英雄の書

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英雄の書の評価:

3.03/5点 レビュー 115件。 E ランク

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平均点3.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全153件 121〜140 7/8ページ
No.33
(5pt)

スターウォーズ宮部編

”英雄”と”黄衣の王””光”と”闇”常に相反する二つのものは、表裏一体。まるで、その世界観は、スターウォーズエピソード3のアナキンが、フォースの闇にひれ伏す様と重なる部分があると思いました。
贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き (光文社文庫)
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.32
(2pt)

もう少しファンタジー色を抑えてもよかったのでは?

下巻からは、モンスターが登場してきて一気にファンタジー色が強くなります。
個人的には、“物語”から見た世界観を生かして、現実世界の出来事を見ていく(主人公が体験する)、そのなかで“英雄”に魅せられた人と対峙したり…、というような展開を期待していたので、がっかりでした。

“物語”を軸とする壮大な世界観はすごく気に入っていたので残念です。ファンタジー色が強くなっていきなり子供っぽくなるというか、モンスターの登場で“英雄”がちゃちく感じてしまうというか…。

まあ、ファンタジーと知らずに読み始めたわたしも悪かったのですが。
英雄の書 下 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 下より
4620107344
No.31
(3pt)

元RPG少年から言わせれば

○設定が甘い、作者の側に立ちたいですがアドホック、場当たり的としか思えません。FF、DQや大河ファンタジー小説に比べるとどうもゆるい。その設定と説明に必然性を感じない。設定があって上に物語乗っかっているのではなく物語の展開のためにその都度設定が発表されたり制約を施しているような印象を多々受けます。たとえば一々ファンタジーっぽい設定を出すなら主人公以外もその制約に縛られないと薄っぺらくなります。この物語はそれが無い、だから場当たり的なんです。漫画でもゲームでも敵も同じ条件であがくと面白くなります。あとプロットはブレイブストーリのままですね。現実で打ちひしがれ幻想世界で発奮する、ある意味少年少女に現実逃避を奨励しているような、ただ今回は両親、特にお母さんがしっかりしている足腰強い人なので救いがありますね。○ただやっぱりいい話だなあと思ったのは少女が往来した幻想世界の由来、これこそが現実のわれわれに鋭く投げ返された強い警告だからです。よく目をかっと見開けと。最後まで読めば分かります。前作と違いちょっとくせだまなんでああまたこのパターンという早とちりは禁物です。さすがプロです。ワンパターンな手は使いませんよ。行って見て勝ってあとちょっとの葛藤みたいな単純な物語ではないのでまあ最後まで読んでは欲しいです。ただ強くは勧めません。
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.30
(4pt)

“物語”という視点から、この世の真理みたいなものを理解しようとする試みが新鮮な一冊で

この本では、人間が生み出した“物語(本だけでなく語られるものも含む)”が人の心に良くも悪くも影響し、強力な“物語”とその強い力を求める人の心と出会うと、戦(小さな事件や戦争まで含む)が起こるとしています。人間の語る“物語”が人間世界を目に見えない形で大きく動かしていくという設定です。

現実世界でも、確かにそういった面はあるなあと感じました。一番大きな例で言えば、おそらく「聖書」がそれになるような気がします。「聖書」で語られた“物語”は、何千万人、何億人という人の心をとらえ、一方で信仰心や博愛の心を育み、一方で宗教間の争いを引き起こしています。

“物語”というとエンターテイメントのような響きがありますが、“物語”が一旦作者(たち)の手を離れると、その意図とは関係なく、世の中を伝播し、人々に影響を与えていく。影響を受けた人によって、“物語”はさらに強力な力をつけていく。中には自分の都合の良いように“物語”を利用しようとする人がいるかもしれません。

流れがちょっと冗長な感じがしたため、星4つです。

英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.29
(4pt)

壮大なファンタジー作品

著者の作品はこれまで『模倣犯』と『楽園』という社会問題を扱ったものしか読んだことがなかった.そのため,著者のファンタジー作品は,初体験である.

本作は,非常に壮大で,好奇心と想像力を非常に掻き立てるものとなっている.上下巻併せて,約700ページの大作であるが,一気に一週間で読破してしまった.

