英雄の書
評判
英雄の書の評価:
3.03/5点 レビュー 115件。 E ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 1〜20 1/4ページ
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英雄の書の評価:
3.03/5点 レビュー 115件。 E ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
宮部みゆきは、種々の異なったジャンルを書き分ける作家で知られる。
一つは、いわゆるミステリー系で「模倣犯」「理由」「火車」などがあげられる。
同じミステリー系でも、シリアスものではなく、どちらかというとほのぼの系の「誰か」「名もなき毒」などというサブジャンルもある。
それから、SFジュブナイルという、少年向けのSFジャンル。
さらに、大人向けのSFで「蒲生邸」など。
加えて時代物があるが、このジャンルはたくさん買い置きしてあるものの、まだ読んでいない。
そしてファンタジーである。
このファンタジーのジャンルについては「ブレイブストーリ」があるが、買ったものの味読のまま放置されている。
そこに「英雄の書」が加わった。
書店で平積みをされていた時、ミステリー系かと勘違いして買ったのだ。
それでも、読んでみようと思わせる何かが、本からほとばしっていた。
こうなると読まざるを得ない。
ジャンルとしては違和感があるファンタジーなのだが、ぐいぐいと引き込まれていく。
さすが当代一のストーリーテラーだけに、ジャンルへの違和感を忘れさせるだけの筆力がある。
「無名の地」、「無名僧」、「英雄が破獄した」、「咎の者」、「狼たち」、「オルキャスト=印をいただくもの」など、ファンタジーの常道に沿った道具立てに、やはりファンタジーらしい登場人物が動き回る。
その「ファンタジーな部分」と、主人公が一方で属する「日常」とのつなぎが、作品の良し悪しに関係すると思うのだが、それが見事なのである。
ついつい日常から、違和感なくファンタジーの世界へと連れて行ってくれる。
好きでないジャンルの好きな作家と、好きなジャンルの好きでない作家とは、どちらが面白いかと考えたが、恐らく前者の方が圧倒的に面白いのではないか。