カラマ-ゾフの兄弟

評判

カラマ-ゾフの兄弟の評価:

4.26/5点 レビュー 686件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全561件 361〜380 19/29ページ
No.201
(4pt)

やっと読み終わりました。

去年購入したものの、上まで読んで、その後忙しくなり、また上を読み直し、また忙しくなりと、
なかなか読み進むことが出来なかったんですが、やっと読み終えることができました。
が・・・。続きが読みたい!!ここまででも最高傑作だとは言われていますが、
本当に最高傑作なだけに続きが読みたくて仕方がないです。
未完だなんて、本当に残念でなりません。
これから、アリョーシャがどうなっていくのか、これからという時に・・・。
本当に残念です。
仕方がないので、他のドストエフスキー作品でも読んでみます。
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)より
4102010122
No.200
(5pt)

言葉が出ないほどの迫力と感動

高校生の私でも、最後までグイグイと読み終えることが出来ました。特に中巻からは文字通り寝食を忘れて読みました。私はクリスチャンなので、神と人というこの大きな永遠のテーマに興味を持って読みはじめたのですが、大審問官の部分では衝撃で心身が震えました。クリスチャンは是非是非、何度も読むべき本だと思いました。
また、登場人物がとても魅力的に書かれています。兄弟それぞれに愛すべき所が沢山あり、結末近くはそれぞれのために涙が止まりませんでした。裁判部分も迫力があり、推理小説としても一流です!

長々と書いて何が言いたいかというと、長さと前評判だけで、この本を敬遠している高校生に、是非手にとってほしいということです。世界にこんな傑作があったのか!と衝撃を受けること間違いなしです。
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)より
4102010122
No.199
(5pt)

後ろの読者ガイドが良い

正直キリスト教の信者でないと挫折しそうになる。そこをこの読者ガイドが助け舟を出してくれる。しかし内容の濃いこと、しかもなんとも多くの箴言が含まれている事か。読むのに時間はかかるが日本の最近の流行作家より頭二つか、いや異次元のレベルまで抜きん出ている。内容の薄い本を多読するよりもこの本一つを熟読するほうが遥かに優れていると個人的に思いました。
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)より
4334751172
No.198
(4pt)

分かりにくいが…

かねてから挑戦しようと思っていたカラマーゾフの兄弟を読破することができた。内容は少し私の頭脳では分かりにくかったが、以下が私の感想である。
父親殺しは結局誰だったのか?これがはっきりとは書いていないので謎のまま終わっている。
もう一つは、アリョーシャに関わった少年たちである。彼らとの接触は、書かれずに終わった続編の主要人物と言われている。彼らの行動に何の意味があるのか?
その他、ミーチャの独白の中で「美」についての一こまがある。これは三島由紀夫の「仮面の告白」の中にも出てくるので要注意しておくと面白い者である。
また、ポーランド人も登場してくるが、このころのロシアとポーランドとの微妙な関係が分かり興味深いのではないだろうか。この作品は、再読、再再読の価値があるが、わかりにくいので星4つとした。
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)より
4102010106
No.197
(5pt)

特にキリスト教に縁ある人にオススメかも?

清濁併せ呑むとは、この作品にこそふさわしい言葉でしょう!西洋的な神と人がテーマに
なっているので、キリスト教に縁遠い人には入り込みにくいところがあるみたいですね(私
は親が信者でした)。オウム事件などからきた宗教アレルギーのせいもあるのかもしれませ
んが、その辺を抜きにしてこの作品は語れないと思います。しかし様々な角度から語れても
しまうのがこの作品のすごい所です!
 
 新訳も出ていますが、私の特に好きなゾシマ長老の話の所(他のレビュアーさんの中で退
屈と書かれている方が何人かいるのが私には驚きでした!)は、こちらの訳の方が断然良い
と感じます(そこしか比較してませんが)!

 濁サイドは受け入れ難いかもしれませんが(私は濁サイドも好きですよ!)、清サイドの
ドストエフスキーの想像力の素晴らしさは、きっと?初詣に寺に行くようなクリスチャンに
も伝わると思います!
カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)より
4102010114
No.196
(5pt)

長いけど、一気に読ませる迫力がある

長年トライしてみようと思いながらも、なかなか時間が取れず、
読まずじまいだった本。
今回意を決して読み始める。…と思っていたよりずっと早く
読了してしまった。

とにかく圧巻の人物描写と、ある事件を巡るスリリングな展開
とにぐいぐい引き込まれる。

読んでいる間ずっと、
人間にとって自由とは何か、信仰とは何かを深く考えさせられ、
同時に、自分にとっての「答え」を要求される緊張感に包まれる。

この先、何度も読み返したい超名作である。
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)より
4102010106
No.195
(5pt)

