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霧越邸殺人事件の評価:
6.70/10点 レビュー 20件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.70pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
傑作
発想や着眼点の奇抜さだけだったり、つまらない刺激を求めたりする小説が溢れていますが、こんなにも本格的で王道的な推理小説は久しぶりに読みました。実に面白い。かなりのボリュームですが、無駄な描写などは一切なく物語の中心を微妙にコントロールしながら、飽きさせることなく最後まで描ききっています。世界観は館シリーズに通じるものもありますが、トリックやロジックだけではない何かが漂っていて、もう一層深いストーリーになっていると感じました。惜しむべくはやはり、館の存在や現象についてですが、ご愛嬌と捉えても許される内容だったと思います。
霧越邸殺人事件の感想
「館シリーズ」に属さない「館もの」です。「館シリーズ」にお約束の叙述トリックや、大掛かりな物理トリックも登場せず、一貫して論理的な推理を展開します。綾辻氏らしい幻想的な一面も持ち合わせており、その辺りは好き嫌いがありそうですが、兎に角プロットが秀逸で、読了後非常に満足できた作品です。本家「館シリーズ」が霞むくらいの名作。 お薦めします。 ▼以下、ネタバレ感想
発想や着眼点の奇抜さだけだったり、つまらない刺激を求めたりする小説が溢れていますが、こんなにも本格的で王道的な推理小説は久しぶりに読みました。実に面白い。かなりのボリュームですが、無駄な描写などは一切なく物語の中心を微妙にコントロールしながら、飽きさせることなく最後まで描ききっています。世界観は館シリーズに通じるものもありますが、トリックやロジックだけではない何かが漂っていて、もう一層深いストーリーになっていると感じました。惜しむべくはやはり、館の存在や現象についてですが、ご愛嬌と捉えても許される内容だったと思います。