東亰異聞

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東亰異聞の評価:

4.17/5点 レビュー 41件。 C ランク

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平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全85件 41〜60 3/5ページ
No.45
(4pt)

ラストが圧巻、小野不由美らしさが光る

この方も、ファンタジーノベル大賞が見出した逸材。あまりメジャーではないようだが、あなどれない賞である。
 さて、物語はもう書くまでもないようだが、帝都「東亰」を舞台にした謎解きの物語。怪しい魅力的な人形使いとその人形、懐かしの十二階、怪人、公爵家の美少年、お家騒動と、少々盛り込み過ぎの感もあるが、そのため雰囲気は十分。読んだ当時はあまりに容赦のない書きように、当の公爵家から文句が出ないのかと変な心配をしたりした。
 圧巻は、やっぱりラスト。東亰をヴェネチアにしちゃったよー。

東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.44
(5pt)

さすがは小野不由美先生!

東京のパラレルワールド、「東亰(とうけい)」の明治時代を舞台に繰り広げられる。
開化という時代の節目に、夜の者が騒ぎ始める。惨殺される民衆。果たして物の怪か人間の仕業か…。

最初は、怪談ものを読む感覚だが、途中から推理ものになり、最後は「あっ!」とうならされる結末が! 

文体も明治時代色豊かで、夜の街に瓦斯(ガス)燈が灯る、その中を怪しげな夜の者が跋扈するシチュエーションが目に浮かぶ。
圧倒的な筆力にぐいぐい引き込まれる。
さすがのひと言に尽きる作品!
東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.43
(5pt)

さすがは小野不由美先生!

東京のパラレルワールド、「東亰(とうけい)」の明治時代を舞台に繰り広げられる。
開化という時代の節目に、夜の者が騒ぎ始める。惨殺される民衆。果たして物の怪か人間の仕業か…。

最初は、怪談ものを読む感覚だが、途中から推理ものになり、最後は「あっ!」とうならされる結末が! 

文体も明治時代色豊かで、夜の街に瓦斯(ガス)燈が灯る、その中を怪しげな夜の者が跋扈するシチュエーションが目に浮かぶ。
圧倒的な筆力にぐいぐい引き込まれる。
さすがのひと言に尽きる作品!
東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.42
(5pt)

昼より夜がスキ!な人に

こういうのを「SFファンタジー小説」っていうんでしょうか。架空の都市「東亰」で起こる、連続殺人事件。で、その容疑者が・・・妖怪??ヒトダマは飛び交うわ、人形は喋るわと、ある程度ヤリタイ放題な設定であるにもかかわらず、その犯人探し、そしてトリックの解明っぷりが、とにかくリアルなんです。物凄く、現実的なんです。ファンタジーものは正直苦手な僕ですけど、コレはおおいに!大いに楽しめましたねー。
東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.41
(5pt)

昼より夜がスキ!な人に

こういうのを「SFファンタジー小説」っていうんでしょうか。架空の都市「東亰」で起こる、連続殺人事件。で、その容疑者が・・・妖怪??ヒトダマは飛び交うわ、人形は喋るわと、ある程度ヤリタイ放題な設定であるにもかかわらず、その犯人探し、そしてトリックの解明っぷりが、とにかくリアルなんです。物凄く、現実的なんです。ファンタジーものは正直苦手な僕ですけど、コレはおおいに!大いに楽しめましたねー。
東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.40
(4pt)

選ばれし者

それとなりたいものがそれに選ばれる訳ではないのです。
選ばれたのは彼でした。
のち「魔性の子」での広瀬と高里でもそう。
初期らしい物語めいた道具仕立ても魅力の作品。
東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.39
(4pt)

選ばれし者

それとなりたいものがそれに選ばれる訳ではないのです。
選ばれたのは彼でした。
のち「魔性の子」での広瀬と高里でもそう。
初期らしい物語めいた道具仕立ても魅力の作品。
東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.38
(4pt)

異次元の世界へと誘うエンターテインメント

明治維新がもし天皇の法力によるものだったらという仮定で書かれたケレン味溢れるエンターテインメント。舞台は首都・東京ではなく、帝都・東亰である。そこで、公爵家を巡る連続事件が起き、これが作品の一応のメインになり、ミステリ的な解釈もできるのだが、実は本筋ではない。幕間に入る操り人形の描写は歌舞伎のケレンを思わせ、作品の耽美的ムードを高めている。

