わたしを離さないで

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

わたしを離さないでの評価:

4.11/5点 レビュー 714件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,119件 621〜640 32/56ページ
No.499
(5pt)

ここ数年で一番

率直に言って打ちのめされる作品。
それ程読書量は多くない人間ではあるが、ここ数年で一番心動かされた。
レビューは読むべきではない。
本作品に関するあらゆる情報を排除し、とにかく読め、と言いたい。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.498
(5pt)

どこが自分と違うのか

登場人物たちの境遇は、パラレルワールドの出来事のような、あり得ない(とも言えない?)状況ではありますが、読み終わっても自分の心に奇妙な寂寥感や漠然とした不安感が染みついて消えません。

自分は果たして登場人物たちとどれだけ違うというのか?
確かに親もいれば、仕事も自分で選んだ。
しかし、独身で子供もなく中年を迎えた今、彼らと自分の違いがわからなくなってきた。
人は、結局は彼らと同じように、身を削って何かを誰かに提供し続け、「使命を終える」存在ではないか。
だとしたら、どうすれば満足して使命を終えられるのか。
彼らと違って自分にできることは何か。
何とかしないと!という気にさせられました。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.497
(5pt)

奇怪で恐怖に満ちた薄ら寒くなる世界の中で2回声を出して泣いた。

怖かった。こんな怖い話読んだことない。昨晩読み終えて今、もう一度本のページを開くのさえこわい。
あの世界に呼び戻されそうで。
ものすごい物語。凍り付きそうな世界観。
3分の1ぐらい読み進めないと、どういう状況だか見えてこない。
奇怪で狂気じみた薄ら寒くなるような世界の話の中で、2回声を出して泣いた。
誰かが誰かを思う愛のところだった。
やさしさだった。
あのテープを探す場面は今思い出してもおんおん泣ける。あれが2人にとって人生でいちばん幸せな気分だったのかな。
村上春樹さんが最も注目する現代作家というカズオイシグロ。昨日初めて思いたって読んだ。350ページ、眠くても止められず、一気に読んだ。
読み終えて、感想文を書かずにはいられなくなった。
かといっておいそれと友だちにおすすめしたりとてもできない。
冷徹で残酷ですこしも愉快ではないけれど、冒頭から終わりまで一貫して淡々とおだやかで静かである。品がある。
インタビューで著者は「全体にわたって、奇怪さが絶えず少し存在するようにしました」「人はどのような人生も静かに受け止めて生きて(死んで)いく」と語る。
SFやミステリアスと分類する評もある。
イギリス最高の文学賞ブッカー賞受賞。ロンドン在住。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.496
(5pt)

どこが自分と違うのか

登場人物たちの境遇は、パラレルワールドの出来事のような、あり得ない(とも言えない?)状況ではありますが、読み終わっても自分の心に奇妙な寂寥感や漠然とした不安感が染みついて消えません。

自分は果たして登場人物たちとどれだけ違うというのか?
確かに親もいれば、仕事も自分で選んだ。
しかし、独身で子供もなく中年を迎えた今、彼らと自分の違いがわからなくなってきた。
人は、結局は彼らと同じように、身を削って何かを誰かに提供し続け、「使命を終える」存在ではないか。
だとしたら、どうすれば満足して使命を終えられるのか。
彼らと違って自分にできることは何か。
何とかしないと!という気にさせられました。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.495
(5pt)

奇怪で恐怖に満ちた薄ら寒くなる世界の中で2回声を出して泣いた。

怖かった。こんな怖い話読んだことない。昨晩読み終えて今、もう一度本のページを開くのさえこわい。
あの世界に呼び戻されそうで。
ものすごい物語。凍り付きそうな世界観。
3分の1ぐらい読み進めないと、どういう状況だか見えてこない。
奇怪で狂気じみた薄ら寒くなるような世界の話の中で、2回声を出して泣いた。
誰かが誰かを思う愛のところだった。
やさしさだった。
あのテープを探す場面は今思い出してもおんおん泣ける。あれが2人にとって人生でいちばん幸せな気分だったのかな。
村上春樹さんが最も注目する現代作家というカズオイシグロ。昨日初めて思いたって読んだ。350ページ、眠くても止められず、一気に読んだ。
読み終えて、感想文を書かずにはいられなくなった。
かといっておいそれと友だちにおすすめしたりとてもできない。
冷徹で残酷ですこしも愉快ではないけれど、冒頭から終わりまで一貫して淡々とおだやかで静かである。品がある。
インタビューで著者は「全体にわたって、奇怪さが絶えず少し存在するようにしました」「人はどのような人生も静かに受け止めて生きて(死んで)いく」と語る。
SFやミステリアスと分類する評もある。
イギリス最高の文学賞ブッカー賞受賞。ロンドン在住。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.494
(4pt)

「当たり前」が最初からなかった

読む気がしなくて放置しておいた作品。

高い作品評価も決まり、映画化されたと知ってようやく読み始めても、
「こういうのが、みずみずしい若い青年少女たちの感性と未だ評価されるのか」
といつまでも続く、当たり前のことにうんざりする。

