊だった。
読後に何故か訳も分からず腹が立ったので理由を思い返してみると、
これはアレだ、夢オチ+デウス・エクス・マキナのダブルコンボだ、そりゃ腹も立つわと納得。

基本的に話の大半は緩やかな恋愛ストーリーで、起伏もなにもない。
それだけならまだいいが、最初が現代風なストーリーなのに最後がファンタジー、
これはいただけない。少なくともリアルな話と思って読んでいた読者は面食らうだろう。

ヒロインの造形にも違和感がつきまとった。とてもリアルな人物とは思えない、
男に都合のいい女性キャラクターにしか思えなかった
(これはヒロインの正体がアレなので致し方ない部分もあるかもしれないが)

感情や情動を刺激されるようなエンターテイメントを求められている方は買わないことをオススメする。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.40:
(1pt)

伏線バレバレ・・・

がっかりの一冊でした。
書店の売れ筋ランキングにも入っていて、映画化もされるというので、楽しめると思ったのですが、あまりなラストに「ないわ〜。」と思わず声が出ました。
主人公が昔、猫を拾ったというエピソードあたりから、「もしかして?」と思いながら、読み進んでみると、あるわあるわ、伏線が。
そして、そのままラスト。
絶対に読み返したくなるというコメントがありましたが、個人的には、二度と読み返すことはないしょうでしょう。
うーん、残念。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.39:
(2pt)

猫が嫌いな人にはおすすめできない

小説に登場する公園、駅、地名は、Google Mapによるとほぼすべて実在するもので、
しかもほぼすべて行ったことがある場所だったので、
Google Mapの航空写真を見ながら主人公と真緒がどんな道を歩き何をしたのか想像を膨らま
ながら途中まで楽しむことができました。

真緒が13歳までの記憶がない理由として、真緒を養子にした両親は、真緒が「全生活史健忘」という病気を
患っていたからではないかという話から、真緒はフランス映画『ダブルフェイス 秘めた女』の主人公と
同じ境遇にいる人物なのかと予想していました。あるいは、真緒が「おばあちゃんになった」と何度も
口にするところから、他の方も言っているように、老化が加速する病気を患って若いうちに死んでしまうのかと予想していました。
ところがそんな予想が見事に外れました。

裏表紙には「前代未聞のハッピーエンドへと走り始める!」なんて書いてますが、
ハッピーエンドだった『ダブルフェイス 秘めた女』よりもよろしくない、しかもリアリティが欠けた展開と結末に終わります。

主人公は会社や取引先では変質者扱いを受け社会的地位も下がり、マンションの隣近所の家族にも
迷惑者扱いを受けて社会的に抹殺されていきます。最終的には、真緒の個人の尊厳は失われ、
主人公は嫁も彼女もいない、猫を飼っている惨めな独身男にまで転落します。

「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」なんて
帯には書いてありますけど、まさか多くの女性が、「男がこんなひどい目にあって欲しい」と望んでいると
考えると絶望的です。本当に多くの女性がこの「恋愛小説」を読んで欲しいと思っているのでしょうか? そこに大きな疑問があったのでマイナスです。

真緒はあと91年分、13年毎にあと6回姿を変えて生きることができるそうですが、
仮にまた13年後に真緒が人間として姿を現したとしても、そのとき主人公は39歳。よほどの理由がなければ、それまで待ちきれないでしょう。
真緒は、どんなに自分が姿をくらましても自分のことを忘れないでほしい、他の女と付き合ってしまうのは悲しいと主人公に
訴えているので、もし主人公が真緒に忠実でいると、主人公は一生本物の彼女を作ることも、マンションの隣の「しゅう君」という子供がいる平岩家のような家族を
持つことすらできなくなるかもしれません。

これが悲しい実話を元にした『一リットルの涙』のように、彼女が死んでしまうという展開なら仕方のない話ですが
そういう話ではないし、多くの人の記憶を操作してはじめから彼女が存在しなかったことにされることは到底あり得ない話ですね。

まるで主人公が『攻殻機動隊』で人形遣いに騙されて自分が奥さんと子供がいると勘違いした惨めな独身男のようです。

多くの人の脳から真緒の記憶を抹消するという展開から、それ以前の展開と比較すると不自然極まりなく急にあまりにも現実離れしてがっかりしました。
真緒がいなくなる前まではわりとリアリティがあったので、記憶操作はあまりにも都合が良すぎて雑すぎて、消化不良でその分評価は下がります。
全生活史健忘とか具体的な病名が出ているので、実話を基にした話なんだろうなあと思っていたのですが、
そんないい加減な展開で片付けるのか?真緒の両親があれだけ心配していたのは一体何だったんだ?と思ってしまいました。

せめて『ダブルフェイス 秘めた女』のようなもっとしっかりと筋の通ったオチにできなかったのかと思います。

猫が嫌いな人、行儀の悪い野良猫に糞で庭を荒らされて困っている人にはマイナスでしょう。
表紙の女性の目の瞳孔がなぜ縦だったのかもやっとわかりました。

いくら「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」と帯で煽っても、
自分の奥さんや彼女がある日突然猫になっても構わない、恋愛によって自身の社会的地位が失われても構わないと思う男性でないと、とても気持よく読めるものではありません。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.38:
(2pt)

淡白で明るく浅い物語

特に読みにくいということもなく、淡白で浅いお話。深い物語ではなく、あまり得るものはありません。漫画と小説の間の、漫画よりの位置だと思います。物語は途中まで軽やかにスムーズに展開していきます。甘い日常生活が淡々と続きます。途中から彼女の正体への伏線が徐々に張られていき、ラストにその正体が明らかに。しかし、その彼女が実は猫であったという理由が「猫に九生あり」ということわざのみで済ましているところに淡白さを感じます。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.37:
(1pt)