話の本筋は、天皇の病気により法力が落ちてきた事により、東亰に魑魅魍魎が跋扈し、それと天皇の忠臣が戦う妖力合戦である。先の公爵家もこの戦いに関係するのである。奇想天外な構想の割には話が纏まっており、読みやすい。また帝都・東亰の幻想的な雰囲気も良く描写されており、読んでいて異次元の世界に心地良く浸れる佳作。

東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.37
(4pt)

異次元の世界へと誘うエンターテインメント

明治維新がもし天皇の法力によるものだったらという仮定で書かれたケレン味溢れるエンターテインメント。舞台は首都・東京ではなく、帝都・東亰である。そこで、公爵家を巡る連続事件が起き、これが作品の一応のメインになり、ミステリ的な解釈もできるのだが、実は本筋ではない。幕間に入る操り人形の描写は歌舞伎のケレンを思わせ、作品の耽美的ムードを高めている。

話の本筋は、天皇の病気により法力が落ちてきた事により、東亰に魑魅魍魎が跋扈し、それと天皇の忠臣が戦う妖力合戦である。先の公爵家もこの戦いに関係するのである。奇想天外な構想の割には話が纏まっており、読みやすい。また帝都・東亰の幻想的な雰囲気も良く描写されており、読んでいて異次元の世界に心地良く浸れる佳作。

東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.36
(4pt)

描かれたのは「闇」

維新直後の東京。まだ江戸情緒が街並みにも人情にも残っています。巧妙に妖怪の仕業のような演出をしながら繰り返される殺人事件は、既に亡くなっている初子の怨念に操られています。ですから、冒頭から搭乗する黒子の操る文楽人形は、犯人が初子の傀儡であることの暗示でもあったと思います。陰惨な通り魔事件が続き、謎解きと犯人探しが展開されますが、不思議と推理小説という感じを与えません。それは、犯人が誰で、相続争いが元での殺人であるというのはあくまでも表面的なことであり、そのような怨念を生んでしまう背景が「闇」として何度も搭乗して、そこに最大の原因があることを明示されているからです。最終の「大詰め」の章は、やや惰性で書いている感を免れませんが、開国と文明開化は、古来から封じてきた鬼を開放してしまい、発展するはずが逆に魑魅魍魎が跋扈する社会へと逆戻りしてしまっていたことが分かり、納得します。

東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.35
(4pt)

描かれたのは「闇」

維新直後の東京。まだ江戸情緒が街並みにも人情にも残っています。巧妙に妖怪の仕業のような演出をしながら繰り返される殺人事件は、既に亡くなっている初子の怨念に操られています。ですから、冒頭から搭乗する黒子の操る文楽人形は、犯人が初子の傀儡であることの暗示でもあったと思います。陰惨な通り魔事件が続き、謎解きと犯人探しが展開されますが、不思議と推理小説という感じを与えません。それは、犯人が誰で、相続争いが元での殺人であるというのはあくまでも表面的なことであり、そのような怨念を生んでしまう背景が「闇」として何度も搭乗して、そこに最大の原因があることを明示されているからです。最終の「大詰め」の章は、やや惰性で書いている感を免れませんが、開国と文明開化は、古来から封じてきた鬼を開放してしまい、発展するはずが逆に魑魅魍魎が跋扈する社会へと逆戻りしてしまっていたことが分かり、納得します。

東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.34
(4pt)

耽美な世界

東京と書いて「トウケイ」、を舞台にしたパラレルファンタジー、
と聞いて「帝都大戦系なのかな?」と思って
読んでみました。

でも、やっぱり小野ワールド。
なんかホラーな世界。

話の中心としては、鷹司家に起きる事件です。
その合間に登場する黒衣の男と人形の娘。
全く関係なさそうだったこの二つの軸がしだいに絡み合っていく。
このあたりは上質なミステリー小説風。
でも、じわりじわりと、静かに静かに静かにすべてが進んで
だんだんホラーな世界になっていく。