さすがは最高傑作

史上最高峰との文学と言われるほど名高い、ドストエフスキーの最晩年の作品である。
その「謳い文句」に関わらず、私がこれまでの人生で最も感動した、うち震えるほどの感動をしたのがこの作品であった。
私は現在32歳であるが、『カラマーゾフの兄弟』は3回通読した程である。

淫蕩の限りを尽くす、父フォードル、自らを卑劣漢とまで称しながらも最も誇り高い長男ドミートリー、冷徹な哲学的見地に立つことで「カラマーゾフ的血縁」を憎みながらも生命の崇高さを誰よりも強く思う次男イワン、神学の道に身を置きながら俗世へ下りその後最も「カラマーゾフ的な性質」の現れが臭われた聖人アレクセイ。

この4人の「カラマーゾフ」によって物語は展開する。

神学的なモチーフがふんだんに用いられながらも、父フォードルの謎の死というプロットによって物語はサスペンス的なスピード感を持つことになり、これが読者を一気に惹き付けることになる。

直情的なドミートリーが最も怪しまれつつ、イワンの皮相な思想談義に動機が臭いそれを後押しするかのように登場する従僕スメルジャコフによるイワンの思想の極端化、どの兄とも決して疑わないアレクセイの愛と献身、これらが折り重なり、最終的には最も悲劇的な結末を迎えることになる。

一般にロシア文学は難関だというイメージがあるかと思われるが、私はそこらの娯楽小説を読むくらいなら時間をかけてでも『カラマーゾフの兄弟』を読むべきだと強く奨めたい。
カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)より
4102010114
No.194
(5pt)

さすがは最高傑作

史上最高峰との文学と言われるほど名高い、ドストエフスキーの最晩年の作品である。
その「謳い文句」に関わらず、私がこれまでの人生で最も感動した、うち震えるほどの感動をしたのがこの作品であった。
私は現在32歳であるが、『カラマーゾフの兄弟』は3回通読した程である。

淫蕩の限りを尽くす、父フォードル、自らを卑劣漢とまで称しながらも最も誇り高い長男ドミートリー、冷徹な哲学的見地に立つことで「カラマーゾフ的血縁」を憎みながらも生命の崇高さを誰よりも強く思う次男イワン、神学の道に身を置きながら俗世へ下りその後最も「カラマーゾフ的な性質」の現れが臭われた聖人アレクセイ。

この4人の「カラマーゾフ」によって物語は展開する。

神学的なモチーフがふんだんに用いられながらも、父フォードルの謎の死というプロットによって物語はサスペンス的なスピード感を持つことになり、これが読者を一気に惹き付けることになる。

直情的なドミートリーが最も怪しまれつつ、イワンの皮相な思想談義に動機が臭いそれを後押しするかのように登場する従僕スメルジャコフによるイワンの思想の極端化、どの兄とも決して疑わないアレクセイの愛と献身、これらが折り重なり、最終的には最も悲劇的な結末を迎えることになる。

一般にロシア文学は難関だというイメージがあるかと思われるが、私はそこらの娯楽小説を読むくらいなら時間をかけてでも『カラマーゾフの兄弟』を読むべきだと強く奨めたい。
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)より
4102010122
No.193
(5pt)

さすがは最高傑作

史上最高峰との文学と言われるほど名高い、ドストエフスキーの最晩年の作品である。
その「謳い文句」に関わらず、私がこれまでの人生で最も感動した、うち震えるほどの感動をしたのがこの作品であった。
私は現在32歳であるが、『カラマーゾフの兄弟』は3回通読した程である。

淫蕩の限りを尽くす、父フォードル、自らを卑劣漢とまで称しながらも最も誇り高い長男ドミートリー、冷徹な哲学的見地に立つことで「カラマーゾフ的血縁」を憎みながらも生命の崇高さを誰よりも強く思う次男イワン、神学の道に身を置きながら俗世へ下りその後最も「カラマーゾフ的な性質」の現れが臭われた聖人アレクセイ。

この4人の「カラマーゾフ」によって物語は展開する。

神学的なモチーフがふんだんに用いられながらも、父フォードルの謎の死というプロットによって物語はサスペンス的なスピード感を持つことになり、これが読者を一気に惹き付けることになる。

直情的なドミートリーが最も怪しまれつつ、イワンの皮相な思想談義に動機が臭いそれを後押しするかのように登場する従僕スメルジャコフによるイワンの思想の極端化、どの兄とも決して疑わないアレクセイの愛と献身、これらが折り重なり、最終的には最も悲劇的な結末を迎えることになる。

一般にロシア文学は難関だというイメージがあるかと思われるが、私はそこらの娯楽小説を読むくらいなら時間をかけてでも『カラマーゾフの兄弟』を読むべきだと強く奨めたい。
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)より
4102010106
No.192
(5pt)

ドスト初心者へのレビュー!