ある中学生が同級生2名を刺し,1名を殺害し,逃走したという発端でストーリーは展開する.そこまで読み進めると,近年社会問題となっている未成年の凶悪犯罪を取り上げた社会派の作品かと思わせる.しかし,その後兄の行方を探すために,妹がある世界に行くという形で,ストーリーは意外な展開を見せる.彼を犯罪に駆り立てたのは,古書にとり憑いた○○(ネタばれのため伏せ字)であった.

ファンタジー小説は,著者の情景描写力がないと,スムーズに読み進めることができないが,その点はさすが定評のある宮部みゆきと言ったところであろう.ファンタジーが好きな人には,ぜひお勧めの作品である.
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.28
(3pt)

作者はファンタジーには向いていないのでは

「壊れてしまった大切なもの」を取り戻すために、小学5年生の子供が異世界へ旅立つ。
これって『ブレイブ・ストーリー』そのままなんじゃ…と戸惑いを覚えつつ、読み始めました。

「物語」や「英雄」についての設定が、ふだん私たちが抱いている概念を覆すもので、斬新なだけに理解するのに骨が折れました。読み終えた今もまだ消化不良です。

上巻は設定の説明にほとんどを使っており、小5の主人公に理解させるためと、読者を物語の中にいざなうためには必要だったのかもしれませんが、それでも丁寧すぎる描写が何箇所もあり、もう少しコンパクトにまとめて、その分、大切なラストの部分にページを割いてほしかったです。

私も、他のレビュアーの方と同様、主人公の友理子がとてつもなく語彙や知識が豊富で発想や洞察力が大人と同等で、小5というのはあまりにも無理があると思いました。

また、宮部みゆきはファンタジーには向いていないのではないかという気が、作品を読むたびにします。あやかしの出てくる時代ものには違和感を感じず、すんなり入り込めるのに、ファンタジーになると、卓越した文章力で描写されているにも関わらず、リアリティがないと感じたり、ご都合主義であると感じてしまうのです。

たとえば、魔法で両親を眠らせておいたり、体が凍えないよう部屋を暖房しておくだとか、空腹や疲労を感じない法衣だとか…。随分と便利だなあ、手回しがいいなあと冷静に考えてしまって、物語の世界に入り込めません。

怪物との戦いや、呪文を唱えたり、錫杖が輝きを帯びるシーンなども、どこかで見たようなシーンだなあと思えてしまい、なんだか嘘くさくて、読んでいて気恥ずかしさすら覚えてしまいます。既成のゲームや映画の描写をなぞっているだけのようなありきたりな描写だからでしょうか。

あまり乗れないまま、それでも作者の優れたストーリーテリングの力で最後まで読みましたが、陰湿ないじめや殺人や戦争などの現代社会が抱える病理もまた、人間の紡ぎだす「物語」なんだというくだりで、これは冒険もののファンタジーの形を借りた、メッセージ性の強い作品なんだと思い、ようやくすとんと胸に落ちてきた気がしました。

ですが、あまりにむごい償いの方法(これは、どんなに情状酌量の余地があっても、犯した罪は重いということを言いたかったのかもしれませんが)や事件の中途半端なカタのつけ方や、続編を書く気満々な終わり方には、どうにもすっきりしないものが残り、カタルシスを得られませんでした。
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.27
(1pt)

最後までイライラ

上巻のレビューが皆さんベタ褒めだったので買ったのですが、正直この本は読んでて辛かった。

主人公のユリコの成長物語と言いながら、最初から最後まで、すぐ癇癪起こすわ、泣くは、グズるはとその言動にイライラしっぱなし。そのくせ、都合の良い時だけ異様に理解力が良くなり、妙に大人な対応をしたりする。

残念ながら、私には不快感ばかりが残る読書となりました。
英雄の書 下 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 下より
4620107344
No.26
(4pt)

素敵な宮部作品

久々に読んだ宮部作品。
レビューはあまり良くないようですが、面白かったです。
最近、他の著者による、子供が主人公のミステリーを読みまして…。
そちらの読後感が重かったのに比べ、爽やかな気持ちで読み終わることができました。

