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レッド・オクトーバーを追え
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レッド・オクトーバーを追えの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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主人公ジャック・ライアンはCIAアナリストなので本来はデスクワーカーなのだが、何故か 実戦の最前線まで足を踏み込んでしまう。それは偶然に不測の事態が起きてしまったりして図らずも ライアン本人の意図では無い場合が多くあるのだが。とは言っても一番の理由は作者のご都合主義の プロット。諜報機密を真っ先に触れる事が出来るアナリストをそのまま物語のクライマックスまで続投 させているから。 ジャック・ライアンシリーズのデビュー作となった本作での彼の活躍は凄まじい。まさに八面六臂の 活躍だ。大統領と初めて会っての機密会議、ハリアーに乗って(車ではない)の空母への移動、それか らもと・・・まさに眠る暇も無い程の激務をこなしていく。そんな彼の頭の中では娘のクリスマスプレ ゼントを気にしていたり、美味しいアメリカンフーズを考えてみたりという常に普通人という感覚の描写 も忘れない。 もちろん米ソの潜水艦の海中での迫真の描写も素晴らしい。軍事情報を緻密な描写でエンターテイメント 作品に仕上げる軍事スリラーというジャンルを確立したエポック・メイキングな作品だ。 | ||||
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映画はみていないものの話題作なので、原作小説を読んでみました。潜水艦内で何かテロ行為が起きてそれをどこぞの映画よろしく防ぎとめるのかなと思いきや、いきなり米ソ冷戦構造で亡命に向けてあれこれ緊迫した展開が繰り広げられると言う何やら複雑な展開で、冷戦も崩壊した現代ではまず、頭を遥に米ソ冷戦構造まで遡らせねばならず、いきなり何も知らずに読み始めた私には其の複雑な社会背景に戸惑いを思えました。それと舞台がドンパチドンパチ直接戦闘を繰り広げる戦争ではなくぶつかりそうでぶつからない緊迫の冷戦の最中の海深くに沈む潜水艦の中の出来事でしたので、まず特殊な潜水艦の構造と飛び交う海の専門用語にひたすら頭がぐるぐる回りながらただ其の複雑な社会背景と分かりにくい専門用語についていくのが精々でした。ジャック・ライアンは出てきましたけどたった一人でテロに立ち向かうのではなくその冷戦の中で様々な思惑がひしめき合う中で其の複雑な社会構造に埋没されて私には誰が誰だかわかりにくくなり只管にわからないままただ読み進めていかざるを得ませんでした。ソ連側潜水艦レッド・オクトーバーも艦長のラミウスを中心にキューバへ亡命するとか言いながらその理由背景は何となく理解できた物の一方では対する亡命側の何とキューバではなくてアメリカが亡命どうのこうの騒動していて何だか分からなくなったままそれが下巻へ向けてどうなっていくのでしょうか。 | ||||
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ソ連側の潜水艦の亡命を巡る分かり難いせめぎあいのあった上巻でしたが、もしかしたら下巻では何から米ソの激しい戦いが繰り広げられるのかと思って読んでいたのですが、難解な潜水艦用語や専門用語を我慢して読み進めても戦いを巡る緊張感はどことなく伝わってくるもののさて、あれっと言う間に終わってしまった感じでした。最後の最後になってやっと亡命を阻止するソ連潜水艦と挙行しようとするレッド・オクトーバーに米英軍との緊迫した戦いが読むことが出来ましたけど、どうにもこうにもやはりそこまでの米ソ冷戦を軸にした社会背景は複雑で分かりにくかったです。それにあちこち錯綜する政治的情勢CIAとかKGBだけではなけて色々な組織の思惑が入り乱れてどれがどれだか分からず、呆然とするのみでした。 肝心のレッド・オクトーバー号のラミウス艦長を中心に様々な乗組員の裏切りが発生するとか狭い艦内で激しい戦いがくりひろげられるのかとと思ったら小規模な戦いだけで大きな戦闘はおきず、予期していた内容と大分異なりこんな物かなと言う感じはしましたが、何か釈然としない物を感じました。遥か以前の緊迫した米ソ冷戦構造が今ではどうも把握しきれず、其の複雑な社会構造と色々な難解な専門用語に戸惑いながら、それでもこんなものかな、と言う感じでした。分かりやすくまとめているであろう映画版も見てみたいです。 | ||||
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