奇面館の殺人

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

奇面館の殺人の評価:

3.74/5点 レビュー 94件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 1〜20 1/4ページ
No.61
(5pt)

正体不明の恐怖が支配する館の物語

「奇面館の殺人」は、綾辻行人による「館」シリーズ第9作の本格ミステリーです。
物語は1993年3月、推理作家・鹿谷門実が、容姿の似た作家・日向京介の身代わりとして、富豪・影山逸史が主催する奇妙な集まりに出席するところから始まります。
舞台となるのは、都下の人里離れた地に建つ「奇面館」。招かれた客たちは、館に伝わる“鍵のかかる仮面”を常に装着することを義務づけられ、互いの素顔を知ることなく生活することになります。
やがて豪雪により外界と隔絶された館で、当主が頭部と両手の指を切断された状態で発見されます。仮面によって正体が隠されたまま、誰が誰なのかも分からない状況の中、疑念と恐怖が静かに広がっていきます。
仮面という異様なルール、猟奇的な事件、そして閉ざされた空間――不穏な要素が重なり合う中で、鹿谷は事件の真相に迫っていきます。やがて明らかになるトリックと過去の因縁が結びつく展開は見応えがあります。
本作は、クローズド・サークルの緊張感と、論理的に積み上げられる謎解きが見事に融合した一作です。独特の不気味な雰囲気と構造が印象に残り、終盤に明かされる真相も強い余韻を残します。本格ミステリーの醍醐味を存分に味わえる作品です。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.60
(5pt)

殺されたのは誰?

さて? 首無し(おまけに指もなく指紋が取れない!)殺人は定番としては殺された人間がその人物かどうかがポイントなはず! 後半はそれをどう進めてどういう結末にたどり着くのか?はらはらドキドキの後半に今から期待を抑えきれません! (今回は江南君は登場しないようですが鹿谷さんが関わって、変わった登場の仕方をして、且つ中村青司作の館とくれば興味はつきません!)
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.59
(4pt)

大変面白かったです。

これにて「館」シリーズ全9作、14冊を読了。面白かったあ。文庫後書で著者が予告している第10作目での更なるサプライズ展開に期待が募ります。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846
No.58
(4pt)

面白かったです。

「十画館」から読み続けてきた本シリーズ。前作の長編「暗黒館」で問題の建築家の正体が明かされてから初の本作。主人公作家による殺人事件の捜査がこれからとなる下巻では、これまでのシリーズ作品同様のスピード感溢れる展開と最後の事件解決におけるサプライズが期待される。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.57
(5pt)

面白いです

この著者の作品を読むのは初めてでしたが、大変おもしろかったです。事件が起こるまでの設定が興味深かった。館シリーズになっているとのことなので、他も読んでみようと思います。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.56
(5pt)

意外な真相を解き明かしていく探偵の活躍だった、下巻。

館のカラクリと仮面のコラボレーションって、感じがしました。館シリーズとしては、殺人場面が少なめだったが、謎解きのストーリー展開はさすが、充分楽しめました。それにしても綾辻さんは、タバコ好きだが、スマホは使わない人かな、って思いました。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846
No.55
(5pt)

館ではなく、仮面のカラクリなのかな、と思った上巻。

雪に閉ざされた館で殺人があり、脱げない仮面を被った招待客達。誰が殺されたのか、犯人は誰なのか、登場人物たちの個性描写が中心。お馴染みの館の平面図がクローズアップされるのは下巻のお楽しみかな、と感じました。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.54
(5pt)

良いです

まだ上巻だけですが、久々に探偵役が場を仕切るオーソドックスな流れで満足してます
これから下巻を読みます
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.53
(4pt)

サクッと一気に読める

いわゆる館シリーズの第9作目。とにかくサクサクと読める。推理の過程にちょっとした引っかかりはあるものの、謎解きも面白い。軽めに楽しめる一冊だと思う。

綾辻行人お得意の叙述トリックも登場する。そこまで驚倒するほどではなかったが、ああなるほどなあ、と作者の遊び心と工夫が感じられて面白かった。

解説を佐々木敦という人が書いていて、誰? と思って調べたら、批評家だった。これが熱っぽい文章で、まあそうなんだろうけど…(笑)という感じ。最近ミステリに飽きてきたので、そう思うのかも。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846
No.52
(4pt)

安心感がある

館シリーズ9作目。
資産家の館に招かれたゲストは全員<奇妙な仮面>で顔を隠さねばならず、そこで頭部と両手の指が切断された死体が発見されるという、ど真ん中の本格ミステリー。

散りばめられた伏線や巧みな場面展開、緻密な推理は期待通りですが、本作はそれ以上に筆者の遊び心が満載だと個人的には感じました。
奇面館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061827383
No.51
(4pt)