読みやすい!って事で話題になってますが

・話が非常に長い
・進んでいくスピードもゆっくりでダラダラ感を感じる(部分もある)
・日本ではあまり馴染みのない「キリスト教」色が異常に強い

↑翻訳が読みやすくなったからって上記に書かれた事が変わるわけじゃないので
あまり普段本を読まない人は最後まで読むのは非常に厳しいかもしれません

まずは「ドストエフスキー」という作家にある程度信頼を置いてから読むべきでしょう。

まずドストを読んだことない人は「罪と罰」を読んでください(亀山訳でも出てます)
「罪と罰」の方が話は非常にスリリングに進んでいくし、主人公の不安や焦りが直に伝わってきてほんとに興奮します
初心者は絶対!罪と罰の方が読みやすいです
それで「ドスト」面白い!ってなったらカラマーゾフも読んでくださいな。

あと翻訳について
この光文社の翻訳で面白い!って思えたら他の翻訳(たとえば新潮文庫)でも読んでみたい!って思えると思いますから全然初心者は光文社のでかまわないと思います。世界的な名作ですから何回も読むきっかけにもなるでしょうし。

(あと巻末の「読書ガイド」も初心者にはすごくありがたい!)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)より
4334751067
No.191
(5pt)

カラマーゾフの兄弟を一生のうち一回は読み通したい!と 思っている方にお勧めします。

いままで出版されたカラマーゾフの兄弟は、
非常に長い物語かつ難解な日本語訳文章で
学生時代から何度も何度も途中で挫折していました。

しかしながら、この亀山新訳文庫では、
現代的なとても読みやすい文章で訳されていて、
五巻最後まで読破できました。

たとえば、いままでわかりにくかった
登場人物の名称名前が統一されており、
読者にとてもわかりやすくなっています。

私のように、
カラマーゾフの兄弟を一生のうち一回は読み通したい!と
思っている方にお勧めします。

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)より
4334751067
No.190
(5pt)

面白い

『カラマーゾフの兄弟』というと、「世界文学史上最高の傑作」などと言われる堅苦しくて長い小説、という印象があるかもしれない。「長い」というのはそうかもしれないが、決して「堅苦しい」ものではない。推理小説として読み進めていくこともできる。
 ただ、中巻のゾシマ長老の過去の話の部分はちょっと退屈で、せっかく大審問官の話ではまっていったのに、冷めてしまった感じがした。しかし、そこを超えると、どんどん話が加速していって、ページをめくる手が止まらなかった。
カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)より
4102010114
No.189
(5pt)

読み終えた

ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読み終えた。金原ひとみは、上巻を読むのに4ヶ月、中下巻を読むのに3日かかったらしいが、僕は、上巻1週間、中巻1ヶ月、下巻3日だった。読み終えて感じたものは、達成感ではない。なんだろう。よく分からない。終わるべきものが終わるべくして終わったような感じだ。
 本書の解説を読んではじめて知ったのだが、ドストエフスキーの構想では、本書には続編が存在するはずだったらしい。本書の事件の13年後の話で、アリョーシャがテロリストになって皇帝暗殺を目論む、とかいう話になるはずだったとか。ひょっとすると、ドストエフスキーが本当に書きたかったのはその第二部の方で、第一部はおまけのようなものとしか考えていなかったかもしれない。そして彼は、おまけにすぎない第一部を人々が「世界文学史上最高の傑作」などと祭り上げているのを見て、天国で苦笑しているのかもしれない。しかし、そうだとしても、そんなことはどうでもいいことだ。とにかく本書は面白いんだから。
カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)より
4102010122
No.188
(5pt)

大審問官

上巻の中で1番面白い部分は「大審問官」の話のところだろうか。大審問官については、僕の稚拙な文章ではうまく伝えられそうにないので、「とにかく読んで下さい」と言うしかない。このエピソードは『カラマーゾフの兄弟』全体のテーマと深く関わってくる。
 『カラマーゾフの兄弟』は「世界文学史上最高の作品」などと言われたりして、とっつきにくい感じがするかもしれないが、読んでみるととても面白いし、読ませる文章である。
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)より
4102010106
No.187
(5pt)

!!

