THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ

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評判

THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイの評価:

4.00/5点 レビュー 54件。 D ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 21〜40 2/4ページ
No.48
(3pt)

良いのですが

これを読むことを楽しんでしまうことに対する反省があります。ノスタルジーに浸ってしまうと、自分が歳をとってしまったことを感じます。ヤマトとか、ヨリとかを登場させたのは編集者の入れ知恵か、と考えてしまいます。
昔、プードルスプリングのTV版をみたとき、年老いたマーロウに感じたのと同じ感覚ですね。でも、読んでしまうのですが。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.47
(5pt)

読む幸せ

相変わらず矢作節全開です。
この人の本は、読むのに時間がかかります。
読み流せずに作品世界に浸ってしまいます。
酒を飲むシーンでは、同じものを用意してから続きを読むことになります。
コスパの高い1冊です。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.46
(5pt)

読む幸せ

相変わらず矢作節全開です。
この人の本は、読むのに時間がかかります。
読み流せずに作品世界に浸ってしまいます。
酒を飲むシーンでは、同じものを用意してから続きを読むことになります。
コスパの高い1冊です。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.45
(3pt)

「long」と「wrong」の違い。

「wrong」になった理由は、間違いなくこの二村刑事にある、と思う。
チャンドラーのマーロウも向こう見ずで突っ走るタイプだけど、矢作氏の二村さんは同じ突っ走るにしても、ちょっと投げやりな感がある。自分が何をしたいのかよく分かっていないし、お酒の飲み方も美しくはない。同じ状況下ではあっても、生き方が違えば結末も変わってくる、ということ。

ストーリーだけではなくて、細部で元ネタにかけてある箇所はいくつか出てくるのだけど、チャンドラーを読んだことのない人にとっては唐突に感じるかもしれない。かと言って、読んだことのある人にとっては、ちょっと物足りない。
結局、誰が読むと楽しめるのかと言うと、たぶん、「チャンドラーファン」ではなくて、「ハードボイルドファン」なのだと思う。(私は前者。)
あとは横浜に土地勘があって、野球と車に詳しい人、かな。。(笑)

勿論「チャンドラーファン」でも、楽しめる所はたくさんある。特にレノックスが「変装」して再登場した場面。これにあたる場面で、ちゃんとこの「変装」にかけて、ビリーがある秘密を暴露する。物理的な「変装」ではなく、変化球でくるとは。この作者の裏切り方はスゴい。

日本を舞台にしたハードボイルド作品、という観点から見るとよく出来た作品だと思う。(←上から目線でスイマセン)
ま、非常に男くさい作品だってことは間違いない。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.44
(3pt)

「long」と「wrong」の違い。

「wrong」になった理由は、間違いなくこの二村刑事にある、と思う。
チャンドラーのマーロウも向こう見ずで突っ走るタイプだけど、矢作氏の二村さんは同じ突っ走るにしても、ちょっと投げやりな感がある。自分が何をしたいのかよく分かっていないし、お酒の飲み方も美しくはない。同じ状況下ではあっても、生き方が違えば結末も変わってくる、ということ。

ストーリーだけではなくて、細部で元ネタにかけてある箇所はいくつか出てくるのだけど、チャンドラーを読んだことのない人にとっては唐突に感じるかもしれない。かと言って、読んだことのある人にとっては、ちょっと物足りない。
結局、誰が読むと楽しめるのかと言うと、たぶん、「チャンドラーファン」ではなくて、「ハードボイルドファン」なのだと思う。(私は前者。)
あとは横浜に土地勘があって、野球と車に詳しい人、かな。。(笑)

勿論「チャンドラーファン」でも、楽しめる所はたくさんある。特にレノックスが「変装」して再登場した場面。これにあたる場面で、ちゃんとこの「変装」にかけて、ビリーがある秘密を暴露する。物理的な「変装」ではなく、変化球でくるとは。この作者の裏切り方はスゴい。

日本を舞台にしたハードボイルド作品、という観点から見るとよく出来た作品だと思う。(←上から目線でスイマセン)
ま、非常に男くさい作品だってことは間違いない。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.43
(3pt)

