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迷宮
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迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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最初こそ猟奇的殺人事件を元にストーリーが展開して関係人物の証言から犯人や被害者の人物像が書かれていてまあまあ読めるけど、病院の実験室になり治療と称してやり取りするようになり中盤から終盤にかけてネタバレ感が半端ない上、供述調書のあたりからクドイ。進展がほとんどなく謎解き要素もない、捻りもない、繰り返し状態でウンザリ。 最後もハッキリ決着着けない曖昧な終りで残念。 | ||||
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作者の歴史パスティーシュ物を愛好しているのだが、本作にはガッカリさせられた。本作執筆当時に流行り始めた(と思われる)ストーカー犯罪を題材としたリドル・ストーリーなのだが、底が非常に浅く、読み応えが全く無かった。幾ら何でも、もう少し工夫の仕様があったと思う。 世の中で起こる出来事(特に人間心理)の真相を知る事の難しさ(「藪の中」と同じテーマだ)、作家としてそれを把握する事の更なる困難性を訴えたかったのかも知れないが、読んでいる方は消化不良を起こすだけ。同情など覚える筈もない。作中に登場する"書けない作家"が、作者自身とダブって映る様では、作者にとってもマイナスとなってしまう作品ではないのか。 | ||||
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ものすごく大雑把なジャンルわけをするとすればミステリーといった分野でしょう。 ただ、帯にもあったような「とてつもない一冊」とは到底思えませんでした。 小説の形をとって、ひとつの事件を追って他人の考えは他人には理解できない。正確な事実なんて存在しない。といったことを言っているだけです。 ほとんど同じ内容のことを何章にも渡って続けられ(微妙に新事実が出てきたりしますが)、途中からだれてしまいました。 真相も「ここで終わり?」と肩透かしを食らいました。 タイトルどおり迷宮です。ゴールはありません。小説としてのミステリーを期待しないほうがいいです。 | ||||
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昨今の謎のゴリ押し+詐称帯につられて買ってしまったクチです。 凡作中の凡作がこんなに祀り上げられて、作者は出版社からのいじめにでもあっているのではないかと逆に不憫に思うレベル。 序盤はクソ面白くないということもない。出だしはなかなか引き込まれる。が、その分中盤の進行のノロさにシラケ始め、後半の冗長退屈かつへたくそな描写に完全に飽きる。それでもこの本には最後まで読み続けさせるパワーがある。 それが帯に込められたどんでん返しへの期待値。 ・・・弱いんだなそれが。というか作者は本当は何もアイデアなかったんじゃないか? 駄作とはいわんが凡作。 | ||||
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結局自分が期待したような意表を突く結末でもなく、映画なら「夢落ち」で終わるような内容だと感じました。 中盤に入ってからは斜め読みだったので、本質的なところを読み取れていないのでしょうが・・・。 個人的には文庫の帯に騙された感じです。 | ||||
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率直な感想。 最後まで読んでみても、よくわからなかったです。 面白いか、面白くないかと聞かれれば、面白くないと答えます。 私自身、読解力に乏しいこともありますので、展開がどうとか、 清水さんの技巧がどうとかは、全くもってわかりませんでした。 ただ、井口克己の恋に対する行動。 これについては、ドキっとするものがありました。 殺しにまでもっていくという考えは、さすがに共感できませんでしたが、 それまでの考え方や行動は、自分の中にも井口克己がいる?とまで思わされるものがありました。 こんなことを書いてると私自身、大丈夫か?と思ってしまいますが、 人間の心理的描写が上手く書かれているんじゃないかな・・・ でも、もう一度読むのは疲れるので、やめときます。 | ||||
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帯の過大な表現に騙されて購入。 読んでてワクワクしたのは最初の頃だけ。 中盤〜後半に入っても、出てくるのは同じ文章(内容)の繰り返し。 最後のオチも「えっ、まさか、これで終わり?」って感じでした。 私は小説を娯楽として楽しんでおり、結局は面白いか、面白くないかで判断しますが、そういった意味では期待が大きすぎたと反省しています。(帯の誇大表現は規制できないんでしょうか・・・) 作者自身が迷宮に入り込んだのでしょうか? | ||||
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少しネタばれあります。 エンターテイメントなミステリーを期待したのですが、 尻つぼみな印象でした。 出来事自体は面白く、さくさく読めたのですが、 他の方もおっしゃっているように、 同じことが繰り返し描かれるので、段々疲れてきます。 でも、最後きっと何かカラクリが、と思って読んだけれど。 最後は、解釈を読者に任されたような気もするけれど、 ここまで来て任されてもなあという印象。 猟奇的事件を起こした犯人の複雑な心情を描いているのだろうか、 と思いながらも読み、途中までは引きこまれましたが、 結局その部分もそれほど明確にならず。 ミステリーとして期待して読むと、がっかりしてしまうかもしれません。 | ||||
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記憶喪失の男が意図が分からないまま犯罪記録を読まされていく、というシチュエーションはなかなか面白そうで、 読者としては「どんなどんでん返しが待っているんだろう!?」というワクワク感と共に先を読み進めるわけですが…。 一応主人公がこんな実験をやらされた理由のオチはあるんですけど、あまりこちらが期待したような内容ではなくて、ちょっと肩透かしでした。 ラストは寒山拾得をなんとなく思い出して、深いなーと思わなくもないんですけど、 短編ならともかく長々と一冊読まされてきてオチがこれだけってのは物足りないです。 後で知りましたがこの作者は複数の口調や文体を書き分ける名手だそうで、確かにそこは違和感なく数人書き分けていて上手いなと思いました。 この本はその「書き分け技」を楽しむものと割り切った方がいいかもしれません。 | ||||
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この方の小説は初めて読んだのですが、私はミステリーとしては楽しめなかったです。 他の方が内容を書いているので控えますが、最初は猟奇殺人?どうなるんだろう?と引きこまれました。 しかし、話が進むにつれ謎は特に無いに等しく、最後もだから何?というスッキリしないものでした。 中古で買えばよかったー!>< | ||||
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最初は面白そうな話だと思って買った。 途中ですごく面白くなった。 後半は同じ内容が繰り返し出てきてイライラした。 しかし、結末が知りたいので、最後まで読んだ。 期待したような結末ではなく、なんだか分からないまま終わった。 | ||||
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本の帯に「とてつもない一冊」と宣伝文句が書かれており、 興味を持ったので購入してみました。 感想としては、かなり物足りない小説だと思いました。 冒頭の部分からぐいぐいと物語の中に引き込まれ、あっという間にラストまで読む事ができます。どんな結末が待ち受けているのかワクワクしながら読んだのですが……完全に肩透かし。真相を知ったところで、だから何なの?という感想しか浮かびませんでした。 犯罪者の心理は、他人の物差しでは計り得ないという筆者の主張は非常に良く分かりました。けれど、小説として読んだ時に面白いかと聞かれれば、答えはNOです。 | ||||
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猟奇的犯行にまつわる犯罪記録、週刊誌報道、手記、供述調書を通して記憶喪失の男と治療師とのやり取りにより、事件の真相と二人の正体を徐々に明らかにしていくものですが、著者清水氏のテクニックというか、伏線というか、結局よくわからないままラストを迎えてしまいました。私の読解力に問題があるとは思うのですが、おそらくもう一度よく読んでいくと、もっと内容を深く理解して唸る話だろうと推測はされます。が、読むのが面倒くさいので、個人的な評価として100点満点中50点というところです。いつも著者の小説は期待して読んでおり、おおむね期待以上なものが多い故に、初読で理解できなかった自分にちょっと残念でした。 | ||||
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