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白銀ジャック
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白銀ジャックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 21~40 2/3ページ
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東野圭吾さんだから評価が厳しくなってしまう(期待が大きいゆえ)のかもしれないけれど、 この作品は、「読んだ→面白かった→終わり」以上のものではない。 本当に面白いミステリは、トリックや犯人が分かったあとでも再読したくなるものだ。 作者渾身のトリックに気持ちよく騙される楽しみだけではなく、 小説世界にぐいぐい引き込まれる引力があって、 読みながら登場人物に感情移入でき、読後に残る「なにか」を得られてこそ、 再読に足る良質の小説だと私は思う。 この作品の場合、トリックは素晴らしいし、描写力もさすがだが、 「作者が頭で考えたトリックを物語のかたちで発表した小説」で終わってしまっている。 作者の存在を忘れてしまうほど作品世界に浸りたいのに、トリックの印象ばかりが強くて、 作者のアイデアを読んでいるというレベルから抜け出せなかった。 東野さんなら、トリックの魅力を超えて、人間ドラマのレベルまで持っていけたはず。 つぎの傑作への期待をこめて、(評価がからいけど)星3つ。 ※蛇足ながら・・・読みながら、つい、岡嶋二人の『99%の誘拐』と比べてしまった。 こちらも、ゲレンデを舞台にしたミステリ。ご都合主義的な展開もありつつ、見事に作品世界に連れていかれる。 もうなんども読んでいるけど、いまだに色あせない傑作です。 | ||||
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まず文庫本というのは価格的に手に取りやすいです。 内容はオープンしたスキー場に脅迫状が。 「ゲレンデの下に爆弾が、、、、」 どこに爆弾はあるのか? 身代金の受け渡しは? 経営陣と現場スタッフの対応は? 現場責任者を中心として話が進むので読みやすいです。 経営者と現場、そしてお客様の間で苦悩するぶぶんなど 読みやすく伝えるのは この作家さんならではでしょうか。 3/4あたりまでは、引き込まれていくのですが 最後の部分で「?」って感じです。 登場人物の心の動きが なぜ、突然そのように変化?と 思わされてしまいます。 とはいえ、さらりと読むにはいい感じです。 私自身 スキーからスノボに転向してますが、両方の 動きの差や それぞれでのイヤなところとかも読んでいて 共感できます。またゲレンデの構造も スノーボーダーの 人にとって、それは重要とか思うことでしょう。 この作家さんには期待も大きいのであえて星をヒトツ 減らした評価にさせていただきました。 | ||||
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中盤までのハラハラ感も種を明かせば盛り上がるクライマックスもなく、ラストもあっさり。残念感は拭えない。 | ||||
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容疑者Xの献身だとか、流星の絆だとか、ドラマ化されている東野圭吾を期待して読むとがっかりすると思います。 初期作品を読んでいる場合のみ「あれ、これは最近やってる出しなおしパターンのやつ?」と思えるかもしれません。 この作品は登場人物の心情などは深く書かれていません。 ベタなミステリーが読みたく、そして東野圭吾の文体の読みやすさを求めるのならばいいと思います。 文庫ということで非常に買いやすいですしね。 読書初心者にはうってつけかもしれません。 | ||||
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「圧倒的な疾走感で読者を奔走する、痛快サスペンス」と背表紙に書いてあるが、予想通りの展開ばかりで、全くハラハラしなかった。 東野氏の小説と謂えば、のっぺりとした優しい印象があり、それが彼の良さだと思っている。 この作品は東野作品の中で一番の駄作だろう。しかし、彼の人気、実力は確固たるものなので、誰も見捨てない。次回作に期待! | ||||
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後半から一気に読めました。 ゲレンデの空気感みたいなものもよく スキー場に行きたくなりました。 二人の女性が良かったし、 読後感もいい。 | ||||
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スキーリゾートに起きる脅迫事件。 設定など随所にスキー場ならではの要素があります。 ストーリー展開は、東野圭吾作品としては、平均的かなぁ。 バブル経済期のスキー場の盛況と、現在のスキー場の様子を知っている人には、 ストーリー以外に感慨深いものがあるかもしれません。 単行本発行せずに、いきなり文庫化はとっつきやすくて好感持てます。 | ||||
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東野さんってこんな軽い作品も書くの?という感じだ。 もっと精密なイメージだったので、最後の結末が結構がっかりきた。 単なる金儲けに終わることの残念と人物たちの裏の暴露が残念だった。 | ||||
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場面はずっとスキー場の為、若干途中で緩慢になる。 展開がテンポがいいのはさすがの東野圭吾で私的には グイグイ引きつけられ、楽しく読めた。 サスペンスドラマ的な感じに少々安っぽさが出てしまったが、 仕事の後等、軽く読みたい時には是非お勧め。 結果はやはり・・・という内容だったのがちょっと残念。 | ||||