まったく世界観に入り込めなかった

「日本語で書かれた、最も美しいハードボイルド探偵小説」と銘打ってある。確かに美しいハードボイルド探偵小説であったと思う。が、まったく世界観に入り込めなかったため、自分には合わない作風であるといわざるを得ない。高村薫の「」のときと同じように、キャラクターが全然頭に入らず、誰が誰だかまったくわからないまま最後になってしまった。おれってだめだなー。「ロング・グッドバイ」ってのは、「長いさよなら」ではない。綴りが「WRONG GOODBYE」なので、「まちがったさよなら」という意味である。どーでもいいか。。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.42
(3pt)

まったく世界観に入り込めなかった

「日本語で書かれた、最も美しいハードボイルド探偵小説」と銘打ってある。確かに美しいハードボイルド探偵小説であったと思う。が、まったく世界観に入り込めなかったため、自分には合わない作風であるといわざるを得ない。高村薫の「リヴィエラを撃て」のときと同じように、キャラクターが全然頭に入らず、誰が誰だかまったくわからないまま最後になってしまった。おれってだめだなー。「ロング・グッドバイ」ってのは、「長いさよなら」ではない。綴りが「WRONG GOODBYE」なので、「まちがったさよなら」という意味である。どーでもいいか。。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.41
(5pt)

独特の空気感を体感できる傑作!

小説の中には、その全体に漂う空気感がある。

それが、ストーリーとあいまって雰囲気をかもし出す。

その空気感で私が好きなのが、 レイモンドチャンドラーの”ロング グッバイ”だ。

日本を舞台にして、この空気感は出ないだろうなと思っていたら、同じ空気感を持っている作品に出会った。

それが、この矢作俊彦の”ロング グッバイ”だ。

題名からわかるように、レイモンドチャンドラーの作品のオマージュになっている。

しかし 題名は Long ではなく Wrong なのだ。しゃれが聞いている。

基本的なストーリーの枠組みは同じだ。

友人と出会い、別れ、また再会する。

それだけなのだが、場所を良く知っている横浜、横須賀を舞台にしているせいか、

小説のなかにのめりこんでいく。

謎解きは二の次だ。

大人のエレガントさを感じた。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.40
(5pt)

独特の空気感を体感できる傑作!

小説の中には、その全体に漂う空気感がある。それが、ストーリーとあいまって雰囲気をかもし出す。その空気感で私が好きなのが、 レイモンドチャンドラーの”ロング グッバイ”だ。日本を舞台にして、この空気感は出ないだろうなと思っていたら、同じ空気感を持っている作品に出会った。それが、この矢作俊彦の”ロング グッバイ”だ。題名からわかるように、レイモンドチャンドラーの作品のオマージュになっている。しかし 題名は Long ではなく Wrong なのだ。しゃれが聞いている。基本的なストーリーの枠組みは同じだ。友人と出会い、別れ、また再会する。それだけなのだが、場所を良く知っている横浜、横須賀を舞台にしているせいか、小説のなかにのめりこんでいく。謎解きは二の次だ。大人のエレガントさを感じた。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.39
(5pt)

チャンドラーへのオマージュながらも矢作俊彦らしい。

『リンゴォ・キッドの休日』、『真夜中へもう一歩』の主人公、二村が帰ってきた。その二作を読んだのは高校生のころだから、もう20年も経つ。
久しぶりに読んだが、当時のハードボイルド・ブームが思い出されて懐かしい。

題名からしてレイモンド・チャンドラーへのオマージュなのだろうが、矢作俊彦らしさもあって、決してパロディーっぽくなってはいない。
横須賀や横浜の街をうまく使いっている。たしかに、日本でハードボイルドが似合う街は東京ではなく横浜かな。

二村はフィリップ・マーロウなのだろうが、マーロウが私立探偵になる前の地方検事局にいた頃はこんな感じだったのだろうと思わす。やたらと、頭を殴られて気絶するところまで、そっくりだ。

うーん、ハードボイルドっていいなぁ。また、『リンゴォ・キッドの休日』、『真夜中へもう一歩』やチャンドラー、ハメットあたりを読みたくなってきた。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.38
(5pt)