この世界の営み。それ自体が神のなせる業、すなわち神なんだな。と思わされました。
作品全体(文字情報)で神を描こうとしている気がしました。
カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)より
4102010106
No.186
(5pt)

真犯人は誰なのか?

「大人としての教養が必要なのでは」と思い読んでみました。

確かに長いセリフはありますが、
訳者あとがきにもあるようにテンポが良いため一気に読めます。

こういった、文学ひいては娯楽の源流に触れておくのも良いですね。
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)より
4334751067
No.185
(5pt)

圧倒的な・・・

どのようにしたら文学的な解釈ができるのかは分からないが、自分なりに強く感じたことはある。

この作品が、なぜ不朽の名作と呼ばれるのか、なぜ世界の文学界に未だ大きな影響を与えるのか、わかった気がする。

ただ圧倒的な現実が、実際の世界よりもはるかにリアルな世界が、見えたからだ。
あふれるほどの狂気の中にあって、それが現実であることに何の疑いも持てないほどに、リアルなのだ。

本書の登場人物は、その多くが心の中に狂気を抱えている。
時に恐ろしくもあるような、小説の中の人間の心情描写に、しかし不思議と心地よさを感じる瞬間が多くあった。
そこに書かれているのは紛れもなく人間そのものであり、現実の世界よりも納得感のある、自分たちを写す鏡だった。
それは、ただ過ぎていく日常に本来あるべきはずのリアルを、僕たちの心に呼び戻してくれるかもしれない。
カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)より
4334751237
No.184
(5pt)

圧倒的な・・・

どのようにしたら文学的な解釈ができるのかは分からないが、自分なりに強く感じたことはある。

この作品が、なぜ不朽の名作と呼ばれるのか、なぜ世界の文学界に未だ大きな影響を与えるのか、わかった気がする。

ただ圧倒的な現実が、実際の世界よりもはるかにリアルな世界が、見えたからだ。
あふれるほどの狂気の中にあって、それが現実であることに何の疑いも持てないほどに、リアルなのだ。

本書の登場人物は、その多くが心の中に狂気を抱えている。
時に恐ろしくもあるような、小説の中の人間の心情描写に、しかし不思議と心地よさを感じる瞬間が多くあった。
そこに書かれているのは紛れもなく人間そのものであり、現実の世界よりも納得感のある、自分たちを写す鏡だった。
それは、ただ過ぎていく日常に本来あるべきはずのリアルを、僕たちの心に呼び戻してくれるかもしれない。
カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟 4 (光文社古典新訳文庫)より
4334751326
No.183
(5pt)

圧倒的な・・・

どのようにしたら文学的な解釈ができるのかは分からないが、自分なりに強く感じたことはある。

この作品が、なぜ不朽の名作と呼ばれるのか、なぜ世界の文学界に未だ大きな影響を与えるのか、わかった気がする。

ただ圧倒的な現実が、実際の世界よりもはるかにリアルな世界が、見えたからだ。
あふれるほどの狂気の中にあって、それが現実であることに何の疑いも持てないほどに、リアルなのだ。

本書の登場人物は、その多くが心の中に狂気を抱えている。
時に恐ろしくもあるような、小説の中の人間の心情描写に、しかし不思議と心地よさを感じる瞬間が多くあった。
そこに書かれているのは紛れもなく人間そのものであり、現実の世界よりも納得感のある、自分たちを写す鏡だった。
それは、ただ過ぎていく日常に本来あるべきはずのリアルを、僕たちの心に呼び戻してくれるかもしれない。
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)より
4334751172
No.182
(5pt)

圧倒された

どのようにしたら文学的な解釈ができるのかは分からないが、自分なりに強く感じたことはある。

この作品が、なぜ不朽の名作と呼ばれるのか、なぜ世界の文学界に未だ大きな影響を与えるのか、わかった気がする。

ただ圧倒的な現実が、実際の世界よりもはるかにリアルな世界が、見えたからだ。
あふれるほどの狂気の中にあって、それが現実であることに何の疑いも持てないほどに、リアルなのだ。

本書の登場人物は、その多くが心の中に狂気を抱えている。
時に恐ろしくもあるような、小説の中の人間の心情描写に、しかし不思議と心地よさを感じる瞬間が多くあった。
そこに書かれているのは紛れもなく人間そのものであり、現実の世界よりも納得感のある、自分たちを写す鏡だった。
それは、ただ過ぎていく日常に本来あるべきはずのリアルを、僕たちの心に呼び戻してくれるかもしれない。
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)より
4334751067