開かせていただき光栄です

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評判

開かせていただき光栄ですの評価:

4.19/5点 レビュー 37件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全56件 21〜40 2/3ページ
No.36
(5pt)

登場人物が多すぎと思ってしまってこの本を見逃したら台無しです

わたしも最初のページを見て「登場人物多くね?」と思ってしまい、前半だけ見ますと、どう見ても五人の弟子の中エドとナイジェルだけ必要ではないか、と疑問を出したんです。
しかし後半になると、ダニエルと弟子間の情に感動され、その考えが間違いだと確信しました。
こんなにキャラがいたにもかかわらず、登場人物の印象を深く読者に残ったことこそがこの本の醍醐味だと思います。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.35
(5pt)

登場人物が多すぎと思ってしまってこの本を見逃したら台無しです

わたしも最初のページを見て「登場人物多くね?」と思ってしまい、前半だけ見ますと、どう見ても五人の弟子の中エドとナイジェルだけ必要ではないか、と疑問を出したんです。
しかし後半になると、ダニエルと弟子間の情に感動され、その考えが間違いだと確信しました。
こんなにキャラがいたにもかかわらず、登場人物の印象を深く読者に残ったことこそがこの本の醍醐味だと思います。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270
No.34
(4pt)

最後まで読んでまた読み返す

舞台はイギリス。日本の作家が外国を舞台に、
外国人を主人公として小説をかくことほど
眉唾なものはないと思っていましたが
(その逆もまた然り)
そのような懸念も吹き飛ぶ良作でした。

最後にどんでん返しのストーリーはもちろんのこと、
当時の警察組織がまだ今のように
確立されていなかったことや
当時本屋での書店での装丁のあり方についての記述など
この本を読まなければ知らなかった知見にも出会えました。
また補足として個人的にネットで調べると
この時のイギリスでは15才くらいになると家を出て
下宿先で奉公しながら生活することも珍しくなかったようですね。

なかなか犯人の“は”の字も見えず
展開にはじれったさを感じ、出てきた人皆が怪しく見えてきてしまいました。
が、ラストがわかればまた初めから読み返したくなるような
細かい伏線がたくさんあり、またもう一度楽しめます。

現代では医療技術も発達しているため、
逆にまだ聖書や神を信じることがごく日常的であった当時だったからこそ
物語の構想は成立したと思います。

退廃的でどことなく耽美的な世界をとくとご覧あれ。
ダニエル先生をはじめ、登場人物も魅力的でした。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.33
(4pt)

最後まで読んでまた読み返す

舞台はイギリス。日本の作家が外国を舞台に、
外国人を主人公として小説をかくことほど
眉唾なものはないと思っていましたが
(その逆もまた然り)
そのような懸念も吹き飛ぶ良作でした。

最後にどんでん返しのストーリーはもちろんのこと、
当時の警察組織がまだ今のように
確立されていなかったことや
当時本屋での書店での装丁のあり方についての記述など
この本を読まなければ知らなかった知見にも出会えました。
また補足として個人的にネットで調べると
この時のイギリスでは15才くらいになると家を出て
下宿先で奉公しながら生活することも珍しくなかったようですね。

なかなか犯人の“は”の字も見えず
展開にはじれったさを感じ、出てきた人皆が怪しく見えてきてしまいました。
が、ラストがわかればまた初めから読み返したくなるような
細かい伏線がたくさんあり、またもう一度楽しめます。

現代では医療技術も発達しているため、
逆にまだ聖書や神を信じることがごく日常的であった当時だったからこそ
物語の構想は成立したと思います。

退廃的でどことなく耽美的な世界をとくとご覧あれ。
ダニエル先生をはじめ、登場人物も魅力的でした。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270
No.32
(4pt)

おもしろい、けど食事前には読みたくない(笑)

