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1977 リッパー



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【この小説が収録されている参考書籍】
1977リッパー (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1977 リッパーの評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

意外と面白かった

他のレビューを見ていると、あんまりよくないようでしたが、自分はハマりました。著者ご本人も公言しているように、エルロイに影響されているようなので、エルロイの3部作、4部作を読んだ自分にとっては入り易かったです。「1980ハンター」もすでに購入してるので、楽しみです。
1977リッパー (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:1977リッパー (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151726527
No.1:
(2pt)

殺人に次ぐ殺人…

現実に起こった事件(ヨークシャー・リッパーことピーター・サトクリフ)を下敷きにしているだけ、前作よりはわかりやすく思った。下敷きにしている、と書いたが別に犯人像や事件の真相に迫っている(マーダーケースブックみたいなドキュメンタリーになる)のではない。この本は、ひたすら事件の捜査にたずさわる刑事や新聞記者、そして被害者たる売春婦たちの物語であり、かつ、混沌の時代の物語である。 前作と同じ登場人物もおり、正義も良心も意味のない暗黒の世界に生きる様子は変わっていない。泥土のような腐敗した社会を泳ごうともがく彼らの姿は息苦しさを覚えるほどであり、繰り返し挿入されるおぞましい悪夢のイメージ、ランチをとることより気軽に行われる暴力とセックスは読み手の好悪のわかれる本であろう。 オビに〈読書界騒然!!〉と書いてあるのだが、読書界ってドコにあるの?
1977リッパー (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:1977リッパー (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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