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万能鑑定士Qの事件簿XI



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【この小説が収録されている参考書籍】
万能鑑定士Qの事件簿)ローマ数字11) (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿XIの評価: 4.24/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

このシリーズもそろそろネタ切れか

チープグッズで瀬戸内から技術を学んだ水無施瞬。
莉子の先輩にあたるがレストラン経営で成功したのち京都音隠寺の住職になり辣腕を発揮し一躍時の人となる。
祈願文を当てるなどしたが莉子らにトリックを見破られる。
事件簿も終盤になってちょっとネタ切れ感が出てきた。
一般文学通算2221作品目の感想。2019/03/10 17:45
万能鑑定士Qの事件簿)ローマ数字11) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:万能鑑定士Qの事件簿)ローマ数字11) (角川文庫)より
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No.5:
(3pt)

陰と陽。

愛のある人が、お金を手にすれば、愛の花を咲かせられるが、強欲な人がお金を手にすれば、ますます我欲に拍車がかかる。 人の為と書いて、偽りとなす。

師匠の手法だけを継承しテイカーになった先輩を、誅することができるのは、志を継承しギバーになった後輩。

身近な人を守りたい、幸せにしたいと思う気持ちから、善意の第三者に詐術を用いる。 どんなに素晴らしいものでも、悪の心で用いれば、たちまち悪に染まる。 偽善的に、寄付しても、心晴れることはない。

本当に人を救いたければ、先ず自分が幸せで豊かなお金持ちにならなければ。
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No.4:
(3pt)

「自分は常に100%正義」の勘違い鑑定士と兄弟子との対決

内容は他のシリーズ同様ですが、今回オヤ?と思ったのは、
兄弟子と凛子がやっていることが大して変わらないということ。
ま、枝葉なのでネタバレしても大丈夫だと思うが、
兄弟子は参拝者を騙して賽銭・販売収益を上げる
凛子は古びたアパートの悪い所を目立たないように隠して、さもいいアパートのように装って貸し出すお手伝いをする。
リフォームしたわけではなく、腐ったリンゴに赤いペンキで塗って「美味しそうなリンゴです」って売っているようなもの。
前者は不特定多数から少額を集め、(数百~数千円)
後者は少数から高額を集める(数万円)
やっていることは一緒。
1人当たりのダメージは後者のの方が遙かにでかい。
それなのに、後者の凛子は正義面して前者を叩こうとする。
外から見たらやっていることは50歩100歩。
さすが、瀬戸内店長直伝の兄妹弟子。
店長含めて皆立派な詐欺師である。

と、これまでは凛子が完全に善の立場でいたのが、今作だけは大悪と小悪という構図になっている。
ま、これはほんの枝葉の話で、大筋はいつもの凛子が走り回って解決するというパターン。
読んでいて安心感がある。
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No.3:
(3pt)

まとめ買いしてるのでとても早い対応で助かってます。
この本については(同じ種類)以降レビュ-は控えさせていただきます。
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No.2:
(3pt)

兄弟子

チープグッズ店長の瀬戸内の元で学んだ兄弟子との対決。
住職として人生を送っている彼は、イカサマによって莫大な利益を得ています。
果たして莉子は彼のカラクリを証明する事ができるのか。
彼の想いを知る事ができるのか。
そして、莉子と小笠原くんとの仲は進展するのでしょうか。
良い作品なのですが、このシリーズの中では、面白くない方の部類に入りますかね。
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No.1:
(3pt)

トリック暴きはいらないと思う。

松岡圭祐の万能鑑定士シリーズ第11弾。

(あらすじは商品案内にあるので省きます)

前作でいったんシリーズをまとめた感があったので、次はどうするんだろうと期待して読みました。
が、なんと言うか普通。一人ゲストがいて、主人公とは別の物語が進行していて、それが絡まって、最後には解決する。
って、これまでのシリーズで何回か見られたパターンを踏襲しているような気がします。

また「トリック暴き」に重点が置かれているのも少し気になりました。
このシリーズの醍醐味って(人によるとは思いますが)、それが本物か偽物かを見分ける主人公の「鑑定」の部分にあると思うのです。
が、この作品ではその鑑定よりもむしろ、犯人の使ったトリックをどう暴くかが中心になっています。
でも、それだと単なるミステリーでも同じ気がするのです。

いや、この作品単体ではとても面白いんですよ。
ただ、こういうのをこのシリーズでやる良さが僕にはよくわからなかったということで。

※ほか、ちょっと。
・それでも2か月に一本書き上げているペースはすさまじいなぁと思います。尊敬します。
・ところどころに入ってくるトリビア的な要素はいつも通りで面白かったです。
・最後の最後、あれを鑑定しないっていうのにはちょっと納得がいかなかったです。
・次回作ではかつてのライバルが登場するようで、いまからワクワクしています。
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