変化球の九作目

《館》シリーズ第九作。

ある意味、すれっからしのミステリー読みこそ真相が見抜きにくいのでは、というとてもニクい作品。被害者が一人だけで、あとはひたすら真相の推理(しかも武道の達人がいるので殺される心配もない)というのはサスペンスとしていささか物足りなく感じるものの、舞台立てを生かしつつ、一種の逆説的なロジックで魅せてくれる辺り、まだまだどうしようもなくシリーズの続きを期待してしまう。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846
No.50
(5pt)

肩の力が抜けた速球パズラー

肩の力がいい感じに抜けたがゆえに球速が増した、そんな印象のストレートなパズラー。
相も変わらず設定は抜群に面白く、今回は《館》そのものというよりも登場人物たちが陥る状況がたいへんわくわくさせてくれる。仮面、首切り、指切り……と、この手の猟奇ミステリならば効果絶大のミスディレクションに隠された、目を疑うほどまっとうな真相との落差が熟達の腕を感じさせる。
鹿谷門実が全編出ずっぱりというシリーズ中でも前例のないストーリー(鹿谷でない名前で出ずっぱりなのは前例が一本あるが)なのもファンにはうれしいところだ。

しかし、びっくり館からの刊行間隔を考えると、館シリーズ完結作は2030年とかになってしまうのでは、と不安になる。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.49
(5pt)

8年ぶり2回目の読了

読みやすく、話の内容に引き込まれてどんどん読めます。読書が苦手な方にもオススメです。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.48
(4pt)

原点回帰

発生する事件数も少なく、インパクトという面ではやや弱いかもしれない。それでもきれいにミスリードに引っかかってしまったので、読了後の満足感は高かった。
館シリーズもあと一冊で完結なのかと思うと、寂しい気持ちがつのる。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846
No.47
(4pt)

原点回帰

一気読み。原点回帰のシチュエーションに気分が盛り上がった。
詳細な感想は下巻で。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.46
(5pt)

館シリーズの中では、小粒感。でも読みやすいです。

推理の段階で鹿谷の整理された考え方で進んでいくので、とにかく読みやすい。

まぁ自分の推理なんて簡単に違うだろうと思っていたら、早い段階で「みんなはこう思ったでしょ?でも違うよ〜」とあっさり(笑)

さて。仮面をつけた人間が6人いて、館の中の殺人犯を探す。綾辻先生の筆は走ります。最後の最後までやられた感でした。館シリーズは全部愛読しており、この作品はその中で少し小粒感がありますが、やはり面白かったので☆は5つです。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846
No.45
(5pt)

刊行順に読んだほうが良い

あとがきの作者のコメントによると、それぞれ単独作品として読めるように書いているとのことです。メインのストーリーは、確かにばらばらの順番で読んでも楽しめるでしょうが、細かいくすぐりは、刊行順に読まないと分からないと思います。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.44
(5pt)

探偵鹿谷門実の独壇場

シリーズ内では比較的ページ数の多い作品ですが退屈せずに読み終わりました。
前半はシリーズお馴染みの奇怪な館の謎に加え仮面によるトリックの可能性などで読者の興味を引き、後半は鹿谷門実がオケを指揮するかのようにその場をコントロールして謎を解明します。
あっと驚くような仕掛けがないぶんその他の要素で読者を退屈させない構成はさすがベテラン作家の技量かと思いました。

吹雪に閉じ込められた洋館で起こる殺人事件というと同作家の「霧越邸殺人事件」が思い浮かびますが、あちらは文学や芸術、オカルト要素まで含んだ複雑なプロットでページをめくるのに苦労した覚えがあります。
こちらの奇面館は話もシンプルで読みやすいので気軽にミステリが読みたいという方はおすすめです。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(上) (講談社文庫)より
4062930838
No.43
(4pt)

初めての綾辻行人作品

謎の仮面に閉ざされた館…いかにもミステリーという感じだったので読んでみました。
普段から長編小説を読まないので、登場人物を把握するのに時間がかかってしまいました…。ですが、読み進めるにつれ物語のイメージが出来てくると、どんどん引き込まれて行き大変面白かったです。
読んでいて「こんなオチじゃ?」とか考えていたんですが、主人公が論理的に推理を進めて行くと全く違う結末でした!
瞳子が一番読者に近い疑問を持っていて、その疑問に主人公が答えてくれるのが分かりやすく良かったです。

他の作品も読んでみたいと思います。
奇面館の殺人 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061827383
No.42
(5pt)

「今日の一本」に

しばらく会えなくなるのは少し寂しいです。
そして今回も自分なりの予想は見事に裏切られましたが
最後の最後まで楽しむことが出来ました。
特に衝撃的だったのは「辻占の問答」で,
エピローグ以前は個人的に右を選ぶという結論、
そしてもし自分が犯人だったら迷わず選ぶその答えが
エピローグで合致していた時ぞっとしました。
その上もし本当に未来の仮面があるなら
率先して三日三晩装着します。
何にせよ次回が最終館ということで待ち遠しいのか
終わってほしくないのかとても複雑な心境です。
奇面館の殺人(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 奇面館の殺人(下) (講談社文庫)より
4062930846