チャンドラーへのオマージュながらも矢作俊彦らしい。

『リンゴォ・キッドの休日』、『真夜中へもう一歩』の主人公、二村が帰ってきた。その二作を読んだのは高校生のころだから、もう20年も経つ。久しぶりに読んだが、当時のハードボイルド・ブームが思い出されて懐かしい。題名からしてレイモンド・チャンドラーへのオマージュなのだろうが、矢作俊彦らしさもあって、決してパロディーっぽくなってはいない。横須賀や横浜の街をうまく使いっている。たしかに、日本でハードボイルドが似合う街は東京ではなく横浜かな。二村はフィリップ・マーロウなのだろうが、マーロウが私立探偵になる前の地方検事局にいた頃はこんな感じだったのだろうと思わす。やたらと、頭を殴られて気絶するところまで、そっくりだ。うーん、ハードボイルドっていいなぁ。また、『リンゴォ・キッドの休日』、『真夜中へもう一歩』やチャンドラー、ハメットあたりを読みたくなってきた。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.37
(4pt)

港町ブルースだぜ

彼の作品はストーリーが面白いというより、街の風景がリアルで、生きたヨコハマを楽しむことができる。

昔、友人に連れられて、沖縄で米兵達だけが集まるバーへ連れて行ってもらったことがある。
その店のにおいが漂うような本である。

特に超人的な何かを持つわけでもない普通の刑事が、油の混じった匂いのする潮風に吹かれながら、真相に近づいていく。

若者が読んで面白い本とは言えないが、昔のハマを知っている大人が詠むには最高の一冊である。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.36
(4pt)

港町ブルースだぜ

彼の作品はストーリーが面白いというより、街の風景がリアルで、生きたヨコハマを楽しむことができる。昔、友人に連れられて、沖縄で米兵達だけが集まるバーへ連れて行ってもらったことがある。その店のにおいが漂うような本である。特に超人的な何かを持つわけでもない普通の刑事が、油の混じった匂いのする潮風に吹かれながら、真相に近づいていく。若者が読んで面白い本とは言えないが、昔のハマを知っている大人が詠むには最高の一冊である。
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4048735446
No.35
(5pt)

日本語で書かれた最高のハードボイルド

チャンドラーの「長いお別れ」のプロットを借りながら、組織人として働く二村刑事の設定はマーロウとは異なるし、彼が追いかけている事件そのものも本家とはまったく別物。そして、そこに在日米軍や華僑という横浜周辺ならではの要素が盛り込まれ、過去の二村永爾シリーズの登場人物も現れて整合性も保ち、底流に現代日本への批評を織り込みながら、最終的には「長いお別れ」のパロディとしても成り立つようにしている。日本の(少なくとも)他のハードボイルド小説とは段違いの格。矢作俊彦と同じ時代に生きていてよかった。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.34
(5pt)

いいですね

チャンドラーの「The Long Goodbye」に明らかにタイトルがあるので興味を持ち、初めて二村永爾シリーズに出会った。チャンドリアンとしては実に楽しい読書体験。LAの詳細でなく横須賀の詳細が描かれ、誰かいつかギムレットを飲むのかなと疑問をもちつつ、物語の最後までテリー・レノックスのことを思いだされてくれる。登場人物のウィットに富んだ会話もいいが、在日米軍を絡め、軍を利用して金儲けを企む人達を登場させるのも興味深い。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.33
(5pt)

いいですね

チャンドラーの「The Long Goodbye」に明らかにタイトルがあるので興味を持ち、初めて二村永爾シリーズに出会った。チャンドリアンとしては実に楽しい読書体験。LAの詳細でなく横須賀の詳細が描かれ、誰かいつかギムレットを飲むのかなと疑問をもちつつ、物語の最後までテリー・レノックスのことを思いだされてくれる。登場人物のウィットに富んだ会話もいいが、在日米軍を絡め、軍を利用して金儲けを企む人達を登場させるのも興味深い。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.32
(4pt)

待ってました!矢作ハードボイルド

’04年、「このミステリーがすごい!」国内編第4位、「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第8位に輝いた、神奈川県警の二村刑事を主人公にした、19年ぶり3作目のハードボイルドである。

二村は、世紀末の6月のある日、ビリー・ルウという日系アメリカ軍パイロットと出会った。ビリーと酒を酌み交わした彼は奇妙な友情を感じ始める。しかし、女の他殺死体が入ったトランクを、ビリーによってそうとは気づかぬうちに運ばされたため、彼は捜査一課からはずされ、閑職に左遷されてしまう。その直後、ビリーの操縦する小型飛行機が台湾で墜落したらしいという報せが届く。
一方で二村は、退職した先輩刑事からあるヴァイオリニストの養母の失踪捜査を頼まれる。ビリーの死を信じられない彼は、失踪人の捜索を進めるうちに、ふたつの事件が深いかかわりを持っていることを知るのだった・・・。

