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鎮火報 Fire's Out
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鎮火報 Fire's Outの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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大変きれいな状態で届きました。 | ||||
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消防の話と、サスペンス。本当は、もう一つの話の核心に迫りたかった。でも、とっても面白くて寝不足です。 | ||||
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熱血単細胞な消防士の成長と、外国人不法就労問題を根太く描いた社会派ミステリーです(^-^*)/ 同じく社会派ミステリーシリーズとして名作な『警官は~』シリーズを書いている著者らしく、 現実的な社会問題の扱い方や描き方は見事ですし、 消防にまつわる様々な問題の描き方も、知識として得られる様々な事柄も見事で、学びつつ楽しく読めました! ただ、『警官は~』シリーズとは異なる、体言止めを多用した文体や、 元不良の主人公の親友も不良でクールなリアリスト等の設定が、池袋ウエストゲートパークの影響を感じ、 親友の犯罪論(俺たちは限度を超えないように適度に悪さをしてたからまだマシ)は、『暴行未遂カツアゲの被害者からしたら、充分地獄に感じる犯罪であって、マシだなんて絶対に言えない』と感じて胸糞悪く、池袋ウエストゲートパークの粗悪な模倣性を少し感じたのが唯一残念でした。 でも、そこ以外は正義を問う内容も様々考えさせられる重厚な面白さで、シリーズの次作以降も楽しみです! | ||||
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消防に関係する内容の本は結構読みました、あっという間に読み終えました。 | ||||
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同じ著者で別のを読み、もったいないのでusedをさがしました、お安く買えて嬉しいです。 | ||||
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何気に買ってとても気に入っております、ありがとうございました。 | ||||
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思っていたよりもきれいな商品だった。次の機会にも利用したい。 | ||||
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身近だが、実はよく知らない「消防」の仕事について、興味深く知ることができる読み物 その意味では、とても良くできた物語である しかし、ワタシはあまり好きな小説ではなかった まず、主人公の独白というのか内省というべきなのか、とにかく体現止めの文章が読みにくい まぁ、論文ではないので倒置しようが体現止めだろうが構わないのだが、文章の末尾の多くが名刺や形容詞で終わることが多く、読み進めるのが嫌になった 次に、主人公が元不良という設定で、若かりし頃のイタズラ場面や格闘シーンの描写があるのだが、これがまたリアリティを感じられない 聞いた話をさも自分が経験してきたかのように話す、いわゆる「デビュー」って感じがする 「作家が文章を書く場合には、必ず自分で同じことを体験しろ」なんてことを言うつもりは毛頭無いが、借りてきた言葉を理解・咀嚼できずに、そのまま載せているような居心地の悪さがある ホントは詳しく知らないけれど、せっかく集めた資料や話だし、エンターテイメントに徹するためのも、出し惜しみせず全部盛っちゃえ!! 作者はそんな心境じゃなかったか? 映画製作と同じで、勿体なく思ってもいくつかの場面(エピソード)を切り捨てていけば、まとまりの良い名作になったと思う | ||||
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『ロード&ゴー』の後に読んだのだけど、比べても遜色ない作品だったと思う。 読み終わった後に「この小説のテーマって何だろう?」と考え時に頭に思い浮かんだのが、「死生観」である。 もちろん『ロード&ゴー』で感じた仕事に対する姿勢や考え方も感じることができた。 それに加えて、「一人の人間はどう生きどう死ぬのか」ということを、雄大、祐二、仁藤、小坂たちの言動を聞いた時に考えさせられた。 一人の人間が究極の状態まで追い詰められた時、何をするか分からない。 自分を追い詰めてもいけないし、他人をそんな状況に追い込んでもいけない。 それがこの作品から思い出させられたことである。 一回でも「死のう」と思ったことがある人には読んでもらいたい。 きっと悩みを解決するヒントを与えてくれると思う。 | ||||
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図書館所蔵の文庫版で読み、手元に置くならば単行本と 中古本サイトを探したのですが、見当たらず こちらで購入しました。 思いの外、綺麗で嬉しかったです。 ただ、届いたその日に、ブックオフで105円、を見つけちょっとがっかり。 | ||||
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カバーデザインに惹かれて衝動買いしてしまったが、結果的に後悔することとなった。 題材が題材だけに、説明部分が多いのは仕方ないが、登場人物の感情描写が直線的というか稚拙すぎる。 事象および感情の積み重ねを通じていかに登場人物の内面を表現していくのかが、小説家の腕の見せ所ではないのか。 良く言えば''熱血'∞'軽妙洒脱な文体'≠ナあり、昨今の流行に乗っているといえるのだろうが、私には登場人物のいずれもが軽佻浮薄にしか感じられなかった。 ある程度名の知れた執筆家であるとのことだが、この作者の本を二度と手に取ることは無いだろうと思う。 以上、酷評になってしまったが、あくまで個人の率直な感想なのでご容赦を。 | ||||