火だるまの彼女

「女性が男性に読んで欲しい恋愛小説」という触れ込みだけで購入した
オチを読んで騙された、と深く項垂れた
小説は読後、基本的に書棚に並べているが、これだけは素早く捨てた
もし本気で女性が上述のように思っているのであれば、それは「恋愛小説」ではなく「ファンタジー小説」の誤りである
女性像やストーリー展開も作者のマスターベーションの域を超えていない稚拙なものである
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.36:
(1pt)

残念な展開

図書館で、タイトルが気になり思わず手に取り
裏表紙のあらすじを読み「これはっ!」と購入。

わくわく、どきどき、まさかアンハッピーエンド?
絶対ハッピーエンドで終わってちょーだい!と願いつつ読み進めていた。

が、予想もしない結末に。
主人公の夢か?精神疾患とか?

一体なんなのこれ・・・ワケ解らん!
ファンタジー・・・アホかっ!

この秋に映画化。女子が男子に読んでほしい本No.1だと・・・・。

女子が、別れたい男子に読んでほしい本No.1に改めましょう?!
購入した本ですのでこれくらいは言わせていただきました。
あー、残念。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.35:
(1pt)

久々に読後腹の立った本

映画の原作という事で図書館で借りて読みました。
皆さんのおっしゃるような帯や驚愕?のラストや女子が男子に読んでもらいたい本といったような予備知識は全くない状態からスタートしています。
出会いから付き合うまでは比較的楽しく読めましたが付き合ってから結婚、新婚生活のべたべたとして無駄(少なくとも私はそう感じました)な描写は正直何の価値も感じられず苦痛でした。
それでも真緒が記憶を失っている理由がまじめに語られるのだろうと思って我慢して読んでいたら、こんな唐突でくだらないラストですか…読んだ時間を返してほしい。きちんとした物語だと信じ、真緒が幼い頃に受けたかもしれない心の傷にはらはらしながら読んでいたので、無理やりファンタジーを押し付けられて戸惑い‥非常な怒りを感じています。これがラノベとして販売されているものなら腹も立たず、そもそも読んで時間を無駄にすることもなかったのに。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.34:
(2pt)

ネタばれですので未読のかたはスルー願います。

帯のあおりにつられて予備知識のないまま40代半ばのおっさんが購入して読んでみました。

まあ、面白いです。
ちゃんと最後まで読むことが出来ました。
ただ、40代のおっさんが読む本ではないですね。

打ちひしがれた主人公が泣き泣き部屋にもどったら全裸の中学生くらいの女の子が寝ていて、主人公に気付いて抱きついてきて耳元でニャーと鳴いたってなサゲだったらなぁ。変態度がアップして星4つ位だったんだけど。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.33:
(1pt)

全くもって退屈だ。

私は少なからず本をそれなりに読んできたし
著者によって贔屓の採点は一切しない。
面白いなら面白いと言う。
つまらないのであれば、
つまらないと言わせてもらう。
この本が話題になっていたので
読んでみましたが
何が面白いのか理解できませんでした。
陽だまりの彼女。
中学校の時の同級生と10年後に再会。
その中学での出来事が中途半端。
再会後の2人の関係も中途半端。
ダラダラと恋愛の要素を取り入れているが
稚拙に感じた。
この部分が女子が男子に読んでもらいたいと本
No.1という部分なのか???
彼女には秘密があるという設定ですが
何故、そうなったのかという説明がないので
何の結論を出ないまま物語は終わる。
なぜネコなのか?
ようするにバランスよく物語が構成されていないのだ。
売れる本=面白い本という訳ではない。
映画化される=面白い作品ではない。
本当に退屈な作品でした。
読む価値はない。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.32:
(1pt)

私にもあいませんでした。

主人公の性格が好きになれなかったので、入り込めませんでした。 ただ、皆さんが『ラストが・・・』って書いてらっしゃったのでついつい先に読んでしまいました。 鶴の恩返し??
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611
No.31:
(2pt)

中高生向けの少女漫画みたいなカンジ

中学生の頃、いじめられっ子だった真緒は
毎日、少しづつ勉強を続ける努力家で、
再会した彼女が美しく聡明で、人気者に変貌していた描写も無理がなく、
とても魅力的なキャラクターです。
また、浩介も理不尽ないじめを受ける真緒をかばって、
自分もつまはじきに合ってしまったり、その後もまわりに迎合することなく、
彼女の勉強に根気よく付き合う様子など、とても優しい素敵な男の子。

その2人が10年後に再会し、相手への想いを確信する。
愛し愛され、互いに夢中な様子はとにかく甘い。極甘。
 恋人→婚約→駆け落ち婚 と一気に突き進んでいく。
その盲目的な勢いは若さゆえか?
と思ったが、ラストを読んで「なるほどね」、な部分。

真緒の出生に謎があったり、
2人の交際を過剰に心配する真緒の両親の様子だったり、
ちょこちょこ差し込まれるミステリーのお陰で、
恋愛模様には浸りきらず
「何かあるハズ」「なに?」とグイグイ読みすすめられたが

やっときた最後の謎解きには 大きな
「 ?! 」マーク。

私の理解力に柔軟性がないのか
話のテイストが違いすぎて、その落差にちょっと気持ち悪くなっちゃいまいした。

ラストを知った今なら、
「なるほどね〜」な伏線は沢山あるのだが、根拠としては薄い。
魅力的なキャラや、素敵なエピソードが多い分、残念。
陽だまりの彼女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:陽だまりの彼女 (新潮文庫)より
4101353611

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!