きっかけとなった事件が重すぎることや、
子供が読むには難しい概念がベースになっていることなど
満点ではないのですが…。

人間の何を描くのか。 
残酷か、悲哀か。前進しようとする気持ちか、停滞か。
宮部さんの物語は、そこに込めるメッセージにいつも励まされるものを感じます。

子供の主人公+動物の従者(訳ありの)というのも
個人的に好きなパターンで、楽しく読めました。


英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.25
(1pt)

ファンタジーになっていない

はっきり言って内容は、ファンタジーになっていませんね。

只、闇雲に主人公の葛藤を文字にしているだけで、物語になっていないです。

『辻村深月』の作品の様なダラダラと、面倒臭い強引な内容でした。

『ICO』『ブレイブ・ストーリー』『ドリーム・バスター』と読んできましたが、宮部女史はファンタジーには向いていませんね、やはりミステリを書くべきですね。
続編が無い事を鑑みると、『ドリーム・バスター』も行き詰まったのでしょう。

現在では、無理矢理ライトノベルにジャンル付けされてしまっていますが、十数年前からファンタジーをかかれている幻想小説家さん達を、見習う巾ですね。
英雄の書 下 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 下より
4620107344
No.24
(1pt)

作者はファンタジーには向いていませんね

完全に『ブレイブ・ストーリー』の作品構成と一緒、読む気がある方は文庫待ちした方が、懸命です。
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.23
(5pt)

序盤は我慢…

ファンタジーが好きで購入しました。表紙のイメージでダークな感じを受けたのですが 私の好みの冒険もので 楽しめました。

器 輪 領域 という定義を理解できるのに少し時間がかかりますが 読み進めていく内に いつのまにか理解できています! 理解させるために 序章的な内容がかなり長くなっている気はしますが…

それでも 続きが気になり一気読みしてしまうような魅力! 続編がありそうな終わり方なので 期待ですね!

英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.22
(1pt)

ロードオブザリング?

宮部みゆきは「私の好きな作家ベスト10」からはずれたことのない作家です。今まで彼女の作品を途中で投げ出したことはなかったのですが、これがその初めての本となりました。
 「ロード・オブ・ザ・リング」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を足して2で割ってぬるま湯で10倍くらいに薄めた感じです。残念っ!
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.21
(3pt)

感情移入しづらい冒険小説

宮部みゆきの新作。著者の作品は必ず読んでいますが、著者の構築する
世界観の緻密さには、いつも感心させられます。

主人公は小5の少女、兄を助ける為に冒険に旅立ちます。ストーリーが
どんどん展開し、楽しく読み進んでいけるエンターテイメント小説と
なっています。イメージがどんどん広がる細かな記述もあいかわらず。
加えて、本著では、著者が愛する”物語”に対する敬意、愛情が心地
良いです。

但し、主人公にはなんとなく感情移入ができず。自分とは年が離れ過ぎ
ているからか(『ICO』や『ブレイブ・ストーリー』は大丈夫だったのに)、
あまりに主人公が理性的だからか。。。

個人差があるとは思いますが、僕としては、ちょっとだけ消化不良な
感触が残るファンタジーです。
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.20
(2pt)

期待していただけに…

主人公・ユーリが小学生というのは、どうにも無理過ぎました。
オルキャストは、子供でなくてはならない。
兄が中学生だから、彼女は小学生にしなくてはならなかったとしても、やっぱり小学生じゃないですよね…。
作品の序章が長すぎて、なかなか物語に入っていけない。
世界観を描くためにページを使い過ぎたのでは…?
新聞の連載だったせいか、全体の配分が悪かったように感じます。
最初にページを割き過ぎた割に、尻つぼみに終わってしまったような…。
ブレイブ・ストーリーでも感じたのですが、物語の山の一つでもある戦闘シーンの描写が宮部さんは、あまりお上手じゃないかも…。

