パーフェクトフレンド

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評判

パーフェクトフレンドの評価:

4.32/5点 レビュー 28件。 B ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(5pt)

大きなテーマと小さな日常

本書のテーマは友達とは何か?、なぜ友達が必要か?ということです。これについて作中で色々理論が述べられ、話がどんどん大きくなっていき、その過程で同作者の他作品とのつながりも生まれてくるのですが、そのテーマをしっかり押さえつつも、基本は女子小学生4人の日常を描いたキャラクター小説です。それぞれ全く違う性格の4人の掛け合いが楽しく、サクッと読めます。あまり他作品とのつながりも気にしなくても物語の根幹は楽しめると思います。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.15
(4pt)

帯には「ミステリ」とあるが、むしろファンタジー

軽妙でテンポの良い会話は相変わらず。

はたして小4がここまで大人びているかどうかは不明だが、とりわけ聡明で早熟な女の子ならば理桜のような子は存在するのかもしれない。さすがに「さなか」はありえないけれど。

物語は終盤に「ある事件」が起きることで状況が一変。まるでファンタジーのような展開になる。最後に極めて論理的に「ある可能性」が語られるが、真相は不明。ハッキリしないと言えばハッキリしないので、人によっては消化不良になるかもしれない。

それにしても「さなか」が「あの家系」とは。定番の「どんでんがえし」は、ある意味ここにあるかも。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.14
(5pt)

感動しました。

大きすぎます!感情の幅が大きすぎます!いい意味で裏切られたとか悪い意味で裏切られたとか、そう言うのですらネタバレになるだろうと思うので何を書けばいいのか悩みものですが、一つ、平凡な表現で申し訳ないのですが。笑えて泣ける素敵な小説です。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.13
(4pt)

最後の方が、ちょっと消化不良

まぁ、世の中わかんないことがあった方が楽しいってことで。
登場する子どもがみんなきらきらネームです。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.12
(5pt)

天才少女最中と周りの小学生との友情物語

天才少女最中と周りの小学生との友情物語が主題のはずです。この作者さんらしくいろいろぶっ飛んだ方々(もちろん最中も)や出来事も進行していますが、友情に単純に感動できました。友達とはないかという点について、論理的にも感情的にも正面から取り組んでいますね。
また、今までのシリーズの天才映画監督やら不死者とくらべると、今回最中が取り組んでいた方程式は現実にも理解しやすいです。友達はなぜ作らなければならないのか、なぜ作ったほうがよいのかといった点に感心してしまいました。もちろん、友情は単純な数式で解ける訳でもないのでその壁に最中もぶつかるのですが。

この作品の最後の展開に驚いたりもやもやしている方は、続けて「2」を読むといろいろすっきりすると思います。おすすめです。
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4048708686
No.11
(5pt)

素晴らしき哉、友人! クールで温かい現代童話

大学同好会のホラー、田舎の旧家の呪い、巨大学園の謎、と拡大してきた作品世界は、前作で方向を転換して小説家を取りまく5者の世界に縮小し、さらに今作では吉祥寺西小学校4年1組の女子3人と転校生1人のお友達についてまで絞り込まれる。そして作品のテーマを「友達とは、素晴らしいものである」と第2頁目にして掲げてしまった。こんなので大丈夫かよ。読者をなめてんじゃない?
とはいえ、理桜委員長によるつっこみ満載の小学生の女の子の日々の暮らしの中で、友達が一人もいない数学の天才少女“さなか”ちゃんによる「友達ってなあに」探索が進められる。そしてさなかちゃんは見事に「友人方程式」と「友人定数」を導き出し、友達の作り方を導き出すが、理桜さんは「あんた、バカ」と真相を喝破する。この友人理論は堂々たる空論でなかなか大したものである。
そんなお話も2/3まで進んだところで、著者はやおら巨大な青龍偃月刀を振りかざし、「ドプン」と主人公もろとも物語をぶった切る。読者は上へ下への大騒ぎ。まだだ、まだだ、まだ伝説の野崎どんでん返しが繰り出される余裕はある。して、深夜の吉祥寺井の頭池に黒いマントの魔法使い登場。(ここは芥川龍之介の「魔術」を思い出した。)あと40頁を残したところで切れた物語が再び繋がってめでたしめでたし。あとは魔法使いの謎の説明と優しいお母さん登場で大団円。
友人とは何かという難しい問いをエンタテインメントの形で正面切って考えたところは凄いと思う。読者のどんでん返し期待を逆手に取ったスリリングな組み立ては、読者への信頼のなせる技か。大丈夫だ、問題ない。「冒険を終えた子どもはちょっと大人になり、小さなお土産を携えてお母さんの元に戻りました」という童話的な構成に良くまとまっていて、著者のこれまでの作品の中で一番安定感があるものとしてお薦めである。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.10
(4pt)

