■スポンサードリンク
マスカレード・ホテル
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
マスカレード・ホテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 21~40 2/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
都内で起きた不可解な連続殺人事件。次の犯行現場としてあるホテルが浮上、ターゲットも容疑者も不明のまま、警察は潜入捜査を決定する。東野圭吾の最高に華麗な長編ミステリ! 新シリーズ、スタート。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は読書家ではないので登場人物をイメージしやすい ガリレオシリーズを一気読みしたクチなのであまり参考には ならないかもしれませんが、読書家でなくても一気に読める勢いはあります。 最初に人物と事件を整理しながら読むのは大変ですが、 これは個人差があると思います。 新田がホテルマンとしてのルールを叩き込まれながらいい意味で 丸くなっていく心情変化がこの小説の一番のカタルシスではないでしょうか クレーマーニート先生が一番怖かったかな、実際あんな客がいたら戦慄します。 正直、わかりにくい部分もけっこうあったので映像化を期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
でも筆者の作品が最後まで読ませるのはなぜでしょう。 確かに近年の作品は軽い。 テーマ、トリック、科学的な説得力、 人間描写、現実世界との関係性…。 以前の作品にはどこか重みがあり、 読んだあとの達成感がありました。 達成感ともどこか違う「終わってしまった」という、 残念な気持ちも。 そう感じさせなくなってきたのは、 それが時代のニーズだからでしょう。 テレビも本も、それを見て読む人がいなければ成り立ちません。 知らず知らずのうちに、メディアにつくられている 価値観を今こそ私自身省みる必要があるのかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こういう作品を作者は書きたくて書いたのだろうか? 何らかのしがらみで書かざるを得なかったのだろうか? 過去の作品に熱中した者にとっては、前者は考えにくい。 しかし、作者ほどのビッグネームなら創作の自由度も高いであろうから、後者も考えにくい。 そうなると何か深い企みでもあるのかとも思う。 僕にとってこの作品の謎はこういうものだが、いまだ解けずにいる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終わったあとの感想は、ほんとにこんな感じです。 無駄な小話が2つ入っているんでそれをカットすれば2時間でいけるか、 もしくは無駄な小話を増やせば連ドラでもいけるかな…という感じです。 最後のほんわかしたシーンは2時間サスペンスのエンディングにぴったりです。 逆に言うとそれほど刺激・新鮮さ・斬新さなどがある作品ではありません。 こういう要素があればいいというわけではありませんが、この厚さを読んで 犯人が「え~?」という動機とか犯行の手口とかいろいろ不可解でした。 (犯人はいろいろスペックが高いくせに行動がメチャクチャすぎる) そして安定の無能な警察軍団。 映画化するにはパンチが弱すぎる作品かなぁと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾の良いところはとても読み易く、すらすらページが進むところ。 発売日順でいくと逆なのだがエピソードにあたる「マスカレード・イブ」から 読んだため、新田刑事の成長を2冊に亘って味わえたのも自分的には良かった。 しかし「マスカレード・ホテル」一冊としてみた場合には内容にかなり不満が残る。 犯罪者は用意周到な人物と前半、中盤で振っておきながら、 トリック設定にはかなり無理があり、読み終えたときの爽快感が少なく、 おかしな部分も多々あり、首をかしげる結末にはとても残念だった。 そういった意味では、色々な性格の人物、 高級ファッションで着飾った人物、 色々な理由でホテルに宿泊する人物が 宿泊中に起こす事件を短編で追った 「マスカレード・イブ」の方が違和感なく楽しめた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いが、この方ますます多作ライト化している感じ。稼いでますね。