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確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム
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確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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数学の研究者を推理役においた推理小説、 伏線の張り方がとても分かりやすいので、 いろいろ先読みがしやすくはありますが、 それでも結末まで読んで 「なるほど、そう繋げてきたか」 と展開に感心させられはしました。 著者の友人の数学者はかなりの奇人のようですが、 実際には数学研究者は意外にそこそこまともです。 展開される推理も、そんなに重厚な数学理論が 用いられているわけではありません。 “数学を使っているっぽい”という演出、 くらいに思っておくと良いでしょう。 もちろん、それは読者に過剰な負担を与えないためであり、 大事なのは数学よりも話の運びだから、ですね。 ベイズ統計もかなり一般に知られてきましたね。 短編四作の連作ではありますが、 一つの事件につながっています。 推理ものが好きな方は読んでみて悪くないでしょう。 ただ、惹き込まれて読むのが止められなくなる 作者の筆力は相変わらずなので、 時間がないときには手を出さないことをお勧めします。 | ||||
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学校の読書感想文用に買ったのですが、 さすがです! 神永さんの小説は八雲以外では初めてだったのですが、 内容もただ数学を使って解くだけでなく、まぁ偏見というわけでは ないのですが、数学者の主人公の性格に難有りですね。 またそこも面白いのですがwww 途中に出てくる数学用語や理論などの説明がとってもわかりやすいです。 事件を解くヒントもしっかりと小説を読んでるとわかってきて じわじわと答えに近づいていきます! 数学に対する考え方が多少なりとも確実に変化すると思います! 数学が苦手な人でも気軽に読める一冊ですね^^ いえ、むしろ数学好きになる チャンスですよ☆彡 | ||||
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またまた楽しみなキャラクターの登場ですね。ゲーム理論にも興味がわいたほどでした。 | ||||
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時間帯を狭めていくときのやり方は、シャーロック・ホームズの有名な格言に則っている。 このこと一つ取っても、本作は推理小説の正統に属するものだと感じる。 それを古色蒼然とした雰囲気にしないで、にぎにぎしいエンターテインメントに仕立てた。 が、社会的なテーマが貫かれているともいえて、その背筋を正した感じは、江戸前のすし職人みたいだ。 取調室は容疑者の身の安全を図るためのシェルターとして物理的に密室であることが必要かもしれない。 一方、取り調べという行為においては、象徴的な意味での密室性=バイアス=認知のゆがみは正されなければならない。 ヒロイン友紀にその可能性が見え、読後はすがすがしさを感じた。 未読の人はこっから先読まないでください。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 御子柴は数学を教える大学の教師だというが、犯人を追い込むときには手品師になっている。 「助手の矢口です」というセリフの「助手」の二重の意味に萌え。 未読の人はこっから先読まないでください。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 昔からある「読心術マジック」の手法が出てきて、ほっこりさせてくれる。 しかも作者はそのことをくどくど説明しない。そこが江戸前。 推理作家志望の人はp328の文章など大いに勉強になるのではないでしょうか。 | ||||
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八雲より…という方がいますが 私は続刊ずっと待ってます。 特に、作者さん、だんだん猟奇的な方向に行ってらっしゃるので、これは久々にストーリー展開が丁寧で軽快だなと思いましたけどね!キャラなら八雲以上に魅力的ですよ?だって八雲の先生?ですしね! | ||||
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まず、この作品はすらすら読めて面白い 八雲や他のシリーズを読んでいなくてもまったく問題ないです 確かに、八雲など神永学の作品のキャラクターも少し出てきます が、それはただのファンサービスのようなものであって 物語の根幹に関わるような内容ではないので これを神永学の読む作品でも全く問題無いとおもいます | ||||
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