少年十字軍、海賊女王で皆川作品を挫折しかけ、最後に評判の良いミステリーを読もうと思ったわけですが、結果的に読んで良かった。
本場イギリス人の作家でも描ききれないのではないかと思う世界観と、全体的にダークでグロテスクな雰囲気なのに
コミカルな登場人物のおかげで重くなりすぎていないのが良いです。
最後まで全員怪しく思え、そうだったのかーと思わせて最後の最後にどんでん返し――読んでいてとても楽しかったです。

ただ、この作者の徹底した時代考証と容赦のない描写(特に臭い)は――もちろん技術としては良いんでしょうが――
今までに抱いていた”中世ヨーロッパへの憧れ”のようなものを悉く打ち砕かれるような感じで、私には少し毒気が強すぎるというか、少々苦手な部分です。
また、グロテスクな表現(人体解剖シーンはもちろん、犬に人の脂肪を食わせるetc)と、僅かですがBL要素を匂わせる部分があるので
そういったものが苦手な方にはオススメできません。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.31
(4pt)

おもしろい、けど食事前には読みたくない(笑)

少年十字軍、海賊女王で皆川作品を挫折しかけ、最後に評判の良いミステリーを読もうと思ったわけですが、結果的に読んで良かった。
本場イギリス人の作家でも描ききれないのではないかと思う世界観と、全体的にダークでグロテスクな雰囲気なのに
コミカルな登場人物のおかげで重くなりすぎていないのが良いです。
最後まで全員怪しく思え、そうだったのかーと思わせて最後の最後にどんでん返し――読んでいてとても楽しかったです。

ただ、この作者の徹底した時代考証と容赦のない描写(特に臭い)は――もちろん技術としては良いんでしょうが――
今までに抱いていた”中世ヨーロッパへの憧れ”のようなものを悉く打ち砕かれるような感じで、私には少し毒気が強すぎるというか、少々苦手な部分です。
また、グロテスクな表現(人体解剖シーンはもちろん、犬に人の脂肪を食わせるetc)と、僅かですがBL要素を匂わせる部分があるので
そういったものが苦手な方にはオススメできません。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270
No.30
(5pt)

素晴らしい

初めて著者の作品を読みましたが、 内容に引き込まれていきました。 18世紀のロンドンを舞台とした内容で、 解剖学というあまり表には出ないような分野。 その舞台で起こるミステリー。 素晴らしいの一言です。 続編はまだ読んでいませんが必ず読みます。 この本に出会えてよかった。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.29
(5pt)

素晴らしい

初めて著者の作品を読みましたが、 内容に引き込まれていきました。 18世紀のロンドンを舞台とした内容で、 解剖学というあまり表には出ないような分野。 その舞台で起こるミステリー。 素晴らしいの一言です。 続編はまだ読んでいませんが必ず読みます。 この本に出会えてよかった。
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4152092270
No.28
(5pt)

知ることが出来、光栄です

Kindleポイント還元に惹かれて購入していたのを やっと読みました。 この方の本、初めてです。 なんだか壮麗で、とっても美しくって、優雅な感じで。 中身は全くの逆なのですけども。 決して読みやすい文章ではないですけども それなのに一気に読まさせてくれる、 ぐんぐん引っ張ってくれる感じに、惹かれました。 面白かったです。 好印象です。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.27
(5pt)

知ることが出来、光栄です

Kindleポイント還元に惹かれて購入していたのを やっと読みました。 この方の本、初めてです。 なんだか壮麗で、とっても美しくって、優雅な感じで。 中身は全くの逆なのですけども。 決して読みやすい文章ではないですけども それなのに一気に読まさせてくれる、 ぐんぐん引っ張ってくれる感じに、惹かれました。 面白かったです。 好印象です。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270
No.26
(5pt)

グロテスク

表題の通り、グロテスク、としか表現のしようがありません。
でも、とてもお気に入りです。
最初のページから腐臭が漂ってくるのですが、最後まで読み通すと、なんというか・・・青春ロマン?みたいな。
びっくりデスわ本当に。これを描いた方が80歳過ぎであるなんて。予備知識無しで読んだんですけど、本当に腰が抜けました。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.25
(5pt)