面白かった、というより耽美で不思議な作品でした。
東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.33
(4pt)

耽美な世界

東京と書いて「トウケイ」、を舞台にしたパラレルファンタジー、
と聞いて「帝都大戦系なのかな?」と思って
読んでみました。

でも、やっぱり小野ワールド。
なんかホラーな世界。

話の中心としては、鷹司家に起きる事件です。
その合間に登場する黒衣の男と人形の娘。
全く関係なさそうだったこの二つの軸がしだいに絡み合っていく。
このあたりは上質なミステリー小説風。
でも、じわりじわりと、静かに静かに静かにすべてが進んで
だんだんホラーな世界になっていく。

面白かった、というより耽美で不思議な作品でした。
東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.32
(4pt)

ラストのオチ

がやっぱりこの作品の身どころなのだろうか。
 帝都にすくう妖怪みたいなものを、ミステリ仕立てにしたて、耽美な世界を構築する。
 面白いんだけど、若干読みにくいかな。
東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.31
(4pt)

ラストのオチ

がやっぱりこの作品の身どころなのだろうか。
 帝都にすくう妖怪みたいなものを、ミステリ仕立てにしたて、耽美な世界を構築する。
 面白いんだけど、若干読みにくいかな。
東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.30
(4pt)

どんでんがえし満載の伝奇ミステリ

舞台は帝都「東亰(とうけい)」。都が京都から遷されてから29年。瓦斯灯が普及し始めたといっても東亰の夜はまだまだ闇にまみれて暗い。鋭い鉤爪を持った犬か狼の化身の絶世の美女、はたまた全身を炎に包まれた魔人が闇夜に現れては無差別に殺戮を繰り広げていた。新聞記者の主人公はこの魑魅魍魎な出来事にあるきっかけから深入りするようになり、ある華族のお家騒動がその背後にあるのではないかと思案するようになる。その顛末はいかに・・・。この世のものではない何かが暗躍しているのか、それとも業深い人間の仕業なのか。読み進めて行くうちに思いもかけないどんでんがえしに何度も遭遇するかも知れない。
東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.29
(4pt)

どんでんがえし満載の伝奇ミステリ

舞台は帝都「東亰(とうけい)」。都が京都から遷されてから29年。瓦斯灯が普及し始めたといっても東亰の夜はまだまだ闇にまみれて暗い。鋭い鉤爪を持った犬か狼の化身の絶世の美女、はたまた全身を炎に包まれた魔人が闇夜に現れては無差別に殺戮を繰り広げていた。新聞記者の主人公はこの魑魅魍魎な出来事にあるきっかけから深入りするようになり、ある華族のお家騒動がその背後にあるのではないかと思案するようになる。その顛末はいかに・・・。この世のものではない何かが暗躍しているのか、それとも業深い人間の仕業なのか。読み進めて行くうちに思いもかけないどんでんがえしに何度も遭遇するかも知れない。
東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.28
(5pt)

東亰という異郷をかいまみる

島田荘司「火刑都市」に言及がある「東亰」が現出する筆力にまず敬服いたします.個々のキャラクターがちょっとライトノベルふうなのも面白い.華麗です.ミステリとして破綻を感じさせないトリックを押さえつつ,夢とうつつが交錯するかんじ,まさに日本ミステリの正道を嗣ぐ作品と言えるでしょう.
東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014
No.27
(5pt)

東亰という異郷をかいまみる

島田荘司「火刑都市」に言及がある「東亰」が現出する筆力にまず敬服いたします.個々のキャラクターがちょっとライトノベルふうなのも面白い.華麗です.ミステリとして破綻を感じさせないトリックを押さえつつ,夢とうつつが交錯するかんじ,まさに日本ミステリの正道を嗣ぐ作品と言えるでしょう.
東亰異聞 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞 (新潮文庫)より
4101240221
No.26
(4pt)

時代物が苦手でも

読みづらさを感じさせない文章力とテンポの良さ。
そしてミステリともホラーとも似て非なる物語になっていてそれがとても良かった。
最後の最後まで気持ちよく騙される作品だった。
東亰異聞(とうけいいぶん) Amazon書評・レビュー: 東亰異聞(とうけいいぶん)より
4103970014