■スポンサードリンク
マスカレード・ホテル
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
マスカレード・ホテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よくもここまで複雑な事件を考えたなぁと関心しましたが、動機がいまいちです。 なにも殺人まで…。と思います。 物語そのものとは別に、ホテルマンとはすごい仕事なんだと感心しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体を通して作品のレベルが低いと思います。 東野圭吾作品としては、期待はずれでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと厚目の本でドラマ化の多い作家の作品。話の読みやすさや登場人物の関係などとてもわかりやすい。 最近の傾向として、終盤に様々な状況、犯人像や動機がめまぐるしく急展開を始める。 難解なイメージがある作者であるが、始めて読む本としていかがでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
無理してまで読むことはないでしょう。 面白いか否かと言えば面白いのですが、過去の名作と比較すると少し設定や伏線の張り方、場所設定や登場人物がパターン化していていまひとつ.....。 なぜあんな売れたかわからない謎解きはディナーのあとでよりは良いですが...(評者は図書館から借りて読みました) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾は最近すごい量産しているが、玉石混淆である。その中では、よい方だと思った。何より、ホテルの仕事がリアルに描かれているのは特筆に値するが、そちらの方にばかり力点が置かれ、肝心なミステリーが脇に追いやられているような気もする。しかし、伏線が意外な形で生きている点などは評価できる。自立した女性が描かれている点でも東野のジェンダー意識は前よりは進歩していると思える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
甘いように感じられました。確かに仕事上のパートナーとしてお互いに信頼関係を築きつつあったとしても、捜査上での重大機密とも言うべき極秘事項をうっかり素人の人間に漏らしてしまうのはいかがなものかと。ベテランでなくとも警視庁捜査一課の刑事として口が軽過ぎます。さらに自分が漏らした一言のせいで捜査に支障をきたした場合には刑事を辞める…などと軽々しく口にしてしまう事態が刑事としての意識が弱い。その辺りがシリーズ化で有名な加賀恭一郎刑事との大きな人間的落差だと感じました。彼のような冷徹ともいえる冷静さと手堅い捜査スタイル、そんな中に垣間見える控えめな人間的配慮などに比べ、新田警部補の自己抑制の甘さや子供じみた言動は目に余ります。親しみやすいキャラクターという設定で書かれているのだと思いますが、本当に有能な刑事なの?と突っ込み処満載。 本書の核となる動機も…まぁ、恨みというのは恐ろしいものだなとは思いますが、正直こんな大事件に発展させる意味があったんでしょうか。動機がイマイチ弱い。ターゲットの人間が気の毒に思えてしまいました。 ドラマ化される可能性も高いとは思いますが、その時は今回影の功労者である“キレ者”能勢警部とカンの鋭さで定評のある新田刑事コンビで組むとバランスが良いのでは?【マスカレードホテル】という魅惑的なタイトルに相応しいミステリアスな展開があまり見られなかったのが残念です。お薦めするなら断然加賀シリーズですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は優秀ではあるが、プライドが高いため能力を生かしきれず、一流になりきれない刑事 だからこそ、精神面では著しい成長を見せるので、最初の印象で読むのを止まず 読み続けて頂きたい一冊 ただ、豪華なステージ。東野圭吾作品ならではの人間ドラマ 引き延ばそうと思えばかなり引き延ばせる今作品は連続ドラマに非常にしやすい設定となっている 悪く言ってしまえば‘あざとい‘と感じた ただ、そんないやらしい目線で見なければ、ドラマティックな舞台と表現から脳裏に映像が浮かび上がる ほどの描写で描かれているのでとても楽しめる作品です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台が都心のホテルで、様々な宿泊客が登場し読みやすい内容だったが、ミステリーとしては今一つ。 現場の数字の意味するものも予測が付きやすく、3つの連続殺人と4つ目の事件を結びつける背景やいきさつが不足しているので、読後様々な疑問点が残った。 他の意見と一致するが、2時間ドラマの内容、可もなく不可もなくといった作品が続いているように思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾3連作の最後の本。加賀恭一郎、湯川学に続く(ことを出版社から 期待される)第3の男、新田浩介が初登場です。 舞台は高級ホテル。