グロテスク

表題の通り、グロテスク、としか表現のしようがありません。
でも、とてもお気に入りです。
最初のページから腐臭が漂ってくるのですが、最後まで読み通すと、なんというか・・・青春ロマン?みたいな。
びっくりデスわ本当に。これを描いた方が80歳過ぎであるなんて。予備知識無しで読んだんですけど、本当に腰が抜けました。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270
No.24
(5pt)

当時の出版事情やコーヒーハウスも、手に取るようなリアルさで…… 久々に完徹一気読み。

解剖教室の「ルパートの王子の暖炉」なる仕掛けの物体から想定外の死体が出現。
その導入部に、何とな〜くエラリー・クイーン『フランス白粉』や『ギリシャ棺』的な雰囲気を感じ……

場面切り替わり、古語を操る天才少年:ネイサンが登場、新たに発見された十五世紀の詩編を携え、ティンダル書店の扉をくぐり……
折り丁、仮り綴じ、高価な製本装丁 といった当時の出版事情も興味深く。

はじめ、並行して語られていた両者が、1点に重なり……

四肢切断遺体で発見された少年。
関係者(人一倍頭の切れる美青年と、その連れ)によって、何重にも巧妙に重ねられるフェイクとミスリード。
「なぜ? …何のために??」
読み進むうち、その謎のベールが1枚剥がれたと思いきや、下から現れるのは「次なるフェイク」。

そんな「虚言と捏造のミルフィーユ」状態な事件に、終始真摯に・どこまでも忍耐強く取り組み続けた
盲目の慧眼判事と、正直者の外科医。
↑ 冷静でクレバーなこの年長者二人の功績は大きい☆☆ と映った。

ちょっと“ブラウン神父とワトソン先生がコンビになったような感じ”??
若造たちがさかんに裏工作に走ってる事件に、信頼感と落ち着きを醸し……
渋くて◎。

本文433頁、一晩完徹でノンストップ一気読み。
この牽引力は、数年ぶり。
(自分的に、『天地明察』以来の出来事で)
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.23
(5pt)

当時の出版事情やコーヒーハウスも、手に取るようなリアルさで…… 久々に完徹一気読み。

解剖教室の「ルパートの王子の暖炉」なる仕掛けの物体から想定外の死体が出現。
その導入部に、何とな〜くエラリー・クイーン『フランス白粉』や『ギリシャ棺』的な雰囲気を感じ……

場面切り替わり、古語を操る天才少年:ネイサンが登場、新たに発見された十五世紀の詩編を携え、ティンダル書店の扉をくぐり……
折り丁、仮り綴じ、高価な製本装丁 といった当時の出版事情も興味深く。

はじめ、並行して語られていた両者が、1点に重なり……

四肢切断遺体で発見された少年。
関係者(人一倍頭の切れる美青年と、その連れ)によって、何重にも巧妙に重ねられるフェイクとミスリード。
「なぜ? …何のために??」
読み進むうち、その謎のベールが1枚剥がれたと思いきや、下から現れるのは「次なるフェイク」。

そんな「虚言と捏造のミルフィーユ」状態な事件に、終始真摯に・どこまでも忍耐強く取り組み続けた
盲目の慧眼判事と、正直者の外科医。
↑ 冷静でクレバーなこの年長者二人の功績は大きい☆☆ と映った。

ちょっと“ブラウン神父とワトソン先生がコンビになったような感じ”??
若造たちがさかんに裏工作に走ってる事件に、信頼感と落ち着きを醸し……
渋くて◎。

本文433頁、一晩完徹でノンストップ一気読み。
この牽引力は、数年ぶり。
(自分的に、『天地明察』以来の出来事で)
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270
No.22
(4pt)

ミステリ初心者

ミステリは嫌いなのであまり読みませんし、途中でよく投げるのですが、
この本はそれ以外の内容で読むことができました。

ダニエルの愛弟子2人同士の話のかけあいです!
微妙に同性愛の雰囲気をかもしだしてていました。

それだけで十分だったのですが、期待に応えてついに出てきました。
そんなシーンが!皆川先生は私のような読者が読むことを意識していると思うので、
臆せず書きます。

質問とネタバレですが、
エドとナイジェルは店で寝ちゃっていたのでしょうか??