あまり口は出しません。

野崎まど著作の他の作品と交わる部分が多量に含まれています。
「2」をあとで読むか読んでおくと理解が深まりますが、どちらかを先に読んだら少し間を開けることをおすすめします。

それのほうが楽しめたので……w
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.9
(4pt)

「友達」とは何か?というテーマをライトに真面目に分析

小学生の少女達が主人公ですが、著者はかなり真面目に「友達」について哲学しています。
利害の絡む大人と異なり子供の友情のほうが、「友達とは何か」のテーマにより近づけると考えたのかもしれません。
ストーリーは、飛び級を経て数学者の超早熟天才少女が「友達」を科学的に理解したと思いPCでシミュレーションしたものの、予想外の事態で科学では説明できないことを悟る・・・。
小学生達のほのぼのとしたやり取りや、後半にはファンタジーな要素もあって読み物としても楽しいですよ。
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4048708686
No.8
(4pt)

ある意味究極のメタ構造。野崎作品を追いかけてきた読者への特別なご褒美?

前作「小説家の作り方」でAIが自我を持ち、新時代の創作に挑む姿を描いた野崎作品ですが
ある意味、今回の作品は過去の野崎作品を読むとメタな構造が明らかになって
過去作のヒロインが本当に次世代を育成するという、捉えようによってはAIの独自な発達以上に
不気味な捉え方が出来てしまう作品です

ぶっちゃけこれ単品でもそれなりには読めます
今作だけを読むと柳沢教授の様なずば抜けた頭脳とズレた感性の持ち主が「友だち」の定義を探ったり
友だちを作る為の「方程式」を作るものの上手くいかず、失って初めて分かる友だちのありがたみを通じて
ようやく「友だちの意味」に辿り着くという「良い話」なんです。雰囲気もファンタジーです

でも、そこは野崎作品、単純に良い話、読後感が良いだけの話なんて書くわけが無いんですね
これまでヒロインをいくつかのパターンに分けて書いてきた野崎まどですが、今回の天才小学生は
「人に突っ込みを入れざるを得なくさせるすっとぼけ」が特徴です。過去作にいましたね、そういうヒロイン

ヒロインが自分が何を仕掛けられたか、誰に仕掛けられたかを自問し続けるラストへの展開の中で、最後の最後に登場するある人物のお陰で
過去作を読んだ読者には単品では見えない「仕掛けられた」別の形が見えてしまう、単品だけなら素直に受け止めたであろう自分の感銘も
「また野崎作品のヒロインンにどんでん返しを食らったか」と疑ってしまう創作の手法としてはある意味反則的などんでん返しとなっております
これは究極のメタだなあ…
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.7
(5pt)

一筋縄ではいかない、作者らしい展開

小学四年生になった初日、4年連続学級委員(予定)の理桜は、担任に頼まれて去年から不登校だというクラスメイト・さなかの家へと出向くことになる。一緒に向かった友だちのやややと柊子、理桜の前に現れたさなかは、飛び級で博士号も持っている数学者だった!
 目の前にいるのは明らかな天才児。出会った瞬間のやり取りから負けを悟った理桜だが、4年連続学級委員(予定)の意地が、学校で学ぶことなどないというさなかに対して、学校の意義を説かせた。それは、学校は友だちを作るためにあるということ。

 友だちとは何か、何のために必要か、という問いに興味を持ったさなかは、小学校へ通学することになる。しかし、小学生の規格から外れたさなかは、理桜をからかいながら、横紙破りな行動を連発し、それまでの平穏な学級生活を慌ただしいものに変えてくれる。
 そして7月のある日、さなかは理桜に、友だちの定義と意義が分かったと説明を始める。その内容とは、驚愕の友だち方程式だった!

