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(短編集)

花火と銃声



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【この小説が収録されている参考書籍】
花火と銃声 (講談社ノベルス)
花火と銃声 (講談社文庫)

花火と銃声の評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
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No.1:
(7pt)

奇術師泡坂の独壇場

大傑作『11枚のとらんぷ』でもそうだが、奇術をミステリに絡ませた泡坂作品は、やはり物語自体に躍動感があって、しかも形式美に溢れている。
今回7作品中、表題作が最も優れていた。そのあまりにもシンプルな題名から連想される内容は、正に連想通りの展開を見せるのだが、結末はG・K・チェスタトンばりの逆説で鮮やかに決めてみせる。
あとは「虚像実像」の犯人消失ネタも捨て難いが、これはある程度の水準の奇術の知識が必要なのが残念な所だった。

Tetchy
WHOKS60S

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