作品の大部分は、世の中はこうなっているはずだからと、
自分たちに欠けているものを、想像で補う子供達の描写に終始する。

施設にいる子供達には両親がいない。
「提供者」という耳慣れない言葉だけが確かで、終始とりついている。

どれとして結論はなく、実母探しも推測の域を出ない。

当たり前の思春期体験、親の形、子供を思う保護者の形が続き、
その当たり前が瓦解する。

「家畜を、教育したら、自我が芽生え」
と言葉が浮かぶが、実際読んで体験すべきだ。

イーグルス曲「ホテル・カルフォルニア」を気に入り、
歌詞を調べてみたら、
「これ何?」
と感じた時のような感覚におそわれる。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.493
(4pt)

「当たり前」が最初からなかった

読む気がしなくて放置しておいた作品。

高い作品評価も決まり、映画化されたと知ってようやく読み始めても、
「こういうのが、みずみずしい若い青年少女たちの感性と未だ評価されるのか」
といつまでも続く、当たり前のことにうんざりする。

作品の大部分は、世の中はこうなっているはずだからと、
自分たちに欠けているものを、想像で補う子供達の描写に終始する。

施設にいる子供達には両親がいない。
「提供者」という耳慣れない言葉だけが確かで、終始とりついている。

どれとして結論はなく、実母探しも推測の域を出ない。

当たり前の思春期体験、親の形、子供を思う保護者の形が続き、
その当たり前が瓦解する。

「家畜を、教育したら、自我が芽生え」
と言葉が浮かぶが、実際読んで体験すべきだ。

イーグルス曲「ホテル・カルフォルニア」を気に入り、
歌詞を調べてみたら、
「これ何?」
と感じた時のような感覚におそわれる。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.492
(4pt)

自由という錯覚

なんて不思議な小説だろう。
この作品の世界は、ファンタジックでもなければ、リアリスティックでもない。
その間をふわふわと遊泳しながら、ときにこちらをまっすぐに見据えるような世界である。
原題の"Never Let Me Go"は、言いようのない切なさをもって、我々の耳に入ってくる。

「提供者」たちを人々はどのように読むだろうか。
「かわいそう」「運命が定められているなんて」「生きる自由がない」
こうした考えを、読み進める中で一度は感じることだろう。
しかし、そのように考えることで、自らを彼らの対極に置いているわけだが、
それは果たして「欺瞞」ではないだろうか。我々は本当に自由なのか。自由だから幸せなのか。
我々は、見えない運命に振り回され、結局誰の「提供者」にもなることなく、これといった「使命」を終えることもなく、そして人生に意義を見いだせないまま、日々暮らし、そして死ぬのではないだろうか。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.491
(4pt)

自由という錯覚

なんて不思議な小説だろう。
この作品の世界は、ファンタジックでもなければ、リアリスティックでもない。
その間をふわふわと遊泳しながら、ときにこちらをまっすぐに見据えるような世界である。
原題の"Never Let Me Go"は、言いようのない切なさをもって、我々の耳に入ってくる。

「提供者」たちを人々はどのように読むだろうか。
「かわいそう」「運命が定められているなんて」「生きる自由がない」
こうした考えを、読み進める中で一度は感じることだろう。
しかし、そのように考えることで、自らを彼らの対極に置いているわけだが、
それは果たして「欺瞞」ではないだろうか。我々は本当に自由なのか。自由だから幸せなのか。
我々は、見えない運命に振り回され、結局誰の「提供者」にもなることなく、これといった「使命」を終えることもなく、そして人生に意義を見いだせないまま、日々暮らし、そして死ぬのではないだろうか。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.490
(4pt)

誰もが見て見ぬ振りをしていること

扱っているテーマは決して新しいことではなく、太古の昔よりあったことだと思います。旅行会社のパンフで、「黒豚」についてのグルメ宣伝が写真とともに載せられていましたが、その写真には、木の柵に囲まれた広めの牧場で黒豚がただ一頭だけ、牧草を食んでいる後ろ姿が写っていました。その背中にはなんとも言えず寂しそうな、やりきれなさそうな、絶望のようなものが漂っており、その後涙が溢れて止まりませんでした。人間は、なんと傲慢で残酷な、エゴイスティックな生物なのでしょう。他を顧みず必要以上に奪い、良心の呵責もなく、これ以上ないほどに貪欲です。数え切れない家畜たちは、どんな気持ちで仲間たちの、自分自身の運命をとらえているのでしょう。それを気づかせてくれるこの本を沢山の人に読んで欲しいと思います。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.489
(4pt)