 さなかと理桜の会話はコメディ、INOという井の頭の七不思議的な秘密を探っていく部分は少女探偵団ぽく、人間関係の機微を描いた部分は青春ものっぽく、友だち方程式とその解法はスリラーでありファンタジーにもなる。小学生の日常にほのぼのしていたかと思うと、急転直下、心をかき乱される展開になり、そしてエンディングに至るわけだ。
 その過程はミステリーというカテゴリーにまとめられるかもしれない。しかし、唯一解が示されるわけではないので、ミステリーと言いきれはしない。でもこの起伏ある展開は面白いと言えるだろう。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.6
(4pt)

とにかく面白い、でもこれは感動じゃない、、、

「小説家の作り方」が存外に面白かったのでこちらも読了しました。
実はこちらの方を先に読んでたのですが中断してました。
最近やってたアニメの「たまゆら」みたいなお話かなって思って。
楽しいけど退屈な日常話なのかな〜、、、って予想したら萎えてしまって。

しかし、この作者は予想を裏切る。
「小説家の作り方」でもそうだったんだけれども
だいたい予想通りではあったにも関わらず予想を裏切って
面白いのだから困る。いや困らないが。
まあ、本作のツッコミ役の女の子(理桜)の如く作者(さなか)
にやり込められた様でムカついてるだけですが。

まったくもってハズレのない作家だ。
既に面白い作品を書く方法論が固まってる様に思える。
読み易いし、キャラは立っているし、面白いとしか言い様がない。
しかし、あえて欠点を挙げるなら「こだわり」を感じない所でしょうか。
これだけは書きたいって言う道を踏み外した部分を感じない。
燃えとか萌えとかメカとかエロとかバイオレンスとかね。
作家としてバランス良過ぎなんだ。贅沢でしょうか。

だから本作のテーマである
「友達とは、素晴らしいものである」
って謳われても素直に感動は出来なかった。
それ、本当にそう思って書いてる?って思ってしまった。
テーマに沿って書かれてはいるが作者はそれをホントに
信じているのかなってね。
本当に楽しくて面白い作品だ。オススメしたい。
しかし感動はしなかった。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.5
(2pt)

刊行ペースを落とすべき

まず文章が酷い。
アムリタを読んで「この作家は大物になる」と唸ったのが嘘のような、文章に粗が目立つ作品。アムリタを読んで時は本当に、有川浩のような作家になってくれると思っていました。でも実際には刊行するたびに文章が読めないものになっていく。前作の『小説家の作り方』でも読むに堪えなかったのに対し、今作は半分も読めずに断念。どうやら後半にどんでん返しがあるようですが、それ以前の問題。

ほぼ一カ月周期で刊行していた入間人間でさえこのような文章の崩れ方はなかった。野崎まどはもう安定した実力がつくまでは刊行ペースを落とすべきだと思う。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.4
(5pt)

kashmir氏の表紙で買いました。

新幹線で読むため、駅書店を物色中に幼女ネタで笑いを得ているイラストの人の絵で引っかかりました。
はじめてこの作者さんの作品を買いましたが、文体は読みやすい方で、面白かったですよ。

魔法少女必殺技の放映クールが進むところがツボでした。

主人公の子ども達の心理描写の所では、なんとなくですが「よいこの君主論」が思い出されました。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.3
(5pt)

ラストがヤバイ

最後の七行で満足です。ビリビリにしびれました。

これぞ、まど。

ただ、野崎作品をまだ読んだことがない人は別のやつから読むのが良いと思われます。
ビリビリになるために。
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.2
(5pt)

今後も先生の作品が読みたいと思った。

「映」アムリタを読んで久々に鳥肌ものの作品に
出会えた感謝をしてしまって以降、まど先生の作品を
心待ちにして読んでいる。
特に「映」アムリタ、死なない生徒、本作は絶対におすすめである。

本作も予想を裏切る展開に驚かされ、いい意味でキレイに騙された。
まど先生の作品に本作で初めて触れる方は、
本作パーフェクトフレンドを読む前に既刊の作品を出版された順に
読むことを絶対におすすめする。
最低でも前述した順で。

感想を詳しく述べたいが何を書いてもネタバレになりそうなので、
一言。

とても面白い。


パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686
No.1
(5pt)

やられましたw

「アムリタ」を読んで心が揺さ振られた僕は、野崎まどの新刊が出る度に
一気読みしてしまいます。今回も同様ですw

確かに作品パターンは固まってきてますが、今回も楽しく騙してくれました
欺かれるのを楽しみに、手品番組や怪奇番組を見ていた中学時代のように。

ラストを読んで、改めて今後が楽しみになりました
エヴァの次回作と、この著者の新作を見るまでは、生き続けたいです
(至って健康ですがw)
パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5) Amazon書評・レビュー: パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)より
4048708686