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’02年、『それでも、警官は微笑う』で、講談社が主催する新人ミステリー作家の登竜門「第25回メフィスト賞」を受賞してデビューした女性作家・日明恩(たちもりめぐみ)の2作目となる青春消防ミステリー。 ‘俺’こと大山雄大(おおやまたけひろ)は20才。身長は2メートル近く、骨格からがっしりとしてデカい。誰もが本名ではなく(ゆうだい)と呼ぶ。元不良少年だが、売り言葉に買い言葉で一念発起して高い倍率の試験に合格、1年間の研修ののち東京は赤羽台消防出張所に配属されて半年の消防士だ。なったはいいが使命感は薄い‘俺’は「楽して得するためだけに消防士になった」とうそぶき、交替勤を上がって9時5時の事務職に異動するのが夢だ。そんな‘俺’の9月の10日間を一人称で綴ったのが本書である。メインの事件は、不法滞在の外国人が暮らす古い木造アパートで連続する放火事件。入国管理局と警察の手入れが終わりかけたタイミングで火が出て、しかも消火のための放水で炎がさらに広がるという異常な火災。‘俺’はひきこもりの中年男・楠目守(くずめまもる)の情報収集能力の助けを借りて真相を探る。 憎まれ口ばかり叩く‘俺’だが、火事も事件も正面突破、実はかなり義理人情に篤く責任感のある熱いハートの持ち主として描かれ、そんな‘俺’が感動のラストに向けて、命がけの消防という仕事を通して成長してゆく。また、守をはじめ、脇を固める登場人物たちもそれぞれにキャラが立っていてユニークである。さらに消防というお仕事の裏側が克明に取材されていて、情報小説としても充実している。 本書は、「青春」+「キャラ立ち」+「成長」+「ミステリー」+「社会派」+「情報」が厚いボリュームのなかに熱くてんこ盛りになった、なんとも贅沢な作品である。 | ||||
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水をかけると燃え上がる不思議な現象。火元は老朽化した共同住宅。 住んでいたのは不法滞在の外国人。似たような火事が続けて起こり、 雄大は疑問を感じる。調べていくうちに、一連の火事の真相の陰には、 現代社会の抱える問題が横たわっていることに気づくのだが・・・。 「お前みたいなバカは消防士にはなれない!」「絶対なってやる!」 売り言葉に買い言葉。そして雄大は消防士になった。軽蔑していた父と 同じ職業に愛着など持てるはずもない。だが、いつしか雄大は消防士と いう職業に誇りを感じ始めていた。今回のできごとでは、消防士としての 自分、一人の人間としての自分・・・このはざ間で揺れ動く雄大の心情が よく描かれていた。だが、彼の取った行動があれでよかったのか?この 部分に疑問が残る。ラストはちょっとほろ苦さを感じた。消防士の仕事の 内容もよく分かり(作者さん、よくぞここまで調べました!)、まあまあ 面白い作品だった。 | ||||
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書店での「疲れたあなたに・・」という手書きPOPを見て購入を決めましたが 読んだらとまりませんでした。 消防士の職務内容については厚い知識を提供してくれるのに 主人公の軽妙さがよい対比となって 楽しませてくれます。 ああ面白かった、で終われる一冊だと思います | ||||
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やる気のない消防士・大山雄大。「たけひろ」と読むが、みな「ゆうだい」と呼ぶ。赤羽台消防出張所に勤務する20歳。早く現場を離れて、9時5時の日勤に変わりたいと願っている。管轄区内で、古いアパートで出火。放水すると爆発し、火はさらに燃え広がる――という不可解な火事が起こります。現場は不法滞在の外国人摘発の直後。警察と入国管理官が揃っていました。やる気がないのに、どんどん現場にはまり込んでいく様子を雄大の一人称で、コミカルに描きます。入管係官小坂の行動の矛盾や、火事現場での消防と警察の縄張り争いなど表面的なモチーフだけではなく、日本のなかの外国人それぞれの立場や感情、消防士の仕事まで、細かく描きながらも、物語から逸れていかない。すごい筆力!やはり消防士だった雄大の父親の死や父親が助けた子供が消防士になり、仕事に命を賭ける姿など雄大にまつわる人生の問題にも切り込んでいきます。それを泣かせる消防チームメンバー、イケテル母親、市井の哲学者である親友の裕二、優雅な引きこもり中年・守など、登場人物が多彩。夏に火事の話はちょっと暑苦しかったけれど、オモシロさで帳消し。 | ||||
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消防士だって人間だと感じる一冊。 何よりも主人公の消防士の感情描写は少し笑ってしまいます。そしてラストは抱腹絶倒、そして感動です。 ただ実際の消防活動とは違う部分もあります。 消防系のサイトで違いを確認してみてください。 | ||||
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木下慎次の「恋の炎は消さないで」など他の書籍からの引用箇所が多いのが気になる。引用箇所の再調査や解釈のずれなどにより、読んでいると疑問に思う部分も多々ある。全体を通してリアリティーある描写が多いために、逆にそんな部分で引っかかり、読みつらい部分も多かった。 | ||||
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内容は現代社会の闇を突いているが、読了感が変にすっきりするのが、この小説の新鮮さ。一昔前ならば、これが普通だったはずなのだが、最近の屈折した話に読みなれていると、意外な空気に包まれて、懐かしくさえなる。それが、この作家のキャラなのか、ずっとこの路線で行くつもりなのか、楽しみでもある。 | ||||
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外国人不法滞在の住居で起きる放火、消火するほど火の手の広がる謎。主人公の視点のため、今風の若者言葉で物語が進むので、少しライトな話に見えるが、重いテーマも持っていて、しかも暗くならない語り口は見事。脇を固めるキャラも個性的で、ラストにはホロっとさせられる場面も。 | ||||
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消防士の大山雄大は入管法違反外国人の住むアパートの火事の消火にあたり、現場で入国管理局の小坂と知り合う。またしても起こる同じような火事、消防士を描いた青春物語、軽い語り口と雄大の熱さが、ちょっとかったるかった | ||||
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