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花物語
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花物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 61~62 4/4ページ
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『猫物語(白)』以来のキャラクター1人称語りシリーズ第2弾です。語り手はもちろん神原駿河。 時間軸は神原が3年生になったあとに設定されているので、高校を卒業してしまった阿良々木暦はあまり出て来ません。というか、他の主要キャラも数えるほどしか出て来ないので、バカ話やメタ発言の分量は意外にもシリーズ最少です。 その分神原のモノローグや、とあるキャラクターのセリフが多くを占めており、比重がかなりシリアス寄りになっています。「西尾哲学」が炸裂しているとも言えるでしょう。 外から眺めているとどこまでもおふざけとエロ話で出来ていて、ともすれば浮世離れしているようにさえ見える神原の、案外真っ当な、というか実直な内面に触れることもでき、ああやっぱり彼女も人間なんだなとちょっと安心すると同時に好感が持てました。 あとがきにもあるように、視点が他者なのか自分自身なのかで人物の印象は変わって来るということなのでしょうか? 僕は楽しく読めましたが、前述した通りおふざけパートがあまりないので、好みはハッキリと別れる作品だと思います。 | ||||
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神原の一人称で進むシリアスな物語です。ギャグが好きな自分にとって物足りない感は否めません。 しかし作品としては、読んでて飽きない良作だと思います。シリーズ既読者なら尚の事。 「人は勝手に一人で助かるだけ」なんて捻くれた西尾ワールドは健在。 暗い暗い話を永遠と聞かされ、正当化し、頭をぐわんぐわん回される空気はたまりません。 個人的には心に残る名言がいくつかありました。 シリーズ中の評価では下位に位置すると判断しますが、決して駄作ではないでしょう。 あと、シリアスな作品ですが、味付け程度にギャグも入ってます。 | ||||
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