誰もが見て見ぬ振りをしていること

扱っているテーマは決して新しいことではなく、太古の昔よりあったことだと思います。旅行会社のパンフで、「黒豚」についてのグルメ宣伝が写真とともに載せられていましたが、その写真には、木の柵に囲まれた広めの牧場で黒豚がただ一頭だけ、牧草を食んでいる後ろ姿が写っていました。その背中にはなんとも言えず寂しそうな、やりきれなさそうな、絶望のようなものが漂っており、その後涙が溢れて止まりませんでした。人間は、なんと傲慢で残酷な、エゴイスティックな生物なのでしょう。他を顧みず必要以上に奪い、良心の呵責もなく、これ以上ないほどに貪欲です。数え切れない家畜たちは、どんな気持ちで仲間たちの、自分自身の運命をとらえているのでしょう。それを気づかせてくれるこの本を沢山の人に読んで欲しいと思います。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.488
(4pt)

初めて泣きました

本を読んで初めて泣きました。たまたま、私の心情に近いものがあったからかもしれませんが。
物語の設定も辛辣で、、、
本当にこんなことが起きてしまう世の中になってしまったら、、、と考えさせられる。
もし大切な人を救うために、人を物(提供)としか思わない、思えない、思いたくないなら。人間が本来踏み越えてはいけない領域と失ってはいけないものを失う気がする。
物語だけど、今の現実と近いものがある気がする。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.487
(4pt)

初めて泣きました

本を読んで初めて泣きました。たまたま、私の心情に近いものがあったからかもしれませんが。
物語の設定も辛辣で、、、
本当にこんなことが起きてしまう世の中になってしまったら、、、と考えさせられる。
もし大切な人を救うために、人を物(提供)としか思わない、思えない、思いたくないなら。人間が本来踏み越えてはいけない領域と失ってはいけないものを失う気がする。
物語だけど、今の現実と近いものがある気がする。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.486
(5pt)

せつなすぎて

読み始めたときから、物語にひきこまれ、どんどん入っていって
読み終わってもそのまましらばく物語の中にいるようでした。
静かなのに、深く、激しく、自分も一緒にすべてを体験をしているようで
せつないでは言い表しきれません。
SF的なのに、物語がとても緻密で、なんとも不思議な印象でした。
読み終わっても何度もページをめくってエピソードを読み返したり、
登場人物の行動や言葉のあれこれをもう一度振り返りたくなったり。
最近読んだ小説の中では一番強い印象を受けた本です。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.485
(5pt)

せつなすぎて

読み始めたときから、物語にひきこまれ、どんどん入っていって
読み終わってもそのまましらばく物語の中にいるようでした。
静かなのに、深く、激しく、自分も一緒にすべてを体験をしているようで
せつないでは言い表しきれません。
SF的なのに、物語がとても緻密で、なんとも不思議な印象でした。
読み終わっても何度もページをめくってエピソードを読み返したり、
登場人物の行動や言葉のあれこれをもう一度振り返りたくなったり。
最近読んだ小説の中では一番強い印象を受けた本です。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.484
(5pt)

多部ちゃんファンなので★5つ!

本日、大阪梅田劇場で、この原作である舞台を見てきました。
原作の投稿も多く、映画もあるということで、何も見ずでの舞台でした。
帰宅し、ダウンロードで原作を読み出したところなので
(KO○Oで購入、、、)
本の批評はしませんが、原作は良くできていて、
原作のファンの方は舞台も見てほしいですね。
すばらしい舞台でした。後味はすっきりしませんが、
多部ちゃん、三浦クン、木村さん(とても美人で驚きました!)
とても好演されていました。
舞台は明日、千秋楽です!間に合いますよ!
原作読んだら、映画も見てみようと思います。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.483
(5pt)

多部ちゃんファンなので★5つ!

本日、大阪梅田劇場で、この原作である舞台を見てきました。
原作の投稿も多く、映画もあるということで、何も見ずでの舞台でした。
帰宅し、ダウンロードで原作を読み出したところなので
(KO○Oで購入、、、)
本の批評はしませんが、原作は良くできていて、
原作のファンの方は舞台も見てほしいですね。
すばらしい舞台でした。後味はすっきりしませんが、
多部ちゃん、三浦クン、木村さん(とても美人で驚きました!)
とても好演されていました。
舞台は明日、千秋楽です!間に合いますよ!
原作読んだら、映画も見てみようと思います。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.482
(5pt)

こんなすごい本があったとは。

舞台を見て、ちょっと不満があって原作を読もうと思ってこの文庫本にあたりました。
衝撃的な本です。
イギリスの翻訳劇はすごいという印象があったのですが、この原作を読む限り、
演出家が違ったら感動の舞台になったんだなと改めて感じます。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.481
(5pt)

こんなすごい本があったとは。

舞台を見て、ちょっと不満があって原作を読もうと思ってこの文庫本にあたりました。
衝撃的な本です。
イギリスの翻訳劇はすごいという印象があったのですが、この原作を読む限り、
演出家が違ったら感動の舞台になったんだなと改めて感じます。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.480
(4pt)

わたしを離さないで

重いテーマでしたが今回劇をみてもう一度読んでみたくなり購入しました。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517