貢献しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少し傷がありましたが、ほとんど気にならずに、一気に完読出来ました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スリル満点の展開と思ってたら、ホテルのいろいろなお客さんの話でちょっと残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最高傑作かは別として、後半の謎解きまで一気に読めたし、ホテルに現れる怪しげな客たちとのやりとりは面白く、週末や長時間フライトなどに読む娯楽小説としてはおすすめだと思います。 が、映画化やテレビ化を狙ったような主役ふたりのキャラクター設定がね〜…。 主役ふたりはかなりステレオタイプ。反骨精神ありスタンドプレイも多いキレもの若手刑事(外見は浅黒い精悍な顔立ちだそうです)と、気が強いけど優秀でまじめな美貌のホテルウーマンが、最初は反発しあいながら、やがて互いのプロ意識や能力に敬意を払うようになり、最後は事件解決のためふたりで知恵を絞り、あげくに危機に堕ちたヒロインをすんでのところで刑事が救う…なんて、今まであちこちで散見してきたテレビドラマの焼き直しみたいで新鮮味なし。 何より、こんなに機密情報をぺらぺら喋っちゃう刑事ってアリ?と疑問でした。それが昨今の警官による捜査情報の漏洩事件への皮肉なのならまだいいけど、この作品ではヒロインを謎解きに巻き込むために必要以上に(著者が)刑事に機密情報を喋らせてる印象があり、そのへんがちょっと強引すぎて興ざめ。 若き新田刑事と風采の上がらない能勢刑事のコンビものにしたほうが小説としては面白かったような…。でも美貌の勝ち気ヒロインのほうが映像映えするのは確か。このあたりに著者の商売魂を見た思いでした。 娯楽小説としてはアリ。ミステリーとしては、う〜ん。よく読むと若干ご都合主義な謎解きにも見えますが、そこは筆力でカバーという印象を受けました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当に久々に東野作品を読みました。 話としてはサクサク読めるけれど、以前のような重みはなかったかな…。 真犯人は意外と言えば意外だけど、冷静に考えるとこの人しかいないような 気もしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
都内で、一見被害者がばらばらで何の関係もなさそうな3件の殺人事件が起きた。 しかし、それぞれの現場に残された暗号を解読したところ、これらは1連の殺人であり、 近々都内の一流ホテル・コルテシア東京で第4の殺人が起きることが判明した。 警察は、コルテシア東京の協力を得て、刑事たちをホテルマンとして働かせ、第4の殺人を未然に防ごうとする。 本書で主人公を演じるのは、クラーク係の女性・山岸尚美と、彼女とともにクラークの仕事を しながら捜査をすることになった若手刑事・新田浩介である。 本書では、宿泊客をめぐり、殺人と関係なさそうな様々なトラブルが起き、それに尚美と新田がどう対応するか、 それ自体は読んでいて楽しい。 また4つの殺人がどのように繋がっているのかの謎の解明は、納得のいくものだ。 しかし、ネタバレになるので書くことができないが、 この犯人と動機が、事件の真相であることの論理的必然性はあるのだろうか。 最後の方でホテルでの結婚式がクライマックスになる場面で、新婦に対するストーカーが犯人である 可能性は否定されているが、例えば、犯人が結婚式と無関係の宿泊客を何らかの理由で殺害しようと した、というようなことが真相だとしても、特に論理的矛盾はないのではないか。 尚美をはじめとするホテルマンたちのプロ意識が描かれているのは好感が持てるし、 浩介や能勢刑事のキャラクターの造形もいい。 テンポのよいストーリーの進め方はさすがに東野さんだ。 しかし、上記のような問題点があり、この点はミステリーにとって大きな欠陥であると思うので、 星2つを減らし、星3つにします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾ファンとしては物足りなかった。でもマスカレード・イブも購入しますけどね! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリー展開が面白かった。映像化したらどうなるだろうと思った | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評判が高いので購読しましたが少々期待外れです。普通です。 トリックもそれ程「すごい!」