「不可解な連続殺人事件の次の犯行現場は、超一流ホテ ル。容疑者も、ターゲットも不明。事件解決のため、一人の男が選ばれた。」 という帯から、勝手に主人公はホテルマンを想像していましたが、いつもの 通り刑事でした。違うのは、その刑事がホテルマンに扮して潜入調査すると ころでしょう。物語はホテルでの毎日の出来事を追っていくことで進んでい きます。が、ちょっとテンポが遅い感じでイライラするところも。それと、 主人公は優秀なのですが、若く手柄欲がちょっと溢れてしまう面もあり、あ まり好感は持てませんでした。 犯人、トリック(?)ともに意外性あり楽しめましたが、シリーズ化は黄色信号 と感じた作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後感が何も残りませんでした。 最後には東野圭吾らしい企みがあるだろうとの期待も肩透かしに。 著者一流の読みやすさと面白さは相変わらずだが、カタルシスを欠いては形無しです。 ファンは今でも待っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スラスラ読めるし、続きが気になってついページを捲りたくなる本でした。 9割くらいまで、とっても楽しかったし、犯人も以外だったんですが、犯人の動機が、私としては「ん〜〜〜…」という印象でした。狙われた岸本尚子さんも、こんなに凶悪な犯人に狙われるべき人にはとても思えなかったです。ここまで綿密な計画を立てて、いろんな人を巻き込むなら、もっともっと強く、長い恨みがあるものじゃないかなーー。と感じました。もちろん、犯人にとっては大きなことだったでしょうが。前半がとても面白かったぶん、最後の犯人がわかってからが、少し物足りなかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この人もちょっと前までは趣の異なるのを書いていたものだが ここ数年いかにもドラマ化か映画化しそうなのばかり。 以前はこの人の原作をドラマ側がドラマ化しやすいように 歪曲していたものだが,最近は作者の本の方がドラマや映画に 適する様に擦り寄ってる感じがする。 なんだか舞台も人物設定も非常に単純だ。 ひねくれ者の刑事と気の強いヒロインが牽制し合いながら 事件を追い,次第に認め合ってゆく。 何だか前にもさんざんどこかで読んだ様なキャラ設定。 舞台は「スキー場」「病院」ときて(私の読んだ順だが) 今回は「ホテル」。 売れれば同じ主人公でシリーズ化,みたいな展開は あまりに売れ筋狙いでちょっと安易ではないか。 読みやすさと面白さで毎回あっという間に読めてしまうので スゴイな、とは思うのだけど 読み応えという点ではそうだろう 原稿依頼が沢山来るのだろうが減らしてまた 「白夜行」みたいな大作を書いてほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作家生活25周年の第3作目。 前2作は、加賀・湯川を登場させたが、★3止まり。 果たして、今作も★3。 東野ファンとして、結局3作とも東野作品としては凡庸。 レベルの高いものを要求されるのは仕方ないにしても、 新キャラ登場と銘打った割には、インパクトが薄い。 刑事の類まれなる視点についてもライトな加賀程度。 年齢設定から加賀レベルの洞察力は期待できないにしても、 方向違いのベクトルの強さによるキャラの印象付けがもっと欲しかった。 その点では、尚美の方が、主人公みたいな書かれ方をしている。 尚美の心情変化や成長が物語の展開に影響大。 伏線が多種多様にわたり、高級ホテルの内実を垣間見せる 狙いには、中盤まで期待したが、殺人現場示唆のムリヤリ感、 犯人・マスカレード設定の稚拙さ、殺人に至るほどの動機か否か、等、 完成度は低いと言わざるを得ない。 概して、ホテルという社会的空間における人間模様には、 マスカレード的要素が含有され、自分が思いもよらない ところで、恨みを買ったり、感動をもたらしたり、 ということを前提にした作品であろうが、結末・真実が 弱かったので、全体評価が落ちる作品になってしまった。 キモである「マスカレード」の表現に、瑕疵なく納得 出来るところがあったら、評価が上がったであろう。 新キャラ自身のインパクトの薄さを、能勢という所轄刑事が 補って、コンビで再登場させたときに、この設定がシリーズ化 されるべきであるかが、判明しよう。 ある種「踊るシリーズ」に似た展開を東野氏が料理したら どうなるかもワクワクする。 「トキオ」「秘密」「手紙」のような、心が揺さぶられる 分野の次回作も期待してます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