タイトルの意味?が言い換えだとしって驚きました。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.21
(4pt)

ミステリ初心者

ミステリは嫌いなのであまり読みませんし、途中でよく投げるのですが、
この本はそれ以外の内容で読むことができました。

ダニエルの愛弟子2人同士の話のかけあいです!
微妙に同性愛の雰囲気をかもしだしてていました。

それだけで十分だったのですが、期待に応えてついに出てきました。
そんなシーンが!皆川先生は私のような読者が読むことを意識していると思うので、
臆せず書きます。

質問とネタバレですが、
エドとナイジェルは店で寝ちゃっていたのでしょうか??

タイトルの意味?が言い換えだとしって驚きました。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270
No.20
(4pt)

続きが楽しみ

友人にすすめられ、ずっと読みたいと思っていたのがついに文庫に。

登場人物の多さに慣れるまでがちょっと大変でしたが、
ミステリとしての面白さはもちろん、18世紀のロンドンの雰囲気にひたりながら堪能しました。
死体解剖の部屋もロンドンの街も、臭いはすごそうですが……。

続編「アルモニア・ディカボリカ」が出たので、こちらも読もうと思ってます。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.19
(4pt)

続きが楽しみ

友人にすすめられ、ずっと読みたいと思っていたのがついに文庫に。

登場人物の多さに慣れるまでがちょっと大変でしたが、
ミステリとしての面白さはもちろん、18世紀のロンドンの雰囲気にひたりながら堪能しました。
死体解剖の部屋もロンドンの街も、臭いはすごそうですが……。

続編「アルモニア・ディカボリカ」が出たので、こちらも読もうと思ってます。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270
No.18
(5pt)

恐るべし皆川博子!

この人の作品を初めて読んだのは「聖女の島」で、頭をガンと殴られたような衝撃を受けた。
以降、皆川ファンを自認している自分だが、今作は特に面白かった。

18世紀ロンドンの解剖学や裁判制度など、一般の日本人はろくに知らないような世界を舞台にしながら、決して説明的ではなく、ユーモアあふれる登場人物の言動で自然に物語世界に惹きこんでいく。次々と湧いていく謎、そして時代背景を見事に生かした後半の展開、爽やかなラスト。

このたびこれが第12回本格ミステリ大賞に選ばれたと聞いたが、それも納得できる極上のミステリだ。

未読の方はぜひ読んでほしい。
そして、この作者を知らなかったというアナタ。
皆川博子がこの作品を出版したとき、80歳を超えていたという事実を知れば、きっとこのレビューのタイトルと同じように思うこと間違いなしだ。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)より
4150311293
No.17
(5pt)

恐るべし皆川博子!

この人の作品を初めて読んだのは「聖女の島」で、頭をガンと殴られたような衝撃を受けた。
以降、皆川ファンを自認している自分だが、今作は特に面白かった。

18世紀ロンドンの解剖学や裁判制度など、一般の日本人はろくに知らないような世界を舞台にしながら、決して説明的ではなく、ユーモアあふれる登場人物の言動で自然に物語世界に惹きこんでいく。次々と湧いていく謎、そして時代背景を見事に生かした後半の展開、爽やかなラスト。

このたびこれが第12回本格ミステリ大賞に選ばれたと聞いたが、それも納得できる極上のミステリだ。

未読の方はぜひ読んでほしい。
そして、この作者を知らなかったというアナタ。
皆川博子がこの作品を出版したとき、80歳を超えていたという事実を知れば、きっとこのレビューのタイトルと同じように思うこと間違いなしだ。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド) Amazon書評・レビュー: 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)より
4152092270