という感じがなく、登場人物のメイン2人ついては続編を読みたい・・・・と思わさる程の魅力は感じませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人予告の場となったホテルに潜入した刑事とそのサポート係になったホテルウーマン. 2人の前に現れる奇妙な客の数々と,一連の殺人事件の真相は? 刑事がホテルスタッフに紛争するという設定のリアリティのなさに目をつむれば, 一方の主人公であるホテルウーマンの仕事への真摯な姿勢や,刑事の観察眼の鋭さなど, ホテルという状況をうまく活かしたストーリーではある. 事件と無関係そうな奇妙な客にまつわるエピソードのオムニバスのような展開し, ラストでは一気にひっくり返るというあたりは,いかにも東野作品らしい. ただ,全体にキャラクターの描き込みの浅さや テンプレート通りの会話や2人の関係の伸展にはやや物足りなさも感じる. ミステリーとしての真相の隠し方と見せ方がうまいので一気に読めるが, それ以上の味わいは感じられない. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の方はゾクゾク感があって一気に読んでしまったし,犯人も動機も意外だった. ただ前半〜中盤の各エピソードは中だるみ気味. 全体の連続殺人の枠組みは別にいらないんじゃないかな. むしろ女性フロントと元刑事のコンビが,それぞれの長所を生かして様々な謎を解く短編集にした方が良くないかな. そうすれば中だるみ感はなくなると思う. それだったら続編もありかな.と思ったらもう第2弾出ちゃうのね. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東野圭吾作品は多数読んでいますが・・・。 なんとなく、最初からテレビドラマ/映画化されることを狙ったような設定のわざとらしさを感じました。 以下ネタバレ(というほどでもないですが)------------ 散々ひっぱっておいて明らかにされた犯行動機が、 「お前が超馬鹿で自滅しただけだろ?」 って思えるお粗末さが少し残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今まで目に留まる度、後でネットで何冊か(比較的レビューの星の多い作品を)購買しましたが、今回の作品も東野ファンにわ申し訳有りませんが感情移入して再読とわいかないようです。ストーリーわ連続殺人が高級ホテル内で起きうるようなのでそれを阻止しようとする刑事による潜入捜査・・・・・伝々。ネタバレに成りますので詳しくわ申しませんが犯人像が学芸会、もしくわ演劇サークルレベルの演出で終わっている事が残念に感じる所です。もう次わないと思いながらも書店のディスプレーが上手いのか出版社の販売戦術が上手いのかつい手にとってしまうのが東野圭吾作品です。 商用で紀尾井町のホテル内の日本庭園を一望できるガーデンラウンジを度々利用しておりますが、右のベルデスク、左のコンシェルジュを通る度、もしかして此処がモデル?などと想いを巡らせております。 和風温泉旅館のおすきな方にも おすすめ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一流ホテルのフロント、山岸尚美はプロのホテルウーマン。「お客様を快適にさせること」その原則に忠実で、かつ冷静で柔軟な接客対応は見事なものです。 警視庁捜査一課の刑事新田もまたプロの刑事。眼光紙背そのものといった洞察力と、慧眼を以て、仮説を立て検証して行く。 連続殺人事件の潜入捜査のため、新田はホテルのフロントに扮し、山岸尚美がサポートをする。この2人の化学反応がこの作品の肝でしょうか。 ホテルマン・ホテルウーマンに求められるもの。 「ホテルに来る人々は、お客様という仮面を被っている」「ホテルマンはお客様の姿を想像しつつも、その仮面を尊重しなければなりません、決して剥がそうとしてはなりません。ある意味お客様は、仮面舞踏会を楽しむためにホテルに来ておられるのですから」 反対に刑事に求められるものは、その仮面を剥がすこと。 作品中、色々な仮面を被った客が現れます。 ・チェックアウト後にバスローブがなくなる男性客 ・とある男を自分に絶対に近づけないように主張する若い女 ・盲目であるにも関わらず、点字を読む時でさえ手袋を外さない老女 ・英文をパソコンに入力するよう強要する男 これらの客は、時には、山岸や新田のプロの仕事を見せるための客であり、時には、山岸や新田が更なる成長を成し遂げるための試練ともなります。そして、いくつかの仮面を被った客は、事件の真相に関わっています。 ホテルと刑事の組み合わせの妙、東野さんはやはり凄い。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!