連続殺人事件を発端に、ホテル内を舞台とした物語となっている。 伏線と思われる多数の登場人物が現れ、犯人像が掴めないまま、読み進めていく。 舞台設定のほとんどが高級ホテル内で展開される。 爽快なスピード感は感じられなかったが、ホテルに来る客は実際に存在しそうであり、 アクセントとして話を複雑にしているのも一つのポイントである。 また、主人公が狭い行動範囲の中で、推理を進めていくのも落ち着いた感がある小説となっている。 読みながらハラハラ・ドキドキまではいかないが、 物語の内容については東野圭吾特有の人間の裏側をまざまざと見せつけられたようであった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつもと趣が違いますが、 現実離れの犯人像とトリックに「こんなことする奴いるかいな!」 と突っ込まずにはいられません。 巧妙が巧妙過ぎて、現実的にはまったく考えられないトリックです。 2000年生きていても、こんな事件は発生しないでしょう。 最後まで楽しく読めましたが、この作家の実力から言うとBクラスでしょうな。 ハハハハハハハ! この小説家じゃなければ、本にもならないと思います。 ハハハハハハハ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
連続殺人事件の次の犯行場所は、一流のホテル。だが、誰が狙われるのか分からない。事件を 未然に防ぎ、なおかつ犯人を逮捕するために、捜査員がホテルマンになりすましホテルに潜入する。 フロント係の山岸尚美は、新田という警部補とペアを組むことになった。プロとしてのプライドが ぶつかり合うふたり。はたして、事件を無事解決することができるのか? ホテルには、さまざまな人間がやって来る。客として接しなければならない尚美。片っ端から疑いの 目で見る新田。あまりにも立場の違うふたりは、最初は衝突する。尚美も新田も、その道のプロだ。 絶対にこれだけは譲れないという、プロとしてのプライドがある。だが、ふたりの思いは同じだ。 「犠牲者を出さずに犯人を逮捕する。」その思いが、尚美の意識も新田の意識も変えていく・・・。 読んでいると、ホテルに来るどの人間も怪しく思えてしまう。緊迫する状況に、適度な緊張感を持って 読み進めた。ストーリー展開は、なかなかよかったと思う。けれど、犯行場所を特定する手がかりは 懲りすぎではないのか?犯人の動機も一方では納得できるが、もう一方では疑問に感じる。はたして 殺意を抱くほどのことなのかと。そして最大の疑問は、尚美も新田も職業は違うけれど人を見るプロ なのに犯人の手口を見抜けなかったことだ。なぜ不自然だと思わなかったのだろう。そこのところが どうしてもひっかかる。犯人の設定に無理があるのではないだろうか。どういう結末を迎えるのか 期待しながら読んだが、疑問や不満の残る終わり方で残念だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この著書は半分くらいまで大変面白かったです。 しかし、途中からドラマまたは映画化の意識が強く感じられ、 なんとなく結末が想像できました。 それでも一気に読んでしまいました。 著者の力は凄いです。 東野作品は古いものの方が好みだったりします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾さんに、何を求めているかにもよるし、自分が何を求めてるかにもよる。 東野圭吾さんが・・・で、あてはめても同じ。 若いころ・・・昔とは違うのは皆同じ。 東野さんが年齢を重ねたからか、なんらかのしがらみが増えたか、その他「ドラマ化を狙った」とかありますけど・・・ 過去の作品とは、違うのは確か。 でも、読む人のタイミングにもよるし、なにより・・・ 作り手の創ったものが、それです。 とやかく言うことじゃないでしょう。 読むか否か、楽しめたか否か、は、自分で買って、読んで判断すべき。 それ以前の「買い物的なサイト」で議論するべきではないと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
次々と起こった殺人事件に残された不思議なメモ。 明らかに同一犯と思われる人物が次の殺人を予告したのは 「ホテルコルテシア東京」。 警察官が数人、スタッフとしてホテルに潜入した。 なぜ、予告したのか? 捜査を攪乱する偽情報ではないのか? ジリジリしながら捜査を続ける警察と犯人との息詰まる 頭脳戦の中、意外な事実が判明する…。 舞台はほとんどがホテル内であるが、警察とホテルの スタッフ、宿泊客など登場人物は場所柄だけに、多い。 犯人かと思わせる人物を描くのには恰好の舞台だ。 まさしく「グランドホテル形式」の作品。 思わせぶりに描かれる人物が多いので、ちょっと混乱。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恥ずかしながら、著者のお名前は聞いたことあったんですが、今まで読んだこともどんな作品があるかさえも知りませんでした。 数々の代表作はどれも有名すぎるものばかりだということを、読む直前になって初めて知りました。 それゆえ期待していたのですが、読み終わってみると、なんだかさっぱり過ぎるような・・・。 意外性やひねりはあるので面白いのですが、読み終わった後に余韻が残らない。 淡々と事件を追う、2時間ドラマのように感じました。 文章はくどい部分も無く、頭に入ってき易いので、私のような普段本を読まない人間でも難なく読めました。 本離れしていた方にはおススメです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!