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漠然と読書したいなーと思って本屋に寄ったが目当ての分野で良さそうなのは無く、 ぶらぶら回ってると発見。 新聞に載っていた「残念ながら すべてはずれている」の広告を見て すごく気になっていたので代わりに衝動買いしました。 東野圭吾の本を読むのは初めてで、すごく期待と覚悟をしていたのですが 思ったより内容は軽く、読みやすかったです。 複雑な人間関係、難解なトリック、メッセージ性、ありません。 犯人は私でも少し予想がつきましたが、真相は全然わかりませんでした。 滑ってるときはもちろん話の流れも会話中でも とにかく人の動きの描写が多く、また人物の主観的推察、観察で話が進むので 登場人物の立場になって読むと楽しめます。 スキースケボーに詳しいならもっと楽しめます。 他の方が「テレビ向き」と評価するのもよくわかります。 長編ミステリーってか、2時間のサスペンスドラマ。 むしろそんなスケールに仕上げるつもりだったのかもしれない。 事件全体を整理したり推理する文章ないし。 | ||||
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短時間でさらっと読めます。物語の結末が大方予想できたし、その通りであったことは残念でした。「秘密」や「パラレルワールドラブストーリー」のような人間ドラマもなく、個人的には好きじゃない部類に入る作品です。 | ||||
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僕は東野さんの小説が好きですが、これは普通だと思う。ストーリーが平凡で、読み終わったあと、今まで読んできた東野さんの小説で得られていた充実感というものが感じられなかった。この程度のレベルなの、と疑ってしまった。これでは、最近デビューした神崎和幸のデシートのほうが断然面白い。新人の作家でもデシートぐらいのものが書けるのだから、東野さんにはもっと頑張ってほしいと思います。 | ||||
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書店のポップで「予想しても、はずれているだろう」みたいなことが書かれているので、ひっかけのようなものがあってもどうせ違うんでしょと思ってしまいます。しかも、結末もそこまで斬新なものではなくて、ふーんって感じです。読みやすさはありますが、もの足りなさが残ります。 | ||||
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今作は東野さんサスペンス恒例の難解というよりも、時には無理やり感あふれる結末ではなく、さらっと読んでいても、目に付く伏線がちりばめられており、自然と結末を受け入れる事ができました。そういう意味では読みやすいと言えますが、人によっては、東野さんらしくない普通のサスペンスだとなるのでしょうか。個人的には逆に新鮮な感じがして満足しています。 | ||||
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ウィンタースポーツ好きの東野氏らしい、小説です。スキー、スノーボードのテクニックの詳細解説や、スキー場経営の実態把握などは、よく調べているなぁと思いました。東野氏らしい、テンポ良い展開や、ヒネリは、そこそこ効いていて、読みやすいのですが、なんとなく重みが無いので、厳しく星3つにしました。 | ||||
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うーん…みんなも書いてるようにやっぱりちょっと物足りなかったかな?話自体は楽しめる内容だったと思う。でも、なんてのかなぁ…全体的に軽い感じ?早く先が読みたい、と思うわけでもなかったしハラハラドキドキするわけでもなく。東野圭吾ってことでハードルが上がりすぎてるのかな(^^;次回作品に期待。 | ||||
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軽く読めて悪くないじゃん。皆、東野圭吾、ということで厳しいんだな、と思いながら、読み進んだが、最後まで読んだ感想は、「初めて読んだ作家だったら、特に次を読みたいとは思わないかな」ということで残念。皆さんと同じような感想になってしまいました。別に、社会性や、人間模様や、無くっても良いけど、ストレートに推理小説でも良いけど、でも、これって伏線あったんですか?推理を働かせたら謎解きが出来たんですか?最後まで読んだ今でも、純推理小説にもなってない気がするんだよね。だったとしたら、軽いエンターテイメント? | ||||
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確かに犯人、動機などは全く予想してなかった結末でしたが、最後のまとめ方が綺麗にいきすぎている、というような気もします。あとは割と単調な感じがしてしまいましたね。確かにサスペンスなどあまり読まない方には専門的なことも少なく読みやすいかもしれませんが、いつもの「東野圭吾」の物語を期待している私にとっては物足りないものでした。しかし、それだけにファンとして次の作品が楽しみになりました。それと最後にタイトルは本当、センスありますよね〜! | ||||
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スキーヤーやスノーボーダーの技やゲレンデに対する思い入れなどが細かく描写してあるのでウィンタースポーツをやる人が読むと面白いと思う。私自身はスキーやスノボーは苦手なのだが、その私が読んでも情景が目に浮かびゲレンデに行ってみたい気分になった。犯人の逃走シーンなどは映像化すると面白そうだ。ただ、東野さんにしては軽いというか少し物足りない感じがするのは否めない。それでも最後まで一気に読ませる本ではあったので、それなりに面白いとはいえると思うが。「白夜行」などの本気作品ではなく「ゲームの名は誘拐」のような娯楽小説といったかんじだ。 | ||||
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いきなり文庫というのは嬉しい限り。ただ、なんだかなぁ。。。初めから「東野圭吾」という名前に期待を持ち過ぎる私がいけないのか、ストーリー、登場人物、どれをとってもいまひとつでした。新人作家だったら許容範囲なのかもしれないですが。確かに、スラスラと最後まで一気読みさせる文章力は存在しているもののどうも物足りない。文庫の値段だから買って損したとは思わないけど、単行本(ハードカバー)の値段を出して買っていたなら正直、無駄遣いしたな、と思ってしまうレベルでした。どうも最近の作品は片手間な感じが否めず残念でならない。力のある作家さんだけに入魂の一作が読みたいです。 | ||||
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