一種独特な雰囲気を持つ世紀末の横浜、横須賀を舞台に、街の人々、NHKの記者、怪しげな華僑、軍隊マフィアなどさまざまな人物が登場し、夜の街が描かれるだけでも魅力的だ。また短く切り詰めた文章と、粋で、時にはユーモラスな二村たちの会話のフレーズはクールである。

レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』の枠組みを借り、そのオマージュに満ちた、男が友と飲み、そして別れるだけの物語だが、登場人物の造形、時代背景、セリフのひとつひとつに矢作ハードボイルドのオリジナルを堪能することができる。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.31
(4pt)

待ってました!矢作ハードボイルド

’04年、「このミステリーがすごい!」国内編第4位、「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第8位に輝いた、神奈川県警の二村刑事を主人公にした、19年ぶり3作目のハードボイルドである。二村は、世紀末の6月のある日、ビリー・ルウという日系アメリカ軍パイロットと出会った。ビリーと酒を酌み交わした彼は奇妙な友情を感じ始める。しかし、女の他殺死体が入ったトランクを、ビリーによってそうとは気づかぬうちに運ばされたため、彼は捜査一課からはずされ、閑職に左遷されてしまう。その直後、ビリーの操縦する小型飛行機が台湾で墜落したらしいという報せが届く。一方で二村は、退職した先輩刑事からあるヴァイオリニストの養母の失踪捜査を頼まれる。ビリーの死を信じられない彼は、失踪人の捜索を進めるうちに、ふたつの事件が深いかかわりを持っていることを知るのだった・・・。一種独特な雰囲気を持つ世紀末の横浜、横須賀を舞台に、街の人々、NHKの記者、怪しげな華僑、軍隊マフィアなどさまざまな人物が登場し、夜の街が描かれるだけでも魅力的だ。また短く切り詰めた文章と、粋で、時にはユーモラスな二村たちの会話のフレーズはクールである。レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』の枠組みを借り、そのオマージュに満ちた、男が友と飲み、そして別れるだけの物語だが、登場人物の造形、時代背景、セリフのひとつひとつに矢作ハードボイルドのオリジナルを堪能することができる。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446
No.30
(2pt)

ページがすすまない

2005版このミス 4位
2004年文春ミステリーベスト10 7位

正直、もう少し面白いかと期待したのだが、残念ながら私の好みにはあわなかったようである。
全体として、登場人物の相関図がつかみづらい印象を受け、なかなか読書のスピードが上がらず、読破に3週を要した。
この作品は、longとwrongの違いはあるものの、読み始めればすぐに(読み始める前からでさえ)チャンドラーの「長いお別れ」へのオマージュであることは容易に想像がつく。となると、作品中の主要な謎解きについては、当然結末も予測がたってしまうわけでその部分での興味がそがれることになった。
もちろん、たとえばキングの「呪われた町」のオマージュとしてかかれた「屍鬼」のように、作品の流れがわかっていても、十分に楽しめる作品はたくさんある。しかしながら、この作品にはそのような魅力を感じなかった。
未読の方がいたら、まず、村上春樹の新訳で話題の本家・「ロング・グッドバイ」をお薦めしたい。
THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE―ロング・グッドバイ (角川文庫)より
4041616093
No.29
(2pt)

ページがすすまない

2005版このミス 4位2004年文春ミステリーベスト10 7位 正直、もう少し面白いかと期待したのだが、残念ながら私の好みにはあわなかったようである。全体として、登場人物の相関図がつかみづらい印象を受け、なかなか読書のスピードが上がらず、読破に3週を要した。この作品は、longとwrongの違いはあるものの、読み始めればすぐに(読み始める前からでさえ)チャンドラーの「長いお別れ」へのオマージュであることは容易に想像がつく。となると、作品中の主要な謎解きについては、当然結末も予測がたってしまうわけでその部分での興味がそがれることになった。もちろん、たとえばキングの「呪われた町」のオマージュとしてかかれた「屍鬼」のように、作品の流れがわかっていても、十分に楽しめる作品はたくさんある。しかしながら、この作品にはそのような魅力を感じなかった。 未読の方がいたら、まず、村上春樹の新訳で話題の本家・「ロング・グッドバイ」をお薦めしたい。
THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ Amazon書評・レビュー: THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイより
4048735446