兄を追いやった中学生たちや、先生達に対する憤りは伝わるのですが、結局、犯してしまった罪が重すぎて救いがなかった。
ご自身が紡ぐ人である宮部さん、ファンは期待しております。
期待していただけに、ちょっと中途半端でザンネンでした。
英雄の書 下 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 下より
4620107344
No.19
(3pt)

まんねり物語

宮部作品の典型的ストーリー、子供が主人公のアドベンチャー作品。主人公ユーリの兄の死体は一体どこに?つじつまの合わない箇所が多すぎ。しかもエンディングは次回作を示唆している。やり過ぎ感が多々ある。これまで、ほとんどの宮部作品は読み尽くしてるが、そろそろ飽きた。宮部さんを知ったばかりの人向け作品。「タンスの扉を開けると・・その先は・・」と」どっかにあったような、ベタな始まりに慣れてる人は、この作品が良いかも。
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.18
(1pt)

設定が理解できない

無名の地の設定が甘いような気がする。
何もかも無、名前無きモノなのではないのか?

キャラ設定も甘いような気がする。

物語、紡がれたモノが「善悪」を生み出す?
善悪の区別すら物語が決める?

う〜ん、ついていけない・・・
物語にこだわるのなら、もっと言葉(言霊)のような
設定が必要なような気がする。

本当はもっと長い物語にするつもりだったのでは?
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.17
(3pt)

またひとつの宮部みゆきワールド

難解だった。それは、「模倣犯」のような、一見関係のない登場人物が最後には見事にひとつのつながりとなるようなものでもなく、「ブレイブストーリー」のような冒険物とも違っていた。江戸人情の世界を描いた時代物の世界でももちろん無い。宮部みゆきの創造力とは、いったいどこに源泉があるのだろう。
主人公は、小学生と人間がつむぎだした数々の本。そこに、みゆきワールドが広がる。根気のある人にはお勧めの書だ。


英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336
No.16
(3pt)

物語としては出来上がりであるが・・・

物語としては出来上がったようですが、ハッピーエンドではないので、読み終えた今はかなり複雑な気持ちです。展開がすばやく進む部分もあるので、もう少し膨らませて3冊くらいにした方が、個人的には良かったです、ハッピーエンドを含めて。
 宮部氏の著作のラストシーンはこんなパターンが多いような気がします。後味の悪い方が印象に残るということなのでしょうか?
英雄の書 下 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 下より
4620107344
No.15
(5pt)

宮部みゆきの物語観、世界観に触れる

物語が映像として頭にどんどん描かれていくので、まるて映画を観ているかの様。

作者のゲーム好きが現われているせいなのか、本書を読んでいる最中、
過去に親しんだゲームのBGMが脳内を駆け回ったりもしました。

ストーリーの本流は、少女が行方不明の兄を探すために異世界を旅する、というもの。
ファンタジー小説です。 その旅の最中で仲間と出会い、困難のぶつかり、希望と絶望を体験する。
そうして少女は一つの成長をする。

ファンタジーの要素がこれでもか、というくらいふんだんに盛り込まれています。


少年を主人公にしたブレイブストーリ−と似た路線をたどりながら、
少女を主人公に配したことにより、まったく別のストーリーが成立しています。

小説版ブレイブストーリ−ほど、主人公が絶望的な体験をするわけではないので、
割合と明るい気持ちを保ったまま、一気読みができます。

15歳前後の主人公を描くのが多かった宮部みゆきが、
15歳前後の兄をもった小学生の少女を主人公にしたという意味でも、
新鮮な一冊。


宮部みゆきの世界観、物語感を垣間見ることもできます。
英雄の書 下 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 下より
4620107344
No.14
(5pt)

女の子が主人公の『ブレイブストーリ−』

物語が映像として頭にどんどん描かれていくので、まるて映画を観ているかの様。

ストーリーの概要は、女の子が行方不明の兄を探すために異世界を旅する、というもの。
ファンタジー小説です。
小説版ブレイブストーリ−ほど、主人公が絶望的な体験をするわけではないので、
割合と明るい気持ちを保ったまま、一気読みができます。

宮部みゆきの世界観、物語感を垣間見ることもできるお勧めの一冊。
英雄の書 上 Amazon書評・レビュー: 英雄の書 上より
4620107336