小鳥を愛した容疑者
評判
小鳥を愛した容疑者の評価:
4.22/5点 レビュー 18件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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小鳥を愛した容疑者の評価:
4.22/5点 レビュー 18件。 B ランク
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容疑者の逮捕により,置き去りにされたペットの世話をするという,警視庁内の新設部署が舞台.
実在するのかはともかくとして,確かに起こりえる問題であり,その着眼点がまずおもしろいです.
中身の方は,四篇の連作ミステリですが,読み手が作中からヒントを拾って考えるのではなく,
登場人物のやり取りや推理の過程,その解説,はたまた動物のうんちくを楽しむといったタイプ.
表題作の小鳥(ジュウシマツ)に始まり,ヘビ,カメ,フクロウと,だんだん珍しさを増していき,
そんな彼らの世話や飼育形跡,そして生態などから,ほころびを見つけ出し,解決へ導いていきます.
また,各篇のタイトルは『○○(動物名)を愛した容疑者』と,すべて統一されているのですが,
実際,彼らを一番愛しているのは,名推理を見せる主人公の女性警察官だというのもユニークです.
元捜査一課の鬼刑事との,いわゆる凸凹コンビも楽しく,会話中心のため,気軽に読み進められます.
その反面,動物への愛情が強すぎるあまり,人命や事件を軽んじるような言動を見せることがあり,
浮き世離れしたキャラクタと言ってしまえばそれまですが,このあたりはいささか引っ掛かりました.
あと,動物にエサをやる場面で,一部ですがグロテスクな部分がありますので,苦手な方はご注意を….